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6.撮影開始
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このマンションの部屋はどうやら4LDKらしい。
ひとつずつドアを開けて確認してみたが、寝室以外の三部屋は何も置いてないがらんどうの部屋だった。
寝室は少し暗めの落ち着いた雰囲気の壁紙が貼ってあり、真ん中に大きなベッドが置いてある。
寝室に入ったからといって、では……といきなり脱ぐ気にもなれず、なんとなく作りつけのクローゼットの扉を開けてみる。
すると中にはいわゆるラブグッズが入っていた。
こんなのラブホテルでしか見たことがないし、そもそもラブホテルだって高いからという理由で二回しか行ったことない。
どうやって使うのかわかるようなわからないような物が、そこには並んでいた。
「お姉さ……うわっ!」
私の後ろからクローゼットをのぞきこんだ少年がラブグッズの山を見て声を上げる。
私は急いでクローゼットの扉を閉めると、その拍子に中から一つの箱が転がり落ちた。
「これは……あっ」
少年が拾ったそれはコンドームの箱だった。
少年は真っ赤な顔をしてそれをベッドサイドに置いた。
「……撮影、始めましょうか」
「う、うん……」
私がベッドに腰かけると、少年は私の前に立って撮影用として用意されたスマホを掲げた。
ガウンの紐をほどくとハラリと前がはだける。
「お姉さん、自分で脱ぎますか?」
「うん」
ガウンを肩から滑り落として下着姿になる。
こんなことならもっと可愛い下着を着てくれば良かったと、頭のすみにチラッと浮かぶ。
(こんなところで見栄を張っても意味ないのに)
私の下着姿をジーッと少年が見つめている。
「下着も脱げますか?」
少年の声は少しだけ上ずっていた。
美少女みたいに美しい少年が、私なんかの裸を見て興奮しているのがなんだか私をその気にさせた。
私は背中に手を回してホックを外すと、もったいぶった様子でブラジャーを落とした。
大きめの乳房がふるりと揺れて、少年の息を飲む音が聞こえる。
少年のカメラがグッと胸の谷間に寄ってきた。
ひとしきり撮らせたあと、今度は立ち上がってショーツを脱ぎはじめる。
少年は私の前に膝立ちになってしっかり写るように私の股にカメラを寄せた。
そんなに見られると脱ぎづらいが、焦らすようにゆっくりと脱いでいく。
ショーツの中からあらわになった少し濃いめのアンダーヘアーまで、しっかりと少年に撮られてしまった。
「お姉さん、ベッドに横になれますか?」
「うん」
裸になってベッドに横たわると背中にあたるシーツがサラサラで気持ち良い。
こんな時じゃなかったらその手触りも楽しめたのに。
「はぁ、この部屋あっつ。すみません、僕も脱いで良いですか?」
この部屋は裸の私にちょうど良いくらいの温度設定になっているので、厚めのパーカーにスキニーを着ている少年には暑すぎるのだろう。
実際、少年は額に汗をかいて赤い顔をしている。
赤い顔は暑さだけが理由じゃないかもしれないけど。
少年は服を脱いで白いTシャツとグレーのボクサーパンツ姿になる。
私はこっそりと目をやって、少年の股間がしっかりと膨らんでいるのを確認してしまい、心の奥にほのかに喜びが浮かぶ。
少年は寝転ぶ私の足の方に膝立ちになってスマホを掲げた。
「お願いします」
その声で私はあわてて少年から目を逸らした。
私は膝を立てて足をわずかに開き陰部に手をやる。
割れ目に指を這わせ突起を少しいじってみるが、緊張のせいか全然濡れてこない。
何度か擦ってみても、乾いていてむしろ痛いくらいだった。
少年はそんな私の様子を見てスマホを下げた。
「ちょっと待っててください」
少年はベッドから下りて、先ほどのクローゼットの扉を開くと何やら持ってきた。
「ありました。これ」
少年は私にローションを手渡した。
容れ物にはピンクの文字で『媚薬成分入り』なんて書いてある。
「媚薬……」
「多分、そんなたいした効果は無いと思いますけど」
このまま自慰ができなければ、お金はもらえないだろう。
私はローションの蓋を開けてタラリと手に垂らした。
ひとつずつドアを開けて確認してみたが、寝室以外の三部屋は何も置いてないがらんどうの部屋だった。
寝室は少し暗めの落ち着いた雰囲気の壁紙が貼ってあり、真ん中に大きなベッドが置いてある。
寝室に入ったからといって、では……といきなり脱ぐ気にもなれず、なんとなく作りつけのクローゼットの扉を開けてみる。
すると中にはいわゆるラブグッズが入っていた。
こんなのラブホテルでしか見たことがないし、そもそもラブホテルだって高いからという理由で二回しか行ったことない。
どうやって使うのかわかるようなわからないような物が、そこには並んでいた。
「お姉さ……うわっ!」
私の後ろからクローゼットをのぞきこんだ少年がラブグッズの山を見て声を上げる。
私は急いでクローゼットの扉を閉めると、その拍子に中から一つの箱が転がり落ちた。
「これは……あっ」
少年が拾ったそれはコンドームの箱だった。
少年は真っ赤な顔をしてそれをベッドサイドに置いた。
「……撮影、始めましょうか」
「う、うん……」
私がベッドに腰かけると、少年は私の前に立って撮影用として用意されたスマホを掲げた。
ガウンの紐をほどくとハラリと前がはだける。
「お姉さん、自分で脱ぎますか?」
「うん」
ガウンを肩から滑り落として下着姿になる。
こんなことならもっと可愛い下着を着てくれば良かったと、頭のすみにチラッと浮かぶ。
(こんなところで見栄を張っても意味ないのに)
私の下着姿をジーッと少年が見つめている。
「下着も脱げますか?」
少年の声は少しだけ上ずっていた。
美少女みたいに美しい少年が、私なんかの裸を見て興奮しているのがなんだか私をその気にさせた。
私は背中に手を回してホックを外すと、もったいぶった様子でブラジャーを落とした。
大きめの乳房がふるりと揺れて、少年の息を飲む音が聞こえる。
少年のカメラがグッと胸の谷間に寄ってきた。
ひとしきり撮らせたあと、今度は立ち上がってショーツを脱ぎはじめる。
少年は私の前に膝立ちになってしっかり写るように私の股にカメラを寄せた。
そんなに見られると脱ぎづらいが、焦らすようにゆっくりと脱いでいく。
ショーツの中からあらわになった少し濃いめのアンダーヘアーまで、しっかりと少年に撮られてしまった。
「お姉さん、ベッドに横になれますか?」
「うん」
裸になってベッドに横たわると背中にあたるシーツがサラサラで気持ち良い。
こんな時じゃなかったらその手触りも楽しめたのに。
「はぁ、この部屋あっつ。すみません、僕も脱いで良いですか?」
この部屋は裸の私にちょうど良いくらいの温度設定になっているので、厚めのパーカーにスキニーを着ている少年には暑すぎるのだろう。
実際、少年は額に汗をかいて赤い顔をしている。
赤い顔は暑さだけが理由じゃないかもしれないけど。
少年は服を脱いで白いTシャツとグレーのボクサーパンツ姿になる。
私はこっそりと目をやって、少年の股間がしっかりと膨らんでいるのを確認してしまい、心の奥にほのかに喜びが浮かぶ。
少年は寝転ぶ私の足の方に膝立ちになってスマホを掲げた。
「お願いします」
その声で私はあわてて少年から目を逸らした。
私は膝を立てて足をわずかに開き陰部に手をやる。
割れ目に指を這わせ突起を少しいじってみるが、緊張のせいか全然濡れてこない。
何度か擦ってみても、乾いていてむしろ痛いくらいだった。
少年はそんな私の様子を見てスマホを下げた。
「ちょっと待っててください」
少年はベッドから下りて、先ほどのクローゼットの扉を開くと何やら持ってきた。
「ありました。これ」
少年は私にローションを手渡した。
容れ物にはピンクの文字で『媚薬成分入り』なんて書いてある。
「媚薬……」
「多分、そんなたいした効果は無いと思いますけど」
このまま自慰ができなければ、お金はもらえないだろう。
私はローションの蓋を開けてタラリと手に垂らした。
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