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央
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「ばぶー♡ぶーぶーっ♡なかちゃん、今日もかぁいいねぇ~っ♡♡♡」
「……楽しそ」
「えーっ?なでくん楽しくないの?」
「ねむいの。夜泣きで何度も起こされてるのに元気だよな、みのる……」
「だってなでくんもなかちゃんもいるだもん♡超しあわせで眠くなるヒマとかない♡」
「うるさい。おすわり」
「わんっ♡」
わんじゃねーよ。
と、俺は今日もあきれる。
俺の名前は猫咲奏。こいつ──まるで大型犬みたいにでっかい犬花実(なんと190cm超え!)と結婚した、ちっちゃくて薄っぺらい(なんと160cm未満……。)、猫みたいなツンデレ男だ。
外に出たら誰もがビックリして振り返るような体格差のある、見た目も性格もデコボコなカップルの俺たちは、やっとこさ男も妊娠できるようになった世界で、子供を作ることを決意した。当然、最初は子供を作る身体になるのも、子供そのものを作って産んで育てるのも不安があったし怖くもあったけど……それでも、ずっと俺との子供がほしいって言っていたみのると、俺も家族になりたくて。みのるの赤ちゃんが……俺も、ほしくて。
だから、覚悟を決めてクスリを飲んで、ふたりで一緒に子作りして。無事に妊娠して、結婚して、出産もして。それで……。いま、俺たちは、ふたりきりの恋人じゃなくて、三人の、家族になった。
「なかちゃんはなでくんに似てちっちゃくてかわいいでちゅねぇ~♡ちゅ~♡」
今みのるがデレデレになって抱いているのが、そんな俺たちの子供である、女の子の「央(なかば)」だ。
実と奏。
俺たちの名前のかたちは似ていて、それを昔は何度も「俺たちって生まれたときから似てたんだね」って笑い合っていて。俺にとってそれはすごく大切な思い出だったから、今度は三人で、そうやってずっと笑い合っていたいねって。そんな願いをこめて、この名前を、ふたりでつけた。
「でも抱っこしてるとずっしりしてるよ。央はデカくなりそう。みのるに似て」
「え~、俺に似ちゃうかなぁ?」
「みのるに似れば身体は丈夫だから安心だな。みのるバカだし」
「え~っ!?ばかって!なでくんひどいっ」
「ひどくねぇ。どーせ仕事場でもべらべら央のこと喋ってるんだろ」
「そりゃ喋るよ~♡あのねあのねっ、俺がね、仕事場でもいっぱいなかちゃんのこと自慢するから、俺も子供ほしいなって、せんぱいも言ってくれてるんだよっ」
「へぇ、そうなの?」
「そぉ!あの!狩山せんぱいがっ!すごいでしょっ!?」
俺の軽口へみのるは熱量を上げたようにずいっと俺を覗き込んで、大声で叫ぶ。するとそれにつられるように……抱かれていた央も、泣き出してしまった。わんわん。ぎゃーぎゃー。いつもながら大騒ぎだ。
「あ~泣いちゃったっ。なかちゃん元気~♡おむつ?おっぱい?ぐずってるだけかな?」
……でも、央が泣いたってみのるはどこ吹く風。無邪気で明るくてドがつくくらい脳天気なみのるは、子供ができてパパになっても、犬花実のままだった。
央は産まれてもうすぐ1年。産まれたばっかの頃はもっとフニャフニャしてて頼りなくて、ちょっとでも目を離すのが危なく見えて、俺は一瞬だって央を手放すことができなかった。抱っこしてないととにかく不安で、いつでもどこでもつきっきりで、立ったままのみのるには絶対央を抱かせなかったくらい神経質になっていて。それは多分、元々の俺の性格に加えて、子供を作れるようになった身体の影響もあったんだと思う。
ピリピリしてイライラして。
些細なことでもムカムカして。
覚悟を決めて央を産んだはずなのに、みんなで家族になったはずなのに、どうして俺はいつもそんな風に思っちゃうんだろうって、落ち込んで。でも……。
「わかった!これは──おっぱいだぁ!!」
……でも、大変なことも辛いことも、それも全部「央がいるからできること」って笑って、俺の気持ちも預かるみたいに楽しそうに毎日をこなしくていくみのるを見て、ああ、俺、ほんとにこいつと一緒になってよかったなって思って。ほんとに、みのるはすごいんだなって、改めてそう思って……。そういうみのるが隣にいることに、すごくすごく、救われて。
だから、いつもみたいにひとりで意地張ったり、無理に肩肘張らなくていいのかなって。もうちょっと……家族なんだから、もうひとりのパパのみのるに、頼ってもいいのかなって。そう、思って。
そこからは前よりもずっと気楽に、みのるともっと一緒に、央を育てることができているような、気がする。
確かにこの泣き方はお腹がすいているやつだ。みのるはもともとカンがすごくて、直感で生きてるようなやつだけど、央のことに関してはちゃんと、自分で見て感じてきた経験も反映されてるなって、思う。
「ミルク作る?」
「いいよ。俺があげる」
「わぁっ♡なでくんのおっぱい♡おっぱい~♡」
「ば、ばか。みのるが飲むんじゃないだろ」
「ううん♡俺もあとで飲むもん♡」
「ッ。ば、ばか……ッ♡」
央を抱いたまま、ぴと、って無邪気に耳元で囁かれる言葉に、ぞく、っと俺は震えてしまう。本気なのかわからなくて、期待と興奮で少しだけドキドキして。でも今は央におっぱいを上げるほうが先だって、俺はシャツのボタンを外して、胸元をあらわにする。
「ほら。央。ごはんですよ~」
「ごはんだよ~♡」
みのるから央を受け取って、よーしよしってあやしながら顔を乳首へと近づける。すぐに央は俺の乳首を見つけて、そこにちゅうっと吸いついた。央を産んだのは俺だから、俺はもう母乳が出る。ずいぶんお腹が空いてたのか、央はごくごくとすごい勢いで母乳を飲み始めた。ちょっと胸が張ってたから、たくさん飲んでくれるのはありがたい。央には母乳もミルクもそのときの気分で上げてるけど、好き嫌いがないから助かってる。この辺もみのるに似たのかな。……ふふっ。かわいい、な。
「いっぱい飲んでるねぇ」
「ん。すっごい飲んでる」
「おいしいんだねぇ♡なかちゃんわかる~♡なでくんのみるく、おいしいもんねぇ♡」
「だ、だからッ♡みのる、ばかっ♡」
完全に味を『理解っている』感想に、俺は顔を赤くしてもう一度みのるをなじる。さっきの発言もそうだけど、赤ちゃんを産んでパパになっても相変わらずみのるはスケベなままだ。俺の身体に触ることが大好きだし、央が寝たらすぐにエッチをねだってくる。
それに……ッ♡
「……あっ。なかちゃん、寝ちゃった?」
「寝ちゃった。腹いっぱいになるとすぐ寝ちゃうの、ほんとみのるそっくり」
「え~?……じゃあ俺もお腹いっぱいになりたいな♡」
「へ?ぁ、あんッ♡」
「──なでくん♡俺にもおっぱい、飲ませて♡」
「ッ──♡♡♡」
ちゅっと頬にキスをされて、まだ央を抱いたままなのに甘い声を流し込まれる。それはさっきの言葉が本気だっていう証拠。さわさわ全身を撫でる手つきもさっきよりずっとやらしくて、それは央が眠って、みのるも性欲をむき出しにしてきたってことなんだろう。
「ね♡なでくん♡ここに残ってる残りのみるく♡パパにもちょうだい♡」
「ふぁ♡んっ♡んぁぁ……ッ♡」
くりくり、さっきまで央が吸ってた乳首を指先で触ってくるみのるに、俺も、エッチな声を出してしまう。
ぁ♡も、もぉっ♡みのるのばか♡スケベっ♡俺の母乳♡みるく♡央のためのみるく、なのに……ッ♡♡♡また♡またぁ♡大好きなパパにも♡俺のみるく♡飲まれちゃう、よぉ……ッ♡♡♡
・
・
・
「ん♡んッ♡み、みのるッ♡やぁッ♡」
「やじゃないよね♡おっぱい硬いもん♡まだみるく残っててつらいよね?♡」
「そ、それはッ♡ぁ♡あッ♡お゛ッ♡♡♡」
「あ~……♡なでくんのエッチな声出たぁ♡すけべな低い声、でたぁ♡」
「い、言うなよッ♡ばかぁッ♡」
央をベビーベッドへ寝かせて、起こさないように隣の部屋へ移動して。俺は今……みのるに胸を、ふにふにと揉まれている。
央を妊娠してから出産まではエッチを一切してこなかったから、俺たちのするスケベと言えば、もっぱらちんぽのコキ合いと、フェラと、乳首いじりだった。妊娠前も乳首はいじられてたけど、他の場所にはあんまり触ることができなかったせいか、みのる、めちゃくちゃここが好きになっちゃって……ッ♡だから俺もすっかり乳首が敏感になって、少し手が乳首にかすっただけで、スケベな声が出る始末。それだけでも恥ずかしいのに、それをみのるに指摘されていじめられるのが、マゾな俺はやっぱり嬉しくて。乳首からみるくを、だらしなく滲ませるの、とめられなくて……ッ♡
「言うってば♡なでくん、恥ずかしいのだいすきだもんね♡」
「あ♡ぁ♡んぉ゛♡ぉ゛♡♡♡」
もちろん俺が悦んでるのはみのるにバレバレで、きゅっきゅっ♡ってスケベに乳首を摘まれてしまう。ぁ♡あ♡ばれてるッ♡パパにいじめられるのだいすきでっ♡嬉しくてみるくぴゅっぴゅしてるの♡パパに、バレちゃってるよぉっ♡やだ♡やだよぉ♡俺がスケベなのまたバレるっ♡俺もスケベなことしたくて期待してたエッチなママなのッ♡パパにっ、またっ、バレちゃうよぉッ♡♡♡
「あっ、垂れてきちゃった……ッ♡もったいないっ♡」
「お゛ッ!♡♡♡」
俺のエッチな気持ちへ呼応するように、央が吸わずにいた右側の乳首から溢れてきたみるくは、とろりと先端から垂れてくる。それを目ざとく見つけたみのるはすぐに屈みこんで、ぢゅっ、と音を立てて乳首へと吸いついた。恥ずかしさで高まっていた身体に突然の刺激を与えられて、俺は当然、でかい声を上げてしまう。おっきいみのるの身体にがっしり捕まえられて、逃げられなくされて、ぢゅっぢゅっ、って勢いよくみるく、吸われてぇ゛……ッ♡♡♡
「お゛♡ぉ゛♡んぉ゛♡お゛ッ♡♡♡」
「ん♡んッ♡おいしッ♡なでくんみるくッ♡んぅ♡おいひ♡おいひいよぉ♡」
「ほぉ゛ッ♡み、みのるッ♡舌ッ♡したぁッ♡♡♡」
唇全体で乳首を吸ってみるくを搾り出しながら、もっと、もっと、と欲しがるようにみのるは舌でぐりぐりと、乳首の先端をいじめてくる。それはただおっぱいを欲しがる赤ちゃんの央がするのとはまったく別の、「大人」の動きだ。ママの俺のことをドスケベに感じさせようとしてる、みのるパパの、ドスケベな、オスの動きぃ゛……ッ♡
「やら゛ッ♡みのるッ♡舌でおっぱいくりくりするのッ♡やら゛♡それやら゛ぁッ♡♡♡」
「だめ♡んぅ♡もっときもちよくなってッ♡もっと感じてッ♡ママっ♡もっときもちよく、みるくッ、出してッ?♡♡♡」
「んぉ゛!?♡ほぉ゛ッ♡んぉ♡んおぉ゛ッ♡♡♡」
ぉお゛ッ♡ほぉぉ゛ッ♡みのるッ♡赤ちゃんみたいにぢゅうぢゅうみるく飲んでるのにッ♡舌使いスケベッ♡スケベだよぉッ♡舌先でっ♡硬くなった乳首、くりくりって弄り回してっ♡ママのみるく飲むだけじゃなくてッ♡ママのこともっとやらしくしようとしてる舌使いしてるよぉッ♡やだッ♡やだぁッ♡腰カクカクするッ♡パパのスケベに甘えちゃうッ♡ママっ♡ママもいっしょにスケベになるって♡パパのおなかにヘコヘコ腰押しつけてっ♡パパにだいすき教えちゃうッ♡ぉ゛♡お゛♡しゅき♡おれ♡パパにみるく吸われるの、しゅき♡みのるパパにみるくちゅうちゅうされるのッ♡ままっ♡だいしゅきッ、だよぉ゛ッ♡
「お゛ッ♡らめ゛ッ♡いぐ♡イグッ♡みのりゅ゛ッ♡おれ♡イっちゃう゛ッ♡イグッ♡いぐぅ゛ッ♡」
「イって♡パパ♡ママのみるく、ぜんぶ飲むからっ♡ん♡ん♡なでくん♡いっぱいっ♡イってねッ♡」
「ほ♡ほッ♡ぉ゛♡ぉお゛ッ♡んうッ、ぅう゛~……ッ!♡♡♡」
スパートをかけるように左の乳首を指でつまんで刺激しながら、全力でみるくを吸い上げる唇の強さで、俺はそのまま、昇り詰めるようにイってしまった。全身がぴぃんっ♡と強張って、アクメの快感に押し出されるようにプシッ♡と最後に残った母乳が胸から噴き出す。じんわりお腹の奥が熱くなって、あぁ、ナカイキしちゃった、と思う。
あ、あぁ♡また♡またシちゃったっ♡パパに♡また母乳吸われただけで、ドスケベアクメキメちゃったっ♡パパに赤ちゃんみたいにおっぱいちゅうちゅうされてっ♡みるく飲まれてッ♡ママ、今日もっ、イかされちゃったよぉ……ッ♡♡♡
「ほ♡ぉ゛ッ♡ん、おぉ゛~……ッ♡♡♡」
「ん、なでくん♡かわい……ッ♡」
「ぁ♡あ♡んぅッ♡♡♡」
イった余韻でぽうっとしている俺を下から覗き込んで、俺以上にとろけた顔をしたみのるは、そっと上目遣いから、すくい取るようなキスをしてくる。イった俺を褒めるみたいに頭をよしよし撫でられて、ちゅぷ、と濡れた唇に音が立って。甘い母乳の匂いと味が、みのるの持つ味と口の中で混じり合う。たまらなくエッチで、たまらなくやらしい、パパとママだけができるキスの味に、俺もとろとろに、とろかされてしまう。
ぁ♡みのるとの、チュー♡だいすきな、みのるとの、あまあまの、ちゅー……ッ♡♡♡
「んふ♡ふ♡ふぅッ♡」
「んっ♡んぅ♡なでくん♡なでくんっ♡」
「ん♡ん♡みのる♡みの、りゅ♡」
いつの間にか俺を膝の上に乗せて、ぎゅうっと抱きしめて、俺を食っちゃうようなキスを繰り返して、舌を絡めてくるみのる。その、肉食獣みたいなみのるのキスにはふはふ呼吸を逃しながら、俺もちっちゃい身体を必死でくっつけて、必死で首を伸ばして、みのるから離れないようにする。俺からこぼれ落ちてしまいそうな、いっぱいいっぱいの大好きを、どうにかみのるへ届けるようにする。だいすき♡だいすきっ♡みのる♡みのるっ♡だいすき、だよぉ……ッ♡♡♡
「んぁ♡ふぁ……っ♡ね、なでくん……っ?♡」
「んぅ♡んぅっ♡っ?みのる……っ?」
「ね、俺ね♡……もっと、家族、ほしいなぁ♡」
「ッ♡ま、またそれ……っ?♡」
ちゅ、とあまいミルク味のキスを離して、俺の額や頬にもしるしをつけるようなキスを落としながら、みのるは、小さな声でそうねだってくる。
家族──つまりは──もう一人の──、赤ちゃん。
「うん♡だってなかちゃんに弟ちゃんか妹ちゃんがいたら、ぜったい、なかちゃんも楽しいもんっ♡それに俺も、家族が増えたらちょーうれしい♡なでくんと、なかちゃんと、弟ちゃん妹ちゃんと……もっと、幸せな家族になりたいよぉ♡」
「ぁ♡あっ♡やぁ♡みのる……ッ♡ん♡んぅッ♡」
頬のキスがまた唇にふれて、ちゅ♡ちゅ♡と細かく唇を啄まれる。甘えんぼみたいなそのキスは俺もたまらなく大好きなキスで、その動きに、抗えなくなる。全身がほろっと崩れて、ぜんぶがみのるに奪われちゃうような気持ちになって。ぜんぶ、このだいすきなひとに、あげたくなる、気持ちに、なっちゃう……ッ♡
「ね♡ねっ?♡俺もっと頑張るから♡なでくんのために♡なかちゃんのために♡次の赤ちゃんのために♡いっぱいいっぱい頑張るから……ッ♡だから、ね♡なでくん♡あかちゃん♡あかちゃん、つくろ……ッ?♡♡♡」
「ふぁ♡ぁ♡んお♡お゛ッ♡♡♡」
あまいあまい囁きにケツを撫でられて、腹を、押されて。表と裏から両方、赤ちゃんの部屋を喚起される。ケツが疼いて、腹が、きゅんきゅんして。触られてるだけでも、このひとの精子がここを食い破って、俺をほんとのママにした遺伝子なんだって、俺の頭じゃなくて身体が、みのるの存在に反応する。
ぁ♡あ♡身体っ♡おれの、からだ♡一気に、動いて、る♡みのるのパパになりたい気持ちにこたえて♡精子の臭いに反応してッ♡子宮♡卵子♡ぷつぷつ産まれてきてるの、わかるッ♡赤ちゃんの部屋準備してるの♡わかる、よぉッ♡あ♡ぁ♡だめ♡うずうずするっ♡きゅんきゅんするッ♡おなか♡はやく赤ちゃんほしい♡みのるの赤ちゃん孕みたい♡っておねだりしちゃってる、よぉッ♡♡♡
「は♡はふっ♡みのる♡みのりゅ♡おれ♡おれぇ♡」
「ん♡身体、ぞくぞくしちゃった?♡なでくんの身体、また、俺の精子で、ママになりたがってる……っ?♡」
「あ♡ぁ♡なってる♡なって、るぅ♡俺の、子宮♡また♡みのるの精子でっ♡受精、したがってる♡赤ちゃんの準備♡しちゃってる、よぉ♡♡♡」
「ッ──♡♡♡じゃ、しよ?♡今日♡夜に、なったら♡なでくん♡また、俺のこと♡なでくんおまんこで、パパに、させて……ッ?♡♡♡」
「あ♡みのる♡みのりゅ……ッ♡」
両手で俺の頬を包んで、やさしい、やさしい、でもやらしい、パパで、オスの顔を見せて、みのるは笑う。その顔に、俺はぜったい逆らえない。世界一ズルいモンスターの顔に、俺は、ぜったい、敵わない。だって、こんなみのるに食われちゃうことが世界でいちばんしあわせだって、俺っ、もう、知っちゃってるから……ッ♡♡♡
「す、する♡みのる♡俺のこと♡また♡ママに♡ママに、してッ♡俺の子宮♡とんとん、してッ♡」
「する♡ぜったい、する♡なでくんのこと♡ぜったいッ♡俺の精子で♡ナマおちんぽで♡着床させて♡妊娠させてッ♡孕ませて、あげるから……ッ♡♡♡」
「ふぁ♡ぁ♡ふあぁ……ッ♡♡♡」
あ、だめ♡だめ♡みのる、超、オスの顔、してる……ッ♡ほんとに、本気で、ぜったい俺のこと孕ませてやる♡って顔、してるぅ……ッ♡だめ♡だめ……ッ♡きょ、おれ♡みのるから♡わすれられないくらいの、子作り、エッチ♡されちゃう♡されちゃうッ、よぉぉ……ッ♡♡♡
「……楽しそ」
「えーっ?なでくん楽しくないの?」
「ねむいの。夜泣きで何度も起こされてるのに元気だよな、みのる……」
「だってなでくんもなかちゃんもいるだもん♡超しあわせで眠くなるヒマとかない♡」
「うるさい。おすわり」
「わんっ♡」
わんじゃねーよ。
と、俺は今日もあきれる。
俺の名前は猫咲奏。こいつ──まるで大型犬みたいにでっかい犬花実(なんと190cm超え!)と結婚した、ちっちゃくて薄っぺらい(なんと160cm未満……。)、猫みたいなツンデレ男だ。
外に出たら誰もがビックリして振り返るような体格差のある、見た目も性格もデコボコなカップルの俺たちは、やっとこさ男も妊娠できるようになった世界で、子供を作ることを決意した。当然、最初は子供を作る身体になるのも、子供そのものを作って産んで育てるのも不安があったし怖くもあったけど……それでも、ずっと俺との子供がほしいって言っていたみのると、俺も家族になりたくて。みのるの赤ちゃんが……俺も、ほしくて。
だから、覚悟を決めてクスリを飲んで、ふたりで一緒に子作りして。無事に妊娠して、結婚して、出産もして。それで……。いま、俺たちは、ふたりきりの恋人じゃなくて、三人の、家族になった。
「なかちゃんはなでくんに似てちっちゃくてかわいいでちゅねぇ~♡ちゅ~♡」
今みのるがデレデレになって抱いているのが、そんな俺たちの子供である、女の子の「央(なかば)」だ。
実と奏。
俺たちの名前のかたちは似ていて、それを昔は何度も「俺たちって生まれたときから似てたんだね」って笑い合っていて。俺にとってそれはすごく大切な思い出だったから、今度は三人で、そうやってずっと笑い合っていたいねって。そんな願いをこめて、この名前を、ふたりでつけた。
「でも抱っこしてるとずっしりしてるよ。央はデカくなりそう。みのるに似て」
「え~、俺に似ちゃうかなぁ?」
「みのるに似れば身体は丈夫だから安心だな。みのるバカだし」
「え~っ!?ばかって!なでくんひどいっ」
「ひどくねぇ。どーせ仕事場でもべらべら央のこと喋ってるんだろ」
「そりゃ喋るよ~♡あのねあのねっ、俺がね、仕事場でもいっぱいなかちゃんのこと自慢するから、俺も子供ほしいなって、せんぱいも言ってくれてるんだよっ」
「へぇ、そうなの?」
「そぉ!あの!狩山せんぱいがっ!すごいでしょっ!?」
俺の軽口へみのるは熱量を上げたようにずいっと俺を覗き込んで、大声で叫ぶ。するとそれにつられるように……抱かれていた央も、泣き出してしまった。わんわん。ぎゃーぎゃー。いつもながら大騒ぎだ。
「あ~泣いちゃったっ。なかちゃん元気~♡おむつ?おっぱい?ぐずってるだけかな?」
……でも、央が泣いたってみのるはどこ吹く風。無邪気で明るくてドがつくくらい脳天気なみのるは、子供ができてパパになっても、犬花実のままだった。
央は産まれてもうすぐ1年。産まれたばっかの頃はもっとフニャフニャしてて頼りなくて、ちょっとでも目を離すのが危なく見えて、俺は一瞬だって央を手放すことができなかった。抱っこしてないととにかく不安で、いつでもどこでもつきっきりで、立ったままのみのるには絶対央を抱かせなかったくらい神経質になっていて。それは多分、元々の俺の性格に加えて、子供を作れるようになった身体の影響もあったんだと思う。
ピリピリしてイライラして。
些細なことでもムカムカして。
覚悟を決めて央を産んだはずなのに、みんなで家族になったはずなのに、どうして俺はいつもそんな風に思っちゃうんだろうって、落ち込んで。でも……。
「わかった!これは──おっぱいだぁ!!」
……でも、大変なことも辛いことも、それも全部「央がいるからできること」って笑って、俺の気持ちも預かるみたいに楽しそうに毎日をこなしくていくみのるを見て、ああ、俺、ほんとにこいつと一緒になってよかったなって思って。ほんとに、みのるはすごいんだなって、改めてそう思って……。そういうみのるが隣にいることに、すごくすごく、救われて。
だから、いつもみたいにひとりで意地張ったり、無理に肩肘張らなくていいのかなって。もうちょっと……家族なんだから、もうひとりのパパのみのるに、頼ってもいいのかなって。そう、思って。
そこからは前よりもずっと気楽に、みのるともっと一緒に、央を育てることができているような、気がする。
確かにこの泣き方はお腹がすいているやつだ。みのるはもともとカンがすごくて、直感で生きてるようなやつだけど、央のことに関してはちゃんと、自分で見て感じてきた経験も反映されてるなって、思う。
「ミルク作る?」
「いいよ。俺があげる」
「わぁっ♡なでくんのおっぱい♡おっぱい~♡」
「ば、ばか。みのるが飲むんじゃないだろ」
「ううん♡俺もあとで飲むもん♡」
「ッ。ば、ばか……ッ♡」
央を抱いたまま、ぴと、って無邪気に耳元で囁かれる言葉に、ぞく、っと俺は震えてしまう。本気なのかわからなくて、期待と興奮で少しだけドキドキして。でも今は央におっぱいを上げるほうが先だって、俺はシャツのボタンを外して、胸元をあらわにする。
「ほら。央。ごはんですよ~」
「ごはんだよ~♡」
みのるから央を受け取って、よーしよしってあやしながら顔を乳首へと近づける。すぐに央は俺の乳首を見つけて、そこにちゅうっと吸いついた。央を産んだのは俺だから、俺はもう母乳が出る。ずいぶんお腹が空いてたのか、央はごくごくとすごい勢いで母乳を飲み始めた。ちょっと胸が張ってたから、たくさん飲んでくれるのはありがたい。央には母乳もミルクもそのときの気分で上げてるけど、好き嫌いがないから助かってる。この辺もみのるに似たのかな。……ふふっ。かわいい、な。
「いっぱい飲んでるねぇ」
「ん。すっごい飲んでる」
「おいしいんだねぇ♡なかちゃんわかる~♡なでくんのみるく、おいしいもんねぇ♡」
「だ、だからッ♡みのる、ばかっ♡」
完全に味を『理解っている』感想に、俺は顔を赤くしてもう一度みのるをなじる。さっきの発言もそうだけど、赤ちゃんを産んでパパになっても相変わらずみのるはスケベなままだ。俺の身体に触ることが大好きだし、央が寝たらすぐにエッチをねだってくる。
それに……ッ♡
「……あっ。なかちゃん、寝ちゃった?」
「寝ちゃった。腹いっぱいになるとすぐ寝ちゃうの、ほんとみのるそっくり」
「え~?……じゃあ俺もお腹いっぱいになりたいな♡」
「へ?ぁ、あんッ♡」
「──なでくん♡俺にもおっぱい、飲ませて♡」
「ッ──♡♡♡」
ちゅっと頬にキスをされて、まだ央を抱いたままなのに甘い声を流し込まれる。それはさっきの言葉が本気だっていう証拠。さわさわ全身を撫でる手つきもさっきよりずっとやらしくて、それは央が眠って、みのるも性欲をむき出しにしてきたってことなんだろう。
「ね♡なでくん♡ここに残ってる残りのみるく♡パパにもちょうだい♡」
「ふぁ♡んっ♡んぁぁ……ッ♡」
くりくり、さっきまで央が吸ってた乳首を指先で触ってくるみのるに、俺も、エッチな声を出してしまう。
ぁ♡も、もぉっ♡みのるのばか♡スケベっ♡俺の母乳♡みるく♡央のためのみるく、なのに……ッ♡♡♡また♡またぁ♡大好きなパパにも♡俺のみるく♡飲まれちゃう、よぉ……ッ♡♡♡
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「ん♡んッ♡み、みのるッ♡やぁッ♡」
「やじゃないよね♡おっぱい硬いもん♡まだみるく残っててつらいよね?♡」
「そ、それはッ♡ぁ♡あッ♡お゛ッ♡♡♡」
「あ~……♡なでくんのエッチな声出たぁ♡すけべな低い声、でたぁ♡」
「い、言うなよッ♡ばかぁッ♡」
央をベビーベッドへ寝かせて、起こさないように隣の部屋へ移動して。俺は今……みのるに胸を、ふにふにと揉まれている。
央を妊娠してから出産まではエッチを一切してこなかったから、俺たちのするスケベと言えば、もっぱらちんぽのコキ合いと、フェラと、乳首いじりだった。妊娠前も乳首はいじられてたけど、他の場所にはあんまり触ることができなかったせいか、みのる、めちゃくちゃここが好きになっちゃって……ッ♡だから俺もすっかり乳首が敏感になって、少し手が乳首にかすっただけで、スケベな声が出る始末。それだけでも恥ずかしいのに、それをみのるに指摘されていじめられるのが、マゾな俺はやっぱり嬉しくて。乳首からみるくを、だらしなく滲ませるの、とめられなくて……ッ♡
「言うってば♡なでくん、恥ずかしいのだいすきだもんね♡」
「あ♡ぁ♡んぉ゛♡ぉ゛♡♡♡」
もちろん俺が悦んでるのはみのるにバレバレで、きゅっきゅっ♡ってスケベに乳首を摘まれてしまう。ぁ♡あ♡ばれてるッ♡パパにいじめられるのだいすきでっ♡嬉しくてみるくぴゅっぴゅしてるの♡パパに、バレちゃってるよぉっ♡やだ♡やだよぉ♡俺がスケベなのまたバレるっ♡俺もスケベなことしたくて期待してたエッチなママなのッ♡パパにっ、またっ、バレちゃうよぉッ♡♡♡
「あっ、垂れてきちゃった……ッ♡もったいないっ♡」
「お゛ッ!♡♡♡」
俺のエッチな気持ちへ呼応するように、央が吸わずにいた右側の乳首から溢れてきたみるくは、とろりと先端から垂れてくる。それを目ざとく見つけたみのるはすぐに屈みこんで、ぢゅっ、と音を立てて乳首へと吸いついた。恥ずかしさで高まっていた身体に突然の刺激を与えられて、俺は当然、でかい声を上げてしまう。おっきいみのるの身体にがっしり捕まえられて、逃げられなくされて、ぢゅっぢゅっ、って勢いよくみるく、吸われてぇ゛……ッ♡♡♡
「お゛♡ぉ゛♡んぉ゛♡お゛ッ♡♡♡」
「ん♡んッ♡おいしッ♡なでくんみるくッ♡んぅ♡おいひ♡おいひいよぉ♡」
「ほぉ゛ッ♡み、みのるッ♡舌ッ♡したぁッ♡♡♡」
唇全体で乳首を吸ってみるくを搾り出しながら、もっと、もっと、と欲しがるようにみのるは舌でぐりぐりと、乳首の先端をいじめてくる。それはただおっぱいを欲しがる赤ちゃんの央がするのとはまったく別の、「大人」の動きだ。ママの俺のことをドスケベに感じさせようとしてる、みのるパパの、ドスケベな、オスの動きぃ゛……ッ♡
「やら゛ッ♡みのるッ♡舌でおっぱいくりくりするのッ♡やら゛♡それやら゛ぁッ♡♡♡」
「だめ♡んぅ♡もっときもちよくなってッ♡もっと感じてッ♡ママっ♡もっときもちよく、みるくッ、出してッ?♡♡♡」
「んぉ゛!?♡ほぉ゛ッ♡んぉ♡んおぉ゛ッ♡♡♡」
ぉお゛ッ♡ほぉぉ゛ッ♡みのるッ♡赤ちゃんみたいにぢゅうぢゅうみるく飲んでるのにッ♡舌使いスケベッ♡スケベだよぉッ♡舌先でっ♡硬くなった乳首、くりくりって弄り回してっ♡ママのみるく飲むだけじゃなくてッ♡ママのこともっとやらしくしようとしてる舌使いしてるよぉッ♡やだッ♡やだぁッ♡腰カクカクするッ♡パパのスケベに甘えちゃうッ♡ママっ♡ママもいっしょにスケベになるって♡パパのおなかにヘコヘコ腰押しつけてっ♡パパにだいすき教えちゃうッ♡ぉ゛♡お゛♡しゅき♡おれ♡パパにみるく吸われるの、しゅき♡みのるパパにみるくちゅうちゅうされるのッ♡ままっ♡だいしゅきッ、だよぉ゛ッ♡
「お゛ッ♡らめ゛ッ♡いぐ♡イグッ♡みのりゅ゛ッ♡おれ♡イっちゃう゛ッ♡イグッ♡いぐぅ゛ッ♡」
「イって♡パパ♡ママのみるく、ぜんぶ飲むからっ♡ん♡ん♡なでくん♡いっぱいっ♡イってねッ♡」
「ほ♡ほッ♡ぉ゛♡ぉお゛ッ♡んうッ、ぅう゛~……ッ!♡♡♡」
スパートをかけるように左の乳首を指でつまんで刺激しながら、全力でみるくを吸い上げる唇の強さで、俺はそのまま、昇り詰めるようにイってしまった。全身がぴぃんっ♡と強張って、アクメの快感に押し出されるようにプシッ♡と最後に残った母乳が胸から噴き出す。じんわりお腹の奥が熱くなって、あぁ、ナカイキしちゃった、と思う。
あ、あぁ♡また♡またシちゃったっ♡パパに♡また母乳吸われただけで、ドスケベアクメキメちゃったっ♡パパに赤ちゃんみたいにおっぱいちゅうちゅうされてっ♡みるく飲まれてッ♡ママ、今日もっ、イかされちゃったよぉ……ッ♡♡♡
「ほ♡ぉ゛ッ♡ん、おぉ゛~……ッ♡♡♡」
「ん、なでくん♡かわい……ッ♡」
「ぁ♡あ♡んぅッ♡♡♡」
イった余韻でぽうっとしている俺を下から覗き込んで、俺以上にとろけた顔をしたみのるは、そっと上目遣いから、すくい取るようなキスをしてくる。イった俺を褒めるみたいに頭をよしよし撫でられて、ちゅぷ、と濡れた唇に音が立って。甘い母乳の匂いと味が、みのるの持つ味と口の中で混じり合う。たまらなくエッチで、たまらなくやらしい、パパとママだけができるキスの味に、俺もとろとろに、とろかされてしまう。
ぁ♡みのるとの、チュー♡だいすきな、みのるとの、あまあまの、ちゅー……ッ♡♡♡
「んふ♡ふ♡ふぅッ♡」
「んっ♡んぅ♡なでくん♡なでくんっ♡」
「ん♡ん♡みのる♡みの、りゅ♡」
いつの間にか俺を膝の上に乗せて、ぎゅうっと抱きしめて、俺を食っちゃうようなキスを繰り返して、舌を絡めてくるみのる。その、肉食獣みたいなみのるのキスにはふはふ呼吸を逃しながら、俺もちっちゃい身体を必死でくっつけて、必死で首を伸ばして、みのるから離れないようにする。俺からこぼれ落ちてしまいそうな、いっぱいいっぱいの大好きを、どうにかみのるへ届けるようにする。だいすき♡だいすきっ♡みのる♡みのるっ♡だいすき、だよぉ……ッ♡♡♡
「んぁ♡ふぁ……っ♡ね、なでくん……っ?♡」
「んぅ♡んぅっ♡っ?みのる……っ?」
「ね、俺ね♡……もっと、家族、ほしいなぁ♡」
「ッ♡ま、またそれ……っ?♡」
ちゅ、とあまいミルク味のキスを離して、俺の額や頬にもしるしをつけるようなキスを落としながら、みのるは、小さな声でそうねだってくる。
家族──つまりは──もう一人の──、赤ちゃん。
「うん♡だってなかちゃんに弟ちゃんか妹ちゃんがいたら、ぜったい、なかちゃんも楽しいもんっ♡それに俺も、家族が増えたらちょーうれしい♡なでくんと、なかちゃんと、弟ちゃん妹ちゃんと……もっと、幸せな家族になりたいよぉ♡」
「ぁ♡あっ♡やぁ♡みのる……ッ♡ん♡んぅッ♡」
頬のキスがまた唇にふれて、ちゅ♡ちゅ♡と細かく唇を啄まれる。甘えんぼみたいなそのキスは俺もたまらなく大好きなキスで、その動きに、抗えなくなる。全身がほろっと崩れて、ぜんぶがみのるに奪われちゃうような気持ちになって。ぜんぶ、このだいすきなひとに、あげたくなる、気持ちに、なっちゃう……ッ♡
「ね♡ねっ?♡俺もっと頑張るから♡なでくんのために♡なかちゃんのために♡次の赤ちゃんのために♡いっぱいいっぱい頑張るから……ッ♡だから、ね♡なでくん♡あかちゃん♡あかちゃん、つくろ……ッ?♡♡♡」
「ふぁ♡ぁ♡んお♡お゛ッ♡♡♡」
あまいあまい囁きにケツを撫でられて、腹を、押されて。表と裏から両方、赤ちゃんの部屋を喚起される。ケツが疼いて、腹が、きゅんきゅんして。触られてるだけでも、このひとの精子がここを食い破って、俺をほんとのママにした遺伝子なんだって、俺の頭じゃなくて身体が、みのるの存在に反応する。
ぁ♡あ♡身体っ♡おれの、からだ♡一気に、動いて、る♡みのるのパパになりたい気持ちにこたえて♡精子の臭いに反応してッ♡子宮♡卵子♡ぷつぷつ産まれてきてるの、わかるッ♡赤ちゃんの部屋準備してるの♡わかる、よぉッ♡あ♡ぁ♡だめ♡うずうずするっ♡きゅんきゅんするッ♡おなか♡はやく赤ちゃんほしい♡みのるの赤ちゃん孕みたい♡っておねだりしちゃってる、よぉッ♡♡♡
「は♡はふっ♡みのる♡みのりゅ♡おれ♡おれぇ♡」
「ん♡身体、ぞくぞくしちゃった?♡なでくんの身体、また、俺の精子で、ママになりたがってる……っ?♡」
「あ♡ぁ♡なってる♡なって、るぅ♡俺の、子宮♡また♡みのるの精子でっ♡受精、したがってる♡赤ちゃんの準備♡しちゃってる、よぉ♡♡♡」
「ッ──♡♡♡じゃ、しよ?♡今日♡夜に、なったら♡なでくん♡また、俺のこと♡なでくんおまんこで、パパに、させて……ッ?♡♡♡」
「あ♡みのる♡みのりゅ……ッ♡」
両手で俺の頬を包んで、やさしい、やさしい、でもやらしい、パパで、オスの顔を見せて、みのるは笑う。その顔に、俺はぜったい逆らえない。世界一ズルいモンスターの顔に、俺は、ぜったい、敵わない。だって、こんなみのるに食われちゃうことが世界でいちばんしあわせだって、俺っ、もう、知っちゃってるから……ッ♡♡♡
「す、する♡みのる♡俺のこと♡また♡ママに♡ママに、してッ♡俺の子宮♡とんとん、してッ♡」
「する♡ぜったい、する♡なでくんのこと♡ぜったいッ♡俺の精子で♡ナマおちんぽで♡着床させて♡妊娠させてッ♡孕ませて、あげるから……ッ♡♡♡」
「ふぁ♡ぁ♡ふあぁ……ッ♡♡♡」
あ、だめ♡だめ♡みのる、超、オスの顔、してる……ッ♡ほんとに、本気で、ぜったい俺のこと孕ませてやる♡って顔、してるぅ……ッ♡だめ♡だめ……ッ♡きょ、おれ♡みのるから♡わすれられないくらいの、子作り、エッチ♡されちゃう♡されちゃうッ、よぉぉ……ッ♡♡♡
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