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司徒王允の消失(董卓攻めR18)
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丞相府に到着すると董卓は寝室へ王允を連れて行く。
「閣下?」
董卓の様子がおかしい。侍女を下げた後、呆然と立ち尽くしている。
我に返ったのかもしれないと危惧した王允は董卓へ擦り寄った。
「閣下」
一瞬董卓から手を払われそうになるが、董卓が自力で動きを止めた。
「すまんっ怪我はないか?」
猫なで声で心配する董卓の変わりように王允は動揺した。普段の董卓は人を突き飛ばした所で、このような対応をするとは思えなかった。大体この程度で謝る心理が、王允には理解できない。
……人の首は平気で刎ねるというのに、どうして腰を低くして儂なんぞに謝れるのだ。
「はい閣下、何とも御座いません」
「そうか、ならよかった。王允殿、こちらへ」
いやでも目に入る寝床へ董卓へ手を引かれながら、案内される。董卓の指図通り寝床へ座ると接吻しようと唇が近づく。躊躇いがあるのか董卓は一寸の間を空け動きが止まる。
理性が少しはあるようだ。やはり儂では、女には見えぬか。
王允は自ら近づき唇を重ね、舌を挿れ絡めた。
「ンッ」
初めてしまえば止まらないようで、董卓はあっという間に王允の着物をはぎ取る。その後董卓も脱いでいたが、見るのが嫌で王允は早々に四つ這いになった。董卓の肥えた太い指に蜜のような液体が塗られ、王允の穴へ挿れられる。
「ンッ……」
「随分と軟らかいな。王允殿、初めてではないな」
指を上下に動かしふざけながらそう董卓がからかった。
「閣下の事を想い、毎夜自分で慰めていたのです」
王允はそう発言しておきながら、己に失望した。もしも大臣の誰かが同じ発言をしたならば、その男を斬り殺しても後悔はない。
「ははっ真にそちはあの王允殿なのか?」
董卓は指を二本挿れ、左右別の方向へ広げるなど遊びながら指の根元まで埋めた。
「っアッ……」
腸内を指で刺激され声を漏らすと、董卓は執拗に同じ所を攻めた。呂布の時と同じく、腸内がどくどくと脈打ち始める。
「んっは、あっ……ッ」
「男でも感じる場所があるようだな」
気が隅まで指で弄ると、董卓は肉棒を穴へあてがった。
一度目よりは、と考えていたが甘かったようだ。肉棒が腸内を犯し始めると呂布以上の嫌悪感に襲われる。
「あっアアッ!」
わざと感じているフリをする。痛みで我を忘れそうだが理性を保つ。隙間なく限界まで入口を広げられ体内へと喰い込んでいく様を、嫌というほど微細に感じる。
「アッ……あっんっ」
誰か、誰かっ!? 助けてくれ――ッ死なせて、くれ……っ
何の助けもない。王允自身が望んだ事なのだから、来る筈もなかった。
惨めだった。殺したい相手に身体をいいようにされるのは。
「あッも、もっとッわた、しをっおなぐさめく、ださい」
目を瞑ろうが何も変わらない。視界を遮る事で却って不快感が増す。腸内と董卓の肉棒が擦れ合い恥辱されている。
董卓が何か言っているように聞こえるが、耳に入らなかった。
「あ、はッかっか……んんっ」
喉奥に酸味を感じ、咄嗟に口を閉じる。胃には何も入れてはいないが、吐き気を感じ取られないよう、心を落ち着かせるよう努めた。
……ちょう、せん……っ!
ふと脳裏に愛娘を思い浮かべる。こんな時、手を添えて微笑んでくれたら十分耐えられるのではないか。
そう考え微笑む貂蝉を想像し、傍にいるような気持ちになり目を開けた。目に映る皺だらけの自身の手の甲に貂蝉の温もりを求め、董卓へ気付かれぬよう口付けを落とす。肉が擦れる痛みは相変わらずだが、幾分か心が軽くなる。
「あッ……がっんっ」
優しかった呂布とは違い、中を激しく揺さぶられ始めた。臓器を掻き乱される感覚に羞恥と屈辱を抱く。首を切られる方が幾分マシに思えた。相手に合わせ、慣れた女のように腰を振る。
ちょうせん、ちょうせん……っ
甲への口付けだけでは耐えきれず、舌を出して舐めていると流石に気付いた董卓が制止するように王允の手に手を重ね合わせた。
「んっ……」
目を閉じ、同じように董卓の甲へ唇を落とす。
ピクリと反応があったので、媚を売るように董卓の手を舌で舐める。生えた太い毛を忌まわしく感じながらも、貂蝉が触れたと思い込めば悪い物でもなかった。突然手が動いたかに思えば口の中に指を挿れられる。
「うッ……アッ」
口の中で茶化すように動く太い指を王允が動かぬように捕らえると、挿れる指の数を増やされる。食いちぎりたい気持ちを抑え、歯を立てず蜜を舐めとるように董卓の指を舐め取っていった。腹に突きあげる刺激を感じ、痛みが増大する。
「あッ!? かッか、かッか……お慈悲をっ!」
あまりの痛みと恥辱につい口走る。止めるよう言われたと気づいた董卓の動きが鈍くなり、王允は自我を取り戻し息が荒いまま振り向き要求する。
「どうか、私の中へ……お慈悲を出して下され、閣下」
董卓は何を考えたのか、挿れた状態で王允を仰向けにした。董卓に犯されている自分の姿が視界に入り恐怖を覚える。震えを押さえながら、王允は自分で両足を上げ広げた。
「閣下……」
董卓は覆い被さり唇を重ねる。
上からも下からも侵入する董卓に嗚咽しそうになるが持ち堪える。舌を董卓と絡め合せ、さも董卓を求めるがごとく、腰も横に振った。
「んッ……ふっアッ」
董卓の物になる。自分が望み、受け入れている。
司徒王允が消えて行く。
呂布の方がよかった、呂布の方が――。
上下左右激しく動く肉棒に臓器を掻き乱され、痛みと気分の悪さから余裕がなくなる。
「アッ閣下あっ――アッ!」
痛みに耐えながら、必死に感じて身体が脈打つふりをする。巨体に押しつぶされるのではないかと不安に駆られた。
「かっか、のアッ早くッ出し、てくださ」
息を吸う空間はある。つぶされぬよう配慮もされている。ただ胸が圧迫されている様に息苦しい。
「はや、くッかっかのをッ私の中に!」
苦しい、苦しい、身体の中が熱く焼けて痛い。
貂蝉、助け――ッ
「アッアッもっとあっ!?」
体内に放出された熱を感じ取ると、王允は身体が沈んで行くような死を覚えた。
「あっ……あっ……ッ」
今を持って司徒王允は死んだのだと、物悲しく過去に思いを馳せた。董卓は腸内へ熱く白い体液を出しきると、ぐったりしている王允の髪をゆっくりと撫でた。
「……そち珍しいの。子が出来る訳じゃなし、中に出されたがるとは、どうじゃった?」
意識がはっきりしない中、王允は素直に伝えた。
「骨の髄まで、染みいる様に、閣下を感じられました」
精一杯笑顔を作る。普段他所では笑ってこなかったお陰で、自分でない気がし今の状況ではそれが心地良い。董卓は怯む様子を見せたので、王允は急ぎ口を手で隠した。董卓はその手を取り、外させた。
「……王允殿も笑うのだな」
王允の唇を親指でなぞり、董卓は優しく微笑み返した。
この男は、女相手だとこんな顔をするのだな。
王允はそう思いながら、口付けを求める董卓に従った。
「閣下?」
董卓の様子がおかしい。侍女を下げた後、呆然と立ち尽くしている。
我に返ったのかもしれないと危惧した王允は董卓へ擦り寄った。
「閣下」
一瞬董卓から手を払われそうになるが、董卓が自力で動きを止めた。
「すまんっ怪我はないか?」
猫なで声で心配する董卓の変わりように王允は動揺した。普段の董卓は人を突き飛ばした所で、このような対応をするとは思えなかった。大体この程度で謝る心理が、王允には理解できない。
……人の首は平気で刎ねるというのに、どうして腰を低くして儂なんぞに謝れるのだ。
「はい閣下、何とも御座いません」
「そうか、ならよかった。王允殿、こちらへ」
いやでも目に入る寝床へ董卓へ手を引かれながら、案内される。董卓の指図通り寝床へ座ると接吻しようと唇が近づく。躊躇いがあるのか董卓は一寸の間を空け動きが止まる。
理性が少しはあるようだ。やはり儂では、女には見えぬか。
王允は自ら近づき唇を重ね、舌を挿れ絡めた。
「ンッ」
初めてしまえば止まらないようで、董卓はあっという間に王允の着物をはぎ取る。その後董卓も脱いでいたが、見るのが嫌で王允は早々に四つ這いになった。董卓の肥えた太い指に蜜のような液体が塗られ、王允の穴へ挿れられる。
「ンッ……」
「随分と軟らかいな。王允殿、初めてではないな」
指を上下に動かしふざけながらそう董卓がからかった。
「閣下の事を想い、毎夜自分で慰めていたのです」
王允はそう発言しておきながら、己に失望した。もしも大臣の誰かが同じ発言をしたならば、その男を斬り殺しても後悔はない。
「ははっ真にそちはあの王允殿なのか?」
董卓は指を二本挿れ、左右別の方向へ広げるなど遊びながら指の根元まで埋めた。
「っアッ……」
腸内を指で刺激され声を漏らすと、董卓は執拗に同じ所を攻めた。呂布の時と同じく、腸内がどくどくと脈打ち始める。
「んっは、あっ……ッ」
「男でも感じる場所があるようだな」
気が隅まで指で弄ると、董卓は肉棒を穴へあてがった。
一度目よりは、と考えていたが甘かったようだ。肉棒が腸内を犯し始めると呂布以上の嫌悪感に襲われる。
「あっアアッ!」
わざと感じているフリをする。痛みで我を忘れそうだが理性を保つ。隙間なく限界まで入口を広げられ体内へと喰い込んでいく様を、嫌というほど微細に感じる。
「アッ……あっんっ」
誰か、誰かっ!? 助けてくれ――ッ死なせて、くれ……っ
何の助けもない。王允自身が望んだ事なのだから、来る筈もなかった。
惨めだった。殺したい相手に身体をいいようにされるのは。
「あッも、もっとッわた、しをっおなぐさめく、ださい」
目を瞑ろうが何も変わらない。視界を遮る事で却って不快感が増す。腸内と董卓の肉棒が擦れ合い恥辱されている。
董卓が何か言っているように聞こえるが、耳に入らなかった。
「あ、はッかっか……んんっ」
喉奥に酸味を感じ、咄嗟に口を閉じる。胃には何も入れてはいないが、吐き気を感じ取られないよう、心を落ち着かせるよう努めた。
……ちょう、せん……っ!
ふと脳裏に愛娘を思い浮かべる。こんな時、手を添えて微笑んでくれたら十分耐えられるのではないか。
そう考え微笑む貂蝉を想像し、傍にいるような気持ちになり目を開けた。目に映る皺だらけの自身の手の甲に貂蝉の温もりを求め、董卓へ気付かれぬよう口付けを落とす。肉が擦れる痛みは相変わらずだが、幾分か心が軽くなる。
「あッ……がっんっ」
優しかった呂布とは違い、中を激しく揺さぶられ始めた。臓器を掻き乱される感覚に羞恥と屈辱を抱く。首を切られる方が幾分マシに思えた。相手に合わせ、慣れた女のように腰を振る。
ちょうせん、ちょうせん……っ
甲への口付けだけでは耐えきれず、舌を出して舐めていると流石に気付いた董卓が制止するように王允の手に手を重ね合わせた。
「んっ……」
目を閉じ、同じように董卓の甲へ唇を落とす。
ピクリと反応があったので、媚を売るように董卓の手を舌で舐める。生えた太い毛を忌まわしく感じながらも、貂蝉が触れたと思い込めば悪い物でもなかった。突然手が動いたかに思えば口の中に指を挿れられる。
「うッ……アッ」
口の中で茶化すように動く太い指を王允が動かぬように捕らえると、挿れる指の数を増やされる。食いちぎりたい気持ちを抑え、歯を立てず蜜を舐めとるように董卓の指を舐め取っていった。腹に突きあげる刺激を感じ、痛みが増大する。
「あッ!? かッか、かッか……お慈悲をっ!」
あまりの痛みと恥辱につい口走る。止めるよう言われたと気づいた董卓の動きが鈍くなり、王允は自我を取り戻し息が荒いまま振り向き要求する。
「どうか、私の中へ……お慈悲を出して下され、閣下」
董卓は何を考えたのか、挿れた状態で王允を仰向けにした。董卓に犯されている自分の姿が視界に入り恐怖を覚える。震えを押さえながら、王允は自分で両足を上げ広げた。
「閣下……」
董卓は覆い被さり唇を重ねる。
上からも下からも侵入する董卓に嗚咽しそうになるが持ち堪える。舌を董卓と絡め合せ、さも董卓を求めるがごとく、腰も横に振った。
「んッ……ふっアッ」
董卓の物になる。自分が望み、受け入れている。
司徒王允が消えて行く。
呂布の方がよかった、呂布の方が――。
上下左右激しく動く肉棒に臓器を掻き乱され、痛みと気分の悪さから余裕がなくなる。
「アッ閣下あっ――アッ!」
痛みに耐えながら、必死に感じて身体が脈打つふりをする。巨体に押しつぶされるのではないかと不安に駆られた。
「かっか、のアッ早くッ出し、てくださ」
息を吸う空間はある。つぶされぬよう配慮もされている。ただ胸が圧迫されている様に息苦しい。
「はや、くッかっかのをッ私の中に!」
苦しい、苦しい、身体の中が熱く焼けて痛い。
貂蝉、助け――ッ
「アッアッもっとあっ!?」
体内に放出された熱を感じ取ると、王允は身体が沈んで行くような死を覚えた。
「あっ……あっ……ッ」
今を持って司徒王允は死んだのだと、物悲しく過去に思いを馳せた。董卓は腸内へ熱く白い体液を出しきると、ぐったりしている王允の髪をゆっくりと撫でた。
「……そち珍しいの。子が出来る訳じゃなし、中に出されたがるとは、どうじゃった?」
意識がはっきりしない中、王允は素直に伝えた。
「骨の髄まで、染みいる様に、閣下を感じられました」
精一杯笑顔を作る。普段他所では笑ってこなかったお陰で、自分でない気がし今の状況ではそれが心地良い。董卓は怯む様子を見せたので、王允は急ぎ口を手で隠した。董卓はその手を取り、外させた。
「……王允殿も笑うのだな」
王允の唇を親指でなぞり、董卓は優しく微笑み返した。
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