4 / 188
第一章「冒険者編」
第四話「ロンダルクの雑貨屋」
しおりを挟む
冒険者ギルドを出てロンダルクさんの店に向かう。ギルドのお姉さんの説明では、中央広場にロンダルクさんの店があると言っていた。石畳が敷かれた美しい町を、ゆっくりと見物しながら進む。円形の広場には様々なお店が建ち並んでいる。武器屋に薬屋、魔法動物の専門店等。町を歩いているだけでも胸が高鳴る。
しばらく市場を進むと「ロンダルクの雑貨屋」に到着した。石造りの建物で、店の回りには色とりどりの花が植えられている。店内を覗いてみると、男性がカウンターの奥に座っていた。表札のステータスを確認してみる。職業は鑑定士、レベルは32、ロンダルク・ジウバと表示されている。初めて目にするレベル30台だ。きっとベテランの鑑定士なのだろう。俺は店の扉を開けて店内に入った。
「いらっしゃい……」
商品を磨きながら、退屈そうに挨拶をしたロンダルクさんは、キングの姿を見るや否や、唖然とした表情を浮かべた。
「なんだ……? そいつは野生のスケルトンではないだろう?」
「多分、召喚獣だと思います。自分でもまだ良く分かりません。ロンダルクさんなら魔物に詳しいと、冒険者ギルドで聞いて来ました」
「ああ。俺は鑑定士だからな。俺の鑑定魔法は魔物の正体を暴けるんだ。だが、鑑定しなくても、お前さんが連れているスケルトンがただの魔物では無い事が分かる。体から感じる魔力の強さ……これは今まで感じた事も無い程のものだ」
「はい、ギルドカードで確認したのですが、彼はスケルトンキングという魔物らしいです」
「なんだって? スケルトンの王? まさか、そんなに高位な魔物が召喚獣になるとは……!」
ロンダルクさんはキングに杖を向けて、小さく魔法を唱えた。鑑定の魔法だろうか、キングの体は銀色の光で包まれると、空中に光の文字が浮かんだ。キングのステータスが表示されている。
「幻魔獣のスケルトンキング。スケルトン族の中で最も魔力が高く、人間を凌駕する魔法能力を持つ魔物。お前さんは一体何者なんだ? こんなに高位な魔物が人間に力を貸すとは……」
「俺はサシャ・ボリンガーと言います。先日まではリーシャ村で農業に携わっていましたが、今日から正式に冒険者になりました」
「馬鹿な……! 幻魔獣は決して駆け出しの冒険者が扱える様な魔物ではない」
俺は北の街道での来事を全てロンダルクさんに話した。
「そうか。そいつは間違いなくサシャの召喚獣だ。幻魔獣のスケルトンキングが祀られている石碑の近くで、サシャが強力な魔力を放出したのが原因だろう。石碑に祀られていたスケルトンキングはサシャの魔力に反応して召喚されたのだ」
「俺の召喚獣ですか。ところで、幻魔獣とはなんですか?」
「幻魔獣は、幻獣や魔獣の上に君臨する魔物の事だ。幻魔獣に歯向かえる魔物は居ない。幻魔獣一体で国を一つ滅ぼす力があると言われている」
「それって、かなり凄い魔物を味方につけたと言う事ですよね?」
「そうだ。最も弱い幻魔獣の召喚でも、レベル40以上の王室の召喚士が十人がかり召喚するのだぞ。ひょっとして、何か強力なマジックアイテムでも装備しているのか?」
マジックアイテムか。もしかして父のガントレットだろうか。それともサイモンさんから頂いたショートソードだろうか。どちらも強い魔力を持つアイテムだ。
「ガントレットから強い魔力を感じる。それはグラディエーターの装備だろう? 持ち主が長い間、敵や魔物の血を吸わせている間に強力なマジックアイテムになったのだろう。サシャ、何かガントレットから感じなかったか?」
「そうですね。自分自身の魔力が強化されている感じはしました」
「うむ。それはガントレットの効果に違いないだろう。マジックアイテムはどんな物でも何らかしらの効果がある。きっとスケルトンキングは、父上のガントレットの魔力とサシャの心に惹かれて召喚されたのだろう」
幻魔獣のスケルトンキングか。随分強い魔物を仲間に出来たみたいだ。スケルトンキングは俺に惹かれて召喚されたらしい。これから大切に育てなければならない。キングの正体が判明したところで、戦利品の買い取りをお願いしよう。
「アイテムの買い取りをお願いしたいのですが……」
「価値のある物なら何でも買い取るぞ!」
俺はマジックバッグの中から「錆びついたメイス」と「スケルトンの頭骨」を取り出した。ロンダルクさんがアイテムに鑑定の魔法を掛け、道具の性質を測ると、カウンターにお金を出してくれた。メイスは2ゴールド。スケルトンの頭骨は4ゴールドで買い取って頂けた。
「ところで、スケルトンの頭骨を露店で見かけましたが、どの様な用途で使われるんですか? 魔力を感じたので一応保管しておいたのですが」
「魔物の頭骨は召喚士が召喚の際に使うのだ。召喚魔法とは、魔物の体の一部から新たな魔物を生み出す魔法」
「新しく?」
「そうだ。魔物の体の一部。爪でも頭骨でもいい。召喚書の上に魔物の体の一部を置いて魔力を込める。基本的に魔物の召喚は、自分より低レベルの魔物を召喚する。高レベルの魔物は召喚者の命令を聞かないんだ。自分よりも高レベルの魔物を召喚して食い殺された人間だって少なくない」
「召喚書っていうのはロンダルクさんのお店で買えるんですか?」
「ああ。俺の店では取り扱っているぞ。低級召喚書は25ゴールド、中級召喚書は100ゴールド、上級召喚書は1500ゴールドだ」
今はキングが居るから他の召喚獣は必要ないだろう。それに、金銭的に余裕が無い訳だから、暫くは節約しながら暮らさなければならない。
「それから、魔物の頭骨は状態が良ければ高い額で買い取る事が出来るぞ」
「どうしてですか?」
「頭骨のような魔物を象徴とする体の一部は、爪や牙よりも召喚の確率が上がるんだ。爪や牙、毛なんかでも召喚は出来るが、召喚の確率が下がる。それに、召喚した魔物がより強靭に育ちやすくなる。それから、魔物の素材は召喚以外にも、薬を作ったり装備を作ったりするためにも使う」
「色々教えて下さってありがとうございます!」
ロンダルクさんに挨拶をして店を出た。確か冒険者ギルドの隣には宿があったはず。宿代は分からないが、まずは向かってみよう。俺とキングは露店を見物しながら宿に向かった……。
しばらく市場を進むと「ロンダルクの雑貨屋」に到着した。石造りの建物で、店の回りには色とりどりの花が植えられている。店内を覗いてみると、男性がカウンターの奥に座っていた。表札のステータスを確認してみる。職業は鑑定士、レベルは32、ロンダルク・ジウバと表示されている。初めて目にするレベル30台だ。きっとベテランの鑑定士なのだろう。俺は店の扉を開けて店内に入った。
「いらっしゃい……」
商品を磨きながら、退屈そうに挨拶をしたロンダルクさんは、キングの姿を見るや否や、唖然とした表情を浮かべた。
「なんだ……? そいつは野生のスケルトンではないだろう?」
「多分、召喚獣だと思います。自分でもまだ良く分かりません。ロンダルクさんなら魔物に詳しいと、冒険者ギルドで聞いて来ました」
「ああ。俺は鑑定士だからな。俺の鑑定魔法は魔物の正体を暴けるんだ。だが、鑑定しなくても、お前さんが連れているスケルトンがただの魔物では無い事が分かる。体から感じる魔力の強さ……これは今まで感じた事も無い程のものだ」
「はい、ギルドカードで確認したのですが、彼はスケルトンキングという魔物らしいです」
「なんだって? スケルトンの王? まさか、そんなに高位な魔物が召喚獣になるとは……!」
ロンダルクさんはキングに杖を向けて、小さく魔法を唱えた。鑑定の魔法だろうか、キングの体は銀色の光で包まれると、空中に光の文字が浮かんだ。キングのステータスが表示されている。
「幻魔獣のスケルトンキング。スケルトン族の中で最も魔力が高く、人間を凌駕する魔法能力を持つ魔物。お前さんは一体何者なんだ? こんなに高位な魔物が人間に力を貸すとは……」
「俺はサシャ・ボリンガーと言います。先日まではリーシャ村で農業に携わっていましたが、今日から正式に冒険者になりました」
「馬鹿な……! 幻魔獣は決して駆け出しの冒険者が扱える様な魔物ではない」
俺は北の街道での来事を全てロンダルクさんに話した。
「そうか。そいつは間違いなくサシャの召喚獣だ。幻魔獣のスケルトンキングが祀られている石碑の近くで、サシャが強力な魔力を放出したのが原因だろう。石碑に祀られていたスケルトンキングはサシャの魔力に反応して召喚されたのだ」
「俺の召喚獣ですか。ところで、幻魔獣とはなんですか?」
「幻魔獣は、幻獣や魔獣の上に君臨する魔物の事だ。幻魔獣に歯向かえる魔物は居ない。幻魔獣一体で国を一つ滅ぼす力があると言われている」
「それって、かなり凄い魔物を味方につけたと言う事ですよね?」
「そうだ。最も弱い幻魔獣の召喚でも、レベル40以上の王室の召喚士が十人がかり召喚するのだぞ。ひょっとして、何か強力なマジックアイテムでも装備しているのか?」
マジックアイテムか。もしかして父のガントレットだろうか。それともサイモンさんから頂いたショートソードだろうか。どちらも強い魔力を持つアイテムだ。
「ガントレットから強い魔力を感じる。それはグラディエーターの装備だろう? 持ち主が長い間、敵や魔物の血を吸わせている間に強力なマジックアイテムになったのだろう。サシャ、何かガントレットから感じなかったか?」
「そうですね。自分自身の魔力が強化されている感じはしました」
「うむ。それはガントレットの効果に違いないだろう。マジックアイテムはどんな物でも何らかしらの効果がある。きっとスケルトンキングは、父上のガントレットの魔力とサシャの心に惹かれて召喚されたのだろう」
幻魔獣のスケルトンキングか。随分強い魔物を仲間に出来たみたいだ。スケルトンキングは俺に惹かれて召喚されたらしい。これから大切に育てなければならない。キングの正体が判明したところで、戦利品の買い取りをお願いしよう。
「アイテムの買い取りをお願いしたいのですが……」
「価値のある物なら何でも買い取るぞ!」
俺はマジックバッグの中から「錆びついたメイス」と「スケルトンの頭骨」を取り出した。ロンダルクさんがアイテムに鑑定の魔法を掛け、道具の性質を測ると、カウンターにお金を出してくれた。メイスは2ゴールド。スケルトンの頭骨は4ゴールドで買い取って頂けた。
「ところで、スケルトンの頭骨を露店で見かけましたが、どの様な用途で使われるんですか? 魔力を感じたので一応保管しておいたのですが」
「魔物の頭骨は召喚士が召喚の際に使うのだ。召喚魔法とは、魔物の体の一部から新たな魔物を生み出す魔法」
「新しく?」
「そうだ。魔物の体の一部。爪でも頭骨でもいい。召喚書の上に魔物の体の一部を置いて魔力を込める。基本的に魔物の召喚は、自分より低レベルの魔物を召喚する。高レベルの魔物は召喚者の命令を聞かないんだ。自分よりも高レベルの魔物を召喚して食い殺された人間だって少なくない」
「召喚書っていうのはロンダルクさんのお店で買えるんですか?」
「ああ。俺の店では取り扱っているぞ。低級召喚書は25ゴールド、中級召喚書は100ゴールド、上級召喚書は1500ゴールドだ」
今はキングが居るから他の召喚獣は必要ないだろう。それに、金銭的に余裕が無い訳だから、暫くは節約しながら暮らさなければならない。
「それから、魔物の頭骨は状態が良ければ高い額で買い取る事が出来るぞ」
「どうしてですか?」
「頭骨のような魔物を象徴とする体の一部は、爪や牙よりも召喚の確率が上がるんだ。爪や牙、毛なんかでも召喚は出来るが、召喚の確率が下がる。それに、召喚した魔物がより強靭に育ちやすくなる。それから、魔物の素材は召喚以外にも、薬を作ったり装備を作ったりするためにも使う」
「色々教えて下さってありがとうございます!」
ロンダルクさんに挨拶をして店を出た。確か冒険者ギルドの隣には宿があったはず。宿代は分からないが、まずは向かってみよう。俺とキングは露店を見物しながら宿に向かった……。
1
お気に入りに追加
1,403
あなたにおすすめの小説

スライムと異世界冒険〜追い出されたが実は強かった
Miiya
ファンタジー
学校に一人で残ってた時、突然光りだし、目を開けたら、王宮にいた。どうやら異世界召喚されたらしい。けど鑑定結果で俺は『成長』 『テイム』しかなく、弱いと追い出されたが、実はこれが神クラスだった。そんな彼、多田真司が森で出会ったスライムと旅するお話。
*ちょっとネタばれ
水が大好きなスライム、シンジの世話好きなスライム、建築もしてしまうスライム、小さいけど鉱石仕分けたり探索もするスライム、寝るのが大好きな白いスライム等多種多様で個性的なスライム達も登場!!
*11月にHOTランキング一位獲得しました。
*なるべく毎日投稿ですが日によって変わってきますのでご了承ください。一話2000~2500で投稿しています。
*パソコンからの投稿をメインに切り替えました。ですので字体が違ったり点が変わったりしてますがご了承ください。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
冒険者パーティから追放された俺、万物創生スキルをもらい、楽園でスローライフを送る
咲阿ましろ
ファンタジー
とある出来事をきっかけに仲間から戦力外通告を突きつけられ、パーティを追放された冒険者カイル。
だが、以前に善行を施した神様から『万物創生』のスキルをもらい、人生が一変する。
それは、便利な家具から大規模な土木工事、果てはモンスター退治用のチート武器までなんでも作ることができるスキルだった。
世界から見捨てられた『呪われた村』にたどり着いたカイルは、スキルを使って、美味しい料理や便利な道具、インフラ整備からモンスター撃退などを次々とこなす。
快適な楽園となっていく村で、カイルのスローライフが幕を開ける──。
●表紙画像は、ツギクル様のイラストプレゼント企画で阿倍野ちゃこ先生が描いてくださったヒロインのノエルです。大きな画像は1章4「呪われた村1」の末尾に載せてあります。(c)Tugikuru Corp. ※転載等はご遠慮ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる