【R18/完結】オネエの騎士に溺愛されています〜家の階段から落ちた先は美女の騎士団の頭の上で!?〜

河津ミネ

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五章 元の世界

85.執務室-2※

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「アレク?」

「あなた、今、自分がどんな顔しているかわかる?」

「え?」

「マーコのそんな顔、他の人には見せられないわ」

 アレクサンドラは真子の頭の後ろをグッと押さえるとそのまま舌を入れて深いキスをした。
 上顎を、歯列を、口中を舐めあげられて、クチュクチュと激しい水音を立てながら舌を絡めあい唾液を混ぜ合う。

「あ……は……」

 真子は激しいキスで足の力が抜けてアレクサンドラの胸に縋りついた。
 アレクサンドラの手が真子の下衣の紐をシュルと緩め中に入り込んだ。

「ん、ふっ……あっ!」

「すごい、グチョグチョね」

「や……っ!!」

 下着の中にまで入り込んだ指はあわいの奥まで進み、そこが既に潤んでいることを暴き出す。
 アレクサンドラの長い指はキスだけで溢れ出した愛液をたっぷりとすくって、前後に動きながら敏感な粒を擦っていった。

「や、あ、あんっ……」

 真子は机に押しつけられて逃げ場が無いまま、つぷと中に指を挿れられた。
 アレクサンドラはあっという間に二本の指を根元まで埋めると、グチュグチュと音を立てながら動かしていく。

「あら、汚れちゃうわね」

「あ!」

 アレクサンドラが真子の下衣を下着ごと脱がせて足元に落とした。
 アレクサンドラの執務室で下半身を出して恥ずかしい水音を立てているなんて、もし誰かが来たらどうしたら良いのか。

「こんな格好ダメ、恥ずかしい」

 真子がチラリとドアに目線をやり、アレクサンドラの腕を押し返そうとするがビクともしなかった。

「カギは閉めたから大丈夫よ」

 アレクサンドラはキスで真子の口を塞いでこれ以上文句を言わせないようにする。
 中に挿れる指が三本に増やされバラバラに動きながら親指が敏感な粒を押しつぶす。

「ん……ふ……」

 嬌声ごとアレクサンドラの口に飲み込まれ、気づくと上衣も脱がされ真子はずり上がった胸当て一枚だけを身につけていた。
 足がガクガク震えて立っていられなくなったところで中のざらついた辺りをグイと押されて、真子はアレクサンドラの指を締め付けながら達した。

「あぁっ……!!」

 アレクサンドラは崩れ落ちる真子を抱えて椅子に座らせた。
 そして真子の愛液で濡れた指を一本ずつ見せつけるようにしてしゃぶった。
 真子がふはふはと息をしながら動かない身体を椅子の上にくたりと預けていると、アレクサンドラは真子の身体に残っていた胸当ても外して真子を裸にむいた。
 投げ出された真子の膝に手を当ててグイと持ち上げて開くと、椅子の肘掛けに両足をかけた。

「え……! やっ!」

 灯りの付いた明るい部屋で濡れた秘所を丸見えにされて、真子はあわてて手で隠そうとするがアレクサンドラにその手を退けられてしまう。
 アレクサンドラはそのまま顔を近づけると真子の秘所に吸いついた。
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