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第十一話 拗れた想い
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理解が追い付かいというのはこういう事なのだろう。
昨夜も突拍子の無い話を聞かされ頭が追い付かなかったが、今回はそんなもの比較にならないほどだ。
私は今、体を何かに拘束され身動きが取れなくなっている。
両手両足をベッドに縫い付けられるように縛られ、口さえも覆われ悲鳴を出す事さえ叶わない。
「ごめんねエーナ、苦しいよね?
でもエーナがいけないんだよ。
アメリーの言うことばっかり聞いて、私の言う事は全然きいてくれないんだもの」
そう喋りながらこちらのを見るウルの顔は……普通ではなかった。
先程までは泣き出しそうな表情は一転して満面の笑みを浮かべている。けれどその笑顔から感じられるのは明るさではなく、どこか暗く悍ましさを感じるちぐはぐとした印象を与えてくるものだ。
「すごいでしょそれ?。
そんな風に相手を縛って動けなくする魔法なんだって。
申し訳ないけど準備が整うまで暫くそのままそこで待っていてね」
その言葉に私は耳を疑う。
魔法?いま魔法って言った?
理解できない思考へさらに追い打ちがかかる。
「あ!今エーナ、嘘!?って思った顔したでしょ?
それはびっくりするよね、だって私が魔法を使ったんだもの」
ウルはあははと声高く笑いならそうだよねと納得したかのように手を合わせている。
「エーナはずっとこの村にいたから知らないだろうけど、今は魔法の勉強なんてしなくても、普通の人だって魔法を使う方法があるのよ。ほら、これ見て」
ウルは知らぬ間に手に持っていた紫黒の細長く薄い箱のようなものを見せつける。
箱の表面には謎の紋様と奇妙な文字の様なものが刻まれている。
その文字を見てふと昨日同じようなものを見たことを思い出す。
(アピロさんから渡された指輪に刻まれてた文字と似ている……)
それは昨夜訪ねてきたアピロという魔法使いから渡された指輪に刻まれていたものとよく似ていた。つまりウルが手に持っているそれは魔法に関係しているという事。
「これを手に入れるのには中々苦労したのよ。私も仕組みは知らないんだけど、これを持って使いたい魔法を念じるとその魔法が使えるみたいなの、今エーナにしているみたいね。凄いでしょこれ?ほら、こんな風に」
その言葉と共に私の口を覆っていた影のような何かが消えた。
「ウル!!どうしてこんな事するの!?」
声を出せるようになった私は魔法の事などよりも、何故こんな事をしたのかという事に対しての疑問が真っ先に口から飛び出した。
「どうしてって、さっきも言ったじゃない?
私の言う事は全然きいてくれない癖に、アメリーの言う事ばっかり聞くんだもん。
私はね、アメリーなんかよりもずっとエーナの事を大切に思ってるし、エーナの事が心配なの。だからエーナが夢を叶えられてそれを見守れるように、私はあの条件を出したのよ」
ウルは恥ずかしそうに照れ隠ししながらもじもじと指を合わせながらそう口にする。
「だからさっき言ったじゃない、自分の事も決められない私が他人の世話するなんて……」
「どうせそれもアメリーの受け売りなんでしょう?」
そういう彼女の表情はさっきとはまた一変し笑顔ではなくこちらを冷たく見下ろす暗い表情へと変化していた。
「アメリーからそう断れって言われたんでしょ?
そう言い方じゃなくても、いろいろ吹き込まれたんだろうけど。
まったくアメリーもアメリーよね、王都でもこっちでも、いつもいつも私の邪魔ばっかりして……」
彼女は苦虫を嚙み潰したような顔になりぶつぶつとアメリーへの不満を吐き出した。
やはりウルとアメリーの間では私の知らない所で何かがあったようだ。
「まあそんなことは今はどうでもいいのよ。
とにもかくにも、あの女に要らない入れ知恵をされてるエーナの言葉なんて本心かどうかもわかったもんじゃないもの。だから少し荒っぽいやり方になっちゃうけど、エーナは私と一緒に無理にでも来てもらうわ。まず一度王都での生活を体験しましょう!そうしたらきっとエーナも私の提案の良さがわかってもらえるわ!」
「ちょっとウル、いい加減にして!
確かにアメリーには相談したけど、別に変な入れ知恵もされていないし、いろいろ考えて自分で出した答えなの。お願いだから私を離……」
そう口にしようとした瞬間、再び謎の影が私の口を塞ぐように現れその声を遮る。
「それは無理よ。エーナは自分で考えてるって思ってるかもしれないけど、あの女の毒はそう簡単に抜けるものじゃないもの。だから一度毒が抜けきるまで待たないと。でも安心して、エーナが本心からの答えを出せるまで私がちゃんと向こうで面倒を見てあげるから」
そう言って笑う彼女にはもはや私の言葉は届かない。
何を言っても彼女は私を王都へと連れて行く気なのだ。
「とりあえずエーナには悪いのだけど、私はこの後村のみんなへの最後の挨拶にいかないといけないから暫くはそこでそのままにしておいてね。あ、ちゃんとエーナが村から出ていくことも伝えておくから大丈夫よ。戻ってきたらまた今後の事をお話しましょうね!」
バイバイと手を振り、ウルは部屋を後にしす。
その後、カチャリというドアの鍵をかけ使用人を呼ぶウルの声を最後に部屋に響く音は無くなった。
私はどうにかこの拘束から逃れようと体をねじるように動かしてみるなどいろいろ試してみるかが多少ベッドが軋むだけで全く外れそうにない。
声を出してどうにか助けが呼べないか試しても見るがやはり口から声が漏れることはなくただ無駄に大量を消耗するだけだ。
静けさに包まれた部屋で一人大きなベットに拘束され、ウルの帰りを待つ事しか最早ないのだ。どうにか動けないか再度もがいてみるがやはり腕も足もびくともしない。
もはや打つ手がない。
抵抗する事を諦め、私は脱力し体のすべてをベットへ預ける事しかできない。
今までのウルとの会話で彼女が今普通の精神状態であるようには思えない。
となれば、この部屋に彼女が戻ってこればあの謎の黒い道具で王都へ連れていくために何かしらの、例えば彼女の命令を聞かなければならないような魔法があって、それを私にかけてくるのかもしれない。
そうなってしまえば私はもう抵抗する事もできずにそのまま王都へと連れていかれてしまうだろう。
(どうしたらいいのよ……)
何もできず、怯えて待つことしかできない状況に瞳から涙が零れる。
そうしてもはや考える事ともやめ目を伏せようとした時だった。
「ふむ、どうやら面倒な事に巻き込まれているようですね」
突然聞こえてきた人の声に思わず目を見開く。
どうにか起こせるだけ体と首を起こし部屋を見渡すが部屋の扉は開いておらずどこにも人影はない。
(幻聴……?)
そう思っているとコンコンコンと何かを叩く音が部屋に響いた。
音の方向へと顔を向けると、そこにはこの部屋にある唯一窓があった。
そしてその窓の向こうの縁には知らぬ間に一羽の大きな黒いカラスが止まっており
その黒い瞳がこちらを見据えているの。
そしてそのカラスの開いた嘴から漏れたのは聞きなれた鳴き声などではなく
落ち着いた、どこかで聞き覚えのある一人の男性の声だった。
「こんにちはエーナ様、どうやらお困りの様子ですね?」
昨夜も突拍子の無い話を聞かされ頭が追い付かなかったが、今回はそんなもの比較にならないほどだ。
私は今、体を何かに拘束され身動きが取れなくなっている。
両手両足をベッドに縫い付けられるように縛られ、口さえも覆われ悲鳴を出す事さえ叶わない。
「ごめんねエーナ、苦しいよね?
でもエーナがいけないんだよ。
アメリーの言うことばっかり聞いて、私の言う事は全然きいてくれないんだもの」
そう喋りながらこちらのを見るウルの顔は……普通ではなかった。
先程までは泣き出しそうな表情は一転して満面の笑みを浮かべている。けれどその笑顔から感じられるのは明るさではなく、どこか暗く悍ましさを感じるちぐはぐとした印象を与えてくるものだ。
「すごいでしょそれ?。
そんな風に相手を縛って動けなくする魔法なんだって。
申し訳ないけど準備が整うまで暫くそのままそこで待っていてね」
その言葉に私は耳を疑う。
魔法?いま魔法って言った?
理解できない思考へさらに追い打ちがかかる。
「あ!今エーナ、嘘!?って思った顔したでしょ?
それはびっくりするよね、だって私が魔法を使ったんだもの」
ウルはあははと声高く笑いならそうだよねと納得したかのように手を合わせている。
「エーナはずっとこの村にいたから知らないだろうけど、今は魔法の勉強なんてしなくても、普通の人だって魔法を使う方法があるのよ。ほら、これ見て」
ウルは知らぬ間に手に持っていた紫黒の細長く薄い箱のようなものを見せつける。
箱の表面には謎の紋様と奇妙な文字の様なものが刻まれている。
その文字を見てふと昨日同じようなものを見たことを思い出す。
(アピロさんから渡された指輪に刻まれてた文字と似ている……)
それは昨夜訪ねてきたアピロという魔法使いから渡された指輪に刻まれていたものとよく似ていた。つまりウルが手に持っているそれは魔法に関係しているという事。
「これを手に入れるのには中々苦労したのよ。私も仕組みは知らないんだけど、これを持って使いたい魔法を念じるとその魔法が使えるみたいなの、今エーナにしているみたいね。凄いでしょこれ?ほら、こんな風に」
その言葉と共に私の口を覆っていた影のような何かが消えた。
「ウル!!どうしてこんな事するの!?」
声を出せるようになった私は魔法の事などよりも、何故こんな事をしたのかという事に対しての疑問が真っ先に口から飛び出した。
「どうしてって、さっきも言ったじゃない?
私の言う事は全然きいてくれない癖に、アメリーの言う事ばっかり聞くんだもん。
私はね、アメリーなんかよりもずっとエーナの事を大切に思ってるし、エーナの事が心配なの。だからエーナが夢を叶えられてそれを見守れるように、私はあの条件を出したのよ」
ウルは恥ずかしそうに照れ隠ししながらもじもじと指を合わせながらそう口にする。
「だからさっき言ったじゃない、自分の事も決められない私が他人の世話するなんて……」
「どうせそれもアメリーの受け売りなんでしょう?」
そういう彼女の表情はさっきとはまた一変し笑顔ではなくこちらを冷たく見下ろす暗い表情へと変化していた。
「アメリーからそう断れって言われたんでしょ?
そう言い方じゃなくても、いろいろ吹き込まれたんだろうけど。
まったくアメリーもアメリーよね、王都でもこっちでも、いつもいつも私の邪魔ばっかりして……」
彼女は苦虫を嚙み潰したような顔になりぶつぶつとアメリーへの不満を吐き出した。
やはりウルとアメリーの間では私の知らない所で何かがあったようだ。
「まあそんなことは今はどうでもいいのよ。
とにもかくにも、あの女に要らない入れ知恵をされてるエーナの言葉なんて本心かどうかもわかったもんじゃないもの。だから少し荒っぽいやり方になっちゃうけど、エーナは私と一緒に無理にでも来てもらうわ。まず一度王都での生活を体験しましょう!そうしたらきっとエーナも私の提案の良さがわかってもらえるわ!」
「ちょっとウル、いい加減にして!
確かにアメリーには相談したけど、別に変な入れ知恵もされていないし、いろいろ考えて自分で出した答えなの。お願いだから私を離……」
そう口にしようとした瞬間、再び謎の影が私の口を塞ぐように現れその声を遮る。
「それは無理よ。エーナは自分で考えてるって思ってるかもしれないけど、あの女の毒はそう簡単に抜けるものじゃないもの。だから一度毒が抜けきるまで待たないと。でも安心して、エーナが本心からの答えを出せるまで私がちゃんと向こうで面倒を見てあげるから」
そう言って笑う彼女にはもはや私の言葉は届かない。
何を言っても彼女は私を王都へと連れて行く気なのだ。
「とりあえずエーナには悪いのだけど、私はこの後村のみんなへの最後の挨拶にいかないといけないから暫くはそこでそのままにしておいてね。あ、ちゃんとエーナが村から出ていくことも伝えておくから大丈夫よ。戻ってきたらまた今後の事をお話しましょうね!」
バイバイと手を振り、ウルは部屋を後にしす。
その後、カチャリというドアの鍵をかけ使用人を呼ぶウルの声を最後に部屋に響く音は無くなった。
私はどうにかこの拘束から逃れようと体をねじるように動かしてみるなどいろいろ試してみるかが多少ベッドが軋むだけで全く外れそうにない。
声を出してどうにか助けが呼べないか試しても見るがやはり口から声が漏れることはなくただ無駄に大量を消耗するだけだ。
静けさに包まれた部屋で一人大きなベットに拘束され、ウルの帰りを待つ事しか最早ないのだ。どうにか動けないか再度もがいてみるがやはり腕も足もびくともしない。
もはや打つ手がない。
抵抗する事を諦め、私は脱力し体のすべてをベットへ預ける事しかできない。
今までのウルとの会話で彼女が今普通の精神状態であるようには思えない。
となれば、この部屋に彼女が戻ってこればあの謎の黒い道具で王都へ連れていくために何かしらの、例えば彼女の命令を聞かなければならないような魔法があって、それを私にかけてくるのかもしれない。
そうなってしまえば私はもう抵抗する事もできずにそのまま王都へと連れていかれてしまうだろう。
(どうしたらいいのよ……)
何もできず、怯えて待つことしかできない状況に瞳から涙が零れる。
そうしてもはや考える事ともやめ目を伏せようとした時だった。
「ふむ、どうやら面倒な事に巻き込まれているようですね」
突然聞こえてきた人の声に思わず目を見開く。
どうにか起こせるだけ体と首を起こし部屋を見渡すが部屋の扉は開いておらずどこにも人影はない。
(幻聴……?)
そう思っているとコンコンコンと何かを叩く音が部屋に響いた。
音の方向へと顔を向けると、そこにはこの部屋にある唯一窓があった。
そしてその窓の向こうの縁には知らぬ間に一羽の大きな黒いカラスが止まっており
その黒い瞳がこちらを見据えているの。
そしてそのカラスの開いた嘴から漏れたのは聞きなれた鳴き声などではなく
落ち着いた、どこかで聞き覚えのある一人の男性の声だった。
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❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
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