9 / 2,518
第9話 何か見つけてしまった
しおりを挟む
今の時刻は14時か。俺はマップに時間が表示されてて把握できるけどこの世界の人は大変だろうな。街へ戻りギルドに付いた俺は、受付にいたミリーへ声をかける。
「ミリーさん戻りました。何とかゴブリン討伐してこれましたよ」
「お疲れ様。じゃぁ、討伐部位を出してもらっていいですか」
「わかりました、これが今日の戦果です」
ゴブリンの討伐部位の耳が入った革袋をミリーさんへ渡す。
「え? 何匹狩ったんですか? 17匹も狩ったんですか!? シュウ君が出てからそれほど時間がたってないよね……小コロニーでもあったのかしら?」
「え? 小コロニーってなんですか?」
「あ、小コロニーっていうのは、巣ができる前にゴブリン達が集まりだした場所の事だよ。コロニーが完成すると、簡単な住居を作ったりして一気にゴブリンの数が増えるから早めに潰してもらえるとギルドとしては助かるのよね」
「そういう意味なら、小コロニーではないですよ。森の中を探し回って狩り漁っただけですよ?」
「あれ? 確か槍術士だったよね? 斥候もできるのかな? っといけない、冒険者のスキルを詮索するのはよくありませんね。森の中でよくこんなに探して倒せましたね。どんなに強くても一瞬の油断で死んでしまうんだから気を付けてくださいね」
ミリーさんに言われて気付いた! 俺、槍使いなのに索敵できるって結構注目されるスキル持ってるんじゃね? あまり目立って目をつけられるのも嫌だからもうちょっと自重しないと拙いかな……
となると、DPでだしたレアドロップで一攫千金もかなり目をつけられるよな。自分の家をもって快適空間作りはまだまだ先になりそうだ。
「そうですね、慢心しない様に気をつけないといけないですね。せっかく冒険者になったのに情けない理由で死にたくないですね。ドロップ品が出たので買取もお願いしていいですか?」
「ドロップ品も出たんですね、運が良かったんですね。クエストの報酬と一緒に精算しますので出してもらってもいいですか」
「えっと、これですね。睾丸2セットと牙2本ですね」
「……」
「何か間違ってますか?」
「あ、いえ、そうではなくて17匹でこのドロップはとても運がいいと思いまして反応に困ってしまいました」
「これって、運がいいんですね。初めてのモンスター討伐だったのでこれが普通なのかと思っていました」
「これが普通だとしたら、冒険者の皆さんがゴブリンを狩りつくしてしまいますよ。品質は問題ないようですので、ゴブリン1匹500フランの17匹と牙が1000フランが2つ、睾丸が1セット5000フランの2セットで合計20500フランですね。初心者冒険者の初めての仕事でこれだけ稼げる人はめったにいないですよ」
ここで運3セットが活躍していたことに安堵し、このまま普通に狩りしていても時間はかかるが400万フラン貯めるのも無理じゃなさそうだ。
ランクが上がってオークやオーガなども視野に入ってくれば、討伐部位でもお金は期待できるしドロップ品の値段も高くなっていくので期待がもてそうだ。
「どのくらいの稼ぎになるかわからないですが、しばらくは森でゴブリンを中心に狩っていこうかと考えてるんですがおかしいですかね?」
「駆け出し冒険者には森の中は危ないですが、シュウ君の実力があれば問題ないと思います。後、あの森にはコボルトやオークもそれなりの数が生息していますので慣れてきたからと言って油断はしないでくださいね」
「忠告ありがとうございます。それにしても人型のモンスターが多い森なんですね。獣系のモンスターはいないんですか?」
「そうですね、シュウ君の行った北の森は獣系はほとんどいません。人型のモンスターばかりなので、亜人の森なんて呼ばれていますね」
「そうだったんだ。ある程度慣れてきたら獣系とも戦って訓練しないとな」
「人型ばかりだと、それ以外への対応が難しくなりますからね。Eランクになったら、南にある獣系が多く出る獣道の森へ行ってみるのもいいかもしれませんね」
「獣道? 何か意味が違う気がするけどいいか。ランクを上げながら獣系の情報でも集めるかな。ミリーさん情報ありがとうございました。明日はそのまま亜人の森へ行って半日ほど腰を据えてみます」
「森の中は、モンスターたちの方が有利になることが多いので気を付けてくださいね」
満腹亭に戻り夕食を食べてから明日の事を考え眠りについた。
女将さんの朝食ができたという声で目が覚める。相変わらずいい匂いがしている。
今日の朝食は、サンドイッチだった。色々な野菜と鳥やハム等を挟み特性のソースがかかっている。やはり美味い。マヨネーズに近い味わいのソースだった。まぁ、卵と酢と油があればマヨネーズは作れるわけだし似たようなものがあってもおかしくないか。
おばちゃんに昼用のサンドイッチを追加で頼めないか聞いてみると、昨日のお礼のこともあるしね、と言って包んでくれた。お金を払ってでもほしかったので、俺としてはかなり得をした気分だ。お昼が楽しみである。
サンドイッチに合う飲み物を持っていけないことを悔やんでいたが、DPで飲み物を出せることに気付いたときには苦笑しか出てこなかった。
亜人の森へ到着し、改めて森を観察する。
ミリーさんの話によると直線で抜けたとして5日はかかるそうだ。かなり広大な森なのだろう。
1日の移動時間を12時間として、索敵や荷物を持ったり集団で移動したりすることを考えて、時速2キロメートルとして1日で24キロメートルで5日で120キロメートル位かな?
まったく根拠のない計算を頭でする。
日本でいえば、新宿駅から甲府駅位だろう。そう考えるとこのフレデリクのある国というか大陸はそれなりの広さがあるのだろう。
昨日探索していて気付いたが、マップの機能は掌握しているエリアのみ有効でその範囲から出てしまうと現在位置を特定できなくなってしまうようだ。
森を掌握しながら進むにしてもDPの無駄使いになってしまうので迷わないようにするにはどうしたらいいか悩みどころである。ここに来るまでに方位磁石を試してみたが、ファンタジー特有の特殊な鉱石とかのせいかクルクル回り続けてしまった。
いい案が浮かばなかったので、DPの消費が少ない方法をとることにした。街からここに来るまでの街道をエリア掌握し森の10キロメートル先まで幅1メートルで掌握した。この線を中心に探索していけば迷わずに出られるだろうと考えた。
最悪、分からなくなればコアをDPで呼び出して自分の近くを掌握すればマップに表示されるし迷わないだろうと思う。
掌握した直線の2キロメートル付近に複数のゴブリン反応があった。おそらくコロニーだろうと見当をつける。コロニーはサイズにもよるが最低でも50匹以上いて大きくなると300匹を超えると言われている。
コロニーが出来上がっていると最低でも1匹は上位種が存在していて、周りのゴブリンが普通より強くなっているらしい。
数を把握するために複数のゴブリンの反応のあるあたり一帯をエリア掌握する。コロニー内にいるゴブリンの数126匹……結構多かった。
上位種にあたるゴブリンはジェネラルが3匹いて、強化種がゴブリンソードマン7、ゴブリンナイト5、ゴブリンアーチャー4・ゴブリンマジシャン3・ゴブリンヒーラー3の22匹だった。コロニーの外にもそれなりの数がいると考えている。
ゴブリンのLvは、上位種が13で強化種が10前後だった。昨日倒した普通のゴブリンは4から7程だった。Lvだけで考えれば圧倒的に不利ではあるが、マップで位置を把握して奇襲やダンジョン操作で戦いを有利に進めれば問題なく倒せるだろう。
問題があるとすれば、コロニーをそこまでしてわざわざ潰す必要があるかどうかである。
しばらく悩み、結論を出した。ダンジョン操作はともかくとして、エリア掌握の範囲を広げて奇襲で削っていく作戦にした。保険として、槍と能力向上のスキルをLv5にして、ゴブリンを釣るために投擲スキルもLv5まで習得し、自身のLvを20まで上げた。
「ミリーさん戻りました。何とかゴブリン討伐してこれましたよ」
「お疲れ様。じゃぁ、討伐部位を出してもらっていいですか」
「わかりました、これが今日の戦果です」
ゴブリンの討伐部位の耳が入った革袋をミリーさんへ渡す。
「え? 何匹狩ったんですか? 17匹も狩ったんですか!? シュウ君が出てからそれほど時間がたってないよね……小コロニーでもあったのかしら?」
「え? 小コロニーってなんですか?」
「あ、小コロニーっていうのは、巣ができる前にゴブリン達が集まりだした場所の事だよ。コロニーが完成すると、簡単な住居を作ったりして一気にゴブリンの数が増えるから早めに潰してもらえるとギルドとしては助かるのよね」
「そういう意味なら、小コロニーではないですよ。森の中を探し回って狩り漁っただけですよ?」
「あれ? 確か槍術士だったよね? 斥候もできるのかな? っといけない、冒険者のスキルを詮索するのはよくありませんね。森の中でよくこんなに探して倒せましたね。どんなに強くても一瞬の油断で死んでしまうんだから気を付けてくださいね」
ミリーさんに言われて気付いた! 俺、槍使いなのに索敵できるって結構注目されるスキル持ってるんじゃね? あまり目立って目をつけられるのも嫌だからもうちょっと自重しないと拙いかな……
となると、DPでだしたレアドロップで一攫千金もかなり目をつけられるよな。自分の家をもって快適空間作りはまだまだ先になりそうだ。
「そうですね、慢心しない様に気をつけないといけないですね。せっかく冒険者になったのに情けない理由で死にたくないですね。ドロップ品が出たので買取もお願いしていいですか?」
「ドロップ品も出たんですね、運が良かったんですね。クエストの報酬と一緒に精算しますので出してもらってもいいですか」
「えっと、これですね。睾丸2セットと牙2本ですね」
「……」
「何か間違ってますか?」
「あ、いえ、そうではなくて17匹でこのドロップはとても運がいいと思いまして反応に困ってしまいました」
「これって、運がいいんですね。初めてのモンスター討伐だったのでこれが普通なのかと思っていました」
「これが普通だとしたら、冒険者の皆さんがゴブリンを狩りつくしてしまいますよ。品質は問題ないようですので、ゴブリン1匹500フランの17匹と牙が1000フランが2つ、睾丸が1セット5000フランの2セットで合計20500フランですね。初心者冒険者の初めての仕事でこれだけ稼げる人はめったにいないですよ」
ここで運3セットが活躍していたことに安堵し、このまま普通に狩りしていても時間はかかるが400万フラン貯めるのも無理じゃなさそうだ。
ランクが上がってオークやオーガなども視野に入ってくれば、討伐部位でもお金は期待できるしドロップ品の値段も高くなっていくので期待がもてそうだ。
「どのくらいの稼ぎになるかわからないですが、しばらくは森でゴブリンを中心に狩っていこうかと考えてるんですがおかしいですかね?」
「駆け出し冒険者には森の中は危ないですが、シュウ君の実力があれば問題ないと思います。後、あの森にはコボルトやオークもそれなりの数が生息していますので慣れてきたからと言って油断はしないでくださいね」
「忠告ありがとうございます。それにしても人型のモンスターが多い森なんですね。獣系のモンスターはいないんですか?」
「そうですね、シュウ君の行った北の森は獣系はほとんどいません。人型のモンスターばかりなので、亜人の森なんて呼ばれていますね」
「そうだったんだ。ある程度慣れてきたら獣系とも戦って訓練しないとな」
「人型ばかりだと、それ以外への対応が難しくなりますからね。Eランクになったら、南にある獣系が多く出る獣道の森へ行ってみるのもいいかもしれませんね」
「獣道? 何か意味が違う気がするけどいいか。ランクを上げながら獣系の情報でも集めるかな。ミリーさん情報ありがとうございました。明日はそのまま亜人の森へ行って半日ほど腰を据えてみます」
「森の中は、モンスターたちの方が有利になることが多いので気を付けてくださいね」
満腹亭に戻り夕食を食べてから明日の事を考え眠りについた。
女将さんの朝食ができたという声で目が覚める。相変わらずいい匂いがしている。
今日の朝食は、サンドイッチだった。色々な野菜と鳥やハム等を挟み特性のソースがかかっている。やはり美味い。マヨネーズに近い味わいのソースだった。まぁ、卵と酢と油があればマヨネーズは作れるわけだし似たようなものがあってもおかしくないか。
おばちゃんに昼用のサンドイッチを追加で頼めないか聞いてみると、昨日のお礼のこともあるしね、と言って包んでくれた。お金を払ってでもほしかったので、俺としてはかなり得をした気分だ。お昼が楽しみである。
サンドイッチに合う飲み物を持っていけないことを悔やんでいたが、DPで飲み物を出せることに気付いたときには苦笑しか出てこなかった。
亜人の森へ到着し、改めて森を観察する。
ミリーさんの話によると直線で抜けたとして5日はかかるそうだ。かなり広大な森なのだろう。
1日の移動時間を12時間として、索敵や荷物を持ったり集団で移動したりすることを考えて、時速2キロメートルとして1日で24キロメートルで5日で120キロメートル位かな?
まったく根拠のない計算を頭でする。
日本でいえば、新宿駅から甲府駅位だろう。そう考えるとこのフレデリクのある国というか大陸はそれなりの広さがあるのだろう。
昨日探索していて気付いたが、マップの機能は掌握しているエリアのみ有効でその範囲から出てしまうと現在位置を特定できなくなってしまうようだ。
森を掌握しながら進むにしてもDPの無駄使いになってしまうので迷わないようにするにはどうしたらいいか悩みどころである。ここに来るまでに方位磁石を試してみたが、ファンタジー特有の特殊な鉱石とかのせいかクルクル回り続けてしまった。
いい案が浮かばなかったので、DPの消費が少ない方法をとることにした。街からここに来るまでの街道をエリア掌握し森の10キロメートル先まで幅1メートルで掌握した。この線を中心に探索していけば迷わずに出られるだろうと考えた。
最悪、分からなくなればコアをDPで呼び出して自分の近くを掌握すればマップに表示されるし迷わないだろうと思う。
掌握した直線の2キロメートル付近に複数のゴブリン反応があった。おそらくコロニーだろうと見当をつける。コロニーはサイズにもよるが最低でも50匹以上いて大きくなると300匹を超えると言われている。
コロニーが出来上がっていると最低でも1匹は上位種が存在していて、周りのゴブリンが普通より強くなっているらしい。
数を把握するために複数のゴブリンの反応のあるあたり一帯をエリア掌握する。コロニー内にいるゴブリンの数126匹……結構多かった。
上位種にあたるゴブリンはジェネラルが3匹いて、強化種がゴブリンソードマン7、ゴブリンナイト5、ゴブリンアーチャー4・ゴブリンマジシャン3・ゴブリンヒーラー3の22匹だった。コロニーの外にもそれなりの数がいると考えている。
ゴブリンのLvは、上位種が13で強化種が10前後だった。昨日倒した普通のゴブリンは4から7程だった。Lvだけで考えれば圧倒的に不利ではあるが、マップで位置を把握して奇襲やダンジョン操作で戦いを有利に進めれば問題なく倒せるだろう。
問題があるとすれば、コロニーをそこまでしてわざわざ潰す必要があるかどうかである。
しばらく悩み、結論を出した。ダンジョン操作はともかくとして、エリア掌握の範囲を広げて奇襲で削っていく作戦にした。保険として、槍と能力向上のスキルをLv5にして、ゴブリンを釣るために投擲スキルもLv5まで習得し、自身のLvを20まで上げた。
1
お気に入りに追加
454
あなたにおすすめの小説
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
【完結】【勇者】の称号が無かった美少年は王宮を追放されたのでのんびり異世界を謳歌する
雪雪ノ雪
ファンタジー
ある日、突然学校にいた人全員が【勇者】として召喚された。
その召喚に巻き込まれた少年柊茜は、1人だけ【勇者】の称号がなかった。
代わりにあったのは【ラグナロク】という【固有exスキル】。
それを見た柊茜は
「あー....このスキルのせいで【勇者】の称号がなかったのかー。まぁ、ス・ラ・イ・厶・に【勇者】って称号とか合わないからなぁ…」
【勇者】の称号が無かった柊茜は、王宮を追放されてしまう。
追放されてしまった柊茜は、特に慌てる事もなくのんびり異世界を謳歌する..........たぶん…....
主人公は男の娘です 基本主人公が自分を表す時は「私」と表現します
幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
ファンタジー
『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
ギルドから追放された実は究極の治癒魔法使い。それに気付いたギルドが崩壊仕掛かってるが、もう知らん。僕は美少女エルフと旅することにしたから。
yonechanish
ファンタジー
僕は治癒魔法使い。
子供の頃、僕は奴隷として売られていた。
そんな僕をギルドマスターが拾ってくれた。
だから、僕は自分に誓ったんだ。
ギルドのメンバーのために、生きるんだって。
でも、僕は皆の役に立てなかったみたい。
「クビ」
その言葉で、僕はギルドから追放された。
一人。
その日からギルドの崩壊が始まった。
僕の治癒魔法は地味だから、皆、僕がどれだけ役に立ったか知らなかったみたい。
だけど、もう遅いよ。
僕は僕なりの旅を始めたから。
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ごめんみんな先に異世界行ってるよ1年後また会おう
味噌汁食べれる
ファンタジー
主人公佐藤 翔太はクラスみんなより1年も早く異世界に、行ってしまう。みんなよりも1年早く異世界に行ってしまうそして転移場所は、世界樹で最強スキルを実でゲット?スキルを奪いながら最強へ、そして勇者召喚、それは、クラスのみんなだった。クラスのみんなが頑張っているときに、主人公は、自由気ままに生きていく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる