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寝室
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「あ♡あのっ♡ほ、本当にここで、するんですか……ッ?♡」
「もちろん♡一度、真澄くんの寝室で君を抱きたいって思ってたからね♡」
「あッ♡ひ、緋鷹さ……ッ♡ひゃあッ!♡♡♡」
寝室。
最近は寝に帰っているだけになっていた寝室にしている和室は布団が敷きっぱなしになっていて、僕はそこに、当然というように緋鷹さんから押し倒されている。
『僕を食べる』。
その言葉はつまり──本気だったわけだ。
簡単につなぎを脱がされて、下着とTシャツ一枚の格好になって。そのTシャツも捲り上げられて、すぐに乳首へ、吸い付かれて……ッ!♡
「あ♡ぉ゛♡お゛ッ♡ち、乳首ッ♡だめ、ですッ♡」
「でも、最近は自分でする時も一緒に弄ってるんだろう?♡ふふっ……♡少ししょっぱいね♡」
「あ♡あッ♡しゃ♡シャワー、浴びてきますからぁッ♡」
「だぁめ♡汗っかきな真澄くん、僕は大好物なんだから……ッ♡」
「ふぁッ♡ぉ゛♡ぉお゛ッ!♡♡♡」
ぢゅううぅ゛ッ♡と乳首を吸われて、それだけで僕は下品な声で甘イキしてしまう。さっきからこっそり期待していたのがばればれだ。身体の感度がいつもよりも上がって、自分から腰を緋鷹さんにへこへこ押し付けるようになってしまって……ッ♡
「おやおや♡おねだりかな?♡」
「あ♡ぁッ♡ちがッ♡緋鷹、さんッ♡」
「……まったく♡恥ずかしがり屋さんなのに人一倍性欲が旺盛だね、真澄くんは♡そんな物欲しそうな眼で見つめてきて……ずるい子♡」
「う♡うぁ♡ご、ごめんなさいッ♡僕♡ぼくぅ゛……ッ♡」
「ふふ、いいんだよ♡真澄くんが欲しいものは、私が全部あげるから♡でも、欲しいものがあるならきちんと言葉にしようって話したよね?今日も自分の気持ちを形にする練習、しようか♡」
「あ♡ん♡んぅッ♡」
ちゅ♡ちゅ♡とキスを繰り返して、緋鷹さんは自分の服を脱いでゆく。引き締まった身体に、するりと脚から抜かれる下着。そこから勃起している性器がぶるんっ♡と表へ飛び出てしまえば、もう、僕はそれしか──お……♡おちんぽしか、目に見えない。はやくあれを挿れたい。おしりに。おまんこに挿れて。気持ちよくなりたい。そんなことしか、考えられなくなる。
「ふ、ふぁ♡ぉ゛♡ほぉ゛……ッ♡♡♡」
緋鷹さんはセックスをするごとに、いつも僕へ「練習」を求めてきた。いつも遠慮がちな僕へ、自分からおねだりをさせる練習だ。ほしいもの、してほしいことを口にするための、「練習」。セックスの時なら緊張も理性も緩んで、そういう願望も言いやすくなるから……って。その中で、言葉遣いもいくつか直された。一番は「ちんぽ」じゃなくて「おちんぽ」だ。何度も何度も前立腺を責められながら、おちんぽ♡おちんぽ♡と言わされて、それも「練習」させられてしまったんだ。
あ♡あぁ♡緋鷹さん♡緋鷹さんの、おちんぽッ♡年上の男性のッ♡経験豊富なッ♡えっちな腰使いで気持ちいいところばっかり責めてくるッ♡やさしいのにしつこいッ♡すっごくどすけべな緋鷹さんのおちんぽぉ゛ッ♡ぉ゛♡ほしい♡ほしいよぉ゛ッ♡ほしいのッ♡緋鷹さんのおちんぽ♡緋鷹さんとのせっくす♡ほしい♡ほしい♡ほしい……ッ♡♡♡
「ほら。言えるかな?♡」
「ほッ♡ほお゛ッ♡ぉ、お゛ッ♡」
「……真澄くん♡」
「ぉ゛……ッ♡ぅ、うぁ゛♡ほ、ほしい、ですッ♡ひ♡緋鷹さんの、ぉ♡おちんぽぉ……ッ♡」
「──♡そう♡私のおちんぽが欲しいんだね♡……どこに、欲しいのかな?♡」
「ほおぉ゛ッ♡ぁ♡おまんこ♡僕のッ、おしり……ッ♡おまんこ、にぃ゛ッ♡」
「ん……♡ここだね♡いつも私のおちんぽを受け入れる、いやらしいおまんこ♡」
「ん゛ひッ♡あ♡ぉ゛ッ♡だめ♡ナカッ♡なでなで、だめぇッ♡」
「ほら♡あと一息♡ちゃんと全部口で……言ってみようね♡」
「お゛♡ぉ゛♡ほぉ゛……ッ♡♡♡」
あまくあまく促されて、僕ももう自分の欲望をなにも隠すことができない。繰り返されていた練習によって、僕の心は、緋鷹さんの手で緩やかにほどかれる。むき出しになって。丸出しになって。もう僕は恥じらいも捨てて、ガニ股に開いた脚をできる限り浮かせて、緋鷹さんへ「そこ」が見えるようにする。ぉお゛♡ほぉッ♡緋鷹さん♡緋鷹さん♡ひだか、さんッ♡僕♡ぼく♡ぼくぅ゛……ッ♡♡♡
「ひ、緋鷹さんッ♡僕のおまんこッ♡ぐちゃぐちゃにして、くださいッ♡緋鷹さんのおちんぽでッ♡僕のッ、どすけべおしりおまんこッ♡もっといやらしくッ♡緋鷹さんが♡作り変えて、くだひゃいッ♡♡♡」
「ッ──♡♡♡真澄くんッ、君は……ッ♡本当にッ、可愛いん、だから……ッ!♡♡♡」
「お゛、ぉ゛、ほぉ゛ッ!♡♡♡」
浮いた僕の脚を両腕でしっかりと支えると、緋鷹さんはすぐに僕の中へ、漲った性器を挿入した。ずりゅッ、と侵入してくる重さや熱は間違いなく僕が知っているもので、その腸壁の感覚へ一気に快感と安心感が襲ってくる。んぉ゛♡ほッ♡わ、わかる゛ッ♡緋鷹さんのおちんぽ♡挿入っただけで、わかるぅ゛♡あ♡だめ♡きゅうってしちゃう♡おまんこッ♡おちんぽ来て嬉しいの伝えちゃうッ♡んぉ゛♡ほぉ゛♡うれし♡緋鷹さんのおちんぽッ♡おちんぽ……ッ♡♡♡
「ぉ゛、お゛ッ♡ぉお゛ッ?♡♡♡」
……それでも、安心以上の刺激が、全身へ回り始める。なぜなら緋鷹さんが僕をがっしりと抱え込んで、小刻みに、何度も何度も前立腺を押し上げて来たからだ。動かすたびにカチャ、カチャ、と眼鏡が鳴って、ものすごく恥ずかしい。
「ほッ♡ぉお゛ッ♡ひ、ひだか、しゃ♡なかぁ゛♡ずくずく動かす、のッ♡らめッ♡らめ゛ぇッ♡♡♡」
「だめだよ♡真澄くんの望み通り、ここを私のモノで作り変えないといけないからね♡だってしばらくここは、悟のものだっただろう?♡」
「あ♡だ、だめ♡悟くんの話はっ、だ♡だめぇッ♡んぉ゛♡お゛♡ぉ゛ほぉ゛ッ♡♡♡」
や、やだッ♡だめ♡緋鷹さんッ♡悟くんのこと言っちゃ、だめぇッ♡悟くんとはもうセックスしてないからッ♡もうなにもないんだからッ♡だからッ♡反応しちゃ、だめっ、なのにぃ゛ッ♡名前♡名前出されるだけで全身が疼いちゃうッ♡緋鷹さんじゃない人のおちんぽ挿れてッ♡感じてたこと思い出してッ♡興奮、しちゃうよぉ゛ッ♡だめ♡だめ♡だめッ♡緋鷹さんッ♡いまっ、ぼくっ、緋鷹さんとセックスしてるのッ♡いまっ♡ぼくはッ♡緋鷹さんのものなのにぃ゛ッ♡別の男の人の話ッ、しないでぇッ♡♡♡
「おやおや、悟の話をするとすぐに興奮するんだから……♡妬いてしまうから、少しは抑えてくれないといけないよ……──真澄♡」
「ほ、ほぉ゛ッ!?♡♡♡」
──ますみ。
耳元に流し込まれる甘い低音に、ただでさえ背徳感でいっぱいになっていた全身へ、ぞくぞくぞくッ♡と深い快感が襲いかかる。それはメスイキ特有の、下腹部からじんじんと響く重い快感。僕のメスを刺激する、どうしようもなく気持ちいい、拍動。
あ♡だめ♡これ♡僕の中のメスがッ♡反応、してるッ♡真澄♡って呼び捨てにされることにッ♡きもちよく、なってる゛ッ♡オスにッ♡オスの、緋鷹さんにッ♡そう呼ばれて♡お前は自分のモノだ♡所有物だ♡って言われて支配されることにッ♡メスとしてッ♡マゾメスとしてぇ゛♡全力でッ♡悦んじゃってるぅ゛ッ♡♡♡
「ふふっ、すごい反応♡悟が、君はこの呼び方が好きって言っていたよ♡こうやって呼び捨てにすると、ひどく興奮する、って♡……悟は本当に人の弱い所を見抜くのがうまいね♡あの優秀さを見れば納得だけど……本当に、妬けてしまうな♡」
「あ♡ぁ♡ひ、緋鷹しゃんッ♡」
「私にも君を真澄、と呼ばせてくれるかい?もっと深く、君を愛してあげるから……ッ♡」
「ふぁ♡ぁ゛♡ああッ♡♡♡」
数センチもない距離でじっと覗き込まれて、瞳が、揺らめく。それはさっきも見た、まるで僕を捕食するような動き。僕だけを捉えて、もう絶対に離すまいとするような、獲物を視ている動き。でも、その瞳の光が、なぜか僕にはとても、切実に、愛おしくッ、思えて──ッ♡♡♡
「ぉ゛♡お゛ッ♡んおぉ゛ッ!♡」
そのまま深い場所を抉られれば、下品な声を隠せない。無防備になって胸から開かれた心があるがままに反応して、緋鷹さんへとすべてをさらけ出してしまう。はしたなくて。いらやしくて。ドスケベの。マゾメスで。……でもそんな僕の姿に、やっぱり緋鷹さんは、嬉しそうに笑って。
「ふふっ、下品な声で喘いでくれて、嬉しいな……ッ♡じゃあもっと一緒に、気持ちよくなろうかッ♡」
「おッ♡ほぉ゛ッ!♡ひ、ひだかしゃ♡んッ、おぉ゛ッ!♡」
「そうそう♡亀頭で突いている前立腺を、ちゃんと感じて……ッ♡真澄の家でセックスしている私の形を、しっかり、覚えるんだよ……ッ♡」
「あッ♡ぉ゛ッ♡やあぁ゛ッ♡ひだかさッ♡んぉ゛♡ほおぉ゛ッ♡♡♡」
あッ♡あッ♡らめぇ゛ッ♡そんなことッ♡そんなこと言われたらッ♡いつも寝てる布団でッ♡緋鷹さんとセックスしてるって、実感、しちゃうッ♡産まれた時から暮らしてきた家でッ♡僕の人生が詰まってる場所でッ♡どすけべッ♡こんなどすけべなセックスしてるってことッ♡実感、しちゃうからぁ゛ッ♡♡♡らめ♡ら゛め♡緋鷹しゃ♡ここでこんな優しくぼくのことッ、愛しちゃらめ゛♡忘れられなくなっちゃう♡せっくす♡忘れられなくなっちゃうの゛ッ♡あまあま、せっくす♡忘れられなく、なっちゃうぅ゛ッ♡♡♡
「ッ♡締まって……ッ♡自分のテリトリーで私に抱かれていることにも、興奮してるのかな?♡可愛いね……♡」
「ひ♡あッ♡や゛ッ♡らめ゛ッ♡いわないでぇ゛ッ♡らめ゛♡ひだかしゃんッ♡らめぇ゛ッ♡♡♡」
「真澄♡真澄……ッ♡可愛いねッ、真澄……ッ♡♡♡」
「ほ♡ほッ♡ほおぉ゛ッ♡♡♡」
徐々に腰の動きが早くなる。グッと押さえ込まれて、耳元で『僕自身』を告げられて、そこから、なにひとつ、逃げられなくなる。真澄、ますみ、と繰り返される名前に、ほんとうに、身体の中から自分が緋鷹さんのモノとして作り変えられてゆくような気がして。そう思えばギチギチと緋鷹さんの性器が膨らみ始めて。射精の予兆を、僕へと伝える。
あックる♡キちゃうッ♡緋鷹さんのおちんぽからッ♡しつこくて濃厚な射精、キちゃよぉ゛ッ♡ほぉ゛ッ♡らめッ♡されちゃうッ♡出されちゃうッ♡いつも寝てる布団の上でッ♡毎日暮らしてる家の中でッ♡ひだかしゃんの精液ッ♡出されちゃうよぉ゛ッ♡クるッ♡ひだかしゃんッ♡ほぉ゛ッ♡ほおぉぉ゛ッ♡♡♡
「いくよ♡出るッ♡君のナカに出すからね、真澄……ッ!♡♡♡」
「お゛♡ぉ゛♡お゛ッ♡ひだかしゃ♡んぉ゛♡ほおおぉ゛~……ッ!♡♡♡」
宣言と同時に、びゅぐくくッ♡と勢い良く精液が注がれる。僕は自然と緋鷹さんを強く引き寄せて、出される精液を一滴も零したくないと、その腰に両脚を回して、絡みつけてしまう。はしたなくて。恥ずかしくて。でも、絶対、緋鷹さんを、離したくなくて……ッ♡どくッ♡どくッ♡と脈動とともに長く射精を行う性器を感じながら、僕はもう一度おねだりの練習をするように──蕩けた快感の中で、緋鷹さんを、あまく見上げた。
「ひ、緋鷹、しゃん♡はなさ、ないでッ♡このまま、ずっとッ♡ぎゅって、してぇ……ッ♡♡♡」
「もちろん♡一度、真澄くんの寝室で君を抱きたいって思ってたからね♡」
「あッ♡ひ、緋鷹さ……ッ♡ひゃあッ!♡♡♡」
寝室。
最近は寝に帰っているだけになっていた寝室にしている和室は布団が敷きっぱなしになっていて、僕はそこに、当然というように緋鷹さんから押し倒されている。
『僕を食べる』。
その言葉はつまり──本気だったわけだ。
簡単につなぎを脱がされて、下着とTシャツ一枚の格好になって。そのTシャツも捲り上げられて、すぐに乳首へ、吸い付かれて……ッ!♡
「あ♡ぉ゛♡お゛ッ♡ち、乳首ッ♡だめ、ですッ♡」
「でも、最近は自分でする時も一緒に弄ってるんだろう?♡ふふっ……♡少ししょっぱいね♡」
「あ♡あッ♡しゃ♡シャワー、浴びてきますからぁッ♡」
「だぁめ♡汗っかきな真澄くん、僕は大好物なんだから……ッ♡」
「ふぁッ♡ぉ゛♡ぉお゛ッ!♡♡♡」
ぢゅううぅ゛ッ♡と乳首を吸われて、それだけで僕は下品な声で甘イキしてしまう。さっきからこっそり期待していたのがばればれだ。身体の感度がいつもよりも上がって、自分から腰を緋鷹さんにへこへこ押し付けるようになってしまって……ッ♡
「おやおや♡おねだりかな?♡」
「あ♡ぁッ♡ちがッ♡緋鷹、さんッ♡」
「……まったく♡恥ずかしがり屋さんなのに人一倍性欲が旺盛だね、真澄くんは♡そんな物欲しそうな眼で見つめてきて……ずるい子♡」
「う♡うぁ♡ご、ごめんなさいッ♡僕♡ぼくぅ゛……ッ♡」
「ふふ、いいんだよ♡真澄くんが欲しいものは、私が全部あげるから♡でも、欲しいものがあるならきちんと言葉にしようって話したよね?今日も自分の気持ちを形にする練習、しようか♡」
「あ♡ん♡んぅッ♡」
ちゅ♡ちゅ♡とキスを繰り返して、緋鷹さんは自分の服を脱いでゆく。引き締まった身体に、するりと脚から抜かれる下着。そこから勃起している性器がぶるんっ♡と表へ飛び出てしまえば、もう、僕はそれしか──お……♡おちんぽしか、目に見えない。はやくあれを挿れたい。おしりに。おまんこに挿れて。気持ちよくなりたい。そんなことしか、考えられなくなる。
「ふ、ふぁ♡ぉ゛♡ほぉ゛……ッ♡♡♡」
緋鷹さんはセックスをするごとに、いつも僕へ「練習」を求めてきた。いつも遠慮がちな僕へ、自分からおねだりをさせる練習だ。ほしいもの、してほしいことを口にするための、「練習」。セックスの時なら緊張も理性も緩んで、そういう願望も言いやすくなるから……って。その中で、言葉遣いもいくつか直された。一番は「ちんぽ」じゃなくて「おちんぽ」だ。何度も何度も前立腺を責められながら、おちんぽ♡おちんぽ♡と言わされて、それも「練習」させられてしまったんだ。
あ♡あぁ♡緋鷹さん♡緋鷹さんの、おちんぽッ♡年上の男性のッ♡経験豊富なッ♡えっちな腰使いで気持ちいいところばっかり責めてくるッ♡やさしいのにしつこいッ♡すっごくどすけべな緋鷹さんのおちんぽぉ゛ッ♡ぉ゛♡ほしい♡ほしいよぉ゛ッ♡ほしいのッ♡緋鷹さんのおちんぽ♡緋鷹さんとのせっくす♡ほしい♡ほしい♡ほしい……ッ♡♡♡
「ほら。言えるかな?♡」
「ほッ♡ほお゛ッ♡ぉ、お゛ッ♡」
「……真澄くん♡」
「ぉ゛……ッ♡ぅ、うぁ゛♡ほ、ほしい、ですッ♡ひ♡緋鷹さんの、ぉ♡おちんぽぉ……ッ♡」
「──♡そう♡私のおちんぽが欲しいんだね♡……どこに、欲しいのかな?♡」
「ほおぉ゛ッ♡ぁ♡おまんこ♡僕のッ、おしり……ッ♡おまんこ、にぃ゛ッ♡」
「ん……♡ここだね♡いつも私のおちんぽを受け入れる、いやらしいおまんこ♡」
「ん゛ひッ♡あ♡ぉ゛ッ♡だめ♡ナカッ♡なでなで、だめぇッ♡」
「ほら♡あと一息♡ちゃんと全部口で……言ってみようね♡」
「お゛♡ぉ゛♡ほぉ゛……ッ♡♡♡」
あまくあまく促されて、僕ももう自分の欲望をなにも隠すことができない。繰り返されていた練習によって、僕の心は、緋鷹さんの手で緩やかにほどかれる。むき出しになって。丸出しになって。もう僕は恥じらいも捨てて、ガニ股に開いた脚をできる限り浮かせて、緋鷹さんへ「そこ」が見えるようにする。ぉお゛♡ほぉッ♡緋鷹さん♡緋鷹さん♡ひだか、さんッ♡僕♡ぼく♡ぼくぅ゛……ッ♡♡♡
「ひ、緋鷹さんッ♡僕のおまんこッ♡ぐちゃぐちゃにして、くださいッ♡緋鷹さんのおちんぽでッ♡僕のッ、どすけべおしりおまんこッ♡もっといやらしくッ♡緋鷹さんが♡作り変えて、くだひゃいッ♡♡♡」
「ッ──♡♡♡真澄くんッ、君は……ッ♡本当にッ、可愛いん、だから……ッ!♡♡♡」
「お゛、ぉ゛、ほぉ゛ッ!♡♡♡」
浮いた僕の脚を両腕でしっかりと支えると、緋鷹さんはすぐに僕の中へ、漲った性器を挿入した。ずりゅッ、と侵入してくる重さや熱は間違いなく僕が知っているもので、その腸壁の感覚へ一気に快感と安心感が襲ってくる。んぉ゛♡ほッ♡わ、わかる゛ッ♡緋鷹さんのおちんぽ♡挿入っただけで、わかるぅ゛♡あ♡だめ♡きゅうってしちゃう♡おまんこッ♡おちんぽ来て嬉しいの伝えちゃうッ♡んぉ゛♡ほぉ゛♡うれし♡緋鷹さんのおちんぽッ♡おちんぽ……ッ♡♡♡
「ぉ゛、お゛ッ♡ぉお゛ッ?♡♡♡」
……それでも、安心以上の刺激が、全身へ回り始める。なぜなら緋鷹さんが僕をがっしりと抱え込んで、小刻みに、何度も何度も前立腺を押し上げて来たからだ。動かすたびにカチャ、カチャ、と眼鏡が鳴って、ものすごく恥ずかしい。
「ほッ♡ぉお゛ッ♡ひ、ひだか、しゃ♡なかぁ゛♡ずくずく動かす、のッ♡らめッ♡らめ゛ぇッ♡♡♡」
「だめだよ♡真澄くんの望み通り、ここを私のモノで作り変えないといけないからね♡だってしばらくここは、悟のものだっただろう?♡」
「あ♡だ、だめ♡悟くんの話はっ、だ♡だめぇッ♡んぉ゛♡お゛♡ぉ゛ほぉ゛ッ♡♡♡」
や、やだッ♡だめ♡緋鷹さんッ♡悟くんのこと言っちゃ、だめぇッ♡悟くんとはもうセックスしてないからッ♡もうなにもないんだからッ♡だからッ♡反応しちゃ、だめっ、なのにぃ゛ッ♡名前♡名前出されるだけで全身が疼いちゃうッ♡緋鷹さんじゃない人のおちんぽ挿れてッ♡感じてたこと思い出してッ♡興奮、しちゃうよぉ゛ッ♡だめ♡だめ♡だめッ♡緋鷹さんッ♡いまっ、ぼくっ、緋鷹さんとセックスしてるのッ♡いまっ♡ぼくはッ♡緋鷹さんのものなのにぃ゛ッ♡別の男の人の話ッ、しないでぇッ♡♡♡
「おやおや、悟の話をするとすぐに興奮するんだから……♡妬いてしまうから、少しは抑えてくれないといけないよ……──真澄♡」
「ほ、ほぉ゛ッ!?♡♡♡」
──ますみ。
耳元に流し込まれる甘い低音に、ただでさえ背徳感でいっぱいになっていた全身へ、ぞくぞくぞくッ♡と深い快感が襲いかかる。それはメスイキ特有の、下腹部からじんじんと響く重い快感。僕のメスを刺激する、どうしようもなく気持ちいい、拍動。
あ♡だめ♡これ♡僕の中のメスがッ♡反応、してるッ♡真澄♡って呼び捨てにされることにッ♡きもちよく、なってる゛ッ♡オスにッ♡オスの、緋鷹さんにッ♡そう呼ばれて♡お前は自分のモノだ♡所有物だ♡って言われて支配されることにッ♡メスとしてッ♡マゾメスとしてぇ゛♡全力でッ♡悦んじゃってるぅ゛ッ♡♡♡
「ふふっ、すごい反応♡悟が、君はこの呼び方が好きって言っていたよ♡こうやって呼び捨てにすると、ひどく興奮する、って♡……悟は本当に人の弱い所を見抜くのがうまいね♡あの優秀さを見れば納得だけど……本当に、妬けてしまうな♡」
「あ♡ぁ♡ひ、緋鷹しゃんッ♡」
「私にも君を真澄、と呼ばせてくれるかい?もっと深く、君を愛してあげるから……ッ♡」
「ふぁ♡ぁ゛♡ああッ♡♡♡」
数センチもない距離でじっと覗き込まれて、瞳が、揺らめく。それはさっきも見た、まるで僕を捕食するような動き。僕だけを捉えて、もう絶対に離すまいとするような、獲物を視ている動き。でも、その瞳の光が、なぜか僕にはとても、切実に、愛おしくッ、思えて──ッ♡♡♡
「ぉ゛♡お゛ッ♡んおぉ゛ッ!♡」
そのまま深い場所を抉られれば、下品な声を隠せない。無防備になって胸から開かれた心があるがままに反応して、緋鷹さんへとすべてをさらけ出してしまう。はしたなくて。いらやしくて。ドスケベの。マゾメスで。……でもそんな僕の姿に、やっぱり緋鷹さんは、嬉しそうに笑って。
「ふふっ、下品な声で喘いでくれて、嬉しいな……ッ♡じゃあもっと一緒に、気持ちよくなろうかッ♡」
「おッ♡ほぉ゛ッ!♡ひ、ひだかしゃ♡んッ、おぉ゛ッ!♡」
「そうそう♡亀頭で突いている前立腺を、ちゃんと感じて……ッ♡真澄の家でセックスしている私の形を、しっかり、覚えるんだよ……ッ♡」
「あッ♡ぉ゛ッ♡やあぁ゛ッ♡ひだかさッ♡んぉ゛♡ほおぉ゛ッ♡♡♡」
あッ♡あッ♡らめぇ゛ッ♡そんなことッ♡そんなこと言われたらッ♡いつも寝てる布団でッ♡緋鷹さんとセックスしてるって、実感、しちゃうッ♡産まれた時から暮らしてきた家でッ♡僕の人生が詰まってる場所でッ♡どすけべッ♡こんなどすけべなセックスしてるってことッ♡実感、しちゃうからぁ゛ッ♡♡♡らめ♡ら゛め♡緋鷹しゃ♡ここでこんな優しくぼくのことッ、愛しちゃらめ゛♡忘れられなくなっちゃう♡せっくす♡忘れられなくなっちゃうの゛ッ♡あまあま、せっくす♡忘れられなく、なっちゃうぅ゛ッ♡♡♡
「ッ♡締まって……ッ♡自分のテリトリーで私に抱かれていることにも、興奮してるのかな?♡可愛いね……♡」
「ひ♡あッ♡や゛ッ♡らめ゛ッ♡いわないでぇ゛ッ♡らめ゛♡ひだかしゃんッ♡らめぇ゛ッ♡♡♡」
「真澄♡真澄……ッ♡可愛いねッ、真澄……ッ♡♡♡」
「ほ♡ほッ♡ほおぉ゛ッ♡♡♡」
徐々に腰の動きが早くなる。グッと押さえ込まれて、耳元で『僕自身』を告げられて、そこから、なにひとつ、逃げられなくなる。真澄、ますみ、と繰り返される名前に、ほんとうに、身体の中から自分が緋鷹さんのモノとして作り変えられてゆくような気がして。そう思えばギチギチと緋鷹さんの性器が膨らみ始めて。射精の予兆を、僕へと伝える。
あックる♡キちゃうッ♡緋鷹さんのおちんぽからッ♡しつこくて濃厚な射精、キちゃよぉ゛ッ♡ほぉ゛ッ♡らめッ♡されちゃうッ♡出されちゃうッ♡いつも寝てる布団の上でッ♡毎日暮らしてる家の中でッ♡ひだかしゃんの精液ッ♡出されちゃうよぉ゛ッ♡クるッ♡ひだかしゃんッ♡ほぉ゛ッ♡ほおぉぉ゛ッ♡♡♡
「いくよ♡出るッ♡君のナカに出すからね、真澄……ッ!♡♡♡」
「お゛♡ぉ゛♡お゛ッ♡ひだかしゃ♡んぉ゛♡ほおおぉ゛~……ッ!♡♡♡」
宣言と同時に、びゅぐくくッ♡と勢い良く精液が注がれる。僕は自然と緋鷹さんを強く引き寄せて、出される精液を一滴も零したくないと、その腰に両脚を回して、絡みつけてしまう。はしたなくて。恥ずかしくて。でも、絶対、緋鷹さんを、離したくなくて……ッ♡どくッ♡どくッ♡と脈動とともに長く射精を行う性器を感じながら、僕はもう一度おねだりの練習をするように──蕩けた快感の中で、緋鷹さんを、あまく見上げた。
「ひ、緋鷹、しゃん♡はなさ、ないでッ♡このまま、ずっとッ♡ぎゅって、してぇ……ッ♡♡♡」
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