マゾメス♂ソープに部下がいた

文字の大きさ
上 下
4 / 4

月曜、会社

しおりを挟む
「おはよぉございますッ♡」
「おー。今日は一緒に出社か~?懐かしのコンビだな」
「懐かしくないでーす♡俺ら♡なかよしなんでぇ♡」
「仲良し、ねぇ。森那賀も小岩井に負けんよう頑張れよ~」
「はーい。頑張りまーす……」
「あはッ♡せんぱい、言われてやんの~♡」

 月曜日になって、一緒に出社しても、司はいつものうぜぇハイテンションだし、俺はいつもの暗いローテンションだし、上司のボヤきも相変わらずだ。
 今までとなんも変わらない日常。
 繰り返されるいつもの毎日。
 でも……。

「……司ぁ♡」
「は♡はひ……ッ♡」

 人前から二人きりになれば、以前とは違う一日がそこにある。
 誰も居ない会議室で名前を呼べば、はしたなく声を高まらせて、とろけたメス顔を躊躇いなく司は晒す。それを見つめてにっこり笑うと、俺はつうっと、司のシャツの上を人差し指でなぞっていく。

「──スケベ下着、ちゃんと着てきたんだろうな?♡」
「あ♡あふッ♡ちゃ♡ちゃんとっ♡着てッ♡きましたぁッ♡」

 コクコクと頷いて、司は震える指でシャツのボタンを外して、俺へ胸を見せてくる。そこには前に司が着ていたのとはまた別の、フリフリで可愛いドスケベなランジェリーと、期待を隠せないでいるぷっくり勃った乳首が見えて、俺は浮かべた笑みを更に深くする。

「よしよし♡それじゃ──、」

 そしてゆっくりと、司の耳元へ唇を寄せると……。

「──今日は会社で、たっぷりいじめてやっからなぁ?♡」

 低い声で、そう、囁いてやる。

「ふぁ♡あッ♡ふぁぁッ♡♡♡」

 そうすれば、司はそれだけで腰砕けになりながら、俺の足元へ傅いてキュウっとカラダを丸めて。
 前に見た時よりもっと股間にクる、丁寧な丁寧な、マゾメスに相応しい──ド下品な、土下座をした。
「ひゃ♡ひゃいッ♡ど、どうぞッ♡よっ♡よろしくッ♡お願い、しましゅッ♡ごッ♡ごひゅじん、さまぁ……ッ♡♡♡」
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

嫁さんのいる俺はハイスペ男とヤレるジムに通うけど恋愛対象は女です

ルシーアンナ
BL
会員制ハッテンバ スポーツジムでハイスペ攻め漁りする既婚受けの話。 DD×リーマン リーマン×リーマン

騎士は魔王に囚われお客様の酒の肴に差し出される

ミクリ21
BL
騎士が酒の肴にいやらしいことをされる話。

仕事ができる子は騎乗位も上手い

冲令子
BL
うっかりマッチングしてしまった会社の先輩後輩が、付き合うまでの話です。 後輩×先輩。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

博愛主義の成れの果て

135
BL
子宮持ちで子供が産める侯爵家嫡男の俺の婚約者は、博愛主義者だ。 俺と同じように子宮持ちの令息にだって優しくしてしまう男。 そんな婚約を白紙にしたところ、元婚約者がおかしくなりはじめた……。

禁断の祈祷室

土岐ゆうば(金湯叶)
BL
リュアオス神を祀る神殿の神官長であるアメデアには専用の祈祷室があった。 アメデア以外は誰も入ることが許されない部屋には、神の像と燭台そして聖典があるだけ。窓もなにもなく、出入口は木の扉一つ。扉の前には護衛が待機しており、アメデア以外は誰もいない。 それなのに祈祷が終わると、アメデアの体には情交の痕がある。アメデアの聖痕は濃く輝き、その強力な神聖力によって人々を助ける。 救済のために神は神官を抱くのか。 それとも愛したがゆえに彼を抱くのか。 神×神官の許された神秘的な夜の話。 ※小説家になろう(ムーンライトノベルズ)でも掲載しています。

男は教え子達に雌として可愛がられる

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜

飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。 でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。 しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。 秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。 美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。 秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

処理中です...