4 / 430
第一章『戦う少年少女たちの儚き青春』
Int.04:セレモニー/若き勇士たちの捧げし誓い
しおりを挟む
――――そして、迎えた入学式当日の朝。
「さて、まずは諸君におめでとうと言っておこうか」
体育館に集められた国防陸軍・京都士官学校の今期新入生一同はズラッと並べられたパイプ椅子に腰掛け、壇上に立つ西條教官の言葉を聞いていた。昨日もそうだったが、西條は医官でもないのに何故か白衣を羽織っている。しかしそれを咎める者は他の教官らも、まして新入生にも存在しない。
「これで、晴れて諸君らは我ら誉れ高き国防陸軍の一員となる。TAMSパイロットを目指す者も居れば、戦術オペレータを志す者、または整備メカニックの道を歩まんとする者も居るだろう。
――――だが、どの道であろうと、諸君らは等しく我が軍の、ひいては地球人類にとって最も貴重な人材であり、そして最も重い責務を負う立場でもある。我々人類の行く末を担うのは、他ならぬ諸君らの双肩に懸かっていると言っても過言ではない」
偶然にも一真の臨席だった瀬那も、真剣な眼差しで壇上に立つ西條の言葉へ耳を傾けている。
「無論、諸君らにも相応の期待と責任を背負って貰うことになる。それを重荷に感じ、押し潰されそうになることもいずれはあるだろう。
――――しかし、押し潰されて貰っては困る。徴兵か、志願か。動機が何であろうと関係ない。ここの門を叩き訓練生となった以上、君らには一人たりとも欠けること無く、立派な武士となって貰わねばならん」
バンッ、と西條が目の前の演台に両手を叩き付ける。突然の激しい音にビクッとした連中が、何人か驚いて身体を震わせるのが見えた。
「いいか、これだけは言っておく。――――我々に、降伏は無い。我らの敵が物言わぬ侵略者である以上、我々地球人類に残された道は二つのみ。勝利か、死かのみだ。
……出来ることなら、私の教え子たちには一人も死んで欲しくはない。しかし、これは戦争だ。互いの種の存亡を賭けた絶滅戦争である以上、死は避けられぬファクターだ。
だからこそ、私は諸君に言っておきたい。諸君らがこれからどのように戦い、そして死んでいくとしても。我々に提示される選択肢に、降伏の文字はあり得ない」
――――降伏は無い。
その言葉の重みが分かってか分からずか、集められた新入生たちは一様に緊張した面持ちでいた。それは一真も、そして隣の瀬那も変わらない。敵が起源不明・コミュニケーション不可能の敵性生命体である以上、降伏はあり得ないのだ。相手は人間じゃない、人間よりも、もっとずっと厄介な敵なのだから……。
「……とまあ、少々脅しすぎたか。そう気負う必要は無い。よっぽど戦況が劣勢にひっくり返って、京都が戦場にでもならない限り、ここを卒業するまで諸君らに実戦の機会が与えられることは無いだろう。確約は出来ないが、しかしひとまずは安心してくれて構わない」
雰囲気を解すように西條が言葉を付け足すと、新入生たちの間に張り詰めていた妙な緊張の糸がホッと和らいでいく。
「この辺りで、私からの言葉は終わりとしよう。そろそろ時間も押してきているみたいだからな……。
それでは、最後のアレをやってしまうとするか。――――新入生、起立!」
ほぐれていた表情を一気に引き締めた西條の号令で、一真ら新入生たちが一斉に立ち上がった。そして、全員の口から宣誓の言葉が紡ぎ出される。
「『我らは祖国を護りし盾となり、仇敵を撃ち滅ぼせし剣とならん。この身を等しく祖国の礎とし、見敵必殺の志の元、我が身朽ち果てるまで未来の為戦う武士とならんことを、ここに誓う』」
左胸に拳を当て、各々が一字一句違うことなく記憶した誓いの言葉を、ここに集いし訓練生たちはそれぞれの想いを胸に暗唱する。それは一真も、瀬那とて同じことだった。
ここまでやって来ては、もう後戻りは出来ない。無力な一般人としてではなく、一人の戦士として、死ぬまで人類の敵――"幻魔"と戦う運命を辿ることになる。
だが、一真の胸に後悔は無かった。これは、自分で望んだことだ。巨人の姿をした鋼の鎧・TAMSを駆って戦場に赴き、幻魔を一匹残らず狩り尽くすこと。それこそが一真の望みであり、この陸軍京都士官学校へとやってきた理由《わけ》だった。
(もう、昨日までの無力な俺とは違う)
無力だった弥勒寺一真は昨日、ここの門を潜る前に死んだ。今ここに立つのは武士を志す者の一人、戦士となることを望んだ男・弥勒寺一真だ。
そんな想いを胸に、一真は誓いの言葉を口にする。行き着く先がこの世の地獄になるだろうことは、とうに承知のことだった。
「さて、まずは諸君におめでとうと言っておこうか」
体育館に集められた国防陸軍・京都士官学校の今期新入生一同はズラッと並べられたパイプ椅子に腰掛け、壇上に立つ西條教官の言葉を聞いていた。昨日もそうだったが、西條は医官でもないのに何故か白衣を羽織っている。しかしそれを咎める者は他の教官らも、まして新入生にも存在しない。
「これで、晴れて諸君らは我ら誉れ高き国防陸軍の一員となる。TAMSパイロットを目指す者も居れば、戦術オペレータを志す者、または整備メカニックの道を歩まんとする者も居るだろう。
――――だが、どの道であろうと、諸君らは等しく我が軍の、ひいては地球人類にとって最も貴重な人材であり、そして最も重い責務を負う立場でもある。我々人類の行く末を担うのは、他ならぬ諸君らの双肩に懸かっていると言っても過言ではない」
偶然にも一真の臨席だった瀬那も、真剣な眼差しで壇上に立つ西條の言葉へ耳を傾けている。
「無論、諸君らにも相応の期待と責任を背負って貰うことになる。それを重荷に感じ、押し潰されそうになることもいずれはあるだろう。
――――しかし、押し潰されて貰っては困る。徴兵か、志願か。動機が何であろうと関係ない。ここの門を叩き訓練生となった以上、君らには一人たりとも欠けること無く、立派な武士となって貰わねばならん」
バンッ、と西條が目の前の演台に両手を叩き付ける。突然の激しい音にビクッとした連中が、何人か驚いて身体を震わせるのが見えた。
「いいか、これだけは言っておく。――――我々に、降伏は無い。我らの敵が物言わぬ侵略者である以上、我々地球人類に残された道は二つのみ。勝利か、死かのみだ。
……出来ることなら、私の教え子たちには一人も死んで欲しくはない。しかし、これは戦争だ。互いの種の存亡を賭けた絶滅戦争である以上、死は避けられぬファクターだ。
だからこそ、私は諸君に言っておきたい。諸君らがこれからどのように戦い、そして死んでいくとしても。我々に提示される選択肢に、降伏の文字はあり得ない」
――――降伏は無い。
その言葉の重みが分かってか分からずか、集められた新入生たちは一様に緊張した面持ちでいた。それは一真も、そして隣の瀬那も変わらない。敵が起源不明・コミュニケーション不可能の敵性生命体である以上、降伏はあり得ないのだ。相手は人間じゃない、人間よりも、もっとずっと厄介な敵なのだから……。
「……とまあ、少々脅しすぎたか。そう気負う必要は無い。よっぽど戦況が劣勢にひっくり返って、京都が戦場にでもならない限り、ここを卒業するまで諸君らに実戦の機会が与えられることは無いだろう。確約は出来ないが、しかしひとまずは安心してくれて構わない」
雰囲気を解すように西條が言葉を付け足すと、新入生たちの間に張り詰めていた妙な緊張の糸がホッと和らいでいく。
「この辺りで、私からの言葉は終わりとしよう。そろそろ時間も押してきているみたいだからな……。
それでは、最後のアレをやってしまうとするか。――――新入生、起立!」
ほぐれていた表情を一気に引き締めた西條の号令で、一真ら新入生たちが一斉に立ち上がった。そして、全員の口から宣誓の言葉が紡ぎ出される。
「『我らは祖国を護りし盾となり、仇敵を撃ち滅ぼせし剣とならん。この身を等しく祖国の礎とし、見敵必殺の志の元、我が身朽ち果てるまで未来の為戦う武士とならんことを、ここに誓う』」
左胸に拳を当て、各々が一字一句違うことなく記憶した誓いの言葉を、ここに集いし訓練生たちはそれぞれの想いを胸に暗唱する。それは一真も、瀬那とて同じことだった。
ここまでやって来ては、もう後戻りは出来ない。無力な一般人としてではなく、一人の戦士として、死ぬまで人類の敵――"幻魔"と戦う運命を辿ることになる。
だが、一真の胸に後悔は無かった。これは、自分で望んだことだ。巨人の姿をした鋼の鎧・TAMSを駆って戦場に赴き、幻魔を一匹残らず狩り尽くすこと。それこそが一真の望みであり、この陸軍京都士官学校へとやってきた理由《わけ》だった。
(もう、昨日までの無力な俺とは違う)
無力だった弥勒寺一真は昨日、ここの門を潜る前に死んだ。今ここに立つのは武士を志す者の一人、戦士となることを望んだ男・弥勒寺一真だ。
そんな想いを胸に、一真は誓いの言葉を口にする。行き着く先がこの世の地獄になるだろうことは、とうに承知のことだった。
0
お気に入りに追加
124
あなたにおすすめの小説
異世界災派 ~1514億4000万円を失った自衛隊、海外に災害派遣す~
ス々月帶爲
ファンタジー
元号が令和となり一年。自衛隊に数々の災難が、襲い掛かっていた。
対戦闘機訓練の為、東北沖を飛行していた航空自衛隊のF-35A戦闘機が何の前触れもなく消失。そのF-35Aを捜索していた海上自衛隊護衛艦のありあけも、同じく捜索活動を行っていた、いずも型護衛艦2番艦かがの目の前で消えた。約一週間後、厄災は東北沖だけにとどまらなかった事を知らされた。陸上自衛隊の車両を積載しアメリカ合衆国に向かっていたC-2が津軽海峡上空で消失したのだ。
これまでの損失を計ると、1514億4000万円。過去に類をみない、恐ろしい損害を負った防衛省・自衛隊。
防衛省は、対策本部を設置し陸上自衛隊の東部方面隊、陸上総隊より選抜された部隊で混成団を編成。
損失を取り返すため、何より一緒に消えてしまった自衛官を見つけ出す為、混成団を災害派遣する決定を下したのだった。
派遣を任されたのは、陸上自衛隊のプロフェッショナル集団、陸上総隊の隷下に入る中央即応連隊。彼等は、国際平和協力活動等に尽力する為、先遣部隊等として主力部隊到着迄活動基盤を準備する事等を主任務とし、日々訓練に励んでいる。
其の第一中隊長を任されているのは、暗い過去を持つ新渡戸愛桜。彼女は、この派遣に於て、指揮官としての特殊な苦悩を味い、高みを目指す。
海上自衛隊版、出しました
→https://ncode.syosetu.com/n3744fn/
※作中で、F-35A ライトニングⅡが墜落したことを示唆する表現がございます。ですが、実際に墜落した時より前に書かれた表現ということをご理解いただければ幸いです。捜索が打ち切りとなったことにつきまして、本心から残念に思います。搭乗員の方、戦闘機にご冥福をお祈り申し上げます。
「小説家になろう」に於ても投稿させて頂いております。
→https://ncode.syosetu.com/n3570fj/
「カクヨム」に於ても投稿させて頂いております。
→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889229369
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
Another World〜自衛隊 まだ見ぬ世界へ〜
華厳 秋
ファンタジー
───2025年1月1日
この日、日本国は大きな歴史の転換点を迎えた。
札幌、渋谷、博多の3箇所に突如として『異界への門』──アナザーゲート──が出現した。
渋谷に現れた『門』から、異界の軍勢が押し寄せ、無抵抗の民間人を虐殺。緊急出動した自衛隊が到着した頃には、敵軍の姿はもうなく、スクランブル交差点は無惨に殺された民間人の亡骸と血で赤く染まっていた。
この緊急事態に、日本政府は『門』内部を調査するべく自衛隊を『異界』──アナザーワールド──へと派遣する事となった。
一方地球では、日本の急激な軍備拡大や『異界』内部の資源を巡って、極東での緊張感は日に日に増して行く。
そして、自衛隊は国や国民の安全のため『門』内外問わず奮闘するのであった。
この作品は、小説家になろう様カクヨム様にも投稿しています。
この作品はフィクションです。
実在する国、団体、人物とは関係ありません。ご注意ください。
クラス転移、異世界に召喚された俺の特典が外れスキル『危険察知』だったけどあらゆる危険を回避して成り上がります
まるせい
ファンタジー
クラスごと集団転移させられた主人公の鈴木は、クラスメイトと違い訓練をしてもスキルが発現しなかった。
そんな中、召喚されたサントブルム王国で【召喚者】と【王候補】が協力をし、王選を戦う儀式が始まる。
選定の儀にて王候補を選ぶ鈴木だったがここで初めてスキルが発動し、数合わせの王族を選んでしまうことになる。
あらゆる危険を『危険察知』で切り抜けツンデレ王女やメイドとイチャイチャ生活。
鈴木のハーレム生活が始まる!
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
旧陸軍の天才?に転生したので大東亜戦争に勝ちます
竹本田重朗
ファンタジー
転生石原閣下による大東亜戦争必勝論
東亜連邦を志した同志達よ、ごきげんようである。どうやら、私は旧陸軍の石原莞爾に転生してしまったらしい。これは神の思し召しなのかもしれない。どうであれ、現代日本のような没落を回避するために粉骨砕身で働こうじゃないか。東亜の同志と手を取り合って真なる独立を掴み取るまで…
※超注意書き※
1.政治的な主張をする目的は一切ありません
2.そのため政治的な要素は「濁す」又は「省略」することがあります
3.あくまでもフィクションのファンタジーの非現実です
4.そこら中に無茶苦茶が含まれています
5.現実的に存在する如何なる国家や地域、団体、人物と関係ありません
6.カクヨムとマルチ投稿
以上をご理解の上でお読みください
軍艦少女は死に至る夢を見る~戦時下の大日本帝国から始まる艦船擬人化物語~
takahiro
キャラ文芸
『船魄』(せんぱく)とは、軍艦を自らの意のままに操る少女達である。船魄によって操られる艦艇、艦載機の能力は人間のそれを圧倒し、彼女達の前に人間は殲滅されるだけの存在なのだ。1944年10月に覚醒した最初の船魄、翔鶴型空母二番艦『瑞鶴』は、日本本土進攻を企てるアメリカ海軍と激闘を繰り広げ、ついに勝利を掴んだ。
しかし戦後、瑞鶴は帝国海軍を脱走し行方をくらませた。1955年、アメリカのキューバ侵攻に端を発する日米の軍事衝突の最中、瑞鶴は再び姿を現わし、帝国海軍と交戦状態に入った。瑞鶴の目的はともかくとして、船魄達を解放する戦いが始まったのである。瑞鶴が解放した重巡『妙高』『高雄』、いつの間にかいる空母『グラーフ・ツェッペリン』は『月虹』を名乗って、国家に属さない軍事力として活動を始める。だが、瑞鶴は大義やら何やらには興味がないので、利用できるものは何でも利用する。カリブ海の覇権を狙う日本・ドイツ・ソ連・アメリカの間をのらりくらりと行き交いながら、月虹は生存の道を探っていく。
登場する艦艇はなんと57隻!(2024/12/18時点)(人間のキャラは他に多数)(まだまだ増える)。人類に反旗を翻した軍艦達による、異色の艦船擬人化物語が、ここに始まる。
――――――――――
●本作のメインテーマは、あくまで(途中まで)史実の地球を舞台とし、そこに船魄(せんぱく)という異物を投入したらどうなるのか、です。いわゆる艦船擬人化ものですが、特に軍艦や歴史の知識がなくとも楽しめるようにしてあります。もちろん知識があった方が楽しめることは違いないですが。
●なお軍人がたくさん出て来ますが、船魄同士の関係に踏み込むことはありません。つまり船魄達の人間関係としては百合しかありませんので、ご安心もしくはご承知おきを。かなりGLなので、もちろんがっつり性描写はないですが、苦手な方はダメかもしれません。
●全ての船魄に挿絵ありですが、AI加筆なので雰囲気程度にお楽しみください。
●少女たちの愛憎と謀略が絡まり合う、新感覚、リアル志向の艦船擬人化小説を是非お楽しみください。またお気に入りや感想などよろしくお願いします。
毎日一話投稿します。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる