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蜜と月
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「んぅ♡んうぅ♡まのく♡まのく、っ♡」
「多野♡今日もローションプレイ気持ちいいなぁ?♡」
「ぁ♡あふ♡ん♡んっ♡」
「クッソ、とろとろの顔でコクコクしやがって……っ♡じゃあ今日もまた仰向け全身アクメな?♡」
「ぁ♡やぁっ♡またあおむけ、や゛ぁッ♡まのくんときしゅ♡きしゅ、するのぉッ♡」
「仰向けアクメした後でな♡おら♡その前にいっぱい潮吹きしようなぁ?♡」
「ぁ♡や゛ら♡やらぁっ♡♡♡」
……その日から僕達は、短い時間を縫ってでもバスルームでの行為に明け暮れることになりました。端的に言うなら、どうしようもなくローションプレイに「ハマって」しまったのです。毎日毎日、真野君が言っていた通り、一度バスルームに入ったら本当に性器を挿れっぱなしにして。抱き合ってキスをしたまま、そして仰向けで散々いじめられたまま、延々アクメの連続……っ♡
勿論バスルームなので口淫も継続して練習していて、やっと僕は真野君の性器を喉元まで咥えられるようになりました。精液も飲んで、口腔射精も経験して……っ♡以前よりはずっと、舌や口の動かし方は進歩したように思います。で、でも加減が出来ないのは相変わらずで、夢中で性器の愛撫を続けて真野君を暴発させてしまうこともたくさん……っ♡そんな時は決まって、お仕置きのような仰向け全身アクメの時間がたっぷり増えてしまいます……ッ♡♡♡
「おし♡じゃ、全身流すか♡俺が洗ってやるな♡」
「ぁ♡はい……っ♡」
「ぁー、マジ、多野の身体きもちよかった……ッ♡な♡多野は……ッ?♡♡♡」
「ぁ♡あふ♡ぼ、ぼくもっ♡まのくんの、ぜんぶぅ……っ♡すっごくきもちよかった、でひゅ……ッ♡♡♡」
それでも、初めてのローションプレイを終えてから真野君の雰囲気はまたどこか変わって、以前と同じように乱暴な口調をしていても、少しだけ態度には甘さや優しさが加わったように思います。こうして事後処理として全身を綺麗に洗ってくれたり、きゅうっと僕を抱き締めて、耳元で囁くようにじゃれ付いてきたり……っ♡それは僕の奥をちくちくと刺して、快感とは違う不思議な刺激を与えてきて……っ♡♡♡
それでいて、意地悪なやり方は相変わらず。仰向けでアナルと乳首をぬるぬると同時責めされながら、耳元で「多野のスケベ♡マゾイキしちまえ♡」などと言われてしまうと、汚い声で喘ぐのを我慢出来ず、僕は全力でガニ股アクメを繰り返してしまいます……ッ♡
あまりに気持ちよすぎて、溺れてしまうような日々。
あまりに心地がよすぎて、蕩けてしまうような日々。
「おし、じゃ、そろそろ上がるわ」
「あ、はい。お疲れさまです。じゃあ僕も……んぅっ♡」
「ん……♡多野……っ♡」
「んっ♡んぁ♡ふぁ、ぁッ♡」
今日の作業も指導も終わり、落ち着いた中、帰り際に真野君からキスをされます。ぎゅうっと抱き締められてくちゅくちゅと絡む舌に、散々アクメをさせられた僕はそれだけでカクカクと膝を震わせてしまいます。おまけに僕の快感を尚も喚起するように、お尻を揉んでくる真野君……っ♡最近は朝も帰りも「おはよう」と「さようなら」のキスが当たり前になってしまいました。……というよりも、顔を合わせるだけでお互い我慢出来ず、本当に誇張なく四六時中抱き合ってキスをしているような状態です……ッ♡
「多野♡また明日も、な♡」
「ぁ♡は♡はい……ッ♡♡♡」
また頭を悪戯にくしゃくしゃと掻き回されて、ふっと耳に流し込まれる約束に、僕は頷くしかありません。きゅんきゅんと疼く全身に、言いようのない多幸感。僕はこんな日々がずっと続けばいいのにと思いながら、真野君にちいさく手を振って、今日も会社を後にしました。
『×月××日
マニュアルご指導37日め♡
今日も短い時間ですがバスルームでのローションプレイ♡ぴったりくっついて真野くんと動かずにキスハメを堪能♡しました♡その後も何度も♡何度も♡たくさん、キス……っ♡まゆがずうっと真野くんとキスしてたい♡って気持ち、ぜんぜん隠せてないみたい、です♡まゆ、今は毎日がすっごく、満ち足りていて、うれしくて……っ♡ご指導いただく立場なのに、って思いますが……でも♡真野くんと一緒で、まゆ、本当に、すっごく幸せ、です♡真野くん♡これからも、ずっとずっと♡まゆをどうぞよろしくお願いします♡ ♡まゆと♡」
・
・
・
「……えっ!?」
朝、スマートフォンを確認して届いていた連絡に僕は声を上げ、不安と動揺のまま家を飛び出しました。
突然の連絡。
──それは新橋先輩からの、「会社に戻れ」、という命令でした。
「多野♡今日もローションプレイ気持ちいいなぁ?♡」
「ぁ♡あふ♡ん♡んっ♡」
「クッソ、とろとろの顔でコクコクしやがって……っ♡じゃあ今日もまた仰向け全身アクメな?♡」
「ぁ♡やぁっ♡またあおむけ、や゛ぁッ♡まのくんときしゅ♡きしゅ、するのぉッ♡」
「仰向けアクメした後でな♡おら♡その前にいっぱい潮吹きしようなぁ?♡」
「ぁ♡や゛ら♡やらぁっ♡♡♡」
……その日から僕達は、短い時間を縫ってでもバスルームでの行為に明け暮れることになりました。端的に言うなら、どうしようもなくローションプレイに「ハマって」しまったのです。毎日毎日、真野君が言っていた通り、一度バスルームに入ったら本当に性器を挿れっぱなしにして。抱き合ってキスをしたまま、そして仰向けで散々いじめられたまま、延々アクメの連続……っ♡
勿論バスルームなので口淫も継続して練習していて、やっと僕は真野君の性器を喉元まで咥えられるようになりました。精液も飲んで、口腔射精も経験して……っ♡以前よりはずっと、舌や口の動かし方は進歩したように思います。で、でも加減が出来ないのは相変わらずで、夢中で性器の愛撫を続けて真野君を暴発させてしまうこともたくさん……っ♡そんな時は決まって、お仕置きのような仰向け全身アクメの時間がたっぷり増えてしまいます……ッ♡♡♡
「おし♡じゃ、全身流すか♡俺が洗ってやるな♡」
「ぁ♡はい……っ♡」
「ぁー、マジ、多野の身体きもちよかった……ッ♡な♡多野は……ッ?♡♡♡」
「ぁ♡あふ♡ぼ、ぼくもっ♡まのくんの、ぜんぶぅ……っ♡すっごくきもちよかった、でひゅ……ッ♡♡♡」
それでも、初めてのローションプレイを終えてから真野君の雰囲気はまたどこか変わって、以前と同じように乱暴な口調をしていても、少しだけ態度には甘さや優しさが加わったように思います。こうして事後処理として全身を綺麗に洗ってくれたり、きゅうっと僕を抱き締めて、耳元で囁くようにじゃれ付いてきたり……っ♡それは僕の奥をちくちくと刺して、快感とは違う不思議な刺激を与えてきて……っ♡♡♡
それでいて、意地悪なやり方は相変わらず。仰向けでアナルと乳首をぬるぬると同時責めされながら、耳元で「多野のスケベ♡マゾイキしちまえ♡」などと言われてしまうと、汚い声で喘ぐのを我慢出来ず、僕は全力でガニ股アクメを繰り返してしまいます……ッ♡
あまりに気持ちよすぎて、溺れてしまうような日々。
あまりに心地がよすぎて、蕩けてしまうような日々。
「おし、じゃ、そろそろ上がるわ」
「あ、はい。お疲れさまです。じゃあ僕も……んぅっ♡」
「ん……♡多野……っ♡」
「んっ♡んぁ♡ふぁ、ぁッ♡」
今日の作業も指導も終わり、落ち着いた中、帰り際に真野君からキスをされます。ぎゅうっと抱き締められてくちゅくちゅと絡む舌に、散々アクメをさせられた僕はそれだけでカクカクと膝を震わせてしまいます。おまけに僕の快感を尚も喚起するように、お尻を揉んでくる真野君……っ♡最近は朝も帰りも「おはよう」と「さようなら」のキスが当たり前になってしまいました。……というよりも、顔を合わせるだけでお互い我慢出来ず、本当に誇張なく四六時中抱き合ってキスをしているような状態です……ッ♡
「多野♡また明日も、な♡」
「ぁ♡は♡はい……ッ♡♡♡」
また頭を悪戯にくしゃくしゃと掻き回されて、ふっと耳に流し込まれる約束に、僕は頷くしかありません。きゅんきゅんと疼く全身に、言いようのない多幸感。僕はこんな日々がずっと続けばいいのにと思いながら、真野君にちいさく手を振って、今日も会社を後にしました。
『×月××日
マニュアルご指導37日め♡
今日も短い時間ですがバスルームでのローションプレイ♡ぴったりくっついて真野くんと動かずにキスハメを堪能♡しました♡その後も何度も♡何度も♡たくさん、キス……っ♡まゆがずうっと真野くんとキスしてたい♡って気持ち、ぜんぜん隠せてないみたい、です♡まゆ、今は毎日がすっごく、満ち足りていて、うれしくて……っ♡ご指導いただく立場なのに、って思いますが……でも♡真野くんと一緒で、まゆ、本当に、すっごく幸せ、です♡真野くん♡これからも、ずっとずっと♡まゆをどうぞよろしくお願いします♡ ♡まゆと♡」
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「……えっ!?」
朝、スマートフォンを確認して届いていた連絡に僕は声を上げ、不安と動揺のまま家を飛び出しました。
突然の連絡。
──それは新橋先輩からの、「会社に戻れ」、という命令でした。
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