婚約破棄? ざまあみなさい!私が真の令嬢ですわ!

「王太子妃として生きることが、私のすべてだったのに——。」

婚約者である王太子アルバートに突然、婚約破棄を言い渡されたレティシア・フォン・リュミエール。
その理由は、平民出身の少女リリィ・ハートフィールドを愛したから。
王宮を追われ、社交界からも退くことになったレティシアだったが——彼女は決して泣き寝入りなどしなかった。

「では、私は自由に生きさせていただきますわ。」

幼い頃から王妃教育を受け、政務も外交もこなしていた彼女は、第二王子リシャールと手を組み、実質的に国を支える立場へと変貌していく。
一方、王太子としての責務を放棄し、「真実の愛」を貫いたはずのアルバートとリリィは、社交界での信用を失い、国政も混乱。
ついには国王から「王太子廃嫡」の決定が下され——!?

「婚約破棄? それがどうしました?」
「責任も果たせない王子など、国は求めませんわよ?」

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