55 / 2,518
第55話 意外な伏兵
しおりを挟む
二個目のベースになる場所までやってきた。一個目のベースからここに来るまでに遭遇した敵は、三十二匹。昨日ここまでくる間に倒したのはバーサクベアーを含めて十七匹だった。
増えてね? 一個目の近くは減っていたのに、二個目に来るまでの魔物は増えていた。一個目付近の魔物が減ったから、移動しようとして魔物が集まってる? 近い感じがしなくもないが、減ったのがどうやって分かったのだろう?
獣道の森も亜人の森も何となくダンジョンっぽい魔物の配置だよな? いわゆるモンスターハウスと言われる魔物がひしめく部屋以外は、基本的に平均的に数が散らばってるって話だしだが。フィールドダンジョンだったりして……
ってもエリア掌握が普通にできるから、ダンジョンって線はありえないんだけどな。あのチビ神共と同類だと考えれば色々な仕掛けがあってもおかしくはないよな。
『チビじゃないって何度言えばわかるのさ!』
またチビ神がストーカーをしていたようだ。どっからどう見てもチビ神だからなお前。
『ストーカーとか失礼しちゃうわね! 私が呼んだんだから様子を見るのは当たり前でしょ!』
そうはいわれても、いつもいつもタイミングが良すぎるんだよ! ストーカー以外の何物でもないだろうが。
『た、たまたまよ! 私だっていつも暇なわけじゃないんだからね!』
いや、ツンデレとかいらねえし。ツルペタの同僚の神たちは暇すぎて俺みたいなのを呼んで楽しんでるんだろ? なのに忙しいとかイミフ!
『今は、ちっちゃいだけだもん! これからの成長に期待してなさい!』
お前が何歳か知らんけど、あきらかに俺の数十倍は生きてんだろ? もう諦めろって(哀れみの目)。それに、ロリ巨乳はバランスが悪いからやめた方がいいぞ。俺に期待しろとか意味ないしな、だって巨乳より小さめの方が好きだからな!
『ングッ……口では勝てる気がしないわね。見てなさい今に見返してやるんだからね! ブツッ』
勝手に話しかけてきて、一方的に切りやがったな。
「みんなお疲れ様、いったん夕食まで休憩してから今日は夜戦でもしてみよっか。安全を確保するために一組ずつ戦闘してもらうけど、みんなで出撃して邪魔が入りそうだったら、従魔組に外敵を排除してもらおうか。
風呂にお湯を入れてあるから、入りたい人は入ってきていいぞ。シルキーたちにはすまないが、夕食の準備を始めてもらっていいか? ついでに夜食も準備してほしい」
「了解であります! みんなは先にお風呂へ入ってきてください。戦闘をしたから汚れてますよ? ご主人様にそんな恰好で作ってお食事を出すのですか?」
シルキーたちと一緒に食事を準備しようとし始めた娘たちに、スカーレットが一言声をかけると全員がハッとした表情をして慌ててお風呂へかけ込んでいった。
「スカーレット、フォローありがとな。基本的に俺に関わることを優先するからなあの娘たちは……もうちょっと自由にのびのびしてもらいたいのは、俺のわがままなのかな?」
「ご主人様の優しさは伝わってますよ。それを踏まえたうえで、みんながご主人様に仕えてくれてるんですから喜ぶところですよ」
スカーレットの言葉を聞いて何とも言えない気持ちになった。
娘たちの風呂が終わったら、俺も風呂に入ってさっぱりするかな。そういえば、昨日はモフモフ三匹+ニコをお風呂に入れるの忘れてたな。今日は一緒に入って綺麗にしてやるか。
夜戦の時にまた汚れちゃうけど、そしたらまた入れてやればいいよな。隣に少し深めの湯船を作ってそこで洗ってやるか。
ニコは意外や意外、お風呂が気に入ったらしく屋敷にいて寝てたり訓練していないときは、結構な確率で俺とカエデ専用のお風呂かサウナに入っているのだ。
スライムがサウナに入ったら干からびねえか? お風呂入ったら溶けないか? とか思ったが、この不思議軟体生物は、サウナに入れば表面にうっすら汗の様なものが出てくるし、お風呂に入れば表面が人間の手の様にしわしわにふやけるのだけなのだ。
最初に見たときはそんな馬鹿な! って思ったが見慣れたら普通になってしまった。今となっては一緒に入るのが当たり前になっているし、体もきれいに洗ってあげるのも普通になっている。
娘たちもお風呂は気に入ったみたいで、髪の毛を洗ったり、手入れをしたりとで一時間はお風呂に入っているのは普通になっていた。さすがに年少組はそこまで長くはないが年長組は、しっかりと手入れをしているようだった。もちろん、シャンプーの他にリンス、トリートメントも用意している。
アマレロにアイスミルクティーを出してもらい、のんびりと召喚リストを見ていた。結構機械類が増えてきたような気がするな。この世界で使えないがスマホがあったり、タブレットPCも出ていた。日本にいたときにほしいなと思ってたキン○ル先生が召喚できる……
この世界じゃネットにもつなげられないから、電子書籍すら買えないよな。DPで召喚して何も入ってないものをどうすればいいんだか。電子書籍もDPで買えたりしねえかな? 10DPで交換できるし交換してしみるかな。
ぽちっとな。
キン○ル先生が出てきたが、オプションでも書籍を買えるわけではなかったので、期待せずにいじってみることにした。電波はもちろん……え? よくわからないけど電波が入っている? でも、俺が見た事のある電波の模様ではないんだよな。
ネットに繋げるようにいじってみると、ジャンルが出てきて色々な書籍データが購入できる画面に来た。好きだった漫画を見ていると三冊までは1DPとか出ていた。
このキン○ル先生は、ダンマスのスキルにつながっているようだった。俺に都合がよすぎる! どこかに落とし穴がないか心配になってくるほどだ。
とりあえず、キン○ル先生の事はこれから、ブッ君と呼ぶことにしよう。
ブッ君を新しく召喚する際にオプションに劣化防止・バッテリー容量上昇・防水加工・強度上昇・耐熱耐寒加工・容量限界上昇等々つけて召喚した。
これでお風呂の中でも問題なく本を読めるようになったのだ。
ブッ君をいじって、見たい、気になっていた漫画や小説を片っ端から購入していると一五〇〇〇DPも使用していた。マジで買いすぎた! 全部読めるかわからんな!
娘たちがお風呂から上がったので、モフモフとニコたちを綺麗にするために浴槽を増やした。ギンとクロは、かなり大きくなったので洗うのも大変だが、伏せてもらってお湯をぶっかけた後ペット用のシャンプーでくまなく洗ってやったぜ。
屋敷みたいにシャワーが無かったので、深い浴槽に入ってもらいシャンプーを落とした。何度か浴槽のお湯を張り替えて、モフモフたちを綺麗にしてあげると、浅めの方の浴槽に入って浴槽のふちに顎を乗せて気持ちよさそうな顔をしていた。
次にハクとニコを洗ってあげたが、こちらはサイズが小さいのですぐ洗い終わって一緒に浴槽につかって温まった。
増えてね? 一個目の近くは減っていたのに、二個目に来るまでの魔物は増えていた。一個目付近の魔物が減ったから、移動しようとして魔物が集まってる? 近い感じがしなくもないが、減ったのがどうやって分かったのだろう?
獣道の森も亜人の森も何となくダンジョンっぽい魔物の配置だよな? いわゆるモンスターハウスと言われる魔物がひしめく部屋以外は、基本的に平均的に数が散らばってるって話だしだが。フィールドダンジョンだったりして……
ってもエリア掌握が普通にできるから、ダンジョンって線はありえないんだけどな。あのチビ神共と同類だと考えれば色々な仕掛けがあってもおかしくはないよな。
『チビじゃないって何度言えばわかるのさ!』
またチビ神がストーカーをしていたようだ。どっからどう見てもチビ神だからなお前。
『ストーカーとか失礼しちゃうわね! 私が呼んだんだから様子を見るのは当たり前でしょ!』
そうはいわれても、いつもいつもタイミングが良すぎるんだよ! ストーカー以外の何物でもないだろうが。
『た、たまたまよ! 私だっていつも暇なわけじゃないんだからね!』
いや、ツンデレとかいらねえし。ツルペタの同僚の神たちは暇すぎて俺みたいなのを呼んで楽しんでるんだろ? なのに忙しいとかイミフ!
『今は、ちっちゃいだけだもん! これからの成長に期待してなさい!』
お前が何歳か知らんけど、あきらかに俺の数十倍は生きてんだろ? もう諦めろって(哀れみの目)。それに、ロリ巨乳はバランスが悪いからやめた方がいいぞ。俺に期待しろとか意味ないしな、だって巨乳より小さめの方が好きだからな!
『ングッ……口では勝てる気がしないわね。見てなさい今に見返してやるんだからね! ブツッ』
勝手に話しかけてきて、一方的に切りやがったな。
「みんなお疲れ様、いったん夕食まで休憩してから今日は夜戦でもしてみよっか。安全を確保するために一組ずつ戦闘してもらうけど、みんなで出撃して邪魔が入りそうだったら、従魔組に外敵を排除してもらおうか。
風呂にお湯を入れてあるから、入りたい人は入ってきていいぞ。シルキーたちにはすまないが、夕食の準備を始めてもらっていいか? ついでに夜食も準備してほしい」
「了解であります! みんなは先にお風呂へ入ってきてください。戦闘をしたから汚れてますよ? ご主人様にそんな恰好で作ってお食事を出すのですか?」
シルキーたちと一緒に食事を準備しようとし始めた娘たちに、スカーレットが一言声をかけると全員がハッとした表情をして慌ててお風呂へかけ込んでいった。
「スカーレット、フォローありがとな。基本的に俺に関わることを優先するからなあの娘たちは……もうちょっと自由にのびのびしてもらいたいのは、俺のわがままなのかな?」
「ご主人様の優しさは伝わってますよ。それを踏まえたうえで、みんながご主人様に仕えてくれてるんですから喜ぶところですよ」
スカーレットの言葉を聞いて何とも言えない気持ちになった。
娘たちの風呂が終わったら、俺も風呂に入ってさっぱりするかな。そういえば、昨日はモフモフ三匹+ニコをお風呂に入れるの忘れてたな。今日は一緒に入って綺麗にしてやるか。
夜戦の時にまた汚れちゃうけど、そしたらまた入れてやればいいよな。隣に少し深めの湯船を作ってそこで洗ってやるか。
ニコは意外や意外、お風呂が気に入ったらしく屋敷にいて寝てたり訓練していないときは、結構な確率で俺とカエデ専用のお風呂かサウナに入っているのだ。
スライムがサウナに入ったら干からびねえか? お風呂入ったら溶けないか? とか思ったが、この不思議軟体生物は、サウナに入れば表面にうっすら汗の様なものが出てくるし、お風呂に入れば表面が人間の手の様にしわしわにふやけるのだけなのだ。
最初に見たときはそんな馬鹿な! って思ったが見慣れたら普通になってしまった。今となっては一緒に入るのが当たり前になっているし、体もきれいに洗ってあげるのも普通になっている。
娘たちもお風呂は気に入ったみたいで、髪の毛を洗ったり、手入れをしたりとで一時間はお風呂に入っているのは普通になっていた。さすがに年少組はそこまで長くはないが年長組は、しっかりと手入れをしているようだった。もちろん、シャンプーの他にリンス、トリートメントも用意している。
アマレロにアイスミルクティーを出してもらい、のんびりと召喚リストを見ていた。結構機械類が増えてきたような気がするな。この世界で使えないがスマホがあったり、タブレットPCも出ていた。日本にいたときにほしいなと思ってたキン○ル先生が召喚できる……
この世界じゃネットにもつなげられないから、電子書籍すら買えないよな。DPで召喚して何も入ってないものをどうすればいいんだか。電子書籍もDPで買えたりしねえかな? 10DPで交換できるし交換してしみるかな。
ぽちっとな。
キン○ル先生が出てきたが、オプションでも書籍を買えるわけではなかったので、期待せずにいじってみることにした。電波はもちろん……え? よくわからないけど電波が入っている? でも、俺が見た事のある電波の模様ではないんだよな。
ネットに繋げるようにいじってみると、ジャンルが出てきて色々な書籍データが購入できる画面に来た。好きだった漫画を見ていると三冊までは1DPとか出ていた。
このキン○ル先生は、ダンマスのスキルにつながっているようだった。俺に都合がよすぎる! どこかに落とし穴がないか心配になってくるほどだ。
とりあえず、キン○ル先生の事はこれから、ブッ君と呼ぶことにしよう。
ブッ君を新しく召喚する際にオプションに劣化防止・バッテリー容量上昇・防水加工・強度上昇・耐熱耐寒加工・容量限界上昇等々つけて召喚した。
これでお風呂の中でも問題なく本を読めるようになったのだ。
ブッ君をいじって、見たい、気になっていた漫画や小説を片っ端から購入していると一五〇〇〇DPも使用していた。マジで買いすぎた! 全部読めるかわからんな!
娘たちがお風呂から上がったので、モフモフとニコたちを綺麗にするために浴槽を増やした。ギンとクロは、かなり大きくなったので洗うのも大変だが、伏せてもらってお湯をぶっかけた後ペット用のシャンプーでくまなく洗ってやったぜ。
屋敷みたいにシャワーが無かったので、深い浴槽に入ってもらいシャンプーを落とした。何度か浴槽のお湯を張り替えて、モフモフたちを綺麗にしてあげると、浅めの方の浴槽に入って浴槽のふちに顎を乗せて気持ちよさそうな顔をしていた。
次にハクとニコを洗ってあげたが、こちらはサイズが小さいのですぐ洗い終わって一緒に浴槽につかって温まった。
0
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
劣等生のハイランカー
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ダンジョンが当たり前に存在する世界で、貧乏学生である【海斗】は一攫千金を夢見て探索者の仮免許がもらえる周王学園への入学を目指す!
無事内定をもらえたのも束の間。案内されたクラスはどいつもこいつも金欲しさで集まった探索者不適合者たち。通称【Fクラス】。
カーストの最下位を指し示すと同時、そこは生徒からサンドバッグ扱いをされる掃き溜めのようなクラスだった。
唯一生き残れる道は【才能】の覚醒のみ。
学園側に【将来性】を示せねば、一方的に搾取される未来が待ち受けていた。
クラスメイトは全員ライバル!
卒業するまで、一瞬たりとも油断できない生活の幕開けである!
そんな中【海斗】の覚醒した【才能】はダンジョンの中でしか発現せず、ダンジョンの外に出れば一般人になり変わる超絶ピーキーな代物だった。
それでも【海斗】は大金を得るためダンジョンに潜り続ける。
難病で眠り続ける、余命いくばくかの妹の命を救うために。
かくして、人知れず大量のTP(トレジャーポイント)を荒稼ぎする【海斗】の前に不審に思った人物が現れる。
「おかしいですね、一学期でこの成績。学年主席の私よりも高ポイント。この人は一体誰でしょうか?」
学年主席であり【氷姫】の二つ名を冠する御堂凛華から注目を浴びる。
「おいおいおい、このポイントを叩き出した【MNO】って一体誰だ? プロでもここまで出せるやつはいねーぞ?」
時を同じくゲームセンターでハイスコアを叩き出した生徒が現れた。
制服から察するに、近隣の周王学園生であることは割ている。
そんな噂は瞬く間に【学園にヤバい奴がいる】と掲示板に載せられ存在しない生徒【ゴースト】の噂が囁かれた。
(各20話編成)
1章:ダンジョン学園【完結】
2章:ダンジョンチルドレン【完結】
3章:大罪の権能【完結】
4章:暴食の力【完結】
5章:暗躍する嫉妬【完結】
6章:奇妙な共闘【完結】
7章:最弱種族の下剋上【完結】
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ユニークスキルで異世界マイホーム ~俺と共に育つ家~
楠富 つかさ
ファンタジー
地震で倒壊した我が家にて絶命した俺、家入竜也は自分の死因だとしても家が好きで……。
そんな俺に転生を司る女神が提案してくれたのは、俺の成長に応じて育つ異空間を創造する力。この力で俺は生まれ育った家を再び取り戻す。
できれば引きこもりたい俺と異世界の冒険者たちが織りなすソード&ソーサリー、開幕!!
第17回ファンタジー小説大賞にエントリーしました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる