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コメディー(軽いもの)
落ち込むとIQが上がる男
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俺は出世コースに乗ったとしてエリート部署に配属された。
さすがエリートと言うところか、皆やる気に溢れてキビキビと働いている。
しかし。
一人、ボーッとした奴がいるんだよな。
そこで休憩室でたばこを吸っているとき、
「Aさんて何か、あまりこの部署らしくない人すね?」
と俺は上司に聞いてみた。
先輩の愚痴を言うものではないとわかっているが、気の置けない親しみやすい上司なので悪く取られないのではないかと思ったのだ。
「もしかしてコネすか?」
とまで言ってしまったが。
上司は俺の陰口に気を悪くした様子も見せず、ただ可笑しそうな顔をして、
「いや、Aくんはね。
実はすごいアイディアマンなんだよ!」
「へぇ~」
と俺は疑わしげに相槌を打った。
「そんなアイディアを言っているところ、まだ見たことないすけどね」
「それがね……。
一年に数回、すごいアイディアを出すくらいなんだね」
「それで……この部署に配属すか?」
「そのアイディアがすごいもんでね」
「へぇ……」
そこまで見込まれるなんて、ちょっと見直してしまい、
「いつ、Aさんのその『すごいアイディア』見られるんすかね?」
と聞くと、上司は曖昧な笑みを漏らし、
「それがね~。なかなかね……」
「ある日突然閃くんすか?」
「うん」
と言うと上司はニヤニヤしながら、
「彼はね、『落ち込むとIQが上がる男』なんだよ」
「えっ?」
冗談かと思い聞き返したが、上司は同じ意味のことを言い直した。
「落ち込んだときに、すごいアイディアを出すんだね、Aくんは。
『落ち込んだときが彼の独壇場』なんだよ」
何だそりゃ。
と俺は呆気に取られてしまった。
※※※
何でも『窮鼠猫を噛む』みたいな感じで、Aさんは危機的状況――と言うか落ち込んでいる状況――でこそ力を発揮するらしい。
まあ脳の仕組み的にわからないでもないが……。
普段ボーッとしている奴がそこまで変わるものだろうか?
と思いつつこっそりAさんを盗み見ていると――俺とAさんのデスクはまあまあ近い――、彼は俺の視線に気付いたのかこちらを見てきて、目が合うと話しかけてきた。
「今日コンビニで『プレミアムパフェプリン』を買ったんだよ」
「そうすか」
「なかなかお目にかかれないんだよね。
すぐに売り切れちゃうから。
昼に食べるつもりなんだけど、楽しみだなあ」
「それは楽しみすね」
と反射的な返答をしてから、ピンと閃いた。
その『プレミアムパフェプリン』、Aさんが昼休みに食べようとしたとき冷蔵庫から消えていたら、彼は落ち込むのではないか?
と思った俺は早速Aさんに気付かれないようこっそり冷蔵庫に行くと、『プレミアムパフェプリン』を探して取り出し隣の部署の冷蔵庫に移動させてしまった。
そして昼休み。
Aさんがニコニコした顔で冷蔵庫に近付くのをじぃっと観察していると。
Aさんは緩んだ表情で冷蔵庫を開き。
ハッ! と目を見開き。
首をかしげ、ひねり……。
しばらく冷蔵庫の前でゴソゴソした後。
冷蔵庫の扉を閉じた。
「どうしたんだね?」
と近くでコーヒーを飲んでいた上司がAさんに声をかけると、
「えっと……別に大したことじゃないんですけど。
ただ、ちょっと僕のプリンがないんです」
とAさんは曖昧な微笑みを浮かべながら答えた。
すると上司は
「お~い。誰かAくんのプリン知らんかね?」
と部署の皆に聞く。
まさかこんなセリフをエリート部署で上司の口から聞くとはな。
するとAさんは慌てた調子で、上司に両手の平を向け横に振る。
「いいんです、いいんです。
きっと誰かが間違えて僕のプリンを食べちゃっただけでしょう。
その人が美味しかったらそれでいいんです」
とニコニコ言うAさん。
どうやら落ち込んでいないようだ。
プリンごときじゃ落ち込まないか、と観察していると。
上司が近付いてきて俺を休憩室へ連れ出すと真面目な顔を向けて言うことには、
「まさか君がプリンを隠したんじゃないだろうね?」
「えっと……」
「君に『Aくんは落ち込んだとき力を発揮する』と言った日に、Aくんのプリンがなくなった。
犯人は君の可能性が高いように思える」
ずいぶん飛躍的論理するじゃないか。
合っているけど。
「そうっす」
と俺は仕方なく白状した。
「Aさんが落ち込むところが見たくて……。
プリンを隣の部署の冷蔵庫に移動したっす」
「だと思ったよ。しかしね……」
上司は首を横に振り振り言った。
「Aくんは人格者だ。
純粋な悪意すら、悪意と解釈しない楽観的お人好しだ。
そしてメンタルも強い。
余程のことがない限り、簡単に落ち込まないから。
こんな小手先の嫌がらせのようなことは、やめるように」
「そうなんすか……」
俺は反省の素振りを見せつつ、聞いてみた。
「じゃあ。
どんなときAさんは落ち込むんすか?」
「前落ち込んだときは、アイドルが突然引退宣言したときだったなあ……」
アイドル引退で落ち込んだのが最近の落ち込みとな。
なかなかリアルでは充実した生活を送っているのか。
地味な抑揚のない人生を送っているのか。
人格者でメンタルが強いから、何事もあまり落ち込まないのか。
「アイドル引退級の落ち込みを君が生み出せるわけないだろ?
君、Aくんを落ち込ませようなど無駄な努力をしないように」
「わかりました……」
俺はAさんを落ち込ませることはあきらめて、Aさんが落ち込むときをただ待つことにした。
プリンは隣の部署の冷蔵庫から元あった場所へ、ちゃんと返して置いた。
※※※
その後Aさんが落ち込むのを見たのは、俺がプリンを冷蔵庫に返してからしばらく後のことだった。
3時頃、Aさんは冷蔵庫近くの小キッチンでコーヒーを淹れていたのだが、冷蔵庫を開けて、
「あっ」
と小さく声を漏らし。
嬉しそうな顔でプリンを取り出した。
『あった~(はーと)』
と言う顔をしてやがる。
ウザイと見るかカワイイと見るか、意見が分かれそうなところだ、と思いつつ、Aさんの様子を見守ると。
「あっ……」
Aさんは
『何故そこで躓(つまづ)くか?』
と言うところで躓き――ウザイと見るかカワイイと見るか、意見が分かれそうなところだ――、プリンを床に落とした。
プリンは容器から飛び出し、床にベッチョリぶちまけられた。
「ああ……ぁぁ……」
とAさんの悲痛なうめき声が小さく聞こえてくる。俺のデスクまで。
その後掃除を済ませ机に戻ったAさんは俺に弱々しい微笑みを向けて、
「誰にも食べられず『プレミアムパフェプリン』が生を終えるなんてことがあるとはね……。
僕は何てことをしてしまったんだろう……。
冒涜だね」
とつぶやくと首を横に振り、ため息を吐いた。
もしかして落ち込んでいる?
とゴクリとAさんの様子を見守っていると。
彼は突然バリバリと仕事をし始めて……。
皆『おお……!』と言うキラキラした顔で、静かにAさんの仕事ぶりに注目した。
俺もAさんの豹変に驚きつつも。
しかし、
『プリンで?』
と言うモヤモヤが拭いきれずにいた。
アイドルの引退級の落ち込みをプリンを落としたことでしたの?(本当にメンタル強いの?)
バカなのか。
それとも『おじゃる○』転生(?)なのか……。
しかし落ち込んだAさんのIQは確かに上がったようで、その後彼はすごいアイディアを提出し、俺は格の違いを思い知らされたのだった。
Aさんはバカじゃなかった。
でもバカ。
その後、俺は上司に褒められた。
「よくプリンを隠してくれた!
君がプリンを隠してくれたからこそ、プリンは床に落ちたのだ」
などと。(哀れなプリン……)
まさかこんなセリフをエリート部署で上司の口から聞くとはな。
それに先程と言っていること違くないか?
と思いつつ、俺はAさんを尊敬し始めたし、この部署が前より好きになった気がした。
〈終〉
さすがエリートと言うところか、皆やる気に溢れてキビキビと働いている。
しかし。
一人、ボーッとした奴がいるんだよな。
そこで休憩室でたばこを吸っているとき、
「Aさんて何か、あまりこの部署らしくない人すね?」
と俺は上司に聞いてみた。
先輩の愚痴を言うものではないとわかっているが、気の置けない親しみやすい上司なので悪く取られないのではないかと思ったのだ。
「もしかしてコネすか?」
とまで言ってしまったが。
上司は俺の陰口に気を悪くした様子も見せず、ただ可笑しそうな顔をして、
「いや、Aくんはね。
実はすごいアイディアマンなんだよ!」
「へぇ~」
と俺は疑わしげに相槌を打った。
「そんなアイディアを言っているところ、まだ見たことないすけどね」
「それがね……。
一年に数回、すごいアイディアを出すくらいなんだね」
「それで……この部署に配属すか?」
「そのアイディアがすごいもんでね」
「へぇ……」
そこまで見込まれるなんて、ちょっと見直してしまい、
「いつ、Aさんのその『すごいアイディア』見られるんすかね?」
と聞くと、上司は曖昧な笑みを漏らし、
「それがね~。なかなかね……」
「ある日突然閃くんすか?」
「うん」
と言うと上司はニヤニヤしながら、
「彼はね、『落ち込むとIQが上がる男』なんだよ」
「えっ?」
冗談かと思い聞き返したが、上司は同じ意味のことを言い直した。
「落ち込んだときに、すごいアイディアを出すんだね、Aくんは。
『落ち込んだときが彼の独壇場』なんだよ」
何だそりゃ。
と俺は呆気に取られてしまった。
※※※
何でも『窮鼠猫を噛む』みたいな感じで、Aさんは危機的状況――と言うか落ち込んでいる状況――でこそ力を発揮するらしい。
まあ脳の仕組み的にわからないでもないが……。
普段ボーッとしている奴がそこまで変わるものだろうか?
と思いつつこっそりAさんを盗み見ていると――俺とAさんのデスクはまあまあ近い――、彼は俺の視線に気付いたのかこちらを見てきて、目が合うと話しかけてきた。
「今日コンビニで『プレミアムパフェプリン』を買ったんだよ」
「そうすか」
「なかなかお目にかかれないんだよね。
すぐに売り切れちゃうから。
昼に食べるつもりなんだけど、楽しみだなあ」
「それは楽しみすね」
と反射的な返答をしてから、ピンと閃いた。
その『プレミアムパフェプリン』、Aさんが昼休みに食べようとしたとき冷蔵庫から消えていたら、彼は落ち込むのではないか?
と思った俺は早速Aさんに気付かれないようこっそり冷蔵庫に行くと、『プレミアムパフェプリン』を探して取り出し隣の部署の冷蔵庫に移動させてしまった。
そして昼休み。
Aさんがニコニコした顔で冷蔵庫に近付くのをじぃっと観察していると。
Aさんは緩んだ表情で冷蔵庫を開き。
ハッ! と目を見開き。
首をかしげ、ひねり……。
しばらく冷蔵庫の前でゴソゴソした後。
冷蔵庫の扉を閉じた。
「どうしたんだね?」
と近くでコーヒーを飲んでいた上司がAさんに声をかけると、
「えっと……別に大したことじゃないんですけど。
ただ、ちょっと僕のプリンがないんです」
とAさんは曖昧な微笑みを浮かべながら答えた。
すると上司は
「お~い。誰かAくんのプリン知らんかね?」
と部署の皆に聞く。
まさかこんなセリフをエリート部署で上司の口から聞くとはな。
するとAさんは慌てた調子で、上司に両手の平を向け横に振る。
「いいんです、いいんです。
きっと誰かが間違えて僕のプリンを食べちゃっただけでしょう。
その人が美味しかったらそれでいいんです」
とニコニコ言うAさん。
どうやら落ち込んでいないようだ。
プリンごときじゃ落ち込まないか、と観察していると。
上司が近付いてきて俺を休憩室へ連れ出すと真面目な顔を向けて言うことには、
「まさか君がプリンを隠したんじゃないだろうね?」
「えっと……」
「君に『Aくんは落ち込んだとき力を発揮する』と言った日に、Aくんのプリンがなくなった。
犯人は君の可能性が高いように思える」
ずいぶん飛躍的論理するじゃないか。
合っているけど。
「そうっす」
と俺は仕方なく白状した。
「Aさんが落ち込むところが見たくて……。
プリンを隣の部署の冷蔵庫に移動したっす」
「だと思ったよ。しかしね……」
上司は首を横に振り振り言った。
「Aくんは人格者だ。
純粋な悪意すら、悪意と解釈しない楽観的お人好しだ。
そしてメンタルも強い。
余程のことがない限り、簡単に落ち込まないから。
こんな小手先の嫌がらせのようなことは、やめるように」
「そうなんすか……」
俺は反省の素振りを見せつつ、聞いてみた。
「じゃあ。
どんなときAさんは落ち込むんすか?」
「前落ち込んだときは、アイドルが突然引退宣言したときだったなあ……」
アイドル引退で落ち込んだのが最近の落ち込みとな。
なかなかリアルでは充実した生活を送っているのか。
地味な抑揚のない人生を送っているのか。
人格者でメンタルが強いから、何事もあまり落ち込まないのか。
「アイドル引退級の落ち込みを君が生み出せるわけないだろ?
君、Aくんを落ち込ませようなど無駄な努力をしないように」
「わかりました……」
俺はAさんを落ち込ませることはあきらめて、Aさんが落ち込むときをただ待つことにした。
プリンは隣の部署の冷蔵庫から元あった場所へ、ちゃんと返して置いた。
※※※
その後Aさんが落ち込むのを見たのは、俺がプリンを冷蔵庫に返してからしばらく後のことだった。
3時頃、Aさんは冷蔵庫近くの小キッチンでコーヒーを淹れていたのだが、冷蔵庫を開けて、
「あっ」
と小さく声を漏らし。
嬉しそうな顔でプリンを取り出した。
『あった~(はーと)』
と言う顔をしてやがる。
ウザイと見るかカワイイと見るか、意見が分かれそうなところだ、と思いつつ、Aさんの様子を見守ると。
「あっ……」
Aさんは
『何故そこで躓(つまづ)くか?』
と言うところで躓き――ウザイと見るかカワイイと見るか、意見が分かれそうなところだ――、プリンを床に落とした。
プリンは容器から飛び出し、床にベッチョリぶちまけられた。
「ああ……ぁぁ……」
とAさんの悲痛なうめき声が小さく聞こえてくる。俺のデスクまで。
その後掃除を済ませ机に戻ったAさんは俺に弱々しい微笑みを向けて、
「誰にも食べられず『プレミアムパフェプリン』が生を終えるなんてことがあるとはね……。
僕は何てことをしてしまったんだろう……。
冒涜だね」
とつぶやくと首を横に振り、ため息を吐いた。
もしかして落ち込んでいる?
とゴクリとAさんの様子を見守っていると。
彼は突然バリバリと仕事をし始めて……。
皆『おお……!』と言うキラキラした顔で、静かにAさんの仕事ぶりに注目した。
俺もAさんの豹変に驚きつつも。
しかし、
『プリンで?』
と言うモヤモヤが拭いきれずにいた。
アイドルの引退級の落ち込みをプリンを落としたことでしたの?(本当にメンタル強いの?)
バカなのか。
それとも『おじゃる○』転生(?)なのか……。
しかし落ち込んだAさんのIQは確かに上がったようで、その後彼はすごいアイディアを提出し、俺は格の違いを思い知らされたのだった。
Aさんはバカじゃなかった。
でもバカ。
その後、俺は上司に褒められた。
「よくプリンを隠してくれた!
君がプリンを隠してくれたからこそ、プリンは床に落ちたのだ」
などと。(哀れなプリン……)
まさかこんなセリフをエリート部署で上司の口から聞くとはな。
それに先程と言っていること違くないか?
と思いつつ、俺はAさんを尊敬し始めたし、この部署が前より好きになった気がした。
〈終〉
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