緋色の鷹と愛人ごっこ

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【背徳日和】

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「ふッ♡ふぅッ♡ふうぅッ♡♡♡」

 都内の高級ホテルへ到着すると、フロントを通ることなく緋鷹さんはエレベーターに乗って、高層階へたどり着いた。人気のない廊下を通ってドアを開けると、そこには──到底ふたり用とは思えない広さの部屋が広がっている。
 緋鷹さんとまだホテルで会っていた時も、こんなに広くて豪華な部屋は見たことがない。緋鷹さんが今日のためにとっておきの部屋を用意してくれたことは、一目見ただけでも察せられた。
 でも……今の僕には、それを気遣う余裕なんて一欠片もなかった。
 普段なら驚いて動揺して。緋鷹さんへ真っ先に感謝と謝罪を告げるだろう僕は……やっと他の人の目に触れず緋鷹さんとふたりきりになれた安堵に、もう、タガのなにもかもが外れてしまっていたんだ。

「ひ、緋鷹、さん♡ひだか、さぁん゙……ッ♡♡♡」

 部屋へ入ると、僕は自ら服を脱いで、全裸に貞操帯だけの格好になる。こんな恥ずかしくて失礼なこと、普段なら絶対に出来ない。だってこの服装は緋鷹さんがわざわざ僕のために用意してくれたもの。それを自分から脱ぎ捨てるなんて……普通の状態の僕では、逆立ちしたって不可能だ。
 でも……今は。
 今は、一秒でも早くこのひとに抱かれたかった。それしか、考えられなかった。目の前の。このひとに。今日だけは愛人になった、お金持ちで、意地悪で、権力者の、鳳緋鷹様に。僕は、滅茶苦茶にされたくて、たまらなかった……ッ♡♡♡

「ひ、緋鷹さん♡お願いします♡貞操帯♡外してくださいッ♡僕に射精アクメ♡くださいッ♡ほッ♡全身♡僕の全身おまんこにして♡愛人として♡緋鷹さんのおちんぽに♡ご奉仕♡しますからぁ゙ッ♡おねがい、しますぅ゙ッ♡♡♡」

 ぉ゙♡だ、だめ♡もう、身体が言うこときかない♡お゙ほッ♡今日はずうっと愛人扱いされてたからッ♡ぼくも♡愛人になりきって♡おねだりしちゃうッ♡発情全開の♡みっともない♡オホメス顔で♡緋鷹さんに♡愛人様に♡腰振りして本気で媚びる♡ドスケベ愛人の♡アクメ欲しがりおねだり♡しちゃうぅ゙……ッ♡♡♡
 
「ぉ、んぉ゙ぉ……ッ♡♡♡だ、だらしなくて♡はしたなくて♡いやらしい♡どうしようもない♡僕の愛人おまんこで♡精一杯まんコキご奉仕しますッ♡おちんぽご奉仕しますからぁ゙ッ♡ぉ゙♡だから♡緋鷹さんの♡そのお身体で♡おちんぽで♡たくさん♡ぼくに♡ご融資♡くださいぃ゙……ッ♡♡♡」

 緋鷹さんを全身で求めていることを表すように、僕はガニ股になって何度も腰をヘコつかせる。どうしようもなく下品なポーズで、どうしようもなく下劣なおねだりをする。
 んほ♡んほぉッ♡おちんぽピタピタしてるッ♡貞操帯おちんぽ必死で外に出たがってるぅッ♡ほぉッ♡腰ヘコとまんない♡お下品おねだり♡とまんないぃ゙ッ♡♡♡

「っ、真澄……ッ♡」

 緋鷹さんが目を開く。基本的に弱気で大人しい僕が自分からこんなことをするなんて、思ってもみなかったんだろう。
 でもそれは僕も同じだ。我慢させられて焦らされて。それだけで自分からこんなに「愛人」としてはしたないお願いをするなんて、ちっとも思っていなかった。だけどそんなことどうでもいい。緋鷹さんが手に入るならそれでいい。今僕の中に在るのは緋鷹さんだけ。求めて求めてたまらないこのひとだけ。ただひとりの。大事な大事な。このひと、だけぇ……ッ♡♡♡

「ぁ、ひゃ゙ッ!♡」
「全く……ッ♡君がこんなにいやらしいなんて、思わなかったよ……っ!♡」
「ぁ♡あッ♡ひ♡緋鷹、さん……ッ♡」

 全力での懇願に、緋鷹さんは僕を勢い良くベッドへ押し倒す。それは今までにない衝動的な力で、僕も目を開いてしまった。だってまさか、いつでも悠然としている緋鷹さんが、そんなに余裕のない行動を取るなんて思わなかったから。
 でも……緋鷹さんの呼吸は荒く乱れて、深い紅が混じった瞳は見下げた僕だけを映して生臭く輝いている。それはまるで、獲物を前にした空腹の獣そのもの。……真野くんから言われた猛禽類性欲というおかしな言葉が、場違いに頭を過ぎった。

「それならお望み通り、だらしない愛人に融資をしてあげないとね……ッ♡」

 そしてそんな自らの性欲を体現するように、身に着けていたコートやスーツを脱ぎ捨てて、緋鷹さんは革手袋を歯で噛んで乱暴に口で抜き取った。普段は絶対に見ることのできない猛々しいオスを示す荒々しい仕草に、ゾクゾクゾクッ♡と下腹部から悪寒が昇ってくる。
 ひッ♡だめ♡たべられちゃう♡ぼく♡これから♡緋鷹さんに♡ぜんぶ♡貪られちゃうよおぉ゙……ッ!♡♡♡

「ぉ゙♡ふ、ふぁッ♡ひぅ゙♡んくぅ゙……ッ!♡♡♡」

 ビクビクッ♡と身体が跳ねて、貞操帯から潮が漏れる。緋鷹さんに滅茶苦茶に犯される妄想だけで、メスアクメしてしまう。
 それは捕食者としての、どうしようもない弱者のアクメ。緋鷹さんの愛人、緋鷹さんだけのマゾメスに相応しい、よわよわアクメ。これ以上なくドスケベで浅ましい、愛人無様メスアクメぇ゙……ッ♡♡♡

「またイったのかい?本当に、いやらしい……ッ!♡」
「ぉ、お゙ッ♡ご、ごめんなさいッ♡ぼく♡やらしいドスケベの愛人で♡ごめんなさい゙ッ♡あぅ゙♡あうぅ゙ッ♡♡♡」

 罵られながら、叱られながら、それでも腰が浮いてしまう。まるでその叱責を悦ぶように、緋鷹さんを求めて、ガニ股に脚を開いて、ヘコヘコと情けなく貞操帯がついたオス失格の性器を何度も何度も震わせてしまう。

「真澄……ッ♡」
「ほ、ほん゙ッ♡♡♡」
「挿れるよ……ッ♡」

 そこでようやく貞操帯を外されて、性器が自由になる。すうっと表面を撫でる冷たい空気を感じれば──そのまま一気に、松葉くずしの体位で性器を奥まで突き立てられた。

「ぉ♡お゙ッ?♡ほッ、ぉおぉ゙~……ッ!♡♡♡」

 その瞬間訪れるのは、ここ最近で一番激しくて強烈な──射精。脳まで灼ききれそうな刺激が訪れて、意思とは無関係に濃くて大量の精液が顔にまで迸る。
 挿入されただけで顔射してしまうみっともないアクメは、今の僕にお似合いのマゾアクメ。オス射精をしてもマゾメスからは逃れられないと教え込まれるような、全身に拡がる、メスの、快感ん゙……ッ!♡♡♡

「──ぉ゙ひッ!?♡♡♡」

 でも、そんな僕を愛人様は許してくださらない。アクメしたままの僕の腰を掴んで、もう一度おちんぽを突き立てる。

「また勝手にアクメして……私はまだイっていないんだよ?融資の分、きちんとおまんこでご奉仕しないと駄目でしょう?」
「ひッ♡ぉ゙♡す、すみません゙ッ♡ぼく♡ちゃんと♡ご奉仕♡しましゅッ♡ぉ゙ん゙ッ♡おまんこご奉仕ッ♡ほぉ♡ほおぉ゙ッ♡」

 んぉ゙♡そ、そぉ♡しなきゃ♡ごほーし♡おまんこ♡ごほーし♡愛人として♡緋鷹さんに♡いっぱい♡ごほーし♡しなきゃ♡おまんこ♡締めなきゃ♡おちんぽ様♡丁重に♡おまんこおもてなし♡しなきゃぁ゙♡♡♡

「ッ、ゔ……ッ♡──ハハッ♡イっているのにちゃんと締めて偉いじゃないか♡そうだよね♡君は私専用のおちんぽケースなんだから♡それくらいするのは当然、だよね♡」
「ぉ♡ほ♡ほッ♡お♡おちんぽケースっ♡♡♡ひ♡ひだか♡さんのぉ゙♡♡♡」
「そうだろう?融資を受けるなら、代わりに幾らでも愛人様のおちんぽケースになります♡って、君から全裸土下座して懇願してきたんじゃないか♡」
「ほッ♡ぁ゙、愛人様おちんぽけーすッ♡ほぉッ♡ぼ♡僕から♡全裸土下座あぁ゙ッ♡♡♡」
「嗚呼、そうだよ♡そのお陰で君も、私にピッタリハマるおちんぽケースになったよね♡私が呼べばすぐに来てくれるもの♡いつでも♡どこでも♡都合良くおまんこ愛人オナホになってくれて♡私も大助かりだよ♡」
「ぉほッ♡ほぉッ♡ほおぉぉ゙ッ♡♡♡」

 そんな僕を更に追い詰めるように、有りもしない思い出を語られる。ただの嘘、虚言でしかない空想を、さも有った体験のように突き付けられる。
 愛人様おちんぽケース。僕からの全裸土下座懇願。都合のいい、おまんこ愛人オナホ……ッ♡♡♡
 それはあからさまに背徳感を煽ろうとする卑猥な言葉だとわかっているのに、まったく、抗えない。言われた途端におまんこをキュウッ♡と締めて、言ったはずもない「おちんぽ愛人ケース」としての自分に、たまらないほど欲情してしまう。
 ひ、ひぅ゙ッ♡だめッ♡そ、そんなこと一回もないのにッ♡緋鷹さんはいつも優しくて♡暖かくて♡僕に無理強いも命令もしないのにッ♡言われたこと、全部嘘の♡今日の愛人ごっこのための♡有りもしないデタラメなのに゙ぃ゙……ッ♡♡♡
 だめ♡だめなの゙♡想像、しちゃゔッ♡今日みたいにずっと意地悪な緋鷹さんに♡愛人として、おちんぽケース扱いで呼ばれるの想像しちゃうッ♡緋鷹さんが空いた時間に好きに呼び出されて♡おまんこ差し出して愛人ハメして♡雑な愛撫やセックスで好きなだけアクメさせられて♡満足したらすぐに帰されちゃう、都合のいい愛人扱いされるの想像して♡背徳マゾ甘イキしちゃうぅ゙ッ♡♡♡
 やだ♡違う♡ちがうのに♡緋鷹さんはそんなひとじゃないのに゙♡ずっとずっとやさしい、のに゙ぃ♡緋鷹さんから雑オナホ扱いされるの想像して♡僕♡興奮、しちゃゔッ♡駄目なのに♡そんなのだめ♡なのに♡だめな妄想で♡ぼくぅ゙♡アクメ♡あ゙くめ゙ッ♡あぎゅめ゙ぇ゙ッ♡♡♡

「ほおぉッ♡だめ♡おまんこ愛人おなほあぐめすりゅ゙ッ♡ほッ♡ほぉ゙ッ♡ん゙ほおぉぉ゙~……ッ!♡♡♡」

 汚い嬌声を上げて、僕は再びアクメした。するしかなかった。いけないはずの妄想でアクメするのが、気持ちよくてたまらなかった。
 ほぉ゙♡イった♡イ゙っちゃった♡緋鷹さんのおちんぽを挿入したまま♡自分勝手な、愛人雑オナホ妄想アグメ゙で♡オホイキ、しちゃったぁ゙ッ♡今度はぴゅっぴゅお潮噴いて♡メスアクメしてるの゙、全身で、伝えちゃうぅ゙……ッ♡♡♡

「嗚呼もう……ッ♡アクメするのは自由だけど、いい加減、私をイかせてくれないかい?もう限界、だよ……ッ!♡」
「──ぉ゙、ほぉ゙ッ!♡♡♡」

 僕のアクメに構わず、腰を動かし始める緋鷹さん。そのピストンはやっぱり攻撃的で乱暴で、言葉通り、緋鷹さんも耐えられないのを表しているようだ。
 お゙ほッ!♡♡♡ぃ、いつもよりピストン強い゙ッ♡緋鷹さんッ♡普段よりおちんぽ強いぃ゙ッ♡ほぉ゙♡ひ、緋鷹さんも興奮してるッ?♡興奮、してくれるのかな゙ッ♡僕の愛人おまんこで♡だらしないおねだりで♡興奮♡ほぉ♡してたら、いいのに゙ッ♡してくれてたら、い゙いのにぃ゙……ッ♡♡♡

「ぉ、お゙ッ♡出すよッ、真澄ッ♡きちんと、おまんこで受け止めなさいッ♡」
「はゔッ♡ぅ゙、受け止めますッ♡ぜんぶッ♡おまんこで受け入れま゙すッ♡緋鷹さんッ♡ぼくのオナホおまんこでッ♡好きなだけ♡きもちよく射精、してくださぃッ♡」
「くッ……♡出る……ッ♡ぉ、おぉ゙ッ♡ぉおお゙……ッ!♡♡♡」
「ひッ♡ぉッ♡ぉぉお゙~……ッ!♡♡♡」

 深く腰が押し込められると、一拍を置いてドクンッ♡と精液が流れ込んできた。一気に奥まで注がれる熱い精液に、いつもとは違う快感とアクメが僕の中を駆け巡る。それは愛人としてのアクメ。お金を貰うためのセックスで得た悦楽。必死に緋鷹さんの欲望を受け止める、ただのオナホとしての、おまんこメスアクメぇぇ゙……ッ♡♡♡

「ふッ♡ふうぅ゙ッ♡ふぅ゙……ッ!♡」
「ぉ♡お゙ぉ……ッ♡ぉお゙ん……ッ!♡♡♡」

 射精が収まると、ゆっくりと緋鷹さんは性器を引き抜いた。ぬぽんッ♡と猥雑な水音が響いて、僕はその引き抜かれる感覚だけでも軽く追いアクメしてしまう。ヒクヒクといつまでも続く余韻に震えていると、突然──パチンッ♡とお尻を叩かれた。

「──ぉん゙ッ!?♡♡♡」

 あまり強い力ではなかったけれど、まさか叩かれると思っていなかった僕は、その軽い刺激と驚きに大きく声を上げてしまう。すると視界の先で意地悪い顔をした緋鷹さんが、静かに僕を見下ろしていた。

「いつまで惚けているんだい?そろそろ君がご奉仕する番だろう?」

 ぺちッ♡ぺちッ♡と促すように何度もお尻を叩かれて、まるで動物のような扱いにまた興奮しながら、僕はなんとか起き上がる。

「ほッ♡ほん゙ッ♡ご♡ごほうし♡ぉ゙んッ♡ほッ♡しゅ♡しゅみ、ませ♡♡♡」

 ぉ゙ほぉ♡♡♡おしり♡叩かれてる♡マゾメスオナホ扱いされて♡また命令されてるぅ゙♡♡♡んぉ゙♡だめ♡興奮する♡雑にメスとして扱われて♡興奮♡しちゃゔ♡♡♡

「ほら、早く後ろ向きになって、騎乗位で動きなさい。挿入している所が良く見えるようにゆっくり腰をグラインドさせて。しっかり私を愉しませるんだよ」
「は♡はひ♡ぉ♡が♡がんばり、ましゅ゙♡ぉ、お゙♡ゆ♡ゆっくり♡腰を♡ぉ゙ッ♡ぴ♡ぴしゅ、とんん゙~……ッ!♡♡♡」

 緋鷹さんに命令されるがまま僕は後ろを向いて、性器を愛人おまんこに宛てがうと、ゆっくり腰を落としてゆく。ぉ゙♡だめ♡緋鷹さんの、敬語♡普段は絶対に言われない愛人様としてのご命令に♡おなか♡おまんこ♡ぜんしん♡ぞわぞわ、しゅる゙♡僕のマゾメスが♡びんびんに反応、しちゃゔ♡♡♡
 ぉん゙♡おまんこオナホに♡緋鷹さんにおちんぽ挿入が見えるように♡ガニ股に♡腰上げて♡ゆっくり♡ゆっぐり、ぴしゅとん゙♡ほ♡ほぉ゙♡で、でも♡これ♡ゆっくり゙♡引き抜ぐの゙ッ♡ぉ゙♡引ぎ、抜ぐ、の゙ぉぉ~゙……ッ!♡♡♡

「ほッ♡ほ♡──ぉ゙おおお゙~……ッ!♡♡♡」

 挿入からなんとか二度ほどピストンを繰り返したものの──僕は、すぐにアクメしてしまった。緋鷹さんに挿入やおまんこを見せながらセックスをするという状況に、性感を限界まで刺激されてしまったんだ。
 ぉ、お゙♡丁度亀頭ぎりぎりまでおちんぽを引き抜いた所で、限界、来ちゃ゙った♡ガニ股爪先立ちの下品腰上げポーズで固まって♡ガックガク震えながらの♡ドスケベデカケツ見せつけるみたいな♡カエルみたいな背面騎乗位マゾアクメ゙♡しぢゃった♡♡♡
 ほん゙♡ぼく♡ご奉仕しなきゃいけないのに♡このカラダは緋鷹さんのおちんぽを気持ちよくさせるためだけのおまんこ愛人オナホなのに♡また♡僕だけ勝手に♡ねっとり♡深イキ♡ひとり゙、あぐめぇ゙ぇ……ッ!♡♡♡

「真澄?」
「お゙ッ!?♡♡♡」
「またイったのかい?私がイっていないのに?ご奉仕すると言ったよね?」
「しゅ♡しゅみ、ま゙せッ♡お゙ッ!♡♡♡ぼ、ぼく♡ほ、ほぉ゙ッ!♡♡♡おまんこオナホとしての♡つとめを♡はたせ、なくてぇ゙ッ──んほぉぉ゙ッ!♡♡♡」

 ほ、ほん゙ッ♡ひ、緋鷹さんッ♡後ろから♡不規則に♡叱るように♡どちゅッ♡どちゅッ♡って♡腰ッ♡突き上げて、くる゙ぅッ♡愛人様を愉しませることもできない僕のことッ♡いっぱい、いじめて、くる゙ぅッ♡♡♡ぉ゙ッ♡その度に♡ぼく♡潮噴きッ♡もう♡一突きごとに♡メスおちんぽからどまぞあぐめ゙ぇッ♡愛人としてのお仕事♡ぜんぜんッ♡できない゙♡ダメダメ愛人としてッ♡何度もッ♡謝罪アクメ゙、シちゃゔぅ゙ッ♡♡♡

「全く……♡やっぱり君は、オナホとして働くのが一番だねッ!♡」
「ひ……ッ──んおぉ゙ッ!♡♡♡」

 不甲斐ない僕の動きに流石に痺れを切らしてしまったんだろう。後ろから体重を掛けて、緋鷹さんは寝バックの格好に体勢を変える。ぉ゙♡ず、ずっしり全体重を掛けられて♡ぉ、おちんぽが、ぉ゙ッ♡結腸まで♡挿入ってぇ゙……ッ!♡♡♡

「ほら、どう?君の一番弱い所に挿入ったよ♡」
「ほ♡ほぉ゙♡だめ♡そ、そこ♡ひだかひゃ♡けっちょ♡や゙ぁぁ゙♡♡♡」
「ハハッ……♡嫌だと言うなら、賭けでもするかい?もしこのまま君が結腸アクメをしたら、これから一生、私の愛人まんことして生きる、って♡」
「ひ……ッ!?♡♡♡ぉ゙♡ぁ、愛人おまんこッ♡ほッ♡ほおぉ゙ッ♡ぃ、一生ッ♡だめ♡だめぇ゙♡♡♡」
「何が駄目なんだい?真澄……君は根っからのマゾメスだろう?オスもヒトも終えてただのおまんことして生きるなんて、願ったり叶ったりじゃないか。ほら……早くアクメするんだ。これからは私だけのおまんこペットとして、私のおちんぽだけを感じて……一生、私に飼われてしまいなさい♡」
「ひ♡ひん゙ッ♡だ、だめッ♡だめぇ゙♡♡♡」

 おまんことして、緋鷹さんに、飼われる──。
 耳元で告げられる恐ろしい誘惑に、僕は必死で首を振る。だって緋鷹さんは絶対にそんなことをしない。そんな非人道的なことをするひとじゃない。絶対に。そんなひとじゃ、ない。

「飼われッ♡飼われるの゙ぉッ♡ほぉ゙ッ♡ほおぉぉ゙ッ♡♡♡」

 ……それを分かっているのに、がっしりと押さえられて、両手も握られて、ひとつの逃げ場もない状態で鼓膜へ有りもしない可能性を囁かれるたび、勝手に頭が想像してしまう。おまんこペットとしてこのひとに管理される生活を、勝手に脳裏へ描いてしまう。
 ぉ、だめ♡だめぇ゙♡想像、しちゃゔ♡全裸で♡首輪と貞操帯をつけられて♡鎖で繋がれて♡緋鷹さんに、飼われちゃゔ、想像、しゅる゙♡♡♡自分でおちんぽもおまんこも触ることを許されないで♡緋鷹さんのおちんぽでしかアクメできない♡おまんこ飼育ペットとして生きるの♡ひん゙♡想像、しちゃゔぅ♡♡♡
 ひ、ひぅ゙ッ♡だめ♡だめ♡緋鷹さんのおまんこペット♡だめなのに゙ッ♡愛人様♡ご主人様の緋鷹さんに♡飼われちゃうの゙♡ぉ゙♡やなのに゙♡そんなのやなのに゙ぃ゙♡ぉ゙♡おまんこ♡きゅんきゅん♡しゅる゙♡おまんこ媚びて♡全力で媚びて♡オナペット志願♡どすけべ懇願♡じぶんから゙♡しちゃゔぅッ♡♡♡

「ぉ゙♡締まる……ッ♡おまんこペットとしてのお返事かい?♡」
「ち、ちが♡ちがぁ゙♡ほ♡ほッ♡ちがいましゅ゙ッ♡ちがう♡ちがうのぉ゙♡♡♡」
「でも、このまま結腸アクメをしたら君はおまんとして生きるしかなくなるよ?♡ほら♡ほらッ♡我慢、できるのかいッ?♡」
「ひぅ゙ッ♡ほッ♡だめ♡だめだめだめッ♡な゙、なっちゃゔッ♡おまんこペットとして生きるしかなくなっちゃゔッ♡緋鷹さん゙ッ♡ひだかしゃん゙ッ♡だめ♡だめぇッ♡♡♡」
「もう諦めなさい♡アクメして♡人生終了♡してしまいなさい♡♡♡」
「ひん゙♡ひぃぃ゙ん゙ッ♡♡♡だめ゙♡いくッ♡イッグッ♡おまんこ♡おまんこイグッ♡ペットアクメしちゃゔッ♡ぉ゙♡お゙ん゙ッ♡おわる゙♡おわりゅ゙♡♡♡だめ゙♡だめ♡♡♡だめぇぇ゙~……ッ!♡♡♡♡♡」

 だめ、だめ、と繰り返しながら、それでも床に性器を擦り付けるようにヘコヘコと腰を揺らしながら──僕は、アクメした。オスが終わる、おまんことして緋鷹さんにすべてを捧げる愛人ペットアクメで……ッ♡じんせい♡終わらせ、ちゃったぁ゙……ッ!♡♡♡
 ほ♡ぃ゙♡い゙った♡おまんこ♡終わ゙っちゃった♡緋鷹さんのペットとして♡生きるしか♡なくなっちゃったぁ゙♡♡♡ぉ゙♡ぺっと♡緋鷹さんの♡おまんこぺっと♡んぉ゙♡だめ♡そんにゃの゙♡だめ♡だめぇぇ゙……ッ♡♡♡♡

「ふふっ──真澄♡」
「ぁ、お゙……ッ?♡ん、んぅ……ッ!?♡♡♡」

 完全敗北ペットアクメのメスイキに、絶望と──そしてそれ以上に際限のない悦びと期待を抱いて自然と涙を流せば、ちゅ、とその雫を吸われて、柔らかく……キスを、された。

「ん♡んぅ♡真澄……ッ♡」
「んッ♡ふ、ふぅッ♡ぁ、あッ?♡ひ、緋鷹、しゃん……ッ?♡」

 それは……ホテルに入ってから一度もされることのなかったキス。時計屋さんで一度だけされた、優しくて、甘いキス。それは緋鷹さんのキス。知り合ってから少なくない時間を掛けて、僕が出逢ってひとつずつ育んできた、鳳緋鷹さんという……とても素敵な男性が贈ってくれる、とても特別な……口づけ。

「ん……♡ごめんね♡愛人ごっこは、もう終わり♡」
「へ……っ?」
「もう0時を過ぎただろう?愛人ごっこは一日だけ、という約束だったからね。真澄があまりにも可愛くて思わずやりすぎちゃったけど……さっきまでのやり取りは、これで終わり。これまで意地悪に接してごめんね、真澄……っ♡」
「ぁ、あ♡んぅ♡んうぅぅ……ッ!♡♡♡」

 確かに時計を見れば、時計は0時を三十分ほど過ぎていた。僕は時間になんてまったく注意を払っていなかったけど、まさか……緋鷹さんはそこまで考えていたなんて。
 さっきまでの「愛人」としての姿が幻のように、体勢を変えて僕を抱き締めるように包み込んでくる緋鷹さん。優しくて雄々しくて、でも決して強引でも乱暴でもない深いキスに、胸が驚くほど充たされる。僕は長らく安心感と多幸感を感じていなかったのだと、そこではっきり知らしめられる。つまりはそれだけ……僕は普段の緋鷹さんから安堵を受け取っていたんだと、改めて深く理解──させられる。

「これからは、いつも以上にたっぷり愛してあげるから♡ふたりで気持ちのいいセックスを、しようね♡」
「ぁ♡あ……ッ♡緋鷹、さ……ッ♡」
「まずは顔を見て、沢山キスをしながら……ね♡」

 ちゅ♡と触れるだけの口づけをあどけなく落とされて、正常位の体勢になる。そこで僕はもう一度気づく。ホテルに入ってから今まで、キスだけじゃなくそもそも視線を合わせたセックスをしていなかったことに。何故なら、視界に入った緋鷹さんの瞳が……とても優しく僕を見ていたからだ。

「今度はゆっくり……ね♡」
「ぁ、あッ♡ぉ、お゙……ッ♡」
「んぉ゙、ぉ……ッ♡ふふっ♡やっぱり真澄の中は、気持ちいいなぁ……ッ♡」
「緋鷹さん゙……ッ♡んんん゙ッ♡ふ、うぅ゙……ッ♡♡♡」

 ゆっくり、ゆっくりと、僕の中をひとつひとつ確かめるように遅いスピードで挿入を改めて行う緋鷹さんの動きに、自然と合わせるように腰を揺らしてしまう。さっきとは比べ物にならないほど緩い快感は、だけど思いやりに満ち溢れていて、何度も贈られるキスと一緒に、いっぱいになってしまいそうだ。

「真澄、可愛いね……♡やっぱり私は、真澄とこうやって繋がるのが大好きだよ♡」
「あぅ゙……ッ♡ひ、緋鷹さん……ッ♡」
「でも、さっきはびっくりするくらい沢山感じていたよね。もしかしたら、愛人のほうが真澄はお気に召しちゃったかな?」
「……!そ、そんなっ♡」

 意地悪なのか。素直な疑問なのか……どちらとも取れるニュアンスで尋ねてくる緋鷹さんに、僕は反射的に首を振る。当然だ。だってそれは、僕にとって考えるまでもない質問だったから。

「僕は、今の緋鷹さんがいいですっ♡さっきの愛人ごっこも、確かに、気持ち良かった、ですけど……っ♡」

 確かに気持ちは良かった。自分でも振り返るのが嫌になるほど、愛人ごっこの背徳感で今までにない勢いのマゾアクメを繰り返してしまった。でも……。

「でも、僕は……っ♡これまで一緒に過ごしてきた、そんな緋鷹さんだから良いんですっ♡僕にも、誰にでも……等しく優しく接してくれる緋鷹さんが……僕は……っ♡好き、なんです……っ!♡」

 今まで慣れないこと続きで緊張が張り詰めていたせいか、僕の心から想いがこぼれ出る。いつもは臆病で何一つ伝えられない僕の本心が、ほんの少しだけ、かたちになる。
 そしてそれはまるで表に出てくるのを待ち侘びていたように……僕の口から、止まらなくなる。

「っ……♡緋鷹さんっ♡愛人は、嫌ですっ♡僕とは前のように、お付き合いしてくださいっ!♡どんなに気持ち良くても♡魅力的な契約やお誘いがあっても……っ♡僕は今の緋鷹さんと、ずっと一緒に居たいと、そう思っているんです……っ!♡」
「ん……そうなの?」
「そうですっ!♡今の緋鷹さんだから、こんなにも安心できて、一緒に居て暖かい気持ちになれるんです……っ!♡このひとのためにもっと頑張りたいって、思うんです……っ!♡♡♡」
「ふふ……♡……本当に真澄は、素直だね♡」
「ぁ、ンっ♡ぇ……っ?♡」

 一息に告げれば、もう一度、キス。
 そこには、僕にいつも暖かさをくれる笑顔がある。

「私だって、今更愛人契約なんて必要ないと思っているよ。最初こそ、そのほうが真澄にとってメリットがあるのかなと思っていたけど……でも、真澄はもっとまっすぐ、他者を受け入れられる人だから。そんな真澄に私は惹かれたし……そんな真澄だからこそ、もっと君を大切にしたいって思ったんだよ♡」
「っ♡ひ……緋鷹、さん……♡」
「真澄も……愛人の私じゃなくて、今の私が、好き?」
「っ……♡は、はいっ♡好きです♡今の緋鷹さんが……大好き、ですっ♡」
「ふふふ……っ♡嬉しいな。それなら、君の想いに誓って私は私で居るよ。私も、真澄が好きな私で居たいから……♡」
「ぁ♡あッ♡ん♡んうぅ……ッ♡♡♡」

 言葉での誓いを行動でも示すように、静かに唇を重ねられる。身体も心も、すべてをひとつに結び合わせるような口づけに、甘やかさと愛おしさが満ち溢れる。ただそれだけで涙が出てしまいそうなキス。ただそれだけで、達してしまいそうなキス。それなのに……ッ♡

「真澄♡大好きだよ♡大好き……♡愛して、いるよ……っ♡」

 それなのに、緋鷹さんはゆっくりとキスもセックスも続けながら、僕へ愛の言葉を与え続ける。もう隠す必要なんてない、と宣言をするように。僕へとストレートに想いをぶつけてくる。

「ふぁ♡ぉ゙、おッ♡だ、だめですっ♡いま♡いまそんなこと言うの♡だめ♡」
「どうして?私の本心だよ?伝えちゃいけないのかい?」
「だ、だめなのが来ちゃいますっ♡そんなこと、言われたらっ♡ぅあ゙♡今日、いちばん♡すごいの♡きちゃゔッ♡」
「良いじゃない♡見せてよ?♡私に、見せて♡私でイく真澄のアクメ顔♡ぜんぶ、見たいよ♡」
「あ、だめ♡ぉ、お゙ッ♡ひだかしゃ♡みちゃ゙♡ぉ゙♡だめ♡だめぇ゙♡♡♡」

 だめ、と言っても聞いてくれない。絶えず「好き」「愛している」と囁かれる。僕の全身が緋鷹さんの愛で染まって緋色になってしまうくらい、ずぶずぶに蕩かされる。
 ぉほッ♡だ、だめ♡緋鷹さんに♡すきって言われるの♡あいしてるって言われるの♡そんなの、だめぇ♡♡♡ぼく♡僕の心もおなじなの、わかっちゃうっ♡僕も緋鷹さんといっしょの気持ちになってるの、伝わっちゃゔぅッ♡♡♡だめ♡緋鷹さん♡感じちゃ、だめ♡ぼく♡僕もっ♡ぼくも、だからぁッ♡ぼくも、いっしょ、だからぁ゙ッ♡♡♡
 お゙♡だめ♡身体で♡お返事、しちゃうッ♡緋鷹さんに♡おまんこで♡「僕も♡僕もですっ♡」って、お返事、しちゃうよぉ゙ッ♡♡♡

「ぅ゙……ッ♡ふふ♡真澄は心も身体も正直者さんだね♡」
「あ゙♡ぁ゙♡ひだかしゃん゙♡だ、だめ♡知っちゃ♡だめ♡だめぇ゙♡♡♡」
「大丈夫だよ♡君の気持ちは君が伝えてくれるまで、すべて、君のものだから……っ♡」
「ふぁ、ぁッ♡ぉ、お゙ッ♡ぁ、だめ、それくる、きちゃうッ♡緋鷹さんっ♡すごいのッ♡すごいのくる゙ッ♡♡♡」
「うん、私も、そろそろ……ッ♡一緒にイこう、真澄……ッ♡ふたり、一緒に……ッ♡」
「ひぅ゙ッ♡はひ♡んぉ゙♡いっしょ♡ふたり、いっしょに♡んくッ♡ひぅ゙♡ぉ、おぉ゙ッ♡んおおぉ゙~……ッ!♡♡♡」
「ぁ、あ゙♡ぉ、おぉ゙ッ♡ぉお゙……ッ!♡♡♡」

 抱き締め合って。あまくあまく、抱き締め合って。
 そうして僕らは、同時に達した。それは激しくも強くもない、さっきの愛人ごっことは比べ物にならない、ただ穏やかな、優しい絶頂だった。
 だけどそれが、たまらなく豊かで、幸せで──。

「真澄……っ♡」
「緋鷹、さん……ッ♡」

 だから僕はただ、ただ緋鷹さんを見つめて微笑むと、とてもとても大切なひとへ、キスをした。
 僕も自分自身を捧げるように。
 これからの僕を、贈るように。
 その唇へと……契約ではない、約束のような──キスをした。
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義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。 実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。 そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。 血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。 この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。 扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。

別れの夜に

大島Q太
BL
不義理な恋人を待つことに疲れた青年が、その恋人との別れを決意する。しかし、その別れは思わぬ方向へ。

博愛主義の成れの果て

135
BL
子宮持ちで子供が産める侯爵家嫡男の俺の婚約者は、博愛主義者だ。 俺と同じように子宮持ちの令息にだって優しくしてしまう男。 そんな婚約を白紙にしたところ、元婚約者がおかしくなりはじめた……。

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