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1.幼なじみの×××が見たい
しおりを挟む『実家からスイカもらった』
『(スイカの絵文字)』
『今から持っていく』
結菜は保のスマホにメッセージを送った。
すぐに保から、熊だかなんだかよくわからないキャラクターがサムズアップしてる絵文字が送られてきた。
スイカ好きの保が無事に釣れたようで、結菜はニヤリと口の端を上げて悪い顔をする。
(よし! これで何とかして保のチンコを見るぞ!)
実家から送られてきたおばあちゃんの作ったスイカを両手でしっかり持って、結菜は鼻息荒く二つ隣の駅に住んでる保の家に向かった。
***
保の家に向かう途中、結菜は二年前の夏のことを思い出していた。
その時も結菜はおばあちゃんが作ったスイカのお裾分けを持って保の家に向かっていた。
保は結菜の一つ年上の幼なじみで、当時、高三で受験勉強をしていた保は、家の庭に建てたプレハブを自分の部屋にしていた。
日も落ちて涼しくなってから結菜が陣中見舞いにと保の大好物のスイカを持って部屋を訪ねると、部屋の窓が少し開いていた。
「たも……」
結菜が保に声をかけようとした時、部屋の中から妙な声が聞こえてきた。
「フッ、クッ……」
いつもと違う保の様子を不思議に思い結菜がそっと部屋の中を覗くと、保が机に向かいながら右手を身体の前で必死に動かしていた。
結菜の所からははっきりと見えなかったけれど、どうやら保はオナニーをしているようだった。
見てはいけない、そう思うのに、結菜は保から目を離せなかった。
窓の隙間からわずかに見え隠れする保のチンコに、結菜の喉がごくりと鳴る。
「ウッ……」
保は小さな呻き声を上げて右手の動きを止めた。
保が身体の向きを変えようとしているのに気づいた結菜は慌てて窓から離れると、母屋に行って保の母親にスイカを渡して急いで家に逃げ帰った。
その日から結菜は保のチンコが頭から離れなくなってしまった。
寝ても覚めても頭の中で保のチンコのことを考えてしまう。
チラリとしか見えなかったアレは一体どんな形をしているんだろう。
どれくらいの大きさなんだろうか。
大きくなると聞くけれど、どれくらい大きさが変わるのだろうか。
結菜は気づくとずっと、保のチンコについて考えていた。
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