ととのえっ♡おさわりサウナ

文字の大きさ
上 下
2 / 4

サウナ〘OHO*OHO〙

しおりを挟む
「ここだぁ……♡♡♡」

 次の日、翼が数駅電車に乗ってやってきたのは、綺麗な外観のサウナだった。看板にはお洒落な字体で『サウナ〘OHO*OHO〙』と堂々と店名が描かれており、端には「男性専用」の文字も記載されている。ここが、夏記が紹介してくれた評判のリラクゼーションサウナ施設。なんでも一発で疲れが取れる、素晴らしいサウナなのだという。夏記は他にも『おすおす♡はめはめ♡まっさぁじ』というマッサージ店も紹介してくれたが、最近流行りのサウナや「ととのい」を体験してみたいと思ったこともあり、今回はこちらをチョイスすることにした。
 看板を見上げ、翼は期待に胸を膨らませて自動ドアから中へと入る。するとスキンヘッドのスタッフが、笑顔で翼を出迎えた。

「いらっしゃいませ!ご新規さんですか?」
「は、はい♡友達にここを教えてもらったんです♡オススメだって♡」
「そうですか、ありがとうございます♡ここは誰でもスッキリできる特別な仕様のサウナですので……ぜひ、体験していただけたら嬉しいです!」
「本当ですか?♡楽しみですッ♡」

 スタッフの朗らかな対応に翼も笑みを浮かべる。スタッフから差し出されたピンク色のタオルを受け取り、料金を支払って奥へと向かう。特別な仕様のサウナ。一体、どんなサウナが待っているのだろう?そして、どんな風にスッキリできるのだろう……?わくわくと弾む胸に、翼はタオルを抱えていそいそと脱衣所へ向かっていった。









「よいしょ……♡」

 中に入ると、それほど人は居なかった。少し肩透かしな気分になるが、今は平日の昼間。まだまだピークの時間帯ではないのだろう。目についたロッカーに荷物を入れ、服を脱ぎ始める。すると下着一枚になった所で──突然。尻を、むんずと掴まれた。

「お゛ッ♡♡♡」

 いきなりの刺激にビクンッ♡と全身を強張らせると、いつの間にか横に脂の乗った中年男性がにこにこと笑って立っている。ジムではこの手のスキンシップは慣れっこではあるが、ここはまったく別のサウナ施設。一体どうしてそんなことが?思わず首を傾げると、親しげに男性は話しかけてくる。

「はじめまして♡ここでは初めて見る顔だねぇ♡」
「ほ、ほぉ♡は、はひ♡ここのサウナは疲れが取れるって聞いてぇ♡お゛♡楽しみにしてきたんですッ♡」
「それはそれは♡おじさんもここを愛用してるから嬉しいよ♡」

 その語り口は優しく穏やかで、親切で話しかけてくれたことが伺える。尻肉をねっとりと揉みしだく動きも的確で、ピクンッ♡と翼の性器も勃起してしまう。初めての相手でもケツ揉みでここまでの快感を与えてくるのは、ジム内でも一握りしか取得していないレベルのテクニックだ。翼は感嘆しながら会話を続ける。

「ぉ゛♡そ、そうなんですねッ♡ほ、ほぉッ♡それは、た、楽しみでしゅッ♡」
「おお、ケツも引き締まってムッチムチ♡鍛えたりしてるのかなぁ?♡お名前は?♡」
「ぉ゛♡んぉ゛♡はひ♡俺、翼って言います♡お゛♡二駅先のハメジムで♡毎日ハメトレ、してますぅッ♡」
「なんだ、あそこの常連さんかぁ♡道理でアナルもクッパクッパしてると思った♡ケツ撫でてるだけでチンポ欲しがってるもんなぁ♡」
「んほ♡ほ、ほおぉ゛ッ!♡♡♡」

 尻肉をぐにぐにと手の平で揉んでいた指先が、翼の言葉で下着の中へ入りアナルへ伸びる。ケツ揉みの時点で既に高まってひくひくとヒクついていたアナルを撫でられ、思わず翼はガニ股に腰を突き出してしまう。勃起を強める性器に、ピュッ♡と下着越しから飛び散るカウパー。その反応に男性は更に笑みを深くし、アナルへ指を挿入してかき回し始めた。

「おっ、いい反応♡完全にケツ、ドメスちゃんだねぇ♡ハメトレの成果出てるなぁ♡」
「んぉ゛♡おッ♡あ、ありがと、ごじゃいましゅッ♡ほぉ゛♡ケツキくッ♡手マントレっ♡キくぅ゛ッ♡♡♡」
「こらこら、これはトレーニングじゃないからね♡ほら、翼くん♡おじさんのも握って♡サウナの前に準備運動♡チンポシコシコしてみよっか♡」
「は、はひぃ♡ほ♡ほぉ♡チンポッ♡極太おじさんチンポぉッ♡♡♡」

 アナルの中をまさぐる指を自分から前立腺へと当てるようにどっしりと腰を落とし、クイクイとヘコつかせる翼。そんな翼へ、男性も自身の性器を見せつける。ビンビンに勃起してオスを主張するたくましい中年ちんぽは、翼にとって筋膜ローラーに勝るとも劣らない最高のトレーニング器具に等しい。瞳をハートにしながら翼は恭しく男性の性器を片手で包み、にゅこにゅこと丁寧に扱き上げてゆく。

「おほほぉッ♡巧みな手コキテクぅ……ッ♡青年のメス顔チンシコ、たまらんッ♡よしッ♡それなら新陳代謝を活性化させるおじさんのベロキスだッ♡とくと受け取りなさいッ♡」
「ほ、おぉ♡ちんちんたいしゃ♡おじひゃん♡いただきましゅ♡んうぅ゛ッ!♡♡♡」

 ジムで鍛えられた翼の全力メス媚びに男性も我慢ができなくなったのか、急くようなキスで唇を塞がれる。唇を伸ばし、ベロベロと乱雑に舌を絡ませ合う、下品なベロキス。ケツ揉み手マンとはまた異なる快感に再びピュッ♡と翼の性器からカウパーが散り、溶け出す思考が止まらない。

「んぅ゛♡ふ♡んうぅ゛ッ♡ふぅ゛ッ♡」

 お゛♡ほッ♡いきなりおじさんとベロキス♡舌絡めて♡ド下品濃厚ベロキスぅッ♡お゛ッ♡ほぉ゛ッ♡ケツキてるッ♡キスしたままッ♡ぶっとい指でッ♡こりゅっこりゅメスポチ弄くられてるぅ゛ッ♡ほッ♡代謝アガるッ♡アクメ数値アガるッ♡全身がハメトレ待ちして疼いてるぅ゛ッ♡チンポ♡チンポ♡チンポ欲ッし♡このデカチンポ欲ッし♡チンポでぐっちゅぐっちゅケツ掻き回されてッ♡ほじトレしたいぃ゛ッ♡♡♡
 物欲しそうに腰をヘコっ♡ヘコッ♡と前後に振り、舌をチロチロと揺らせながら、ハメトレちんぽ思考へ夢中になる翼。ハメトレによって男性とちんぽに媚びることを熟知した身体は、勝手にオスを誘うように動いてしまうのだ。それに手招かれるように、更に別の男性が近寄ってきた。

「おや、種付さん♡脱衣所からお盛んだなぁ♡俺も混ぜてよ♡」
「んん゛……ッ♡おおっ、子種さん♡この子翼くんって言うんだけど、すっごく可愛くて♡ここのサウナ初体験なんだって♡」
「おおっ、いいねぇ♡ここのサウナは最高だから♡よしよし、翼くん♡じゃあおじさんはちんぽ扱いてあげようね♡準備運動準備運動♡ほら♡おじさんともキス♡キスしようねぇ♡」
「おん゛♡んおぉ゛♡ほッ♡チンシコ♡チンシコッ♡ぉ゛ん゛ッ!♡♡♡」

 もう一人の男性はすぐに翼の性器を扱き始め、反対側からキスを求めてくる。翼はそれを舌を絡めて受け止めながら、空いている片手でもう一人の男性の性器を掴み、それを扱き上げる。前と後ろからアナルと性器を同時に責められ、両手でチンコキをする翼の腰振りオス媚びダンスは更に激しくなってゆく。男性たちもその動きに煽られ、翼への愛撫は強くなるばかりだ。

「ほッ♡な、なんてスケベな子なんだッ♡んお゛ッ♡ちんぽッ♡ちんぽが手に吸い付くぅッ♡」
「お゛ッ♡手の動きが早くッ♡ほぉッ♡翼くんッ♡ザーメン欲しがり過ぎだぞッ♡ほッ♡ほぉッ♡」
「んぉ゛♡ケツクるッ♡ほッ♡ほぉ゛ッ♡ぃ゛♡いぐ♡イッグゥッ♡ん゛ッお♡ほおおぉ゛~……ッ!♡♡♡」

 そして三者の快感は、タイミングを合わせたように同時に限界を越えた。ピィーンッ♡とガニ股に爪先立ちをして翼はメスアクメ射精し、その横で男性たちは勢いよくオス射精をする。放たれる精液は同じ場所で終点し、それはさながら都会に現れた神秘のザーメンピラミッド。まるで都市伝説のような美しい形の同時アクメにカクッ♡カクッ♡と翼は震え、その余韻を堪能する。

「ぉ、おへぇ゛♡へぇぇ゛……ッ♡──んおぉ゛ッ♡♡♡」

 しかし、その余韻は長くは続かない。それも当然。まだここは脱衣所で、本番のサウナが待っているのだ。それを示すように男性たちは射精後も翼の全身を撫で回し、れろぉ♡と耳を舐め上げる。

「おほほっ♡脱衣所からおじさんを射精させるなんて、すごい子だねぇ♡準備運動はこの辺にしとこっか♡おじさんは先に行くけど、サウナも楽しんできてね♡」
「うんうん♡サウナはもっと気持ちいいからね♡いっぱいととのってきて♡いってらっしゃい、翼くん♡」
「は、はひ♡おれ♡楽しんで、きましゅう゛……ッ♡♡♡」

 男性たちの言葉にぷるんッ♡ぷるんッ♡とちんぽを揺らして翼は舌足らずに返事をする。男性たちの愛撫によって既に全身の代謝は抜群、汗をたっぷりかく準備も万端だ。下着をぐっしょりと濡らしながら、別れ間際に性器を撫でてゆく男性の手付きにプシッ♡と潮を噴き、翼は涎を垂らして、改めてサウナへの期待を高めたのだった。

「はッ♡はふぅッ♡さうな♡たのしみ♡たのひみぃ……ッ♡♡♡」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

魅了魔法は使えません!~好きな人は「魅了持ち」の私を監視してただけみたいです~

山科ひさき
恋愛
「あなたの指示さえなければ近づきもしませんよ」「どこに好意を抱く要素があるというんです?」 他者を自分の虜にし、意のままに操ることさえできる強力な力、魅了魔法。アリシアはその力を身に宿した「魅了持ち」として生まれ、周囲からの偏見にさらされながら生きてきた。 「魅了持ち」の自分に恋愛などできるはずがないと諦めていた彼女だったが、魔法学園に入学し、一人の男子生徒と恋に落ちる。 しかし、彼が学園の理事長から彼女の監視を命じられていたことを知ってしまい……。

婚約者が庇護欲をそそる可愛らしい悪女に誑かされて・・・ませんでしたわっ!?

月白ヤトヒコ
ファンタジー
わたくしの婚約者が……とある女子生徒に侍っている、と噂になっていました。 それは、小柄で庇護欲を誘う、けれど豊かでたわわなお胸を持つ、後輩の女子生徒。 しかも、その子は『病気の母のため』と言って、学園に通う貴族子息達から金品を巻き上げている悪女なのだそうです。 お友達、が親切そうな顔をして教えてくれました。まぁ、面白がられているのが、透けて見える態度でしたけど。 なので、婚約者と、彼が侍っている彼女のことを調査することにしたのですが・・・ ガチだったっ!? いろんな意味で、ガチだったっ!? 「マジやべぇじゃんっ!?!?」 と、様々な衝撃におののいているところです。 「お嬢様、口が悪いですよ」 「あら、言葉が乱れましたわ。失礼」 という感じの、庇護欲そそる可愛らしい外見をした悪女の調査報告&観察日記っぽいもの。

親友に流されて電マ責めされることになってしまった

冷凍湖
BL
あらすじ ノリに流されて親友に電マ責めされちゃうちょろい大学生の話。無理矢理っぽい感じからのハピエン 注意事項 電マ責め/♡喘ぎ/濁点汚喘ぎ/んほぉ系/潮ふき/本番なし/とにかく好きに書きました!地雷ある方ご自衛ください!

伯爵令嬢は婚約者として認められたい

Hkei
恋愛
伯爵令嬢ソフィアとエドワード第2王子の婚約はソフィアが産まれた時に約束されたが、15年たった今まだ正式には発表されていない エドワードのことが大好きなソフィアは婚約者と認めて貰うため ふさわしくなるために日々努力を惜しまない

SuperHero準「乳首が感じるSuperHero物語」

ryuuza
BL
ゲイ向けヒーロー凌辱小説。男の乳首フェチに特化した妄想エロ小説です。ゲイ向けですが、女性の読者も大歓迎です。ただし、話が進むにつれて表現が過激になっていきます。スカトロ、フィストあり。要注意です。

シンデレラ。~あなたは、どの道を選びますか?~

月白ヤトヒコ
児童書・童話
シンデレラをゲームブック風にしてみました。 選択肢に拠って、ノーマルエンド、ハッピーエンド、バッドエンドに別れます。 また、選択肢と場面、エンディングに拠ってシンデレラの性格も変わります。 短い話なので、さほど複雑な選択肢ではないと思います。 読んでやってもいいと思った方はどうぞ~。

ヒロインが迫ってくるのですが俺は悪役令嬢が好きなので迷惑です!

さらさ
恋愛
俺は妹が大好きだった小説の世界に転生したようだ。しかも、主人公の相手の王子とか・・・俺はそんな位置いらねー! 何故なら、俺は婚約破棄される悪役令嬢の子が本命だから! あ、でも、俺が婚約破棄するんじゃん! 俺は絶対にしないよ! だから、小説の中での主人公ちゃん、ごめんなさい。俺はあなたを好きになれません。 っていう王子様が主人公の甘々勘違い恋愛モノです。

双子の転生者は平和を目指す

弥刀咲 夕子
ファンタジー
婚約を破棄され処刑される悪役令嬢と王子に見初められ刺殺されるヒロインの二人とも知らない二人の秘密─── 三話で終わります

処理中です...