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四章 青空と太陽
6.-3※
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すぐに昂ってしまう身体が恥ずかしくてたまらないけれど、レオルドに抱かれるのはたまらなく幸せだった。
身体の中すべてをレオルドで満たして欲しくて、レオルドを見上げてほほえむと、レオルドが眉を寄せてハッと短く息を吐いた。
「あまりここで笑うな。加減ができなくなるぞ」
「え……?」
金の髪からのぞく耳がわずかに赤く染まっていて愛おしい。
ソフィアは手を伸ばして、レオルドの美しい金の髪を耳にかけた。
「だって幸せだから……愛しています、レオルド様」
「あぁ、俺もだ。愛している、ソフィア」
ソフィアとレオルドは抱き合って裸の肌を擦り合わせながら、何度も舌を絡める口づけをした。
「レオルドさま……もっと……」
「口づけが好きか?」
「はい……もっとしてください……」
「あぁ、かわいいが過ぎるな」
ぎゅうと抱きしめながらレオルドの舌が深く入り込む。
お腹に当てられていた熱杭も、すっかり硬く大きく勃ち上がっている。
「レオルドさま……あなたに我慢は似合いません……」
口づけの合間にソフィアがささやくと、レオルドが口の端を上げて笑った。
ソフィアの大好きな自信満々の笑顔だ。
このままこの美しい獣にすっかり食べられてしまうのだと思うと、うっとりと溺れるようにその身を差し出した。
レオルドはそのままソフィアを何度も貪った。
数度の激しい交わりの後はゆっくりとソフィアの中を蹂躙し、ソフィアの弱いところを暴いていった。
浅いところを何度も捏ねられ、深い奥を小刻みに突かれ、ソフィアは何度も絶頂を味わった。
レオルドの寝室ではパチュンパチュンと淫らな水音とぶつかりあう肌の音が絶え間なく響く。
ソフィアの声は叫びすぎてとっくに枯れていた。
上になって下になって、そして今は獣のように四つん這いになってソフィアは後ろから貫かれている。
身体を支えていた腕にはとうに力が入らなくなって、尻だけを高く上げて腰をレオルドに支えられた状態だ。
ソフィアの白い肌にはレオルドの付けた赤い痕がいくつも散らばっている。
「あん……はぁっ……あぁんっ!」
「まだだ。まだ終わりじゃない」
レオルドはソフィアの背中から覆い被さると、グッと腰を押しつけてまた中に精を放ち、ソフィアの中は悦びに震えながらそれを飲み込んだ。
「レオ……レオルド、さま……」
「ん? どうした?」
ソフィアが声にならない声で呼びかけると、これ以上無いくらいの甘い響きでレオルドが応える。
「かおを……」
それだけで顔を見たいというソフィアの願いは通じたようで、レオルドはベッドに座って向かい合う形でソフィアを上に乗せた。
グチュとレオルドの剛直がソフィアの中に収められ、レオルドの放った大量の精があふれ出て二人の繋がりあった部分を濡らす。
「あ……は……」
「ソフィア」
ソフィアがゆっくり目を開けると、目の前には自信家で何もかも手に入れているような極上の男がいた。
その男がソフィアを際限なく求めている。
金の髪に赤い目の美しい獣。
こんな美しいもの、もう手放せない。
力の入らない身体でレオルドにもたれかかりながらソフィアがささやく。
「わたしをはなさないで……」
「離すものか」
「レオルドさま……レオルドさま……」
声にならない声でレオルドの名をうわごとのようにくり返しながら、ソフィアもまたレオルドを求め続けた。
身体の中すべてをレオルドで満たして欲しくて、レオルドを見上げてほほえむと、レオルドが眉を寄せてハッと短く息を吐いた。
「あまりここで笑うな。加減ができなくなるぞ」
「え……?」
金の髪からのぞく耳がわずかに赤く染まっていて愛おしい。
ソフィアは手を伸ばして、レオルドの美しい金の髪を耳にかけた。
「だって幸せだから……愛しています、レオルド様」
「あぁ、俺もだ。愛している、ソフィア」
ソフィアとレオルドは抱き合って裸の肌を擦り合わせながら、何度も舌を絡める口づけをした。
「レオルドさま……もっと……」
「口づけが好きか?」
「はい……もっとしてください……」
「あぁ、かわいいが過ぎるな」
ぎゅうと抱きしめながらレオルドの舌が深く入り込む。
お腹に当てられていた熱杭も、すっかり硬く大きく勃ち上がっている。
「レオルドさま……あなたに我慢は似合いません……」
口づけの合間にソフィアがささやくと、レオルドが口の端を上げて笑った。
ソフィアの大好きな自信満々の笑顔だ。
このままこの美しい獣にすっかり食べられてしまうのだと思うと、うっとりと溺れるようにその身を差し出した。
レオルドはそのままソフィアを何度も貪った。
数度の激しい交わりの後はゆっくりとソフィアの中を蹂躙し、ソフィアの弱いところを暴いていった。
浅いところを何度も捏ねられ、深い奥を小刻みに突かれ、ソフィアは何度も絶頂を味わった。
レオルドの寝室ではパチュンパチュンと淫らな水音とぶつかりあう肌の音が絶え間なく響く。
ソフィアの声は叫びすぎてとっくに枯れていた。
上になって下になって、そして今は獣のように四つん這いになってソフィアは後ろから貫かれている。
身体を支えていた腕にはとうに力が入らなくなって、尻だけを高く上げて腰をレオルドに支えられた状態だ。
ソフィアの白い肌にはレオルドの付けた赤い痕がいくつも散らばっている。
「あん……はぁっ……あぁんっ!」
「まだだ。まだ終わりじゃない」
レオルドはソフィアの背中から覆い被さると、グッと腰を押しつけてまた中に精を放ち、ソフィアの中は悦びに震えながらそれを飲み込んだ。
「レオ……レオルド、さま……」
「ん? どうした?」
ソフィアが声にならない声で呼びかけると、これ以上無いくらいの甘い響きでレオルドが応える。
「かおを……」
それだけで顔を見たいというソフィアの願いは通じたようで、レオルドはベッドに座って向かい合う形でソフィアを上に乗せた。
グチュとレオルドの剛直がソフィアの中に収められ、レオルドの放った大量の精があふれ出て二人の繋がりあった部分を濡らす。
「あ……は……」
「ソフィア」
ソフィアがゆっくり目を開けると、目の前には自信家で何もかも手に入れているような極上の男がいた。
その男がソフィアを際限なく求めている。
金の髪に赤い目の美しい獣。
こんな美しいもの、もう手放せない。
力の入らない身体でレオルドにもたれかかりながらソフィアがささやく。
「わたしをはなさないで……」
「離すものか」
「レオルドさま……レオルドさま……」
声にならない声でレオルドの名をうわごとのようにくり返しながら、ソフィアもまたレオルドを求め続けた。
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