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六章 愛の歌
85.初夜-3※
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そのまま何度も腰を激しく打ちつけられ、ルルティアはシーツを強くつかんで背を反らし声にならない声を上げた。
激しく奥を突きながらグチュリと中をかき混ぜられるたび、ルルティアは身体を震わせて達した。
何度目かの絶頂の瞬間うなじをガブリと噛まれたのがわかった。
同時にお腹の奥に熱いものがじんわりと広がる。
「あ……は……はぁ……」
噛まれて痛いはずなのに頭の奥が痺れて、それすらも快感に変わってしまう。
アミルは腰を震わせながらグッ、グッと何度も奥まで押しつけてから、ゆっくりと雄芯を抜いた。
ルルティアは身体をピクピクと震わせてぺしょりとシーツにうつ伏せに倒れた。
汗で顔に張りついてしまった髪をアミルが優しい手つきでどかす。
「ルー、大丈夫?」
「もうダメ……」
アミルに触れられたところがどこもかしこも気持ちよくて、身体の内側から痺れているみたいだった。
ルルティアが目を閉じてこのまま寝てしまおうとうとうとした瞬間、身体の中からじんわりと力が湧いてきた。
「ん、あれ?」
「え、なんで!?」
ルルティアが目を開けると髪が青く染まり身体のウロコも広がっていた。
アミルを見ると黒髪になって猫耳と尻尾が生えている。
一瞬驚いた顔をした後、アミルはルルティアを眺めてニンマリと笑った。
そしてルルティアのウロコに覆われた肌を艶かしい手つきでゆっくりとなでる。
「体力回復しただろ?」
「し、してない……!」
ルルティアは身体を捻って逃げようとしたが、アミルが膝立ちになってルルティアの腰の上にまたがり器用に押さえこんでその動きを止めた。
アミルはルルティアを見下ろすと、あやしく舌なめずりをしながらその尻尾でルルティアの太ももをつんつんと突いた。
そして互いの性液で塗れた自分のモノをゆっくりと扱いてみせた。
「ア……ミル……あの……」
「ルーをもっと食べたい」
アミルは獲物を狙うようにその夜空色の目をギラリと光らせた。
アミルはルルティアの片足にまたがったまま、もう一方の足をぐいと持ち上げる。
ルルティアの開かれた足の間からは、アミルの注いだものが垂れて肌をつたった。
「や……アミル……んんっ!」
アミルは硬くなったモノを濡れたあわいにズプと挿し入れた。
「あ、あ、やぁ……はいってる……」
アミルはそのまま腰を強く打ちつけてはグリグリと動かしてルルティアの奥を深く抉った。
「はぁん! おく、や……つよい、そこ、だめ、あ、あぁっ!」
体力は回復しても快感の波はまだ引いていない。
そこにさらに積み上げるように強い刺激を与えられて、一体化して敏感になっている身体はあっという間に高まっていく。
ルルティアは強すぎる快感にポロポロと涙をこぼしながら嬌声をあげて大いに乱れた。
そんなルルティアの姿にアミルはいっそう興奮して激しく攻め立てる。
(アクアさま、やりすぎ……っ!!)
ルルティアは心の中で大好きな青い魚の精霊に文句を言いながら、いつまでも終わらない快楽の渦に深く深く飲み込まれていくのだった。
激しく奥を突きながらグチュリと中をかき混ぜられるたび、ルルティアは身体を震わせて達した。
何度目かの絶頂の瞬間うなじをガブリと噛まれたのがわかった。
同時にお腹の奥に熱いものがじんわりと広がる。
「あ……は……はぁ……」
噛まれて痛いはずなのに頭の奥が痺れて、それすらも快感に変わってしまう。
アミルは腰を震わせながらグッ、グッと何度も奥まで押しつけてから、ゆっくりと雄芯を抜いた。
ルルティアは身体をピクピクと震わせてぺしょりとシーツにうつ伏せに倒れた。
汗で顔に張りついてしまった髪をアミルが優しい手つきでどかす。
「ルー、大丈夫?」
「もうダメ……」
アミルに触れられたところがどこもかしこも気持ちよくて、身体の内側から痺れているみたいだった。
ルルティアが目を閉じてこのまま寝てしまおうとうとうとした瞬間、身体の中からじんわりと力が湧いてきた。
「ん、あれ?」
「え、なんで!?」
ルルティアが目を開けると髪が青く染まり身体のウロコも広がっていた。
アミルを見ると黒髪になって猫耳と尻尾が生えている。
一瞬驚いた顔をした後、アミルはルルティアを眺めてニンマリと笑った。
そしてルルティアのウロコに覆われた肌を艶かしい手つきでゆっくりとなでる。
「体力回復しただろ?」
「し、してない……!」
ルルティアは身体を捻って逃げようとしたが、アミルが膝立ちになってルルティアの腰の上にまたがり器用に押さえこんでその動きを止めた。
アミルはルルティアを見下ろすと、あやしく舌なめずりをしながらその尻尾でルルティアの太ももをつんつんと突いた。
そして互いの性液で塗れた自分のモノをゆっくりと扱いてみせた。
「ア……ミル……あの……」
「ルーをもっと食べたい」
アミルは獲物を狙うようにその夜空色の目をギラリと光らせた。
アミルはルルティアの片足にまたがったまま、もう一方の足をぐいと持ち上げる。
ルルティアの開かれた足の間からは、アミルの注いだものが垂れて肌をつたった。
「や……アミル……んんっ!」
アミルは硬くなったモノを濡れたあわいにズプと挿し入れた。
「あ、あ、やぁ……はいってる……」
アミルはそのまま腰を強く打ちつけてはグリグリと動かしてルルティアの奥を深く抉った。
「はぁん! おく、や……つよい、そこ、だめ、あ、あぁっ!」
体力は回復しても快感の波はまだ引いていない。
そこにさらに積み上げるように強い刺激を与えられて、一体化して敏感になっている身体はあっという間に高まっていく。
ルルティアは強すぎる快感にポロポロと涙をこぼしながら嬌声をあげて大いに乱れた。
そんなルルティアの姿にアミルはいっそう興奮して激しく攻め立てる。
(アクアさま、やりすぎ……っ!!)
ルルティアは心の中で大好きな青い魚の精霊に文句を言いながら、いつまでも終わらない快楽の渦に深く深く飲み込まれていくのだった。
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