『商家の娘、宰相となる』

内容紹介

突然、皇帝セイラスから側室選びを経て「妃になるか、帝国宰相になるか」を迫られた商家出身の少女・千紗。平穏な日々を望む彼女にとって、どちらもあり得ない選択肢!だが、やむを得ず宰相の座を受け入れることに。

10代の若き宰相となった千紗は、貴族たちの偏見や反発に立ち向かいながらも、持ち前の機転と度胸で次々と難題を解決していく。陰謀渦巻く宮廷で、腐敗を正し、地方改革に挑み、時には命を狙われながらも奮闘する千紗の姿に、周囲の評価は次第に変わっていく。

しかし、それだけでは終わらない。皇帝セイラスは千紗をそばに置きたいという思惑を隠さず、「妃の選択肢」をちらつかせてくる。冷静沈着な皇帝の本心は果たしてどこにあるのか?千紗が目指す未来は、帝国の繁栄か、それとも自由な日常か――。


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