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一章 白い光に包まれて
7.お酒とお風呂とあれこれと-3
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「ほら、いらっしゃい」
全身をくまなく洗われて浴室から出されると、今度は大きな柔らかい布に包まれてしっかりと拭かれた。
アレクサンドラの顔の化粧が落ちていて、さっきまでは女の人にしか見えなかったはずなのにその姿はちゃんと男の人に見えた。
真子は何だか落ち着かなくて目をさまよわせると、アレクサンドラの下半身が目に入った。
下着が濡れてぺったりと身体に張り付いていて、男性の象徴がソコにあることをはっきりと主張している。
真子はぎゅっと目をつぶった。
ソレはすごく大きく見えたけど、あれが普通の状態なのかそうでないのか真子にはわからなかった。
なにせ真子は今まで男の人と付き合ったことが無かったし、父親も長いこと単身赴任で母親と二人暮らしだったので男の人のソレをまともに見たことが無かった。
(アレクサンドラさんは私のことをペットみたいに思っているし、えっと、あれだ、きっと、身体は男でも心は女とか、オネエとかそういうやつで……)
アレクサンドラさんは女の人、女の人だから……と真子は心の中で必死に唱え続けた。
脱いだ服はすべてアレクサンドラに回収されてしまったらしく、真子は身に着ける下着がなかった。
(汚れた下着をもう一度着けるのは嫌だけど……。女同士と思えば普通?)
悩んでも下着が出てくるわけもなく、真子は仕方なく素肌の上にマリーベルが貸してくれた上衣をまとった。
「はい、ここに座ってちょうだい」
アレクサンドラがベッドに座って自分の横をポンポンと叩いて呼んだ。
真子がちょこんと隣に座ると、アレクサンドラは真子の髪をしっかり乾かしていく。
ひとくしずつ丁寧にブラシで整えて、真子のショートカットの短い髪の毛の先までオイルを染みこませた。
頭のマッサージが気持ちよくてうとうとしていたら、いつの間にか真子はベッドに横になって全身をマッサージされていた。
アレクサンドラの手がするすると服の中にまで入り込み、良い香りのするクリームを全身に塗られていく。
アレクサンドラの長い指が真子の背中から前に回り、うつぶせになった真子の胸のふくらみの下あたりををかすめた。
「あ……」
変な声が出そうになり、真子はあわてて両手で口をふさいだ。
(アレクサンドラさんは女の人、女の人……)
真子が口の中で小さく唱えている間に、真子は全身ツヤツヤのピカピカにされてしまった。
「さ、できた! それじゃあ、ゆっくりおやすみなさい」
アレクサンドラは真子をベッドに寝かせて毛布をかけると、子どもをあやすようにポンポンと毛布の上から叩いた。
(え! ということは男の人と一緒に泊まるの!? あ、でも昨日も抱き合って寝ていたけど何もなかったし、やっぱりオネエだから大丈夫ってこと……?)
グルグル悩みながら、これじゃあ眠れないかも……なんてドキドキしていたのは一瞬で、慣れないお酒に加えて衝撃的なことが色々と起こり過ぎて疲れ果てていた真子は、あっという間に眠りに落ちてしまった。
全身をくまなく洗われて浴室から出されると、今度は大きな柔らかい布に包まれてしっかりと拭かれた。
アレクサンドラの顔の化粧が落ちていて、さっきまでは女の人にしか見えなかったはずなのにその姿はちゃんと男の人に見えた。
真子は何だか落ち着かなくて目をさまよわせると、アレクサンドラの下半身が目に入った。
下着が濡れてぺったりと身体に張り付いていて、男性の象徴がソコにあることをはっきりと主張している。
真子はぎゅっと目をつぶった。
ソレはすごく大きく見えたけど、あれが普通の状態なのかそうでないのか真子にはわからなかった。
なにせ真子は今まで男の人と付き合ったことが無かったし、父親も長いこと単身赴任で母親と二人暮らしだったので男の人のソレをまともに見たことが無かった。
(アレクサンドラさんは私のことをペットみたいに思っているし、えっと、あれだ、きっと、身体は男でも心は女とか、オネエとかそういうやつで……)
アレクサンドラさんは女の人、女の人だから……と真子は心の中で必死に唱え続けた。
脱いだ服はすべてアレクサンドラに回収されてしまったらしく、真子は身に着ける下着がなかった。
(汚れた下着をもう一度着けるのは嫌だけど……。女同士と思えば普通?)
悩んでも下着が出てくるわけもなく、真子は仕方なく素肌の上にマリーベルが貸してくれた上衣をまとった。
「はい、ここに座ってちょうだい」
アレクサンドラがベッドに座って自分の横をポンポンと叩いて呼んだ。
真子がちょこんと隣に座ると、アレクサンドラは真子の髪をしっかり乾かしていく。
ひとくしずつ丁寧にブラシで整えて、真子のショートカットの短い髪の毛の先までオイルを染みこませた。
頭のマッサージが気持ちよくてうとうとしていたら、いつの間にか真子はベッドに横になって全身をマッサージされていた。
アレクサンドラの手がするすると服の中にまで入り込み、良い香りのするクリームを全身に塗られていく。
アレクサンドラの長い指が真子の背中から前に回り、うつぶせになった真子の胸のふくらみの下あたりををかすめた。
「あ……」
変な声が出そうになり、真子はあわてて両手で口をふさいだ。
(アレクサンドラさんは女の人、女の人……)
真子が口の中で小さく唱えている間に、真子は全身ツヤツヤのピカピカにされてしまった。
「さ、できた! それじゃあ、ゆっくりおやすみなさい」
アレクサンドラは真子をベッドに寝かせて毛布をかけると、子どもをあやすようにポンポンと毛布の上から叩いた。
(え! ということは男の人と一緒に泊まるの!? あ、でも昨日も抱き合って寝ていたけど何もなかったし、やっぱりオネエだから大丈夫ってこと……?)
グルグル悩みながら、これじゃあ眠れないかも……なんてドキドキしていたのは一瞬で、慣れないお酒に加えて衝撃的なことが色々と起こり過ぎて疲れ果てていた真子は、あっという間に眠りに落ちてしまった。
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