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19.その後のキースと私
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「あの、キース……」
「なんですか?」
「て、手を……」
「手?」
そう言ってキースは、私のおっぱいを揉んでいた手でキュッと乳首をつまんだ。
「きゃっ!」
一緒の馬車に乗り込んだキースは、すぐに向かい合って抱き合う形になるように私を膝の上に乗せ、両手でおっぱいを揉みはじめた。
手のひら全体でおっぱいを揉みながら器用に指先で乳首をこねる。
「ちょっと、胸、ダメ、や、あ……あぁん」
「大丈夫です。おっぱいしか触りません」
「それ、大丈夫じゃないからぁ」
キースは手早く私の服を緩めておっぱいを取り出すと、持ち上げながら寄せて二つの乳首を一緒に口に含んだ。
「あ、やぁっ、それ、だめぇ!」
あれ以来、毎日のようにキースに執拗におっぱいをいじられていた私は、キースに触れられただけですぐに気持ち良くなってしまうようになっていた。
「あぁ……んっ!」
ビクリと身体を震わせると、キースはチュポンと音を立てながら口に含んだ乳首を離した。
「フウリ様、もしかして今、おっぱいだけでイってしまいましたか?」
「バ、バカァ!!」
「早くベッドで愛し合いましょうね」
キースは恥ずかしくて涙目の私の顔にチュッ、チュッ、とキスを落としながら両手で私の乳首をこねる。
「あ、あ、やだ、またキちゃうっ!」
「いいですよ。いっぱい感じてください」
「私がよくないのぉ」
「良くないですか? もっと強い方がお好みですか?」
すぐにギュッと乳首をつままれて腰が跳ねる。
「やっ、ちがっ」
「では弱い方がお好きですか?」
今度は指先でくるりと乳輪を優しくなぞってから、カリカリと乳首を引っかく。
「やぁん……どっちも好きぃ……」
「はぁ……フウリ様、かわいい。大好き。愛してます」
ゆらゆらと腰を揺らす私を抱きしめながら、下着の奥でたっぷりと濡れてしまっているソコにキースは『太くて硬い』モノをグリグリと押しつけた。
「あっ!!」
「ここで挿れるわけにはいきませんからね。屋敷までもう少しガマンしてくださいね」
(ガマンしてないのは私じゃなくてキースなのにっ!)
文句を言いたいけれど、口を開くと喘ぎ声が漏れてしまうのでグッと唇を噛んだ。
私はそのまま屋敷に着くまでキースにおっぱいをいじられ続け、キースはグッタリと力の入らない私を抱きかかえて馬車から降りたのだった。
「フウリ様は馬車に酔ってしまわれたので、しばらく休ませます」
キースは屋敷に勤める使用人たちにそれだけ告げると、私をふたりの寝室に連れ込んだ。
そこからはもうグチュグチュと淫らな水音と、パンパンと肌のぶつかり合う音が休むことなく続く。
「あ! やぁっ! もうダメ! ダメなのぉ……っ!」
「さすがフウリ様の聖なるおっぱいです。いくらでも回復できます!」
キースは私の中に子種を注いだそばから『太くて硬い』モノを私のおっぱいに挟んで治し、私の止める声も聞かず限界まで私を抱き潰した。
(……もう癒しの力……ない、のに……)
そんな私の言葉は声にならず、結局、私が屋敷の主人として使用人の皆に挨拶できたのは次の日のことだった。
さて、その後のキースと私のことを少し。
私は聖女年金のおかげでぜいたくをしなければ死ぬまで生活には困らないのだけれど、一緒に過ごせなかった日々の埋め合わせを兼ねて、両親のやってる王都のお菓子屋を手伝うことにした。
キースも拘束時間の長い聖騎士から、厳しいけれど時間に自由がきく王都警備騎士団に異動して、王都警備の合間にお菓子屋に顔を出してくれる。
お菓子屋の目玉商品が『おっぱいプリン』で、しかもその一番の上客がキースだと知って親子仲と夫婦仲にしばらく亀裂が入ったり、マイヤ様とレベッカに結婚祝いとしてもらった『ドキッ!漢だらけの棒倒し大会』と『冷徹執事の夜の顔~お嬢さま、今夜も僕を罵ってください~』を見て勘違いしたキースが暴走したりと色々あったけれど、まぁおおむね問題なくやっている。
「フウリ様、お疲れ様です」
「ふふ、もう聖女じゃないのに。キースもお疲れ様」
王都警備の見回りを終えたキースがお菓子屋に迎えに来てくれて、ふたりで一緒に屋敷に帰る。
「フウリ様、そこに段差があるので気をつけてください」
「はーい」
「あなたお一人の身体では無いので、本当に気をつけてくださいね」
「うん。ありがとう、キース」
私は膨らんできたお腹をなでながら、キースを見上げて笑う。
キースの手を握るとキースも私の手を握り返しながら笑ってくれた。
あの日あこがれた『ワンコ系騎士』のラストシーンがもうすぐ現実になりそうだと感じながら、私は今日も幸せに過ごすのだった。
「なんですか?」
「て、手を……」
「手?」
そう言ってキースは、私のおっぱいを揉んでいた手でキュッと乳首をつまんだ。
「きゃっ!」
一緒の馬車に乗り込んだキースは、すぐに向かい合って抱き合う形になるように私を膝の上に乗せ、両手でおっぱいを揉みはじめた。
手のひら全体でおっぱいを揉みながら器用に指先で乳首をこねる。
「ちょっと、胸、ダメ、や、あ……あぁん」
「大丈夫です。おっぱいしか触りません」
「それ、大丈夫じゃないからぁ」
キースは手早く私の服を緩めておっぱいを取り出すと、持ち上げながら寄せて二つの乳首を一緒に口に含んだ。
「あ、やぁっ、それ、だめぇ!」
あれ以来、毎日のようにキースに執拗におっぱいをいじられていた私は、キースに触れられただけですぐに気持ち良くなってしまうようになっていた。
「あぁ……んっ!」
ビクリと身体を震わせると、キースはチュポンと音を立てながら口に含んだ乳首を離した。
「フウリ様、もしかして今、おっぱいだけでイってしまいましたか?」
「バ、バカァ!!」
「早くベッドで愛し合いましょうね」
キースは恥ずかしくて涙目の私の顔にチュッ、チュッ、とキスを落としながら両手で私の乳首をこねる。
「あ、あ、やだ、またキちゃうっ!」
「いいですよ。いっぱい感じてください」
「私がよくないのぉ」
「良くないですか? もっと強い方がお好みですか?」
すぐにギュッと乳首をつままれて腰が跳ねる。
「やっ、ちがっ」
「では弱い方がお好きですか?」
今度は指先でくるりと乳輪を優しくなぞってから、カリカリと乳首を引っかく。
「やぁん……どっちも好きぃ……」
「はぁ……フウリ様、かわいい。大好き。愛してます」
ゆらゆらと腰を揺らす私を抱きしめながら、下着の奥でたっぷりと濡れてしまっているソコにキースは『太くて硬い』モノをグリグリと押しつけた。
「あっ!!」
「ここで挿れるわけにはいきませんからね。屋敷までもう少しガマンしてくださいね」
(ガマンしてないのは私じゃなくてキースなのにっ!)
文句を言いたいけれど、口を開くと喘ぎ声が漏れてしまうのでグッと唇を噛んだ。
私はそのまま屋敷に着くまでキースにおっぱいをいじられ続け、キースはグッタリと力の入らない私を抱きかかえて馬車から降りたのだった。
「フウリ様は馬車に酔ってしまわれたので、しばらく休ませます」
キースは屋敷に勤める使用人たちにそれだけ告げると、私をふたりの寝室に連れ込んだ。
そこからはもうグチュグチュと淫らな水音と、パンパンと肌のぶつかり合う音が休むことなく続く。
「あ! やぁっ! もうダメ! ダメなのぉ……っ!」
「さすがフウリ様の聖なるおっぱいです。いくらでも回復できます!」
キースは私の中に子種を注いだそばから『太くて硬い』モノを私のおっぱいに挟んで治し、私の止める声も聞かず限界まで私を抱き潰した。
(……もう癒しの力……ない、のに……)
そんな私の言葉は声にならず、結局、私が屋敷の主人として使用人の皆に挨拶できたのは次の日のことだった。
さて、その後のキースと私のことを少し。
私は聖女年金のおかげでぜいたくをしなければ死ぬまで生活には困らないのだけれど、一緒に過ごせなかった日々の埋め合わせを兼ねて、両親のやってる王都のお菓子屋を手伝うことにした。
キースも拘束時間の長い聖騎士から、厳しいけれど時間に自由がきく王都警備騎士団に異動して、王都警備の合間にお菓子屋に顔を出してくれる。
お菓子屋の目玉商品が『おっぱいプリン』で、しかもその一番の上客がキースだと知って親子仲と夫婦仲にしばらく亀裂が入ったり、マイヤ様とレベッカに結婚祝いとしてもらった『ドキッ!漢だらけの棒倒し大会』と『冷徹執事の夜の顔~お嬢さま、今夜も僕を罵ってください~』を見て勘違いしたキースが暴走したりと色々あったけれど、まぁおおむね問題なくやっている。
「フウリ様、お疲れ様です」
「ふふ、もう聖女じゃないのに。キースもお疲れ様」
王都警備の見回りを終えたキースがお菓子屋に迎えに来てくれて、ふたりで一緒に屋敷に帰る。
「フウリ様、そこに段差があるので気をつけてください」
「はーい」
「あなたお一人の身体では無いので、本当に気をつけてくださいね」
「うん。ありがとう、キース」
私は膨らんできたお腹をなでながら、キースを見上げて笑う。
キースの手を握るとキースも私の手を握り返しながら笑ってくれた。
あの日あこがれた『ワンコ系騎士』のラストシーンがもうすぐ現実になりそうだと感じながら、私は今日も幸せに過ごすのだった。
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