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95.待つ人の気持ち・・・
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「トーカ様、一度ローレリアにお帰りを・・・」
ホルスさんが、昼過ぎに突然転移魔術で現れてそう言ってきた。
おい、おい・・ローレリアから出て行って、1ヶ月も経ってないで?
『私、就職が決まって間もないのに、そんな勝手に休められへん!子離れせぇって言うといて』
「臣下全員のお願いです。王達がため息ばかりおつきで…その…どうかお願いしますっ!!」
『・・・』
情けなっ!ヘタレすぎて腹が立って来た。
「総長~、ヘタレな王に教育的指導しに帰ったらどうすっか」
「ケンダロス殿!」
横に居た健太が桃花と呼ばずに総長と呼んで、わざと嫌味に聞こえるように言った。ホルスさんもそれが分かったようだ。
バカバカしいってな感じで言葉を続ける健太。
「親子の17年間の寂しい空白を埋めるのも大事っすけど、混沌とした国の空白を埋める方が王として大事じゃないっすか?しかも、それを誰も指摘しないっすね。臣下として、それどうかと思いますけど」
「なっ!・・」
「まぁ、待て待て。お前そんな短気じゃ、隊長職出来ねぇぞ?まだまだだな…」
傍に居た赤毛がホルスさんを静止させるが、その物言いに今度は赤毛をじろりと睨んだホルスさん。
そんなホルスさんを、無視して私等に向き直る赤毛。
「ケンダロスが言うのもごもっともだ。だが、俺からも頼むわ。よく考えりゃ、嬢ちゃんが祖の王達と一緒に居られたのは、実質1ヶ月もなかった。水戸黄門様してたからな。今まで絶対に会えなかったという諦めと、傍に居ながら我儘が言えないという諦めでは、寂しさが欲張りにもなる。そこは、お前の言う王も1人の人間だということだ。俺も子を持つ身だ。今この開拓地にヒューズを連れては来れねぇから、実家に面倒見てもらってる。いつもそうだ。5歳のガキが我慢してやがる。俺も我慢してる。ただ、俺と王が違うところは、俺は嫌ならやめれば済むって事だ。王達はそうはいかねぇ。決められた道に行くしかねぇからな。それなら臣下としては、その道に行く足を止めないよう王が望むことを日々考える。こうして、王に内緒でやって来てな…」
赤毛がそう言ってホルスさんの方を見た。
全てを知ったように言った元隊長の言葉に、情けない顔をした現隊長のホルスさん。
そんな事を言われたら、拒否できない。健太も、もう何も言わなかった。仕方なくクロード達に3日程休暇が欲しいと頼むと、仕事には休暇がつきものだ、3日と言わずもっと休んで来いと言って休みを7日貰った。それならついでに、ヒューズの様子も見に行って来ると言うと、悪いなと言った赤毛。
私は赤毛が言った、お互いが我慢しているという言葉に自分を重ねた。
毎日学校から帰って玄関のカギを開けると、いつも音のない家が寂しかった。だから帰ってすぐにテレビをつけた。見もしないテレビで幾分か人の気配のない空間が和らいだからだ。そして机の上のメモを読み、母がやり残した用事を済ませる。洗濯物を取り込み、ご飯を仕掛けて母を待つ夕方。
それが私の日常だった。人を待つ時間は長く、そして寂しい…。ヒューズだけでなく、親父達も同じだと気付く。
それを気づかせてくれたのだから、礼を言うのは私の方だと思った……。
***
『ほんなら、悪いけど行ってくるわ。ポポ、私の分まで魔術で皆を助けたってな。それと、何かあったら呼びに来てええしな』
「大丈夫ですよ。貴方が居ない方が皆が煩悩無しで仕事できますから、逆に仕事がはかどります」
『…そこは、大丈夫ですとだけ言って欲しかった…。後半部分の言葉は、敢えて私が居ないほうがいいと言われてるようで、解せへんねんけど』
納得できんまま全員に見送られ、転移魔術でその日私はローレリアに戻った。
ついて早々、健太の親父の所に連れて行かれ、今度は護衛の騎士を伴って王達の執務室に向かう。バタバタと大人数で忙しいこっちゃ…。
王の執務室に入ると、吃驚顔の兄弟王がこっちを見て静止した。
『ご無沙汰やな親父、伯父さん。仕事頑張ってるか?』
静止したままの2人に声を掛けると、慌てて机の上を飛び越えて抱き付いて来た親父。その体当たり的な抱擁に、思わず相撲のうっちゃりで対処する。親父の抱擁を真面に受けると骨格をまた手直しされるからだ。
親父が打ち付けられた床から起き上がり、情けない声を出す。
「///桃花~・・。酷いぞぉ~」
そんな親父と違ってしっかり者の伯父の方が健太の親父に説明を求めた。
「宰相、これはどういうことだ?!何故ここにトーカ姫が居るのだ?」
「私がお呼びいたしました。ここ暫くぶっ通しで政務をこなされておいででしたので、心の癒しが必要かと…」
健太の親父が言い終わらないうちに2人が同時に声を上げた。
「「でかした!!」」
その2人の綺麗なハモりに、性格の根本は一緒か・・と思わず苦笑いする。暫く話していたが、あまり長居をしても仕事の邪魔になると思い、政務が終ったら一緒に夕食を取ろうと言って執務室を出た。俄然やる気の出た2人を嬉しそうに見つめる健太の親父。そんな皆を見て、赤毛に再度感謝する。
執務室を出て、ホルスさんと廊下を歩きながら、中途半端なこの時間をどうするか相談する。
『さて、夕食までの中途半端なこの時間をどうしようか…。今からヒューズの所に行くのも時間的に、失礼やし…』
只今の時刻16時。そう悩んでいるところに、悪寒が走る。
ホルスさんが気づくより先に身構える私は、野生児ラムスのおっさん並みだ。
転移魔術で私の目の前に現れたのは、私の目下怒りの対象であるエロじじいだった…。
「姫さん!」
『ホルスさん、魔術でこのいんきん宇宙の彼方に飛ばしてくれ!』
「・・・」
ジト目で見るエロじじい。
『ようもその面を私の前に出せたな!ピュアなポポをお前のエロ菌で汚しやがって!』
「あやつ失敗したのか?!むー、高級娼館で大金使ったのにー!!その分儂が遊べば良かったっ!」
その言葉を聞いて、胸倉を掴む。
『このクソじじい・・・、勃ちもせんくせに!』
「失礼な、勃つぞ!だが…持続性は無いのう。子種も出るのは出るが生きとるかのう……」
股間をモジモジさせるエロじじい。触るのも気色悪なって、ホルスさんの方に投げ渡す。
『このいんきん、剣の錆にしてどっか埋めといて。ほんで芽が出んよう、石でも乗せといて』
「むー!!開口一番から全てに理不尽じゃ!姫さんが帰ってきたら、見せたいものがあったというのに!」
『…見せたいもんって何やねん……』
どうせろくでもない事やろうと思い、期待なさげに聞き返した。
「///見たいか?!!」
見てくれと言わんばかりの声質に、返答に悩む。
何度も言うが、オールド・イングリッシュ・シープドッグのようなじじいの顔は、表情が読めない。考えあぐねて出た結論が、見たいか見たくないかではなく、私がエロじじいに興味が有るか無いかで決めた。
『じじい絡みの事は、全く興味ない。結果見たくはないということで……ほな行こか、ホルスさん』
すたすた歩きだす私の後ろから、必死に喚くじじい。
「姫さん、損するぞっ!」
「むむむ・・、後悔するぞっ!!」
「……見ないと末代まで祟ってやるっ!!」
「わーん、、、見てくれーー!!!!」
何がわーんやねん。しゃーないし振り返る。
「・・・」
『・・・』
顔の表情の分からへんオールド・イングリッシュ・シープドッグが尻尾を振って、マテの状態でこっちを見てた。
もうじじい、頼むし前髪と髭剃ってくれ。お前の存在自体がシュール過ぎて意味が分からん。しかもこの暑さで蒸れるやろ…。マジ顔がいんきんになんで……。
仕方なくじじいの方に戻ると、嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねる年老いたオールド・イングリッシュ・シープドッグ。マジ元気やな・・・。
案内するから着いて来いと言って、スキップして歩くじじい。
そんなじじいに、興味半分で聞いてみた。
『なぁじじい、お前一体何歳やねん』
「何歳に見える?!」
『80代』
「ぶー!」
『70代なんか!!』
思わず吃驚して聞きなおした。
「ぶー!何で歳を下げるんじゃ?」
「えっ!!」
私が声を発する前にホルスさんが思わず声を出した。本来護衛の騎士は空気にならないといけないのだが、あまりの事実に声が出たと思われる。そして、真実の歳を聞いて私も含めて2人マジな空気になった。
遠くなった意識を何とか呼び戻し、その歳で勃起するという事も含めて私なりの長寿の褒め言葉をやる。
『・・・もうお前人間とちゃうで、それって妖怪やで。日本でいう付喪神と同じやぞ?!!喜べ、もうエロじじいのあだ名、エロ神様にしたるわ』
「///名に神が付いてるが、嬉しくないぞっ!!」
怒るエロ神様・・・。祟られんよう柏手を打つと、今度はピョンピョン跳ねて怒っていた。本当に元気な付喪神だ…。
ホルスさんが、昼過ぎに突然転移魔術で現れてそう言ってきた。
おい、おい・・ローレリアから出て行って、1ヶ月も経ってないで?
『私、就職が決まって間もないのに、そんな勝手に休められへん!子離れせぇって言うといて』
「臣下全員のお願いです。王達がため息ばかりおつきで…その…どうかお願いしますっ!!」
『・・・』
情けなっ!ヘタレすぎて腹が立って来た。
「総長~、ヘタレな王に教育的指導しに帰ったらどうすっか」
「ケンダロス殿!」
横に居た健太が桃花と呼ばずに総長と呼んで、わざと嫌味に聞こえるように言った。ホルスさんもそれが分かったようだ。
バカバカしいってな感じで言葉を続ける健太。
「親子の17年間の寂しい空白を埋めるのも大事っすけど、混沌とした国の空白を埋める方が王として大事じゃないっすか?しかも、それを誰も指摘しないっすね。臣下として、それどうかと思いますけど」
「なっ!・・」
「まぁ、待て待て。お前そんな短気じゃ、隊長職出来ねぇぞ?まだまだだな…」
傍に居た赤毛がホルスさんを静止させるが、その物言いに今度は赤毛をじろりと睨んだホルスさん。
そんなホルスさんを、無視して私等に向き直る赤毛。
「ケンダロスが言うのもごもっともだ。だが、俺からも頼むわ。よく考えりゃ、嬢ちゃんが祖の王達と一緒に居られたのは、実質1ヶ月もなかった。水戸黄門様してたからな。今まで絶対に会えなかったという諦めと、傍に居ながら我儘が言えないという諦めでは、寂しさが欲張りにもなる。そこは、お前の言う王も1人の人間だということだ。俺も子を持つ身だ。今この開拓地にヒューズを連れては来れねぇから、実家に面倒見てもらってる。いつもそうだ。5歳のガキが我慢してやがる。俺も我慢してる。ただ、俺と王が違うところは、俺は嫌ならやめれば済むって事だ。王達はそうはいかねぇ。決められた道に行くしかねぇからな。それなら臣下としては、その道に行く足を止めないよう王が望むことを日々考える。こうして、王に内緒でやって来てな…」
赤毛がそう言ってホルスさんの方を見た。
全てを知ったように言った元隊長の言葉に、情けない顔をした現隊長のホルスさん。
そんな事を言われたら、拒否できない。健太も、もう何も言わなかった。仕方なくクロード達に3日程休暇が欲しいと頼むと、仕事には休暇がつきものだ、3日と言わずもっと休んで来いと言って休みを7日貰った。それならついでに、ヒューズの様子も見に行って来ると言うと、悪いなと言った赤毛。
私は赤毛が言った、お互いが我慢しているという言葉に自分を重ねた。
毎日学校から帰って玄関のカギを開けると、いつも音のない家が寂しかった。だから帰ってすぐにテレビをつけた。見もしないテレビで幾分か人の気配のない空間が和らいだからだ。そして机の上のメモを読み、母がやり残した用事を済ませる。洗濯物を取り込み、ご飯を仕掛けて母を待つ夕方。
それが私の日常だった。人を待つ時間は長く、そして寂しい…。ヒューズだけでなく、親父達も同じだと気付く。
それを気づかせてくれたのだから、礼を言うのは私の方だと思った……。
***
『ほんなら、悪いけど行ってくるわ。ポポ、私の分まで魔術で皆を助けたってな。それと、何かあったら呼びに来てええしな』
「大丈夫ですよ。貴方が居ない方が皆が煩悩無しで仕事できますから、逆に仕事がはかどります」
『…そこは、大丈夫ですとだけ言って欲しかった…。後半部分の言葉は、敢えて私が居ないほうがいいと言われてるようで、解せへんねんけど』
納得できんまま全員に見送られ、転移魔術でその日私はローレリアに戻った。
ついて早々、健太の親父の所に連れて行かれ、今度は護衛の騎士を伴って王達の執務室に向かう。バタバタと大人数で忙しいこっちゃ…。
王の執務室に入ると、吃驚顔の兄弟王がこっちを見て静止した。
『ご無沙汰やな親父、伯父さん。仕事頑張ってるか?』
静止したままの2人に声を掛けると、慌てて机の上を飛び越えて抱き付いて来た親父。その体当たり的な抱擁に、思わず相撲のうっちゃりで対処する。親父の抱擁を真面に受けると骨格をまた手直しされるからだ。
親父が打ち付けられた床から起き上がり、情けない声を出す。
「///桃花~・・。酷いぞぉ~」
そんな親父と違ってしっかり者の伯父の方が健太の親父に説明を求めた。
「宰相、これはどういうことだ?!何故ここにトーカ姫が居るのだ?」
「私がお呼びいたしました。ここ暫くぶっ通しで政務をこなされておいででしたので、心の癒しが必要かと…」
健太の親父が言い終わらないうちに2人が同時に声を上げた。
「「でかした!!」」
その2人の綺麗なハモりに、性格の根本は一緒か・・と思わず苦笑いする。暫く話していたが、あまり長居をしても仕事の邪魔になると思い、政務が終ったら一緒に夕食を取ろうと言って執務室を出た。俄然やる気の出た2人を嬉しそうに見つめる健太の親父。そんな皆を見て、赤毛に再度感謝する。
執務室を出て、ホルスさんと廊下を歩きながら、中途半端なこの時間をどうするか相談する。
『さて、夕食までの中途半端なこの時間をどうしようか…。今からヒューズの所に行くのも時間的に、失礼やし…』
只今の時刻16時。そう悩んでいるところに、悪寒が走る。
ホルスさんが気づくより先に身構える私は、野生児ラムスのおっさん並みだ。
転移魔術で私の目の前に現れたのは、私の目下怒りの対象であるエロじじいだった…。
「姫さん!」
『ホルスさん、魔術でこのいんきん宇宙の彼方に飛ばしてくれ!』
「・・・」
ジト目で見るエロじじい。
『ようもその面を私の前に出せたな!ピュアなポポをお前のエロ菌で汚しやがって!』
「あやつ失敗したのか?!むー、高級娼館で大金使ったのにー!!その分儂が遊べば良かったっ!」
その言葉を聞いて、胸倉を掴む。
『このクソじじい・・・、勃ちもせんくせに!』
「失礼な、勃つぞ!だが…持続性は無いのう。子種も出るのは出るが生きとるかのう……」
股間をモジモジさせるエロじじい。触るのも気色悪なって、ホルスさんの方に投げ渡す。
『このいんきん、剣の錆にしてどっか埋めといて。ほんで芽が出んよう、石でも乗せといて』
「むー!!開口一番から全てに理不尽じゃ!姫さんが帰ってきたら、見せたいものがあったというのに!」
『…見せたいもんって何やねん……』
どうせろくでもない事やろうと思い、期待なさげに聞き返した。
「///見たいか?!!」
見てくれと言わんばかりの声質に、返答に悩む。
何度も言うが、オールド・イングリッシュ・シープドッグのようなじじいの顔は、表情が読めない。考えあぐねて出た結論が、見たいか見たくないかではなく、私がエロじじいに興味が有るか無いかで決めた。
『じじい絡みの事は、全く興味ない。結果見たくはないということで……ほな行こか、ホルスさん』
すたすた歩きだす私の後ろから、必死に喚くじじい。
「姫さん、損するぞっ!」
「むむむ・・、後悔するぞっ!!」
「……見ないと末代まで祟ってやるっ!!」
「わーん、、、見てくれーー!!!!」
何がわーんやねん。しゃーないし振り返る。
「・・・」
『・・・』
顔の表情の分からへんオールド・イングリッシュ・シープドッグが尻尾を振って、マテの状態でこっちを見てた。
もうじじい、頼むし前髪と髭剃ってくれ。お前の存在自体がシュール過ぎて意味が分からん。しかもこの暑さで蒸れるやろ…。マジ顔がいんきんになんで……。
仕方なくじじいの方に戻ると、嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねる年老いたオールド・イングリッシュ・シープドッグ。マジ元気やな・・・。
案内するから着いて来いと言って、スキップして歩くじじい。
そんなじじいに、興味半分で聞いてみた。
『なぁじじい、お前一体何歳やねん』
「何歳に見える?!」
『80代』
「ぶー!」
『70代なんか!!』
思わず吃驚して聞きなおした。
「ぶー!何で歳を下げるんじゃ?」
「えっ!!」
私が声を発する前にホルスさんが思わず声を出した。本来護衛の騎士は空気にならないといけないのだが、あまりの事実に声が出たと思われる。そして、真実の歳を聞いて私も含めて2人マジな空気になった。
遠くなった意識を何とか呼び戻し、その歳で勃起するという事も含めて私なりの長寿の褒め言葉をやる。
『・・・もうお前人間とちゃうで、それって妖怪やで。日本でいう付喪神と同じやぞ?!!喜べ、もうエロじじいのあだ名、エロ神様にしたるわ』
「///名に神が付いてるが、嬉しくないぞっ!!」
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