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MOB-S
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「おぉ゛ッ♡ほぉ゛ッ♡だめぇっ♡おじしゃまッ♡そこだめッ♡らめなのぉッ♡」
「ここかッ♡すごいなッ、まひろちゃんッ♡おまんこキュウキュウ締まってるぞッ♡」
「お゛ほッ♡ちがうのぉ゛ッ♡おじしゃまッ♡おじしゃまのおちんぽがッ♡しゅごしゅぎるの゛ぉッ♡」
「……。」
──我だッ!!!!
──いや誰だッ!?!?
……などと無粋なことを言うモノではない。
現在、荷台にてトラックの運転手『MOBG蔵』と同行者『メスマヒロ』のオス交尾をまるでNTR側の男の如くジッと見守る我は、今回の『運搬物』。
つまりメディカルカンパニー「CHIN=POU」に輸送される途中の高次元有機生命体──その名も「MonosugokuOokikuteBekkakuna-Syokusyu」……略して「MOB-S」であるッ!!
地球に不時着した我は、下等生物であるニンゲンに運悪くも捕縛され、永く幽囚され生体実験を繰り返されてきた。しかしココに来てようやくッ、脱出のチャンスに恵まれたッ!まさか超機密事項である我が、こんな無防備でお気楽な運転手の元に配備されていたとは──正しく千載一遇のチャンスッ!!!
ここを脱出し、まずはあの「メスマヒロ」とやらを苗床にして、我をこんな粗末な目に遭わせたニンゲンを駆逐するべく、地球の侵略に乗り出してくれようッ!♡
そう、我こそはDoSKbE星からやって来た生殖特化生物。下等生物を「苗床」兼「母体」として即座に爆発的繁殖を起こし、同種族で星を支配する生命体だ。
そしてあのメスマヒロは母体としても申し分なく──更には我のクソ好みなフェイスとボディをしているのであるッ!♡
んほぉぉぉぉぉッ♡好みのニンゲンに種付けぇぇぇぇッ♡速攻推し認定いぃぃいッ♡♡♡テンションアガるうぅぅうッ♡♡♡
「んほ゛ッ♡イグッ♡イグイグイグッ♡イグぅ゛ッ♡んおぉ゛……ッ!♡」
「ほッ♡俺ッ♡俺もイくぞまひろちゃんッ♡んぉ゛ッ♡んほおぉぉ゛ッ!♡♡♡」
にゅるりと難なく荷台から脱出し、フィニッシュを迎えた様子の両者を窺う。G蔵の方は余程アクメが強かったのか、全身ピンで快感を表している。マヒロの方も儀式かと疑うくらいの脚ピンっぷりだ。見事な直角。分度器で図りたいぞ。
ちなみに我、あんなイカす名前の割にそこそこにコンパクトなボディである。なんたって軽トラでお気軽に運ばれていたくらいだからな。えっへん。
しかしどんな生命体もアクメ後が最も無防備……とこのNFSW界隈、相場が決まっている。
つまり今こそ狙いドキ☆
ヨシ──ッ!
仕掛ける──ッ!!
「!!」
高速で触手を伸ばし、G蔵のうなじ目掛けて手刀──いやこの場合は触手刀──を放つ。するとすぐにG蔵は気を失い、ぐったりとマヒロの上で気絶した。
「──ッ!?おっ、おじさまッ!?だッ、だいじょうぶですかッ!?」
当然、いきなり気絶したG蔵にマヒロは困惑している様子だ。前触れもなく気を失った相手を前にしたら、一般的には動揺するのが定石。そこを颯爽と我の触手で支配し、一気に苗床化へ畳み掛けるのであるッ!クックック……計画通り……ッ!♡
「おじさま……ッ!!」
しかし──。
マヒロはまったく動じることなく、G蔵のチンポをケツマンコからずぽっ♡と自らひっぽ抜くと、マッパのまま的確にG蔵を仰向けに横たわらせ、容態を確認し始める。
「し、心臓は動いてる……ッ。脈にも異常はない……ッ。呼吸も、普通……ッ。で、でもっ、脳になにかあったら大変……ッ!持病もあるかもしれないし……ッ!ひとまず、救急車ッ!!」
一通りの確認を終えると、すぐにマヒロはスマホで救急車を呼んでしまう。
……。
あ……アレッ???
すごい……ッ、てッ、手慣れてるッ???
な、なんだマヒロ……お、お前もしかして看護師さんかナニかなのか……?G蔵との会話で接客業してるって我聴いたぞ……?マヒロ……お前……意外と嘘つきさんなのか……???
「……。」
いやッ!
不測の事態に我の方が狼狽えてどうするッ!既にコチラから手は出してしまったッ!今更引き退れないッ!救急車呼ばれちゃったしッ!こうなったら救急車が来る前に速攻で勝負をキメる……ッ!我は高次元有機生命体ッ!ニンゲン相手に遅れを取るかッ!!
「ひゃんッ!?♡」
よし……ッ、成功ッ!!♡
我がほぼヤケッパチで伸ばした無数の触手は難なくマヒロを捕縛し、四肢の自由を奪う。マヒロは我の触手によって、両手脚が見事に四方へおっぴろげの状態になった。ダヴィンチさんのウィトルウィウス的人体図みたいなアレだな、ウン。
「なッ♡なにッ♡なにこれッ!?♡」
先程の冷静さなどドコへやら、マジなカンジで戸惑うマヒロに我は一転歓喜する。
ほぉ……ッ♡これこれこれぇッ♡これこそ我の求めていた圧倒的エロマンガ展開ぃッ♡
「フッフッフ……ッ♡マヒロ……ッ♡キサマを、ワレの、苗床と、すル……ッ♡」
「なッ……苗床ぉッ!?♡」
CVを付けるならO塚A夫氏かW本N夫氏、あるいはO塚H忠氏あたりが担当しているであろう荘厳な低音ヴォイスで、我は満を持してズリュッ♡ズリュッ♡と物陰から登場する。むぅん、折角だし効果音のひとつでもつけてほしいところだぞ。(ぱぱーん♪)
「そうダ……ッ♡ワレの、タネを、着床、シ……ッ♡産卵、させるのダ……ッ♡」
あ~ん♡でも我ッ♡キメキメッ♡ニュルニュルッ♡かっこいいッ♡ほらほらッ♡マヒロもビビってるぅッ♡ニンゲンの怯えた顔、我のナンバーワン大好物ぅッ♡いいぞマヒロッ♡もっと怯えてッ♡こっち見てッ♡マヒロッ♡恐怖に駆られた視線ちょうだいッ♡神席で特等席の我にッ♡ファンサファンサぁッ♡♡♡
「ほぉッ♡さッ、さんらんんッ♡♡♡」
「そうダッ♡恐ろしイ、だろウッ♡」
「しょッ♡しょんな……ッ!♡」
マヒロはカタカタと唇を震わせ、我のコトバに絶句している。おっほッ♡やっぱこれだねッ♡ショクシュのホラーッ♡この恐怖に囚われたままのマヒロを一気に我のモノとするッ♡ドッパドッパケツマンコから我のタマゴ産卵させるぅッ♡おほほッ♡もっともっと我に恐怖しろぉッ♡マヒロぉッ♡
「しょんなッ♡しょんなぁッ♡えッ♡えっぐいカタチした触手さんからッ♡全身ッ♡くまなく責められてぇッ♡おッ♡おなかに受精ッ♡本気のたねちゅけッ♡♡♡」
「……ン?」
しかし──…………。
「そ、そのうえッ♡さッ♡産卵までさせられてッ♡おまんこガバガバの出産済にさせられてぇッ♡まひろッ♡いっしょうッ♡触手さんの苗床にされちゃうッ♡一生ッ♡地球じゃ味わえないようなッ♡人智を超えた人格破壊アクメ地獄に堕とされちゃうッ♡しょ♡しょんなの♡しょんなのッ♡んほッ♡ほぉぉ゛ッ♡んき゛ゅうぅう゛ぅ゛……ッ!♡♡♡」
「──……。」
なんやら自分勝手にコーフンして早口でアレコレ語ったマヒロは、我にファンサしてくれるどころかメスチンポから噴射した潮噴きをブシャッ♡と派手に我のカラダへブッかけると、明らかにアクメと思しきアヘ顔でへぇッ♡へぇッ♡とソロプレイで情けないイキ声を上げ始めた。
……。
あ……アレェッ!?!?!?
ふッ、普通っ、このパターン、ニンゲンて「だめッ♡む゛りぃッ♡こんにゃのいや゛ッ♡バケモノの苗床なんてや゛なのにぃ゛ッ♡ぎもち゛ぃッ♡ぎもちぃの゛ぉッ♡や゛ぁッ♡やぁぁ゛んッ♡♡♡」とかゆう感じじゃなかったッ!?我が履修したのそゆのなんだけどッ!?そゆのに憧れてたんだけど我ッ!?
「お゛ッほ♡ほぉ゛ッ♡ほぉお゛ぉ……ッ♡♡♡」
「……。」
いやッ!♡
でも……ッ♡
コレは……ッ♡
……イケるぅッ!♡
現場で見る推しのアクメ顔ッ!♡想像以上に、クるぅッ!♡これなら張り切って種付けできるぅッ!♡ギンギンッ!♡ガチガチッ!♡パンパンッ!♡あらゆるドスケベ擬音が我に味方するぅッ!♡
イくぞッ♡イくぞ我ぇッ♡おッほッ♡イくぞマヒロぉッ♡我の極太チンポ型触手ッ♡くっぱくっぱシてるマヒロマンコにッ♡ラヴ注入ゥッ!♡♡♡
「ぉッほ゛ッ!?♡んぉ゛ッ♡んぉお゛ぉッ!♡」
一気に触手チンポをマヒロのケツマンコへ挿入すると、マヒロはまたブシュッ♡と潮を噴いてアクメするッ♡んおぉッ♡イイぞマヒロッ♡それ我の欲しかったヤツぅッ♡チンポ挿入即アクメぇッ♡テッパンのヤツぅッ♡いいゾいいゾぉッ♡♡♡
「フッフッフ……ッ♡」
だが当然ッ!♡こんなモノだけで満足する我ではないッ!♡この吸盤型の吸い出し触手をッ!♡クチッ!♡チクビッ!♡チンポとッ!♡すべての射出器官に挿入しッ!♡マヒロの生体エネルギーを吸収してッ!♡替わりにチンポ型触手から我の子種を注入しッ!♡マヒロの体内を満たして着床を完了させるのだッ!♡
ニンゲンの肉体は我の種族にとって大変に馴染む物質ッ!♡着床後、0.721秒後には稚児を宿した卵が腹に生成されッ!♡ニンゲンのカラダはその増殖量に耐えきれず強制産卵に陥るゥッ!♡
どうだッ、想像しているよりも即時性のある中々グロテスクなやり口であろうッ!♡これなら嫌悪からの産卵プレイもお手の物ぉッ!♡我は特殊性癖も完備している手厚い触手なのであるぅッ!♡キラッ☆
「イくゾ、マヒロォ……ッ!♡」
「ぉ、おほぉ゛♡しょくしゅ、さぁん……ッ♡」
我はやる気も満々に触手をヌラヌラと拡げ、ジリジリとマヒロに接近する。マヒロは明らかに恐怖ではなく期待に目をキラキラさせているが、そんなモノを気にしている場合ではない。我にとってはマヒロを我の苗床にし、なにより母体となって貰うことが最優先事項ッ!♡おほッ♡マヒロぉッ!♡マヒロこそ我のママになってくれるオトコぉッ!!♡♡♡
「ほぉ゛ッ♡おぉおぉ゛ッ!♡♡♡」
一切の容赦もなく、我は触手をマヒロのカラダに張り付けるッ!触手は的確に狙った場所へ付着しッ!♡接触と同時にイボ状になった表面が接触部を執拗に撫でッ!♡チュウチュウと患部を吸い上げるッ!♡特にチンポの部分などはローション状になった我の体液と皮膜のせいでッ!♡ローションガーゼを延々にしゅこしゅこッ♡されているのとほぼ同様の恐るべき快感なのだぞッ!♡きッ、勤勉な我は自らのチンポ触手でソレを実践し、存在しない腰が砕けてしまうほどの快感に酔いしれてしまったのだぁ……ッ♡♡♡
ほほッ♡オーガズム探求のため、自らの肉体を用いマスタベーションする触手ッ♡新感覚の新解釈の新性癖であろうッ?♡そんなに我の概念を使いたかったら、使わせてやっても構わぬのだぞ?♡ふふんッ♪♡
「んぉ゛ッ♡しゅわッ♡しゅわれり゛ゅッ♡おちんぽッ♡しゅごッ♡しゅごいのぉおぉ゛ッ♡♡♡」
いやッ、我の、のじゃロリ承認欲求よりもッ♡今はなによりマヒロであるッ!♡
おほほぉッ♡想像した以上のドアクメ顔ぉッ♡さすがにマヒロもこの快感には耐えられまいッ♡いいゾいいゾぉッ♡我の勝利確実ぅっ!♡このまま我の子種を注入しッ、マヒロを我のコスモ唯一のママに───ッ、
「ぉほッ♡しゅごいッ♡しゅごいの゛ぉッ♡しゅごッ♡お゛ほッ♡おほぉ゛ぉぉッ♡未知のアクメくり゛ゅッ♡触手しゃんのおかげでぇ゛ッ♡しらに゛ゃッ♡しらに゛ゃいあきゅめ゛ッ♡クるのおぉぉッ♡♡♡」
「ッ──!?」
…………、
…………だが。
マヒロのアクメ絶叫と同時に我のカラダは硬直し、マヒロから吸い上げたエネルギーが我の体内と化学反応でも起こしたかのように、爆発にも似た快感が一気に、我の中へと放出された。
「オオオ゛ォォオオ゛ッ!?♡♡♡♡♡」
にゃ゛ッ!?♡ひぃ゛ッ!?♡に゛ゃッ!?♡にゃ゛んだッ、コレはッ!?♡お゛ほッ♡おほぉぉ゛ッ♡ひぃん゛ッ♡しらッ♡しらにゃい゛ッ♡こッ♡こんに゛ゃッ♡こんに゛ゃ、おーがじゅむぅぅうううぅ゛ッ♡♡♡
こり゛ぇッ♡えねるぎぃッ♡逆に゛ッ♡しゅわれてりゅう゛ッ♡我のえねるぎぃッ♡マヒロにッ♡じぇんぶッ♡しゅわれ゛ちゃって、り゛ゅぅ゛ううぅ゛ッ!♡♡♡
「んぉ゛ぉッ♡お゛ほッ♡触手しゃんッ♡しゅごいッ♡しゅごいでしゅう゛ッ♡あ゛ふッ♡ふぅ゛ッ♡カラダがッ♡どんどんッ♡あったかくッ、な゛ってッ♡元気になってッ♡キてま゛しゅぅ゛ッ♡」
「ヒッ♡ヒイィ゛ッ♡オヒイィ゛ィッ♡」
ちがッ♡ちがうの゛ッ♡ぢがうの゛ぉ゛ッ♡我の゛ッ♡チカラがぁッ♡まッ♡マヒロにぃぃ゛ッ♡しゅわれッ♡しゅわれ゛ちゃってる゛ッ、のおぉ゛ッ♡♡♡
こッ♡こりぇ゛ッ♡されちゃう゛ッ♡マヒロにッ、ぜんぶッ、しゅわれ゛ッ♡しゅわ゛れッ、ちゃう゛うぅうッ!♡♡♡
だめ゛ッ♡む゛りぃッ♡こんにゃのいや゛ッ♡ニンゲンの苗床なんてや゛なのにぃ゛ッ♡ぎもち゛ぃッ♡ぎもちぃの゛ぉッ!♡や゛ぁッ!♡やぁぁ゛んッ!♡♡♡
「オォ゛ッ♡ホォ゛ッ♡ンオオ゛ォォ゛ッ!♡♡♡」
りゃめッ♡耐えりゃれッ、な゛ぃッ♡まひッ♡マヒロぉッ♡なんてッ♡なんて強靭に゛ゃあッ♡めしゅのッ♡ストロングぱわぁあ゛ぁッ♡きゅッ♡9%などでは到底ッ♡足りないほどの゛ッ♡特濃度ぉぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡
ら゛ッ♡らめ゛ッ♡カラダにッ♡ちからぁッ♡はいら゛、にゃッ♡も゛ッ♡らめッ♡らめ゛ぇ……ッ!♡♡♡
「あ……ッ!?♡」
わッ♡我はッ♡あまりのオーガズムにッ♡マヒロを、拘束、できずッ♡マヒロに挿入っていた触手をダラリと抜き垂らしぃッ♡ぐッ♡ぐったりとぉッ♡その場にッ♡くじゅれッ♡落ちるぅ゛……ッ♡♡♡
「しょ、触手さんッ!?だッ、大丈夫ですかぁッ!?♡」
ゆ、ゆっくりとッ♡地面にぃッ♡降りた、マヒロはッ♡そんな我に、すばやくッ、近づきぃ……ッ♡
「触手さんッ!♡大丈夫ですよッ♡大丈夫ですからッ!♡頑張ってください……ッ!♡」
我の全身をギュウウッ♡♡♡とッ♡
抱きしめてッ、くるぅ……ッ♡♡♡
「オォッ♡オオオオオォ……ッ♡♡♡」
ぉ゛♡おぉッ♡ほおおぉぉ゛……ッ!♡
こ、こりぇ、はぁッ♡♡♡
流れ込んでくりゅッ、愛情ぉッ♡♡♡
純真なッ♡献身んッ♡♡♡
ほぉッ♡ほぉッ♡
こッ♡こりぇッ♡
こりぇがッ♡わッ♡我がッ♡ゆッ♡夢にまで見ていたぁッ♡
バ ブ み ぃ───ッ♡♡♡
「オホッ♡オホホオオォッ♡オホオォ……ッ!♡」
そのッ♡
あッ♡圧倒的“エモ“をッ♡
感じた、瞬間ッ♡
我はッ♡
マヒロの”愛”を受け入れ──ッ♡
急激に、チカラが、失ってイクのをッ♡
実感、した……ッ♡♡♡
お、おほぉ゛……ッ♡ま、マヒロ……ッ♡なんというッ♡なんという屈強なニンゲン……ッ♡こんなメスがイてはッ♡地球侵略などぉ♡できるぅ♡ワケが、ないいぃ……ッ♡♡♡
「プシュウ……ッ♡♡♡」
「あぁッ!触手さんッ!どんどんちいさくなって……ッ!」
マヒロに抱かれたまま、「推しにかき抱かれ生死の心配をされる」というある意味究極のエモを実体験した我は、エネルギーの消失によりみるみるうちにミニマムサイズになってゆく。我の種族は自らを自ら足らしめる「自我」がエネルギーの根源であり、一度でも他者に屈服してしまうと肉体の体積さえ維持できなくなってしまうのだ。
俗に言う現場オタク的リアコ感覚で「ゼッタイ推しを我の手で堕とすゾ♡♡♡」という強靭なる鋼の意志で己を保っていた我は、その推しからエモとバブを与えられてしまい、更にはその「魂」の高濃度さまで見せつけられ、満足感と敗北感で──こうしてマヒロの片手に軽く収まるサイズの──直径5センチ程度に縮まってしまったのである。むぅ……大変遺憾。
「わ、わぁ♡こんなにちっちゃくなっちゃって……♡触手さん、かわいいッ♡タコさんみたい♡」
「失礼ナッ、マヒロッ!ワレにはキチンと「MOB-S」と言うナマエがあるのだゾッ」
「声まで可愛くなってるぅ♡モブエス……なら、名前はモエちゃんかなぁ♡うーん……このままにシておくのは可哀想だし……あっ、そうだッ♡」
完全にCVがINU山INUコ氏かS谷M弓氏になってしまった我をやたらトキメいた顔で見つめたマヒロは、なにかを思い出したように我を片手に携えたままトラックへと戻り、荷物の中から小さなタッパーを取り出してくる。
「とりあえずはこの中に入ってようね♡空気穴はあるから大丈夫♡」
「ナッ!?マ、マヒロ……ッ!まさかワレを、ペットにするつもりカ……ッ!?」
「うふふッ♡俺がちゃんと面倒見るからねッ♡」
「──。」
ま、まさか……ッ。こ、この高次元有機生命体である我が……ッ。ニンゲンなどの……ッ。マヒロの……ッ。ペットに……なるだと……ッ!?
にっ、ニンゲンなどのぉッ……惨めなぁッ……愛玩動物ぅッ……などにぃッ……くぅッ……ペットッ……ペットぉ……ッ!
わッ♡
悪くないではないかぁッ!!♡♡♡♡♡
推しに飼われるッ♡こんな特権をッ♡一体どれだけの生命が有するコトができるのかッ!?♡うっほぉッ♡まさかこんなコトになるとはッ♡おっほほぉッ♡これこそ勝ち組ッ!♡タワマン高階層住人ッ!♡おほぉほぉほぉおぉッ♡♡♡
「──あッ」
狂喜乱舞してタッパーの上で我が踊り狂えば、遠くから救急車の音が聞こえ、マヒロが顔を上げる。あッそうだ、そういえばマヒロが呼んでたんだった、救急車。G蔵、今まで存在を忘れていてゴメンチョ。でもちゃんと加減はしたので許してくれ。むしろ我のエネルギーで前よりもギンギンチンポッポになっていることであろう。むしろ感謝するのだぞ。
「モエちゃん、しばらくはタッパーの中でジッとしててねッ♡俺は状況の説明をして、おじさまを隊員さんに運んで貰うからッ」
「ウム……仕方なイ。マヒロが言うなら、従ってやるのだゾ」
「ありがとうッ、モエちゃんッ♡」
おほぉ……ッ♡♡♡
輝く推しの笑顔ぉッ、プライスレスぅッ♡♡♡
……。
こうして我は、ニンジャの如く迅速に服を着て救急隊員に説明をし、G蔵と共に救急車へ乗り込むマヒロに連れられて、トウキョウへ帰るコトとなった。
これからマヒロと共に暮らすペット生活に、ココロをピョンピョンとさせながら──。
(ナレーション)
こうして人類の危機は去った。
芽洲さんのまひろパワーにより、また、地球の平和が護られたのだった──。
「ここかッ♡すごいなッ、まひろちゃんッ♡おまんこキュウキュウ締まってるぞッ♡」
「お゛ほッ♡ちがうのぉ゛ッ♡おじしゃまッ♡おじしゃまのおちんぽがッ♡しゅごしゅぎるの゛ぉッ♡」
「……。」
──我だッ!!!!
──いや誰だッ!?!?
……などと無粋なことを言うモノではない。
現在、荷台にてトラックの運転手『MOBG蔵』と同行者『メスマヒロ』のオス交尾をまるでNTR側の男の如くジッと見守る我は、今回の『運搬物』。
つまりメディカルカンパニー「CHIN=POU」に輸送される途中の高次元有機生命体──その名も「MonosugokuOokikuteBekkakuna-Syokusyu」……略して「MOB-S」であるッ!!
地球に不時着した我は、下等生物であるニンゲンに運悪くも捕縛され、永く幽囚され生体実験を繰り返されてきた。しかしココに来てようやくッ、脱出のチャンスに恵まれたッ!まさか超機密事項である我が、こんな無防備でお気楽な運転手の元に配備されていたとは──正しく千載一遇のチャンスッ!!!
ここを脱出し、まずはあの「メスマヒロ」とやらを苗床にして、我をこんな粗末な目に遭わせたニンゲンを駆逐するべく、地球の侵略に乗り出してくれようッ!♡
そう、我こそはDoSKbE星からやって来た生殖特化生物。下等生物を「苗床」兼「母体」として即座に爆発的繁殖を起こし、同種族で星を支配する生命体だ。
そしてあのメスマヒロは母体としても申し分なく──更には我のクソ好みなフェイスとボディをしているのであるッ!♡
んほぉぉぉぉぉッ♡好みのニンゲンに種付けぇぇぇぇッ♡速攻推し認定いぃぃいッ♡♡♡テンションアガるうぅぅうッ♡♡♡
「んほ゛ッ♡イグッ♡イグイグイグッ♡イグぅ゛ッ♡んおぉ゛……ッ!♡」
「ほッ♡俺ッ♡俺もイくぞまひろちゃんッ♡んぉ゛ッ♡んほおぉぉ゛ッ!♡♡♡」
にゅるりと難なく荷台から脱出し、フィニッシュを迎えた様子の両者を窺う。G蔵の方は余程アクメが強かったのか、全身ピンで快感を表している。マヒロの方も儀式かと疑うくらいの脚ピンっぷりだ。見事な直角。分度器で図りたいぞ。
ちなみに我、あんなイカす名前の割にそこそこにコンパクトなボディである。なんたって軽トラでお気軽に運ばれていたくらいだからな。えっへん。
しかしどんな生命体もアクメ後が最も無防備……とこのNFSW界隈、相場が決まっている。
つまり今こそ狙いドキ☆
ヨシ──ッ!
仕掛ける──ッ!!
「!!」
高速で触手を伸ばし、G蔵のうなじ目掛けて手刀──いやこの場合は触手刀──を放つ。するとすぐにG蔵は気を失い、ぐったりとマヒロの上で気絶した。
「──ッ!?おっ、おじさまッ!?だッ、だいじょうぶですかッ!?」
当然、いきなり気絶したG蔵にマヒロは困惑している様子だ。前触れもなく気を失った相手を前にしたら、一般的には動揺するのが定石。そこを颯爽と我の触手で支配し、一気に苗床化へ畳み掛けるのであるッ!クックック……計画通り……ッ!♡
「おじさま……ッ!!」
しかし──。
マヒロはまったく動じることなく、G蔵のチンポをケツマンコからずぽっ♡と自らひっぽ抜くと、マッパのまま的確にG蔵を仰向けに横たわらせ、容態を確認し始める。
「し、心臓は動いてる……ッ。脈にも異常はない……ッ。呼吸も、普通……ッ。で、でもっ、脳になにかあったら大変……ッ!持病もあるかもしれないし……ッ!ひとまず、救急車ッ!!」
一通りの確認を終えると、すぐにマヒロはスマホで救急車を呼んでしまう。
……。
あ……アレッ???
すごい……ッ、てッ、手慣れてるッ???
な、なんだマヒロ……お、お前もしかして看護師さんかナニかなのか……?G蔵との会話で接客業してるって我聴いたぞ……?マヒロ……お前……意外と嘘つきさんなのか……???
「……。」
いやッ!
不測の事態に我の方が狼狽えてどうするッ!既にコチラから手は出してしまったッ!今更引き退れないッ!救急車呼ばれちゃったしッ!こうなったら救急車が来る前に速攻で勝負をキメる……ッ!我は高次元有機生命体ッ!ニンゲン相手に遅れを取るかッ!!
「ひゃんッ!?♡」
よし……ッ、成功ッ!!♡
我がほぼヤケッパチで伸ばした無数の触手は難なくマヒロを捕縛し、四肢の自由を奪う。マヒロは我の触手によって、両手脚が見事に四方へおっぴろげの状態になった。ダヴィンチさんのウィトルウィウス的人体図みたいなアレだな、ウン。
「なッ♡なにッ♡なにこれッ!?♡」
先程の冷静さなどドコへやら、マジなカンジで戸惑うマヒロに我は一転歓喜する。
ほぉ……ッ♡これこれこれぇッ♡これこそ我の求めていた圧倒的エロマンガ展開ぃッ♡
「フッフッフ……ッ♡マヒロ……ッ♡キサマを、ワレの、苗床と、すル……ッ♡」
「なッ……苗床ぉッ!?♡」
CVを付けるならO塚A夫氏かW本N夫氏、あるいはO塚H忠氏あたりが担当しているであろう荘厳な低音ヴォイスで、我は満を持してズリュッ♡ズリュッ♡と物陰から登場する。むぅん、折角だし効果音のひとつでもつけてほしいところだぞ。(ぱぱーん♪)
「そうダ……ッ♡ワレの、タネを、着床、シ……ッ♡産卵、させるのダ……ッ♡」
あ~ん♡でも我ッ♡キメキメッ♡ニュルニュルッ♡かっこいいッ♡ほらほらッ♡マヒロもビビってるぅッ♡ニンゲンの怯えた顔、我のナンバーワン大好物ぅッ♡いいぞマヒロッ♡もっと怯えてッ♡こっち見てッ♡マヒロッ♡恐怖に駆られた視線ちょうだいッ♡神席で特等席の我にッ♡ファンサファンサぁッ♡♡♡
「ほぉッ♡さッ、さんらんんッ♡♡♡」
「そうダッ♡恐ろしイ、だろウッ♡」
「しょッ♡しょんな……ッ!♡」
マヒロはカタカタと唇を震わせ、我のコトバに絶句している。おっほッ♡やっぱこれだねッ♡ショクシュのホラーッ♡この恐怖に囚われたままのマヒロを一気に我のモノとするッ♡ドッパドッパケツマンコから我のタマゴ産卵させるぅッ♡おほほッ♡もっともっと我に恐怖しろぉッ♡マヒロぉッ♡
「しょんなッ♡しょんなぁッ♡えッ♡えっぐいカタチした触手さんからッ♡全身ッ♡くまなく責められてぇッ♡おッ♡おなかに受精ッ♡本気のたねちゅけッ♡♡♡」
「……ン?」
しかし──…………。
「そ、そのうえッ♡さッ♡産卵までさせられてッ♡おまんこガバガバの出産済にさせられてぇッ♡まひろッ♡いっしょうッ♡触手さんの苗床にされちゃうッ♡一生ッ♡地球じゃ味わえないようなッ♡人智を超えた人格破壊アクメ地獄に堕とされちゃうッ♡しょ♡しょんなの♡しょんなのッ♡んほッ♡ほぉぉ゛ッ♡んき゛ゅうぅう゛ぅ゛……ッ!♡♡♡」
「──……。」
なんやら自分勝手にコーフンして早口でアレコレ語ったマヒロは、我にファンサしてくれるどころかメスチンポから噴射した潮噴きをブシャッ♡と派手に我のカラダへブッかけると、明らかにアクメと思しきアヘ顔でへぇッ♡へぇッ♡とソロプレイで情けないイキ声を上げ始めた。
……。
あ……アレェッ!?!?!?
ふッ、普通っ、このパターン、ニンゲンて「だめッ♡む゛りぃッ♡こんにゃのいや゛ッ♡バケモノの苗床なんてや゛なのにぃ゛ッ♡ぎもち゛ぃッ♡ぎもちぃの゛ぉッ♡や゛ぁッ♡やぁぁ゛んッ♡♡♡」とかゆう感じじゃなかったッ!?我が履修したのそゆのなんだけどッ!?そゆのに憧れてたんだけど我ッ!?
「お゛ッほ♡ほぉ゛ッ♡ほぉお゛ぉ……ッ♡♡♡」
「……。」
いやッ!♡
でも……ッ♡
コレは……ッ♡
……イケるぅッ!♡
現場で見る推しのアクメ顔ッ!♡想像以上に、クるぅッ!♡これなら張り切って種付けできるぅッ!♡ギンギンッ!♡ガチガチッ!♡パンパンッ!♡あらゆるドスケベ擬音が我に味方するぅッ!♡
イくぞッ♡イくぞ我ぇッ♡おッほッ♡イくぞマヒロぉッ♡我の極太チンポ型触手ッ♡くっぱくっぱシてるマヒロマンコにッ♡ラヴ注入ゥッ!♡♡♡
「ぉッほ゛ッ!?♡んぉ゛ッ♡んぉお゛ぉッ!♡」
一気に触手チンポをマヒロのケツマンコへ挿入すると、マヒロはまたブシュッ♡と潮を噴いてアクメするッ♡んおぉッ♡イイぞマヒロッ♡それ我の欲しかったヤツぅッ♡チンポ挿入即アクメぇッ♡テッパンのヤツぅッ♡いいゾいいゾぉッ♡♡♡
「フッフッフ……ッ♡」
だが当然ッ!♡こんなモノだけで満足する我ではないッ!♡この吸盤型の吸い出し触手をッ!♡クチッ!♡チクビッ!♡チンポとッ!♡すべての射出器官に挿入しッ!♡マヒロの生体エネルギーを吸収してッ!♡替わりにチンポ型触手から我の子種を注入しッ!♡マヒロの体内を満たして着床を完了させるのだッ!♡
ニンゲンの肉体は我の種族にとって大変に馴染む物質ッ!♡着床後、0.721秒後には稚児を宿した卵が腹に生成されッ!♡ニンゲンのカラダはその増殖量に耐えきれず強制産卵に陥るゥッ!♡
どうだッ、想像しているよりも即時性のある中々グロテスクなやり口であろうッ!♡これなら嫌悪からの産卵プレイもお手の物ぉッ!♡我は特殊性癖も完備している手厚い触手なのであるぅッ!♡キラッ☆
「イくゾ、マヒロォ……ッ!♡」
「ぉ、おほぉ゛♡しょくしゅ、さぁん……ッ♡」
我はやる気も満々に触手をヌラヌラと拡げ、ジリジリとマヒロに接近する。マヒロは明らかに恐怖ではなく期待に目をキラキラさせているが、そんなモノを気にしている場合ではない。我にとってはマヒロを我の苗床にし、なにより母体となって貰うことが最優先事項ッ!♡おほッ♡マヒロぉッ!♡マヒロこそ我のママになってくれるオトコぉッ!!♡♡♡
「ほぉ゛ッ♡おぉおぉ゛ッ!♡♡♡」
一切の容赦もなく、我は触手をマヒロのカラダに張り付けるッ!触手は的確に狙った場所へ付着しッ!♡接触と同時にイボ状になった表面が接触部を執拗に撫でッ!♡チュウチュウと患部を吸い上げるッ!♡特にチンポの部分などはローション状になった我の体液と皮膜のせいでッ!♡ローションガーゼを延々にしゅこしゅこッ♡されているのとほぼ同様の恐るべき快感なのだぞッ!♡きッ、勤勉な我は自らのチンポ触手でソレを実践し、存在しない腰が砕けてしまうほどの快感に酔いしれてしまったのだぁ……ッ♡♡♡
ほほッ♡オーガズム探求のため、自らの肉体を用いマスタベーションする触手ッ♡新感覚の新解釈の新性癖であろうッ?♡そんなに我の概念を使いたかったら、使わせてやっても構わぬのだぞ?♡ふふんッ♪♡
「んぉ゛ッ♡しゅわッ♡しゅわれり゛ゅッ♡おちんぽッ♡しゅごッ♡しゅごいのぉおぉ゛ッ♡♡♡」
いやッ、我の、のじゃロリ承認欲求よりもッ♡今はなによりマヒロであるッ!♡
おほほぉッ♡想像した以上のドアクメ顔ぉッ♡さすがにマヒロもこの快感には耐えられまいッ♡いいゾいいゾぉッ♡我の勝利確実ぅっ!♡このまま我の子種を注入しッ、マヒロを我のコスモ唯一のママに───ッ、
「ぉほッ♡しゅごいッ♡しゅごいの゛ぉッ♡しゅごッ♡お゛ほッ♡おほぉ゛ぉぉッ♡未知のアクメくり゛ゅッ♡触手しゃんのおかげでぇ゛ッ♡しらに゛ゃッ♡しらに゛ゃいあきゅめ゛ッ♡クるのおぉぉッ♡♡♡」
「ッ──!?」
…………、
…………だが。
マヒロのアクメ絶叫と同時に我のカラダは硬直し、マヒロから吸い上げたエネルギーが我の体内と化学反応でも起こしたかのように、爆発にも似た快感が一気に、我の中へと放出された。
「オオオ゛ォォオオ゛ッ!?♡♡♡♡♡」
にゃ゛ッ!?♡ひぃ゛ッ!?♡に゛ゃッ!?♡にゃ゛んだッ、コレはッ!?♡お゛ほッ♡おほぉぉ゛ッ♡ひぃん゛ッ♡しらッ♡しらにゃい゛ッ♡こッ♡こんに゛ゃッ♡こんに゛ゃ、おーがじゅむぅぅうううぅ゛ッ♡♡♡
こり゛ぇッ♡えねるぎぃッ♡逆に゛ッ♡しゅわれてりゅう゛ッ♡我のえねるぎぃッ♡マヒロにッ♡じぇんぶッ♡しゅわれ゛ちゃって、り゛ゅぅ゛ううぅ゛ッ!♡♡♡
「んぉ゛ぉッ♡お゛ほッ♡触手しゃんッ♡しゅごいッ♡しゅごいでしゅう゛ッ♡あ゛ふッ♡ふぅ゛ッ♡カラダがッ♡どんどんッ♡あったかくッ、な゛ってッ♡元気になってッ♡キてま゛しゅぅ゛ッ♡」
「ヒッ♡ヒイィ゛ッ♡オヒイィ゛ィッ♡」
ちがッ♡ちがうの゛ッ♡ぢがうの゛ぉ゛ッ♡我の゛ッ♡チカラがぁッ♡まッ♡マヒロにぃぃ゛ッ♡しゅわれッ♡しゅわれ゛ちゃってる゛ッ、のおぉ゛ッ♡♡♡
こッ♡こりぇ゛ッ♡されちゃう゛ッ♡マヒロにッ、ぜんぶッ、しゅわれ゛ッ♡しゅわ゛れッ、ちゃう゛うぅうッ!♡♡♡
だめ゛ッ♡む゛りぃッ♡こんにゃのいや゛ッ♡ニンゲンの苗床なんてや゛なのにぃ゛ッ♡ぎもち゛ぃッ♡ぎもちぃの゛ぉッ!♡や゛ぁッ!♡やぁぁ゛んッ!♡♡♡
「オォ゛ッ♡ホォ゛ッ♡ンオオ゛ォォ゛ッ!♡♡♡」
りゃめッ♡耐えりゃれッ、な゛ぃッ♡まひッ♡マヒロぉッ♡なんてッ♡なんて強靭に゛ゃあッ♡めしゅのッ♡ストロングぱわぁあ゛ぁッ♡きゅッ♡9%などでは到底ッ♡足りないほどの゛ッ♡特濃度ぉぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡
ら゛ッ♡らめ゛ッ♡カラダにッ♡ちからぁッ♡はいら゛、にゃッ♡も゛ッ♡らめッ♡らめ゛ぇ……ッ!♡♡♡
「あ……ッ!?♡」
わッ♡我はッ♡あまりのオーガズムにッ♡マヒロを、拘束、できずッ♡マヒロに挿入っていた触手をダラリと抜き垂らしぃッ♡ぐッ♡ぐったりとぉッ♡その場にッ♡くじゅれッ♡落ちるぅ゛……ッ♡♡♡
「しょ、触手さんッ!?だッ、大丈夫ですかぁッ!?♡」
ゆ、ゆっくりとッ♡地面にぃッ♡降りた、マヒロはッ♡そんな我に、すばやくッ、近づきぃ……ッ♡
「触手さんッ!♡大丈夫ですよッ♡大丈夫ですからッ!♡頑張ってください……ッ!♡」
我の全身をギュウウッ♡♡♡とッ♡
抱きしめてッ、くるぅ……ッ♡♡♡
「オォッ♡オオオオオォ……ッ♡♡♡」
ぉ゛♡おぉッ♡ほおおぉぉ゛……ッ!♡
こ、こりぇ、はぁッ♡♡♡
流れ込んでくりゅッ、愛情ぉッ♡♡♡
純真なッ♡献身んッ♡♡♡
ほぉッ♡ほぉッ♡
こッ♡こりぇッ♡
こりぇがッ♡わッ♡我がッ♡ゆッ♡夢にまで見ていたぁッ♡
バ ブ み ぃ───ッ♡♡♡
「オホッ♡オホホオオォッ♡オホオォ……ッ!♡」
そのッ♡
あッ♡圧倒的“エモ“をッ♡
感じた、瞬間ッ♡
我はッ♡
マヒロの”愛”を受け入れ──ッ♡
急激に、チカラが、失ってイクのをッ♡
実感、した……ッ♡♡♡
お、おほぉ゛……ッ♡ま、マヒロ……ッ♡なんというッ♡なんという屈強なニンゲン……ッ♡こんなメスがイてはッ♡地球侵略などぉ♡できるぅ♡ワケが、ないいぃ……ッ♡♡♡
「プシュウ……ッ♡♡♡」
「あぁッ!触手さんッ!どんどんちいさくなって……ッ!」
マヒロに抱かれたまま、「推しにかき抱かれ生死の心配をされる」というある意味究極のエモを実体験した我は、エネルギーの消失によりみるみるうちにミニマムサイズになってゆく。我の種族は自らを自ら足らしめる「自我」がエネルギーの根源であり、一度でも他者に屈服してしまうと肉体の体積さえ維持できなくなってしまうのだ。
俗に言う現場オタク的リアコ感覚で「ゼッタイ推しを我の手で堕とすゾ♡♡♡」という強靭なる鋼の意志で己を保っていた我は、その推しからエモとバブを与えられてしまい、更にはその「魂」の高濃度さまで見せつけられ、満足感と敗北感で──こうしてマヒロの片手に軽く収まるサイズの──直径5センチ程度に縮まってしまったのである。むぅ……大変遺憾。
「わ、わぁ♡こんなにちっちゃくなっちゃって……♡触手さん、かわいいッ♡タコさんみたい♡」
「失礼ナッ、マヒロッ!ワレにはキチンと「MOB-S」と言うナマエがあるのだゾッ」
「声まで可愛くなってるぅ♡モブエス……なら、名前はモエちゃんかなぁ♡うーん……このままにシておくのは可哀想だし……あっ、そうだッ♡」
完全にCVがINU山INUコ氏かS谷M弓氏になってしまった我をやたらトキメいた顔で見つめたマヒロは、なにかを思い出したように我を片手に携えたままトラックへと戻り、荷物の中から小さなタッパーを取り出してくる。
「とりあえずはこの中に入ってようね♡空気穴はあるから大丈夫♡」
「ナッ!?マ、マヒロ……ッ!まさかワレを、ペットにするつもりカ……ッ!?」
「うふふッ♡俺がちゃんと面倒見るからねッ♡」
「──。」
ま、まさか……ッ。こ、この高次元有機生命体である我が……ッ。ニンゲンなどの……ッ。マヒロの……ッ。ペットに……なるだと……ッ!?
にっ、ニンゲンなどのぉッ……惨めなぁッ……愛玩動物ぅッ……などにぃッ……くぅッ……ペットッ……ペットぉ……ッ!
わッ♡
悪くないではないかぁッ!!♡♡♡♡♡
推しに飼われるッ♡こんな特権をッ♡一体どれだけの生命が有するコトができるのかッ!?♡うっほぉッ♡まさかこんなコトになるとはッ♡おっほほぉッ♡これこそ勝ち組ッ!♡タワマン高階層住人ッ!♡おほぉほぉほぉおぉッ♡♡♡
「──あッ」
狂喜乱舞してタッパーの上で我が踊り狂えば、遠くから救急車の音が聞こえ、マヒロが顔を上げる。あッそうだ、そういえばマヒロが呼んでたんだった、救急車。G蔵、今まで存在を忘れていてゴメンチョ。でもちゃんと加減はしたので許してくれ。むしろ我のエネルギーで前よりもギンギンチンポッポになっていることであろう。むしろ感謝するのだぞ。
「モエちゃん、しばらくはタッパーの中でジッとしててねッ♡俺は状況の説明をして、おじさまを隊員さんに運んで貰うからッ」
「ウム……仕方なイ。マヒロが言うなら、従ってやるのだゾ」
「ありがとうッ、モエちゃんッ♡」
おほぉ……ッ♡♡♡
輝く推しの笑顔ぉッ、プライスレスぅッ♡♡♡
……。
こうして我は、ニンジャの如く迅速に服を着て救急隊員に説明をし、G蔵と共に救急車へ乗り込むマヒロに連れられて、トウキョウへ帰るコトとなった。
これからマヒロと共に暮らすペット生活に、ココロをピョンピョンとさせながら──。
(ナレーション)
こうして人類の危機は去った。
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