346 / 2,518
第346話 ゴーストタウン攻防戦ブレイクタイム
しおりを挟む
スカルレギオンを倒してからニ時間程経っている。休憩も終わり行動しようとしてマップ先生を確認する。
「あれ? ノーライフキングがいないんだけど」
俺がエリア掌握している範囲内にノーライフキングがいなかったのだ。外に続く通路の方は今内側から開けられないようになっているので、ゴーストタウンの方に戻ったのかな?
あのスイッチを探し当てて、配置していた腕型ゴーレムを排除したのか? マップで確認すると扉が開いていたので間違いないだろう。
「ノーライフキングはゴーストタウンに戻ってるみたいだな。それならわざわざ今日戦う必要ないよな。あの死にぞこないがわざわざ、俺たちに休憩する時間をくれるっていうんだから、遠慮なく今日は休憩しよう。
明日は少し武器の調整をしていこうか、あいつには魔法はあまり効かないから、武器に聖銀を添付してアンデッド特攻の武器にできないか試してみよう」
俺の言葉に従って行動を始める。
まだ夕食までは時間があるので、みんなでお風呂に入ろうということになった。砦であると同時にいろんな人がとどまる予定であるので、大浴場なども用意している。ここに詰める兵士と商人たちの体の垢を落とせるように、かけ流しの温泉をDPで召喚している。
ここは森の外とつながっている出入り口のある砦と、つなげられるようにしようかと思っている。もちろん行政府には何も言っていない! で、このゴーストタウンには、ディストピアの住人以外を住めるようにしようと考えている。
なぜそんなことをしようかと思っているのは、ゴーストタウンを奪取できれば、ダンマスのスキルで監視することができるのでちょうどいいかな? と、ふと思ったからだ。
果たしてどこにダンジョンコアがあるのだろうか? 探すのはノーライフキングをボコってからだけどな。
大浴場はもちろん男女別なのだが、今回は俺を含めて女性の方に入っている。男湯と女湯があるので、俺は男湯で妻たちは女湯に入るように言うと、全員が男湯で入ると言い出したのだ。
誰も入っていないとはいえ、妻を男湯に入れるのはあり得ないだろうと思い、女湯へ入るように再度言うと、俺を女湯に引きずり込んで今の状況になった。妻たちと一緒で他に誰も入っていないのに、女湯だとなんだか落ち着かない、このソワソワって何だろうな?
もちろん従魔たちも一緒に入っているので、みんなの事もきれいに洗ってあげる。相変わらずスライムたちは洗う意味があるのか疑問に思うが、一〇〇均で売っているようなナイロン製の体洗う道具を使うと、なぜか高速でプルプル震えて喜ぶんだからしょうがないよな。
今日の夕食は、丼物だった! 俺は大盛の親子丼を注文して、単品で鶏カツとキャベツの千切りを注文した。サッパリする食べ物として、サーモンと紫玉ねぎのビネガーマリネを準備してくれていた。
今日もご飯が美味い! 親子丼の出汁もうまいし、卵もうまいな。何の卵使ってるんだろうな? 濃厚で味わい深いんだよな。ダンジョン農園? 牧場? でシルキーたちが進めている家畜の品種改良によってできた何かかな?
食事も終わってすることがなくなったので、一日の疲れをとるためにみんなでストレッチを始める。以前戦闘訓練を行っているときなどは、しっかりやっていたのだが、いつ頃からだろうか、やらなくなっていたな。
みんなも体が硬くなっているようだったので、入念に行うことになった。一時間三十分ほどかけて柔軟を行うと、だいぶ体がほぐされた。ダンジョンに入る入らない戦闘の有無に関係なく、朝は柔軟をしようと話になった。
なので朝食後に三十分程ストレッチをするように決めた。
みんなとスキンシップを取りながらストレッチをしていると、程よく眠くなってきたので今日は早めに寝る事になった。ベッドを用意していなかったので、畳を敷き詰めてその上に、大量に布団を並べて思い思いの所で寝る事になった。
俺はスライムベッドにスライム枕、足が疲れていたので布団でも足の下に入れて高くしようかと考えていたら、クロが俺の体を使えと言わんばかりに尻尾を足元にもってきて、寝そべったので遠慮なく乗せさせてもらった。
お腹の上には少し大きくなってきているハクが丸まって寝始めた。モフモフもスライムクッションも味わって最強の寝床だ! 今日の俺の隣はミリーとカエデだったので、腕枕までしてもらい眠りについた。
気付いたら朝だった! ついさっき寝たつもりだったけど、気持ちよく目覚めた。というより目覚めたら気持ちよかったというべきだろうか? ミリーに抱き着かれており至高の柔らかさが、顔に当たっているのだからこういう表現になってもおかしくないよね!
みんなで新人組の持ってきてくれた食事を食べてから、昨日の話の通り食休みをはさんでストレッチを始めた。起きてからまだ時間がたってないという事もあり、体が昨日以上に硬かった。入念に筋を伸ばしてから一日が始まった。
「さて、まずは武器を少しいじろうかと思う。みんながメインに使っている武器に、聖銀の粉末を混ぜ込んだアダマンタイトでコーティングをしようと思う。みんなの武器にはもうアダマンコーティングがしてあるけど、その上にするつもりだよ。最悪表面がはがれても武器としては問題ないかなって思ってるけどどうかな?」
俺の問いかけにみんな問題がなさそうな様子で頷いていた。
「昨日の夕食前に材料は準備して混ぜてあるから、後はコーティングするだけなんだけど、さすがに何の実験もしないでみんなの武器に施すのは良くないから……よいしょっと! 俺が修行中に作った武器の中で一番性能のいい刀で実験してみるね」
みんなもクリエイトゴーレムを覚えているが、俺のように細かい造形はできないので修行中である。年齢が低い妻たちの方が、得意な様子だった。
みんながまだできないので俺が施して行く事になるのだが、まずは自分で打った刀にアダマンコーティングを施していく。カエデの作品みたいにまだ綺麗に波紋が出ていないが、それでも品質的には実用に耐えられるものだと、カエデが太鼓判を押してくれた一品だ。
次に昨日準備した聖銀の粉末+アダマンタイトを混ぜた、聖銀タイトと名付けた物をさらにコーティングしていく。
聖銀と他の金属を混ぜて合金にする事はできるのだが、アダマンタイトに限ってはクリエイトゴーレム以外で加工することができないので、粉末を混ぜ込んで聖銀の効果を出せないかと苦肉の策で作った物だ。
聖銀は特殊な金属で合金にすると、合わせた金属によって全く違う属性を帯びてしまうため、聖属性として使うためには単体か、粉末で混ぜ込む方法しか思いつかなかったんだけどな!
「ん~見た目はきれいだけど、効果はどうなんだろうな?」
マップ先生で武器のステータスをチェックしてみた。
【打刀(聖銀タイトコーティング仕様】
品質 B+
「品質はB+って、プラスってどういうことだ? 十段階だったのになんだこれ?」
しばらく話し合ったが、分かるわけがないという結論になったので放置することに決めた。
「じゃぁ試し切りをしてみようかな」
準備してあった直径ニ十センチメートル程の丸太の前に立った。抜刀の構えをして刀を振り抜く、綺麗に上下に分かれた。
妻たちからは拍手があがるが、これくらいはみんなできるだろ?
「後はアンデッドに対して効果があるかだけど、召喚して試せばいっか?」
アンデッドで一番強いやつを呼び出そうとリストを見ていると、今までに召喚できなかったスケルトンジェネラルの強化種がリストに増えていた。昨日のスカルレギオンとの戦闘のおかげかな? さっそく呼んで試してみる。
「刀の腹を押し当てただけでも、多少効果があるみたいね。シュウ、それでどこか軽く切り付けてみて!」
カエデの言葉に従って、右腕を切り付けてみると斬撃属性の攻撃に比較的強いスケルトンジェネラルの腕にひびが入った。
「聖銀だけの武器よりは効果は薄いけど、強度を考えると十分、いえ、聖銀だけの武器より使いやすいわね。鋼よりは硬いけど銀というだけあって、柔らかいんだよね。
特にSランクのノーライフキングの事を考えると強度が無いと武器が壊れる可能性も高いし、そういう意味では圧倒的にこっちの方がいいわね。ってことで、みんなの武器にも施してね」
カエデに頼まれて俺は武器にコーティングを始める。その間妻たちは召喚リストを眺めて、よさそうなものが無いか調べる事になった。
「あれ? ノーライフキングがいないんだけど」
俺がエリア掌握している範囲内にノーライフキングがいなかったのだ。外に続く通路の方は今内側から開けられないようになっているので、ゴーストタウンの方に戻ったのかな?
あのスイッチを探し当てて、配置していた腕型ゴーレムを排除したのか? マップで確認すると扉が開いていたので間違いないだろう。
「ノーライフキングはゴーストタウンに戻ってるみたいだな。それならわざわざ今日戦う必要ないよな。あの死にぞこないがわざわざ、俺たちに休憩する時間をくれるっていうんだから、遠慮なく今日は休憩しよう。
明日は少し武器の調整をしていこうか、あいつには魔法はあまり効かないから、武器に聖銀を添付してアンデッド特攻の武器にできないか試してみよう」
俺の言葉に従って行動を始める。
まだ夕食までは時間があるので、みんなでお風呂に入ろうということになった。砦であると同時にいろんな人がとどまる予定であるので、大浴場なども用意している。ここに詰める兵士と商人たちの体の垢を落とせるように、かけ流しの温泉をDPで召喚している。
ここは森の外とつながっている出入り口のある砦と、つなげられるようにしようかと思っている。もちろん行政府には何も言っていない! で、このゴーストタウンには、ディストピアの住人以外を住めるようにしようと考えている。
なぜそんなことをしようかと思っているのは、ゴーストタウンを奪取できれば、ダンマスのスキルで監視することができるのでちょうどいいかな? と、ふと思ったからだ。
果たしてどこにダンジョンコアがあるのだろうか? 探すのはノーライフキングをボコってからだけどな。
大浴場はもちろん男女別なのだが、今回は俺を含めて女性の方に入っている。男湯と女湯があるので、俺は男湯で妻たちは女湯に入るように言うと、全員が男湯で入ると言い出したのだ。
誰も入っていないとはいえ、妻を男湯に入れるのはあり得ないだろうと思い、女湯へ入るように再度言うと、俺を女湯に引きずり込んで今の状況になった。妻たちと一緒で他に誰も入っていないのに、女湯だとなんだか落ち着かない、このソワソワって何だろうな?
もちろん従魔たちも一緒に入っているので、みんなの事もきれいに洗ってあげる。相変わらずスライムたちは洗う意味があるのか疑問に思うが、一〇〇均で売っているようなナイロン製の体洗う道具を使うと、なぜか高速でプルプル震えて喜ぶんだからしょうがないよな。
今日の夕食は、丼物だった! 俺は大盛の親子丼を注文して、単品で鶏カツとキャベツの千切りを注文した。サッパリする食べ物として、サーモンと紫玉ねぎのビネガーマリネを準備してくれていた。
今日もご飯が美味い! 親子丼の出汁もうまいし、卵もうまいな。何の卵使ってるんだろうな? 濃厚で味わい深いんだよな。ダンジョン農園? 牧場? でシルキーたちが進めている家畜の品種改良によってできた何かかな?
食事も終わってすることがなくなったので、一日の疲れをとるためにみんなでストレッチを始める。以前戦闘訓練を行っているときなどは、しっかりやっていたのだが、いつ頃からだろうか、やらなくなっていたな。
みんなも体が硬くなっているようだったので、入念に行うことになった。一時間三十分ほどかけて柔軟を行うと、だいぶ体がほぐされた。ダンジョンに入る入らない戦闘の有無に関係なく、朝は柔軟をしようと話になった。
なので朝食後に三十分程ストレッチをするように決めた。
みんなとスキンシップを取りながらストレッチをしていると、程よく眠くなってきたので今日は早めに寝る事になった。ベッドを用意していなかったので、畳を敷き詰めてその上に、大量に布団を並べて思い思いの所で寝る事になった。
俺はスライムベッドにスライム枕、足が疲れていたので布団でも足の下に入れて高くしようかと考えていたら、クロが俺の体を使えと言わんばかりに尻尾を足元にもってきて、寝そべったので遠慮なく乗せさせてもらった。
お腹の上には少し大きくなってきているハクが丸まって寝始めた。モフモフもスライムクッションも味わって最強の寝床だ! 今日の俺の隣はミリーとカエデだったので、腕枕までしてもらい眠りについた。
気付いたら朝だった! ついさっき寝たつもりだったけど、気持ちよく目覚めた。というより目覚めたら気持ちよかったというべきだろうか? ミリーに抱き着かれており至高の柔らかさが、顔に当たっているのだからこういう表現になってもおかしくないよね!
みんなで新人組の持ってきてくれた食事を食べてから、昨日の話の通り食休みをはさんでストレッチを始めた。起きてからまだ時間がたってないという事もあり、体が昨日以上に硬かった。入念に筋を伸ばしてから一日が始まった。
「さて、まずは武器を少しいじろうかと思う。みんながメインに使っている武器に、聖銀の粉末を混ぜ込んだアダマンタイトでコーティングをしようと思う。みんなの武器にはもうアダマンコーティングがしてあるけど、その上にするつもりだよ。最悪表面がはがれても武器としては問題ないかなって思ってるけどどうかな?」
俺の問いかけにみんな問題がなさそうな様子で頷いていた。
「昨日の夕食前に材料は準備して混ぜてあるから、後はコーティングするだけなんだけど、さすがに何の実験もしないでみんなの武器に施すのは良くないから……よいしょっと! 俺が修行中に作った武器の中で一番性能のいい刀で実験してみるね」
みんなもクリエイトゴーレムを覚えているが、俺のように細かい造形はできないので修行中である。年齢が低い妻たちの方が、得意な様子だった。
みんながまだできないので俺が施して行く事になるのだが、まずは自分で打った刀にアダマンコーティングを施していく。カエデの作品みたいにまだ綺麗に波紋が出ていないが、それでも品質的には実用に耐えられるものだと、カエデが太鼓判を押してくれた一品だ。
次に昨日準備した聖銀の粉末+アダマンタイトを混ぜた、聖銀タイトと名付けた物をさらにコーティングしていく。
聖銀と他の金属を混ぜて合金にする事はできるのだが、アダマンタイトに限ってはクリエイトゴーレム以外で加工することができないので、粉末を混ぜ込んで聖銀の効果を出せないかと苦肉の策で作った物だ。
聖銀は特殊な金属で合金にすると、合わせた金属によって全く違う属性を帯びてしまうため、聖属性として使うためには単体か、粉末で混ぜ込む方法しか思いつかなかったんだけどな!
「ん~見た目はきれいだけど、効果はどうなんだろうな?」
マップ先生で武器のステータスをチェックしてみた。
【打刀(聖銀タイトコーティング仕様】
品質 B+
「品質はB+って、プラスってどういうことだ? 十段階だったのになんだこれ?」
しばらく話し合ったが、分かるわけがないという結論になったので放置することに決めた。
「じゃぁ試し切りをしてみようかな」
準備してあった直径ニ十センチメートル程の丸太の前に立った。抜刀の構えをして刀を振り抜く、綺麗に上下に分かれた。
妻たちからは拍手があがるが、これくらいはみんなできるだろ?
「後はアンデッドに対して効果があるかだけど、召喚して試せばいっか?」
アンデッドで一番強いやつを呼び出そうとリストを見ていると、今までに召喚できなかったスケルトンジェネラルの強化種がリストに増えていた。昨日のスカルレギオンとの戦闘のおかげかな? さっそく呼んで試してみる。
「刀の腹を押し当てただけでも、多少効果があるみたいね。シュウ、それでどこか軽く切り付けてみて!」
カエデの言葉に従って、右腕を切り付けてみると斬撃属性の攻撃に比較的強いスケルトンジェネラルの腕にひびが入った。
「聖銀だけの武器よりは効果は薄いけど、強度を考えると十分、いえ、聖銀だけの武器より使いやすいわね。鋼よりは硬いけど銀というだけあって、柔らかいんだよね。
特にSランクのノーライフキングの事を考えると強度が無いと武器が壊れる可能性も高いし、そういう意味では圧倒的にこっちの方がいいわね。ってことで、みんなの武器にも施してね」
カエデに頼まれて俺は武器にコーティングを始める。その間妻たちは召喚リストを眺めて、よさそうなものが無いか調べる事になった。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる