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浜松とクロゼット
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「んぉ゛♡お゛♡ぉお゛……ッ!♡」
「……あ。そうだ」
「っ……?」
いつもの通りV字イキの脚ピンで思いっきり正常位アクメした多野の姿に、あ、と俺は昨日送られてきたLINEを思い出した。そのまま起き上がれば、俺の動きに、多野もメスイキにトロけていた視線をうっすらとこっちへ向ける。
「ま、まのくん……っ?なんで、ひゅ、か……ッ?♡」
「いや、そういや今日、浜松来るんだ。忘れてた」
「──っ!?はぁッ!?馬鹿ですか!?真野君は本当に馬鹿ですか!?なんでそういうことは朝の内に──いえ、連絡が来た時点で言っておかないんです!?」
俺の返答にV字脚ピンから華麗に復活して、鬼の形相になった多野が吠える。最近は有り難いことに終始確変メスモードに突入していたが、やはりマトモな仕事の分野になると最強有能人間にして俺の指導係という面倒なハイスペ本性が出てきちまうらしい。
「おっ超久々通常モードの有能多野君……いや、来るのは夕方だから話すのは別に後でいいかと思ってよ。向こうもお前が抜けて色々立て込んでるみたいだし、来るのが遅くなっても早くなることはねぇだろ」
「そうやって君は自分の判断で報連相を後回しにするから問題なんですよ!前から何度も何度も言っているのに未だに直りませんね、それ!」
「いいだろ、まだ10時だぞ?午後回ったら片付けてシャワー浴びりゃ間に合うって」
「ああああッ、そうやって見通しが甘いのも君の悪い所なんですよ!楽観的にも程がある……!いくら資料作りとは言え、僕達が朝から晩までこんなことをしているのがバレたら流石に不味いんですからねっ!?」
「バレたら不味いのは俺も分かってるよ。もしこんなトコ見られでもしたら仕事でヤってんの浜松に嫉妬されて、巧妙に盛った報告されんの目に見えてるからな」
「それなら態度できちんと示してください!内容がいやらしいものとは言え、この企画に関しては真面目に取り組んでいたから、少しは真野君のことを見直していたのに……っ」
「は?見直す?俺を?……多野がぁ?」
「──っ。は、はぁ!?真野君なんかを僕が見直すわけないでしょう!?」
「いや、お前が今自分で言ったんだろ……?」
まだチンポ突っ込んだ正常位のまま、スケベの欠片もない問答に何故か情緒不安定を露呈する多野を訝しんでいると、ガタン、と外で音がする。このスタジオ周辺は他の社員もほとんど出入りしない場所だ。むしろ前に使ってた倉庫のほうが、備品も置いてあって余程人の行き来もあった。だからこそこうしてハメ三昧と相成っていたわけだが、そんなこの場所に一体誰が、何の用で……。
「まののんせんぱーい!?まゆゆせんぱーい!?どこっすかー!?いやここ、マジ迷路……っ、マジ初期メガテン……っ」
「「ッ!?!?」」
そこで聞こえて来たのは──件の男。今まで俺達の話題の中心に鎮座していた、浜松の大声だった。聞き間違い……いや、俺を「まののん先輩」、そして多野を「まゆゆ先輩」とかバカな名前で呼ぶバカは浜松以外に存在しない。時計を見ると10時半。来るのは最低でも15時を過ぎるとか言ってたのに、なにがどうして4時間以上の巻きが入った!?
「あ……もしかしてあのスタジオ!?ったく、ややこしー!すんげー歩いたんだが!?」
「「っ……」」
徐々に近づいてくる足音と大声に、俺達は青ざめたまま顔を見合わせる。理由がどうあれ、浜松がここに来て俺達を探しているのは明白だ。このまま黙ってここに居たら、完全に鉢合わせる事態になるだろう。
現状、俺達はチンポ突っ込んだまま。お互い下は全裸のまま。チンポを抜いたとしても、下着はともかくスラックスまで履く余裕はなく、今の姿を見られたら勘のいい浜松には一発で「ヤっていた」とバレるだろう。幸いお互いのスラックス及び下着はベッドのすぐ下に転がっている。今日はまだ一回しかヤってないしまだチンポも抜いてもねぇから、使用済みゴムもバラ撒いていない。元々ここはAVスタジオだ、ザーメン臭があっても最悪バレない可能性もある。ならすることはひとつ。
……スラックス持って、一緒に、一番近場のクローゼットに隠れる!
「「ッ!!」」
会話なんか一言も交わしてないのに、視線だけですべての意思疎通を果たした俺達は、自分達でも驚くほど息ピッタリのチームワークでお互いチンポを抜く体勢を取って、自分のスラックスをひっ掴むと、クローゼットへ一直線に走り抜ける。扉を開けた内部は想像していたよりずっと狭かったものの、なんとかお互い向かい合う形で中に収まって扉を閉めれば、ほぼ同時に、スタジオのドアが開かれた。
「せんぱい!?」
「「っ──」」
バタン、と激しい音を立てて、浜松が中に入ってくる足音。危ねぇ……ギリギリだったな。流石にこんな状況には慣れていないのか、心配げに視線を揺らす多野の口を片手で塞いで、俺は自分の顔の前に人差し指を当てる。確かに、普通のやつならこんな場所に隠れていたらすぐにバレると思うだろう。
「……あれ、居ねぇ。あれー?ここじゃねぇのかな……?んー?」
だが、浜松は家探し……ではなくスタジオ探しをすることもなく、備え付けの青姦用ベランダのほうへ向かっていく。遠くなっていく音に俺が手を外せば、まだ多野は不安な様子を隠さずに、潜めた声を出した。
「っ。あ、あれ……っ?なんで、浜松君……っ」
「AVスタジオってのは基本ベッドがありゃ成立するからな。予算節約で他の備品はガワだけってことも多いんだよ」
「な、成程。つまり浜松君は、このクローゼットが本物だとは思っていないんですね……?」
「多分扉だけで穴は空いてないと思ってんだろ。スケベ知識があるやつ特有の罠ってやつだな」
「こんな場所、絶対にバレると思っていましたがきちんと理由があったんですね。たまには真野君も役に立つじゃないですか」
「おい、たまにはってなんだよ……っと!」
「!」
まだ浜松が遠くに居るのをいいことに、俺達は小声で会話を続けていく。が、失礼極まりない多野の発言に思わず詰め寄ると、狭いせいもあってか勢いに姿勢を崩してしまった。そのまま倒れてお互いクローゼットからドッキリ大登場……はなんとか阻止したものの、さっきよりお互いの距離や体勢は明らかに近くなっていた。触れる場所があからさまに増えた状態に、多野が俯いて顔を赤らめる。
「っ♡ま、まのくんっ♡せ、性器っ♡当たって、ます……っ♡」
……そう。
姿勢を崩したことにより、俺達は完全にチンポを押しつけ合う兜合わせの状態になっていた。幸い中の不幸で下半身が真っ裸のままだったせいで、ナマチンポがこの狭い空間で好きなだけ触れ合っちまう状況だ。今までは浜松のことが気がかりで勃つ余裕もなかったが、一度ブツが触れ合って、お互い、一気にスイッチが切り替わってしまったのが目に見えた。
「し、しょうがねぇだろっ、狭くて体勢直せねぇんだから……ッ。多野こそ腰押し付けんなッ♡」
「し、仕方ないでしょう、狭くて姿勢を直せないんですから……っ♡ぁっ?♡ゃ……っ♡ふぁ♡」
「? おい、今はヤってねぇんだぞっ。スケベ声出すなっ♡」
「で、でも♡さっきの行為で、まのくんから注がれた精液が、垂れて、きてっ……♡ぉ、おしり……っ♡へんで……ッ♡んぁ♡ぁ♡ふあぁッ……♡」
「おい、多野……ッ♡だから……ッ♡」
「ま♡まのくん♡でも♡まの、くん……ッ♡」
多野もチンポに触れて一気に発情機運が高まったのか、俺のシャツの胸元を掴んで、やたらエロい声でクイクイ腰を押し付けてくる。顔や声もいつものデカい態度に比べて随分弱々しくて頼りない。……確かにこいつ、いつも発情してんの無自覚だったからな。自分でもその辺まだ理解もコントロールも出来てなくて、どうしたらいいのか分かってないのかもしれない。そう思うと、どうしてか奥のほうがチリっと疼いて、多野の情欲を汲み取ってやりたい気持ちになる。……自分でも、柄じゃない、自覚はあった。
「ッ……♡ぁあ、クソッ♡」
「ぁ、ひッ!♡」
「静かに、ゆっくり、腰、落とせ。声、出すなよ……ッ?」
「ん♡んっ♡」
俺は多野の腰へ手を回して、その身体を支えるように少しだけ姿勢を落とすと、多野のアナルへチンポを宛がう。この状況でヤるのは相当な無茶だと分かっていたが、このまま何もしないで居るほうがどうにかなりそうだった。そっと多野の耳元に囁けば、多野はコクコクと素直に頷いて、俺の首に両手を回すと体重を預けるようにもたれ掛かってくる。そのまま腰を落として、噛み締めるような声で、挿入……ッ♡
「ぁ、お゛♡ん、おぉ゛……ッ♡」
首元から耳に伝う声が、全身まで響いてくるようだ。思ったよりスムーズな挿入は、俺が射精したままの精液がまだ残っていたせいだろう。クチュクチュと小さな水音を立てる穴に、本当に多野のアナルの中にまだ俺の出した精液があるんだと思って、訳もなく興奮してくる。お互いほとんど身動きの取れない狭い空間で、息遣いさえ聞こえる距離で、ぴったりくっつき合って対面立位。多野の存在がいつもよりずっと色濃く臭う空間で、こんな近くに俺がクる多野の顔がある状況に、絶え間なく、多野の嬌声と腰を揺らして快感を得る動きが伝わってくる。……正直、これまでとは雰囲気がまるで違ってヤバかった。
「ん、ぉ゛♡ま♡まのくん♡まの、くん……っ♡♡♡」
「ッ……♡♡♡」
それを自分でも自覚したのはこの時だ。俺を見上げてくる潤んだ目と、俺の名前を呼ぶ潤んだ唇を見て、明確に「そう」思ったのが、間違いのない証明だった。
……あ、クソ、やべぇ。
……キス、してぇ……ッ♡
今までまったく存在していなかった欲望がいきなり膨れ上がる感覚に、俺は素直に戸惑う。当然だ、これまで多野にそうしたいと感じたことなんて、一度としてなかったのに。今この時、突然俺の中に生まれた「多野へキスしたい」という欲求が、まるで決壊でもしたようにどんどん俺を支配していく。
「ぁ、ふ♡まのく♡まのくん……っ♡んぉ゛……ッ♡」
「ッ……!♡」
やばい。吸い付きたい。むしゃぶりつきたい。この唇にかぶり付いて、舌ベロベロに絡め合って、スケベキスしながらハメ合いたい。クソッ、今までこんなことなかったのに、一体なんなんだ……ッ?♡うぁ、多野の顔が近いっ♡唇ッ♡テラテラ光ってて♡キス待ちしてるようにしか見えねぇッ♡クソ♡キス♡多野♡多野とキス♡キス、してぇ……ッ♡♡♡
「ぁ、あ゛ッ?♡まのく♡ぉ♡おちんちんっ♡おっきく、なってるっ♡ぁ♡な、なんでぇっ♡まのくんっ♡ゃ゛♡おちんちんおっきぃ♡おっきいよぉっ♡♡♡」
「た、……多野っ♡たのぉッ♡♡♡」
あ♡多野っ、分かってるッ♡俺がキスしたくて興奮してっ♡チンポ膨らましてること気付いてるっ♡オスマンコでっ♡俺のチンポのデカさ感じてるッ♡ぅ゛、顔近ぇっ♡離れないようにしてるせいで、鼻先、ぶつかってッ♡息、かかるっ♡腰細ぇっ♡身体小せぇっ♡うぁ゛♡し、舌っ♡舌、伸ばしてくんなっ♡チンポハメしたまま♡オスマンコ捏ねくり回されて♡スケベ顔丸出しでっ♡ハァハァ発情した息吐いてっ♡舌っ♡伸ばしてくんじゃねぇよっ♡クソッ♡ぁ♡舌♡俺も、伸ばしちまうッ♡もう、あと、数ミリでくっつきそうな、距離になる……っ♡あ♡ぅあ♡キス♡多野と♡キス♡キス♡キスぅ……ッ♡♡♡
「「ぁ、ふっ♡」」
……その距離を、耐えることなんて無理だった。お互い伸ばした舌先が限界を越えてぴとりと触れ合った瞬間に、もうダメだ、無理だと悟って、俺は全力で多野の唇へ吸い付いた。柔らかくて滑らかなその感触を感じた瞬間、一気に、あり得ないレベルの快感が、俺の全身へと襲ってきた。
「ん、んぅ゛……ッ!♡♡♡」
「ふ、ふぅ゛……ッ!♡♡♡」
それは逃れられない快感で、キスをしたまま、俺は、アクメした。自分でもまったく制御出来ないまま、多野の中へ射精した。自分でも分かるくらい、異常な量の射精だった。いつまでも吐精が止まらず、消えない快感にガクガクと全身が戦慄く。それは多野も同じで、俺にしがみついて必死にアクメを受け止めているのが見て取れた。それでもお互い唇を離さずに、そのまま舌を伸ばして、口の中でグチュグチュに絡め合う。見つめ合ったまま。抱き合ったまま。チンポハメたまま。延々と、キスをする。ズクズクと下から昇ってくるオーガズム。今まで感じたことのない感覚。
ぉ゛♡お゛♡やべッ♡キスしたまま、アクメ……ッ♡き、キスハメっ♡キスイキっ♡や、べぇ……ッ!♡♡♡
「あーもー。やっぱ居ねー。しゃーない、社員さんに話して、行けたら夜に出直すかぁ……」
2人、キツく抱き合って無言でビクビク震えていると、外から浜松の声が響く。そのまま遠くなっていく足音と、ドアの閉まる音。流石にどこにも居ないからと、浜松も俺達を諦めたようだった。
「ん、ぉ゛……ッ!♡ふっ♡あッ♡ふぅ゛ッ♡」
ようやく自由になった俺達は、どうにかチンポを抜いてクローゼットから転がり出る。脚に力が入らないせいで揃って床へ倒れ込むが、もうそんなことも構わなかった。俺は多野の腕を掴むと、乱暴にその身体をベッドへと引き寄せる。
「っ、つづきッ♡つづき、やるぞ、多野っ♡」
「ん♡んっ♡んんっ♡♡♡」
そう、もう、発情し切った自分を止められなかった。多野とヤりたい、キスハメしたい、とにかく多野と感じ合いたいと欲情する自分を止められなかった。でも、もう、多野も俺と同じ状態だとでも言うようにさっき以上の強さでコクコクと頷くと、俺に躊躇いなく抱きついてくる。
「たの、きす、ほら、キスっ♡」
「ぁ、んぅ゛!♡んんッ♡んふ♡まのく♡まのく、んぅッ♡」
その細くて小さくて硬い身体がたまらなく思えて、俺は多野を抱き寄せるとそのまますぐに唇を奪う。キスしたい。キスし続けたい。多野とキスして山程イきたい。さっきみたいなアクメして、頭焼き切れるくらい、多野と気持ちよくなりたい。膨れ上がる欲求はどんどん俺を食い荒らして、俺のタガをどこまでも外れさせる。
「キスでイけよっ♡キスで♡多野♡ほら♡キスしてやっから♡ずっとキスしてやっからさぁっ♡多野♡多野っ♡アクメしてッ♡しよ♡ん♡んぅ♡」
そしてそんな俺の欲求は、なにもかもが多野への欲望へと置換される。多野とキスして山程イかせたい。キスして、キスで、さっきみたいに多野をアクメさせて、頭焼き切れるくらい気持ちよくさせたい。俺の多野へ向かう衝動は、もうひとつも、止まってはくれなかった。
まるで、俺が押し込めていて目を逸らしていたなにもかもが、堰を切って、あふれたように。
「多野♡たのぉッ♡イけ♡イって♡俺と♡キスで♡イこ……ッ♡♡♡」
「ん゛、ふっ♡まのく♡ふ♡ふぅ゛ッ♡んッ、んん゛ぅ……ッ!♡♡♡」
『×月××日
マニュアルご指導20日め♡
今日はご指導後初めて真野くんとキスを行いました♡唇を繋げるだけじゃなく、舌を絡め合って唾液をくちゅくちゅ交換し合う、すっごくえっちなキス……♡今までなんでキスしてこなかったんだろうって思うくらい気持ちよくて、まゆ、夢中になっちゃいました……っ♡その後もずっとキスをしたままのキスハメえっち♡上も下も繋がったままの濃厚えっちに、まゆ、もう、とろとろになっちゃって……♡こんなに気持ちいいならもっと早く真野くんとキスもキスハメもしたかったなぁ、なんて思っちゃいました……♡真野くん……♡今後もキスハメご指導が続くと、まゆ、とっても嬉しいです♡ ♡まゆと♡』
「……あ。そうだ」
「っ……?」
いつもの通りV字イキの脚ピンで思いっきり正常位アクメした多野の姿に、あ、と俺は昨日送られてきたLINEを思い出した。そのまま起き上がれば、俺の動きに、多野もメスイキにトロけていた視線をうっすらとこっちへ向ける。
「ま、まのくん……っ?なんで、ひゅ、か……ッ?♡」
「いや、そういや今日、浜松来るんだ。忘れてた」
「──っ!?はぁッ!?馬鹿ですか!?真野君は本当に馬鹿ですか!?なんでそういうことは朝の内に──いえ、連絡が来た時点で言っておかないんです!?」
俺の返答にV字脚ピンから華麗に復活して、鬼の形相になった多野が吠える。最近は有り難いことに終始確変メスモードに突入していたが、やはりマトモな仕事の分野になると最強有能人間にして俺の指導係という面倒なハイスペ本性が出てきちまうらしい。
「おっ超久々通常モードの有能多野君……いや、来るのは夕方だから話すのは別に後でいいかと思ってよ。向こうもお前が抜けて色々立て込んでるみたいだし、来るのが遅くなっても早くなることはねぇだろ」
「そうやって君は自分の判断で報連相を後回しにするから問題なんですよ!前から何度も何度も言っているのに未だに直りませんね、それ!」
「いいだろ、まだ10時だぞ?午後回ったら片付けてシャワー浴びりゃ間に合うって」
「ああああッ、そうやって見通しが甘いのも君の悪い所なんですよ!楽観的にも程がある……!いくら資料作りとは言え、僕達が朝から晩までこんなことをしているのがバレたら流石に不味いんですからねっ!?」
「バレたら不味いのは俺も分かってるよ。もしこんなトコ見られでもしたら仕事でヤってんの浜松に嫉妬されて、巧妙に盛った報告されんの目に見えてるからな」
「それなら態度できちんと示してください!内容がいやらしいものとは言え、この企画に関しては真面目に取り組んでいたから、少しは真野君のことを見直していたのに……っ」
「は?見直す?俺を?……多野がぁ?」
「──っ。は、はぁ!?真野君なんかを僕が見直すわけないでしょう!?」
「いや、お前が今自分で言ったんだろ……?」
まだチンポ突っ込んだ正常位のまま、スケベの欠片もない問答に何故か情緒不安定を露呈する多野を訝しんでいると、ガタン、と外で音がする。このスタジオ周辺は他の社員もほとんど出入りしない場所だ。むしろ前に使ってた倉庫のほうが、備品も置いてあって余程人の行き来もあった。だからこそこうしてハメ三昧と相成っていたわけだが、そんなこの場所に一体誰が、何の用で……。
「まののんせんぱーい!?まゆゆせんぱーい!?どこっすかー!?いやここ、マジ迷路……っ、マジ初期メガテン……っ」
「「ッ!?!?」」
そこで聞こえて来たのは──件の男。今まで俺達の話題の中心に鎮座していた、浜松の大声だった。聞き間違い……いや、俺を「まののん先輩」、そして多野を「まゆゆ先輩」とかバカな名前で呼ぶバカは浜松以外に存在しない。時計を見ると10時半。来るのは最低でも15時を過ぎるとか言ってたのに、なにがどうして4時間以上の巻きが入った!?
「あ……もしかしてあのスタジオ!?ったく、ややこしー!すんげー歩いたんだが!?」
「「っ……」」
徐々に近づいてくる足音と大声に、俺達は青ざめたまま顔を見合わせる。理由がどうあれ、浜松がここに来て俺達を探しているのは明白だ。このまま黙ってここに居たら、完全に鉢合わせる事態になるだろう。
現状、俺達はチンポ突っ込んだまま。お互い下は全裸のまま。チンポを抜いたとしても、下着はともかくスラックスまで履く余裕はなく、今の姿を見られたら勘のいい浜松には一発で「ヤっていた」とバレるだろう。幸いお互いのスラックス及び下着はベッドのすぐ下に転がっている。今日はまだ一回しかヤってないしまだチンポも抜いてもねぇから、使用済みゴムもバラ撒いていない。元々ここはAVスタジオだ、ザーメン臭があっても最悪バレない可能性もある。ならすることはひとつ。
……スラックス持って、一緒に、一番近場のクローゼットに隠れる!
「「ッ!!」」
会話なんか一言も交わしてないのに、視線だけですべての意思疎通を果たした俺達は、自分達でも驚くほど息ピッタリのチームワークでお互いチンポを抜く体勢を取って、自分のスラックスをひっ掴むと、クローゼットへ一直線に走り抜ける。扉を開けた内部は想像していたよりずっと狭かったものの、なんとかお互い向かい合う形で中に収まって扉を閉めれば、ほぼ同時に、スタジオのドアが開かれた。
「せんぱい!?」
「「っ──」」
バタン、と激しい音を立てて、浜松が中に入ってくる足音。危ねぇ……ギリギリだったな。流石にこんな状況には慣れていないのか、心配げに視線を揺らす多野の口を片手で塞いで、俺は自分の顔の前に人差し指を当てる。確かに、普通のやつならこんな場所に隠れていたらすぐにバレると思うだろう。
「……あれ、居ねぇ。あれー?ここじゃねぇのかな……?んー?」
だが、浜松は家探し……ではなくスタジオ探しをすることもなく、備え付けの青姦用ベランダのほうへ向かっていく。遠くなっていく音に俺が手を外せば、まだ多野は不安な様子を隠さずに、潜めた声を出した。
「っ。あ、あれ……っ?なんで、浜松君……っ」
「AVスタジオってのは基本ベッドがありゃ成立するからな。予算節約で他の備品はガワだけってことも多いんだよ」
「な、成程。つまり浜松君は、このクローゼットが本物だとは思っていないんですね……?」
「多分扉だけで穴は空いてないと思ってんだろ。スケベ知識があるやつ特有の罠ってやつだな」
「こんな場所、絶対にバレると思っていましたがきちんと理由があったんですね。たまには真野君も役に立つじゃないですか」
「おい、たまにはってなんだよ……っと!」
「!」
まだ浜松が遠くに居るのをいいことに、俺達は小声で会話を続けていく。が、失礼極まりない多野の発言に思わず詰め寄ると、狭いせいもあってか勢いに姿勢を崩してしまった。そのまま倒れてお互いクローゼットからドッキリ大登場……はなんとか阻止したものの、さっきよりお互いの距離や体勢は明らかに近くなっていた。触れる場所があからさまに増えた状態に、多野が俯いて顔を赤らめる。
「っ♡ま、まのくんっ♡せ、性器っ♡当たって、ます……っ♡」
……そう。
姿勢を崩したことにより、俺達は完全にチンポを押しつけ合う兜合わせの状態になっていた。幸い中の不幸で下半身が真っ裸のままだったせいで、ナマチンポがこの狭い空間で好きなだけ触れ合っちまう状況だ。今までは浜松のことが気がかりで勃つ余裕もなかったが、一度ブツが触れ合って、お互い、一気にスイッチが切り替わってしまったのが目に見えた。
「し、しょうがねぇだろっ、狭くて体勢直せねぇんだから……ッ。多野こそ腰押し付けんなッ♡」
「し、仕方ないでしょう、狭くて姿勢を直せないんですから……っ♡ぁっ?♡ゃ……っ♡ふぁ♡」
「? おい、今はヤってねぇんだぞっ。スケベ声出すなっ♡」
「で、でも♡さっきの行為で、まのくんから注がれた精液が、垂れて、きてっ……♡ぉ、おしり……っ♡へんで……ッ♡んぁ♡ぁ♡ふあぁッ……♡」
「おい、多野……ッ♡だから……ッ♡」
「ま♡まのくん♡でも♡まの、くん……ッ♡」
多野もチンポに触れて一気に発情機運が高まったのか、俺のシャツの胸元を掴んで、やたらエロい声でクイクイ腰を押し付けてくる。顔や声もいつものデカい態度に比べて随分弱々しくて頼りない。……確かにこいつ、いつも発情してんの無自覚だったからな。自分でもその辺まだ理解もコントロールも出来てなくて、どうしたらいいのか分かってないのかもしれない。そう思うと、どうしてか奥のほうがチリっと疼いて、多野の情欲を汲み取ってやりたい気持ちになる。……自分でも、柄じゃない、自覚はあった。
「ッ……♡ぁあ、クソッ♡」
「ぁ、ひッ!♡」
「静かに、ゆっくり、腰、落とせ。声、出すなよ……ッ?」
「ん♡んっ♡」
俺は多野の腰へ手を回して、その身体を支えるように少しだけ姿勢を落とすと、多野のアナルへチンポを宛がう。この状況でヤるのは相当な無茶だと分かっていたが、このまま何もしないで居るほうがどうにかなりそうだった。そっと多野の耳元に囁けば、多野はコクコクと素直に頷いて、俺の首に両手を回すと体重を預けるようにもたれ掛かってくる。そのまま腰を落として、噛み締めるような声で、挿入……ッ♡
「ぁ、お゛♡ん、おぉ゛……ッ♡」
首元から耳に伝う声が、全身まで響いてくるようだ。思ったよりスムーズな挿入は、俺が射精したままの精液がまだ残っていたせいだろう。クチュクチュと小さな水音を立てる穴に、本当に多野のアナルの中にまだ俺の出した精液があるんだと思って、訳もなく興奮してくる。お互いほとんど身動きの取れない狭い空間で、息遣いさえ聞こえる距離で、ぴったりくっつき合って対面立位。多野の存在がいつもよりずっと色濃く臭う空間で、こんな近くに俺がクる多野の顔がある状況に、絶え間なく、多野の嬌声と腰を揺らして快感を得る動きが伝わってくる。……正直、これまでとは雰囲気がまるで違ってヤバかった。
「ん、ぉ゛♡ま♡まのくん♡まの、くん……っ♡♡♡」
「ッ……♡♡♡」
それを自分でも自覚したのはこの時だ。俺を見上げてくる潤んだ目と、俺の名前を呼ぶ潤んだ唇を見て、明確に「そう」思ったのが、間違いのない証明だった。
……あ、クソ、やべぇ。
……キス、してぇ……ッ♡
今までまったく存在していなかった欲望がいきなり膨れ上がる感覚に、俺は素直に戸惑う。当然だ、これまで多野にそうしたいと感じたことなんて、一度としてなかったのに。今この時、突然俺の中に生まれた「多野へキスしたい」という欲求が、まるで決壊でもしたようにどんどん俺を支配していく。
「ぁ、ふ♡まのく♡まのくん……っ♡んぉ゛……ッ♡」
「ッ……!♡」
やばい。吸い付きたい。むしゃぶりつきたい。この唇にかぶり付いて、舌ベロベロに絡め合って、スケベキスしながらハメ合いたい。クソッ、今までこんなことなかったのに、一体なんなんだ……ッ?♡うぁ、多野の顔が近いっ♡唇ッ♡テラテラ光ってて♡キス待ちしてるようにしか見えねぇッ♡クソ♡キス♡多野♡多野とキス♡キス、してぇ……ッ♡♡♡
「ぁ、あ゛ッ?♡まのく♡ぉ♡おちんちんっ♡おっきく、なってるっ♡ぁ♡な、なんでぇっ♡まのくんっ♡ゃ゛♡おちんちんおっきぃ♡おっきいよぉっ♡♡♡」
「た、……多野っ♡たのぉッ♡♡♡」
あ♡多野っ、分かってるッ♡俺がキスしたくて興奮してっ♡チンポ膨らましてること気付いてるっ♡オスマンコでっ♡俺のチンポのデカさ感じてるッ♡ぅ゛、顔近ぇっ♡離れないようにしてるせいで、鼻先、ぶつかってッ♡息、かかるっ♡腰細ぇっ♡身体小せぇっ♡うぁ゛♡し、舌っ♡舌、伸ばしてくんなっ♡チンポハメしたまま♡オスマンコ捏ねくり回されて♡スケベ顔丸出しでっ♡ハァハァ発情した息吐いてっ♡舌っ♡伸ばしてくんじゃねぇよっ♡クソッ♡ぁ♡舌♡俺も、伸ばしちまうッ♡もう、あと、数ミリでくっつきそうな、距離になる……っ♡あ♡ぅあ♡キス♡多野と♡キス♡キス♡キスぅ……ッ♡♡♡
「「ぁ、ふっ♡」」
……その距離を、耐えることなんて無理だった。お互い伸ばした舌先が限界を越えてぴとりと触れ合った瞬間に、もうダメだ、無理だと悟って、俺は全力で多野の唇へ吸い付いた。柔らかくて滑らかなその感触を感じた瞬間、一気に、あり得ないレベルの快感が、俺の全身へと襲ってきた。
「ん、んぅ゛……ッ!♡♡♡」
「ふ、ふぅ゛……ッ!♡♡♡」
それは逃れられない快感で、キスをしたまま、俺は、アクメした。自分でもまったく制御出来ないまま、多野の中へ射精した。自分でも分かるくらい、異常な量の射精だった。いつまでも吐精が止まらず、消えない快感にガクガクと全身が戦慄く。それは多野も同じで、俺にしがみついて必死にアクメを受け止めているのが見て取れた。それでもお互い唇を離さずに、そのまま舌を伸ばして、口の中でグチュグチュに絡め合う。見つめ合ったまま。抱き合ったまま。チンポハメたまま。延々と、キスをする。ズクズクと下から昇ってくるオーガズム。今まで感じたことのない感覚。
ぉ゛♡お゛♡やべッ♡キスしたまま、アクメ……ッ♡き、キスハメっ♡キスイキっ♡や、べぇ……ッ!♡♡♡
「あーもー。やっぱ居ねー。しゃーない、社員さんに話して、行けたら夜に出直すかぁ……」
2人、キツく抱き合って無言でビクビク震えていると、外から浜松の声が響く。そのまま遠くなっていく足音と、ドアの閉まる音。流石にどこにも居ないからと、浜松も俺達を諦めたようだった。
「ん、ぉ゛……ッ!♡ふっ♡あッ♡ふぅ゛ッ♡」
ようやく自由になった俺達は、どうにかチンポを抜いてクローゼットから転がり出る。脚に力が入らないせいで揃って床へ倒れ込むが、もうそんなことも構わなかった。俺は多野の腕を掴むと、乱暴にその身体をベッドへと引き寄せる。
「っ、つづきッ♡つづき、やるぞ、多野っ♡」
「ん♡んっ♡んんっ♡♡♡」
そう、もう、発情し切った自分を止められなかった。多野とヤりたい、キスハメしたい、とにかく多野と感じ合いたいと欲情する自分を止められなかった。でも、もう、多野も俺と同じ状態だとでも言うようにさっき以上の強さでコクコクと頷くと、俺に躊躇いなく抱きついてくる。
「たの、きす、ほら、キスっ♡」
「ぁ、んぅ゛!♡んんッ♡んふ♡まのく♡まのく、んぅッ♡」
その細くて小さくて硬い身体がたまらなく思えて、俺は多野を抱き寄せるとそのまますぐに唇を奪う。キスしたい。キスし続けたい。多野とキスして山程イきたい。さっきみたいなアクメして、頭焼き切れるくらい、多野と気持ちよくなりたい。膨れ上がる欲求はどんどん俺を食い荒らして、俺のタガをどこまでも外れさせる。
「キスでイけよっ♡キスで♡多野♡ほら♡キスしてやっから♡ずっとキスしてやっからさぁっ♡多野♡多野っ♡アクメしてッ♡しよ♡ん♡んぅ♡」
そしてそんな俺の欲求は、なにもかもが多野への欲望へと置換される。多野とキスして山程イかせたい。キスして、キスで、さっきみたいに多野をアクメさせて、頭焼き切れるくらい気持ちよくさせたい。俺の多野へ向かう衝動は、もうひとつも、止まってはくれなかった。
まるで、俺が押し込めていて目を逸らしていたなにもかもが、堰を切って、あふれたように。
「多野♡たのぉッ♡イけ♡イって♡俺と♡キスで♡イこ……ッ♡♡♡」
「ん゛、ふっ♡まのく♡ふ♡ふぅ゛ッ♡んッ、んん゛ぅ……ッ!♡♡♡」
『×月××日
マニュアルご指導20日め♡
今日はご指導後初めて真野くんとキスを行いました♡唇を繋げるだけじゃなく、舌を絡め合って唾液をくちゅくちゅ交換し合う、すっごくえっちなキス……♡今までなんでキスしてこなかったんだろうって思うくらい気持ちよくて、まゆ、夢中になっちゃいました……っ♡その後もずっとキスをしたままのキスハメえっち♡上も下も繋がったままの濃厚えっちに、まゆ、もう、とろとろになっちゃって……♡こんなに気持ちいいならもっと早く真野くんとキスもキスハメもしたかったなぁ、なんて思っちゃいました……♡真野くん……♡今後もキスハメご指導が続くと、まゆ、とっても嬉しいです♡ ♡まゆと♡』
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