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6 思い出したので、筋トレ!(5)
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*
魔石に魔力を込めすぎて気絶した後。目を開けると、お父様が恐ろしい形相で私を見下ろしていた。
部屋の中は暗く、メイドも見当たらず静まり返っているので、もう深夜なのだろう。暗闇で見上げる父は迫力があって大層怖い。よい子は泣いてしまうレベルだ。
「お、おはようございます、お父様」
「目が覚めたか」
「は、はい……ご心配をおかけしました……」
「リディ、お前が倒れたと聞くたびに、肝が冷える。頼むから気をつけてくれ」
「も、申し訳ありません」
ものすごく怒っている顔なのに、ものすごく心配してくれている。
お父様は私が目を覚ましたことで、緊張が少しほぐれたのか、「ふぅ」と息を吐いた。
そして、気絶する前に私が作り出した、白い石を取り出した。
「それは……」
「お前が聖魔法を込めた石だ」
「聖魔法を込めた石……?」
「ディーンからお前が倒れる直前、聖魔法の光が見られたと聞いている。恐らくお前が魔力を込めすぎて聖魔法を展開したために、色が変わったのだろう」
「まぁ、すごい! 聖魔法を込めると白い石になるのですね!」
わざと明るい声を出してみたが、お父様の眉間の皺は渓谷のような深さを記録した。そして深夜の為か少しだけ抑えた、しかし地を這うような声で私を叱る。
「すごくはない。気絶するまで枯渇させるのは危険すぎる! 無茶をしてはならぬとあれ程言ってきたのに!」
「はい! 申し訳ありません……!」
お父様は、この聖魔法を込めた白い石を公爵家で徹底的に調べることになったと告げた。調査結果はいずれ王家に報告することになるだろうとのこと。事故的に作ってしまった物だが、何かに役立つのだろうか。
「ともかくゆっくり休みなさい」
「はい……」
お父様は石のことを説明するとそう言って部屋を出て行った。私が目覚めなかったら、朝までいらっしゃるつもりだったのかしら。
*
翌朝は、鬼の形相をしたお母様に叱られた。公爵家令嬢たるものもう少し落ち着いて行動しなさいと、剣術やマナーの授業の時間も潰されて延々と怒られてしまった。しかし、食事やお茶の時間は確保してくださったので、要するに今日は休めということなのだろう。
その優しさに胸がぎゅっとなる。
お母様が魔物の瘴気に当てられて病んでしまう未来。
それはもう回避しているのだろうか? それともこれから起こるのだろうか。
どうしたら、お母様を守れるのだろう。お母様一人を守れなかったとしたら、この国なんてとても守れるわけがない。もちろん、私の命だって。
久々にゆっくり過ごしたことで、考え込んでしまった。
「お嬢様?」
「メアリー……」
メアリーは幼い頃からこの屋敷に支えてくれているメイドの一人だ。頼りになる姉のような存在で、お母様と違っていつも優しい。木登りして擦り傷を作っても、叱らず優しく手当てしてくれる。
「今日はせっかくのお休みですから、奥様と一緒に外出されてはいかがですか?」
「そうね。お部屋でじっとしていると悪い想像ばかりしてしまって……」
そうして私はお母様と一緒に街に買い物に出かけることになった。
普段剣術や魔法の稽古ばかりしていて、なかなかドレスや装飾品に興味を示さないので、お母様はつまらなかったようだ。その気持ちを汲んだメアリーの提案であり、お母様のご機嫌もようやく良くなったのだった。
*
「リディアは少し顔がキツイけれど、美人でスタイルもいいものね。流石私の娘だわ!」
「……ありがとう、お母様」
「お嬢様はお顔が怖い時もありますけど、赤髪と陶器のような白いお肌がお美しいのでなんでもお似合いになりますね!
「……どうも、メアリー」
王都で流行りのドレス店に連行され、さっきから着せ替え人形のごとくいろんなドレスを試着しまくっている。いつもは公爵邸に商人を呼んでお買い物をすることがほとんどだが、こうしてお店に足を運んだ方が、数多くの品物から選べて楽しいようだ。お母様のテンションが高い。私はあまり興味はないけれど。
「このドレスにはこちらのお帽子も合いますよ」
「まぁ! 素敵! それもいただくわ!」
お父様、こんなに散財してますけど、いいのでしょうか……。
お母様がほくほく顔になるまで買い物は続き、終わった頃には私は疲れ切っていた。
「楽しかったわー」
「リディアお嬢様は何でもお似合いになりますから、楽しいですね」
「……疲れたわよ」
「甘いものでも買って帰りましょ」
「さすが奥様! でしたらそこの────」
「キャァァァァ!!!!」
街中に響く悲鳴。咄嗟に身構える。
「!?」
「逃げろ!!」
「いやあ!!」
人々が一心不乱に駆け出し、あっという間に街中はパニック状態になった。護衛のハロルドに誘導され、馬車の方に移動を試みるが、人波に流され身動きが取れない。
「何があったんですの?!」
「もしかして……!」
その時、頭上に大きな影が出来た。見上げると鳥に似た魔物が上空を飛んでいる。
(ブラックバード!!)
黒い身体に鋭いくちばしが特徴の魔物だ。知能が高く、人間の食べ物を狙い、作物を漁る。確か北の辺境の森付近にしか出現しなかったはずだ。何故王都に!?
ブラックバードは鋭いくちばしで、次々と人々を襲う。群れで行動する習性の為、上空に数えきれない黒い物体が飛行している!
(こんな時に! 帯剣していないわ!)
自分の迂闊さを悔やむ。お母様が危険な目に遭うことは分かっていたのに!
さっとハロルドをはじめとする護衛達が私やお母様を取り囲んだが、それにしても魔物の数が多かった。
「剣を余分に持ってる人は……いないわよね。私は戦えるからお母様をお願い!」
そう言うや否や前へ出て聖魔法を展開した。
「お嬢様ッ!!」
「だめよ! リディ!」
お母様が止める声が聞こえたが、無我夢中で魔物に立ち向かう。魔物に聖魔法を展開したファイヤーボールをぶつける。すると聖魔法が効いたのか、魔法が当たった個体が空から落ちた。
「や、やったわ! 初めて魔物を倒せた!」
しかし喜んでいる暇はない。数十匹の魔物が飛来してくる。聖騎士団が到着するまで、ここはなんとか守らなければ!
「くらえ! ファイヤーボール!!」
夢中で飛んでいる魔物を撃つ。しかし動く対象物に向かって撃つのも、帯剣せずに魔法だけで戦うことも初めてで、上手く当たらない。
無駄に魔力を使えば、このまま力尽きそうだ。護衛達もそれぞれ腕は立つが、聖魔法を習得している者はおらず、飛行している魔物に対して物理的に攻撃できるものはいない。低空飛行してきた魔物に剣で攻撃しても、あまり効果がないようだった。
多くの人が逃げ惑う中、お母様を乗せて馬車を出発させることもできなさそうだ。
「皆逃げて! お母様も走って! 私はお父様達が来るまで、なんとかここで食い止めます!」
「そんなことできるはずがないわ!」
「お願い! お母様!」
「いやよ! 私は死んでも貴女のそばから離れないわ」
お母様は恐怖で震えていた。だが、強い瞳で主張する。娘を置いて自分だけ逃げるだなんて出来ないと。
「キャァァァ!」
その時、メアリーが叫んだ。振り向いた時には、後ろから魔物が何かを発していた。私は攻撃魔法を打ったが、少し遅く、その衝撃はメアリーを咄嗟に庇ったお母様に当たってしまった。
「お母様!!!!!」
「奥様!!!!!」
一瞬でお母様の身体が黒く焦げ、瘴気に当てられたのだとわかった。スローモーションのようにお母様が地面へと倒れてゆく。
「い、いやよ、いや。お母様! お母様!!」
気を失い、呼吸も浅い。未来を変えられなかった。運命を変えられなかった!
それどころか、ここまで酷い瘴気を浴びて、お母様がもし、儚くなってしまったら……? 私のせいで、もっと酷い未来が訪れてしまったら──?
「お母様! いやああ!」
空には魔物。戸惑う護衛とメアリー、そして泣き崩れる私。お母様の意識はなかった。
魔石に魔力を込めすぎて気絶した後。目を開けると、お父様が恐ろしい形相で私を見下ろしていた。
部屋の中は暗く、メイドも見当たらず静まり返っているので、もう深夜なのだろう。暗闇で見上げる父は迫力があって大層怖い。よい子は泣いてしまうレベルだ。
「お、おはようございます、お父様」
「目が覚めたか」
「は、はい……ご心配をおかけしました……」
「リディ、お前が倒れたと聞くたびに、肝が冷える。頼むから気をつけてくれ」
「も、申し訳ありません」
ものすごく怒っている顔なのに、ものすごく心配してくれている。
お父様は私が目を覚ましたことで、緊張が少しほぐれたのか、「ふぅ」と息を吐いた。
そして、気絶する前に私が作り出した、白い石を取り出した。
「それは……」
「お前が聖魔法を込めた石だ」
「聖魔法を込めた石……?」
「ディーンからお前が倒れる直前、聖魔法の光が見られたと聞いている。恐らくお前が魔力を込めすぎて聖魔法を展開したために、色が変わったのだろう」
「まぁ、すごい! 聖魔法を込めると白い石になるのですね!」
わざと明るい声を出してみたが、お父様の眉間の皺は渓谷のような深さを記録した。そして深夜の為か少しだけ抑えた、しかし地を這うような声で私を叱る。
「すごくはない。気絶するまで枯渇させるのは危険すぎる! 無茶をしてはならぬとあれ程言ってきたのに!」
「はい! 申し訳ありません……!」
お父様は、この聖魔法を込めた白い石を公爵家で徹底的に調べることになったと告げた。調査結果はいずれ王家に報告することになるだろうとのこと。事故的に作ってしまった物だが、何かに役立つのだろうか。
「ともかくゆっくり休みなさい」
「はい……」
お父様は石のことを説明するとそう言って部屋を出て行った。私が目覚めなかったら、朝までいらっしゃるつもりだったのかしら。
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翌朝は、鬼の形相をしたお母様に叱られた。公爵家令嬢たるものもう少し落ち着いて行動しなさいと、剣術やマナーの授業の時間も潰されて延々と怒られてしまった。しかし、食事やお茶の時間は確保してくださったので、要するに今日は休めということなのだろう。
その優しさに胸がぎゅっとなる。
お母様が魔物の瘴気に当てられて病んでしまう未来。
それはもう回避しているのだろうか? それともこれから起こるのだろうか。
どうしたら、お母様を守れるのだろう。お母様一人を守れなかったとしたら、この国なんてとても守れるわけがない。もちろん、私の命だって。
久々にゆっくり過ごしたことで、考え込んでしまった。
「お嬢様?」
「メアリー……」
メアリーは幼い頃からこの屋敷に支えてくれているメイドの一人だ。頼りになる姉のような存在で、お母様と違っていつも優しい。木登りして擦り傷を作っても、叱らず優しく手当てしてくれる。
「今日はせっかくのお休みですから、奥様と一緒に外出されてはいかがですか?」
「そうね。お部屋でじっとしていると悪い想像ばかりしてしまって……」
そうして私はお母様と一緒に街に買い物に出かけることになった。
普段剣術や魔法の稽古ばかりしていて、なかなかドレスや装飾品に興味を示さないので、お母様はつまらなかったようだ。その気持ちを汲んだメアリーの提案であり、お母様のご機嫌もようやく良くなったのだった。
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「リディアは少し顔がキツイけれど、美人でスタイルもいいものね。流石私の娘だわ!」
「……ありがとう、お母様」
「お嬢様はお顔が怖い時もありますけど、赤髪と陶器のような白いお肌がお美しいのでなんでもお似合いになりますね!
「……どうも、メアリー」
王都で流行りのドレス店に連行され、さっきから着せ替え人形のごとくいろんなドレスを試着しまくっている。いつもは公爵邸に商人を呼んでお買い物をすることがほとんどだが、こうしてお店に足を運んだ方が、数多くの品物から選べて楽しいようだ。お母様のテンションが高い。私はあまり興味はないけれど。
「このドレスにはこちらのお帽子も合いますよ」
「まぁ! 素敵! それもいただくわ!」
お父様、こんなに散財してますけど、いいのでしょうか……。
お母様がほくほく顔になるまで買い物は続き、終わった頃には私は疲れ切っていた。
「楽しかったわー」
「リディアお嬢様は何でもお似合いになりますから、楽しいですね」
「……疲れたわよ」
「甘いものでも買って帰りましょ」
「さすが奥様! でしたらそこの────」
「キャァァァァ!!!!」
街中に響く悲鳴。咄嗟に身構える。
「!?」
「逃げろ!!」
「いやあ!!」
人々が一心不乱に駆け出し、あっという間に街中はパニック状態になった。護衛のハロルドに誘導され、馬車の方に移動を試みるが、人波に流され身動きが取れない。
「何があったんですの?!」
「もしかして……!」
その時、頭上に大きな影が出来た。見上げると鳥に似た魔物が上空を飛んでいる。
(ブラックバード!!)
黒い身体に鋭いくちばしが特徴の魔物だ。知能が高く、人間の食べ物を狙い、作物を漁る。確か北の辺境の森付近にしか出現しなかったはずだ。何故王都に!?
ブラックバードは鋭いくちばしで、次々と人々を襲う。群れで行動する習性の為、上空に数えきれない黒い物体が飛行している!
(こんな時に! 帯剣していないわ!)
自分の迂闊さを悔やむ。お母様が危険な目に遭うことは分かっていたのに!
さっとハロルドをはじめとする護衛達が私やお母様を取り囲んだが、それにしても魔物の数が多かった。
「剣を余分に持ってる人は……いないわよね。私は戦えるからお母様をお願い!」
そう言うや否や前へ出て聖魔法を展開した。
「お嬢様ッ!!」
「だめよ! リディ!」
お母様が止める声が聞こえたが、無我夢中で魔物に立ち向かう。魔物に聖魔法を展開したファイヤーボールをぶつける。すると聖魔法が効いたのか、魔法が当たった個体が空から落ちた。
「や、やったわ! 初めて魔物を倒せた!」
しかし喜んでいる暇はない。数十匹の魔物が飛来してくる。聖騎士団が到着するまで、ここはなんとか守らなければ!
「くらえ! ファイヤーボール!!」
夢中で飛んでいる魔物を撃つ。しかし動く対象物に向かって撃つのも、帯剣せずに魔法だけで戦うことも初めてで、上手く当たらない。
無駄に魔力を使えば、このまま力尽きそうだ。護衛達もそれぞれ腕は立つが、聖魔法を習得している者はおらず、飛行している魔物に対して物理的に攻撃できるものはいない。低空飛行してきた魔物に剣で攻撃しても、あまり効果がないようだった。
多くの人が逃げ惑う中、お母様を乗せて馬車を出発させることもできなさそうだ。
「皆逃げて! お母様も走って! 私はお父様達が来るまで、なんとかここで食い止めます!」
「そんなことできるはずがないわ!」
「お願い! お母様!」
「いやよ! 私は死んでも貴女のそばから離れないわ」
お母様は恐怖で震えていた。だが、強い瞳で主張する。娘を置いて自分だけ逃げるだなんて出来ないと。
「キャァァァ!」
その時、メアリーが叫んだ。振り向いた時には、後ろから魔物が何かを発していた。私は攻撃魔法を打ったが、少し遅く、その衝撃はメアリーを咄嗟に庇ったお母様に当たってしまった。
「お母様!!!!!」
「奥様!!!!!」
一瞬でお母様の身体が黒く焦げ、瘴気に当てられたのだとわかった。スローモーションのようにお母様が地面へと倒れてゆく。
「い、いやよ、いや。お母様! お母様!!」
気を失い、呼吸も浅い。未来を変えられなかった。運命を変えられなかった!
それどころか、ここまで酷い瘴気を浴びて、お母様がもし、儚くなってしまったら……? 私のせいで、もっと酷い未来が訪れてしまったら──?
「お母様! いやああ!」
空には魔物。戸惑う護衛とメアリー、そして泣き崩れる私。お母様の意識はなかった。
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