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リーヴェス アフェーレ
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ソファで休ませたいのに、アティランは暴れだす。
得たいの知れない薬を飲まされれば当然の反応だ。
貴族であればどうなるのか朦朧としていても分かったのだろう。
落ち着かせるために抱き締め、私だと分かるよう顔を近づけた。
それでもアティランは暴れ、何かを私に伝えようと必死だった。
だが、そんな状態では舌を噛んでしまうと思い咄嗟に私の舌を滑り込ませた。
アティランになら舌を噛みちぎられても構わなかった。
私が仕出かしたこと、私が責任を取らなければ。
無理矢理にでも私は舌を捩じ込ませた。
「う゛っぐっむ゛ん゛ん゛ぐっ」
こんな醜い形でアティランとキスすることになるとは思わなかった。
幸せなんて一切感じず苦い思い出となるだろう。
次第にアティランは落ち着き始めるも、アティランの中心が反応を見せてきた。
アティランの身体から力が抜け床に倒れてしまった。
それだけでなく、口を開け私を魅了しだした。
私の事が理解出来たのか、それとも媚薬で誰にでも欲情しているのかキスを求め始めた。
私は誘われるまま、アティランの唇に重なった。
舌を差し出すと抵抗なく私を受け入れ始めた。
私の事が分かっているようだった。
漸く私たちは正直になれるんだな。
窮屈そうにズボンを押し上げているアティランに触れた。
私の手に応えるよう素直に感じ、続きを求めているようだった。
微かに真面目なアティランが見え隠れするも、欲求には抗えないようで可愛かった。
アティランはこんなにも可愛かったんだな。
もっと早くにこうしたかった。
あれとは婚約解消となるだろう。
私がいけなかったばかりに一度婚約解消させ新たな婚約者とも再び婚約解消させてしまうなんて、申し訳ない。
きっと慰謝料など請求されるだろう。
それは、私が肩代わりする。
婚約解消の際も相手はきっとごねるだろうから私が悪者になろう。
アティランの為ならそんなこと何でもない。
アティランの為なら悪者になっても構わない。
熱を持ち始めたアティランが苦しそうで、ボタンを外していく。
私との行為に興奮してか、アティランは更に息を荒くしていた。
私も焦ってアティランを傷つけたくはない。
優しく落ち着かせるように心臓にキスをすれば、私からの快感を噛み締めるように瞼を閉じて感じていた。
「…エストレヤ」
「………」
アティランはきっと彼に申し訳ないと思っているのだろう。
私もその罪を共に償う。
今はその事を忘れ快楽に溺れていろ。
アティランの意識を私に集中させるべく、痛みにも似た刺激を送った。
頭から罪の意識が消えたのだろう、私に意識を向けたのが分かった。
その証拠に素直に快楽を受け入れ出し、気持ち良さそうな表情に変わる。
「はぁはぁんっんふぁんっんふぅっんんっん」
アティランの喘ぎ声は興奮する。
あの真面目で堅物なアティランが私の愛撫に感じでいる。
この可愛らしい胸も私に食べられたくて存在をアピールし「初めまして」とアティランの胸に挨拶をした。
アティランの身体は綺麗だ。
例えあれに汚されていたとしてもアティランは美しかった。
私の愛に応えようと必死に主張するアティランのモノが可愛く、無視することは出来なかった。
私が触れれば「もっとして」「ちゃんと触って」とせがまれた。
アティランは早く私が欲しいようだった。
もしかしたら、アティランは私に初めてを捧げるために、慣れない抱く側を演じていたのかもしれない…。
なんて健気なんだ。
私はそんなにもアティランに愛されていたんだな。
アティラン…私も愛してる。
得たいの知れない薬を飲まされれば当然の反応だ。
貴族であればどうなるのか朦朧としていても分かったのだろう。
落ち着かせるために抱き締め、私だと分かるよう顔を近づけた。
それでもアティランは暴れ、何かを私に伝えようと必死だった。
だが、そんな状態では舌を噛んでしまうと思い咄嗟に私の舌を滑り込ませた。
アティランになら舌を噛みちぎられても構わなかった。
私が仕出かしたこと、私が責任を取らなければ。
無理矢理にでも私は舌を捩じ込ませた。
「う゛っぐっむ゛ん゛ん゛ぐっ」
こんな醜い形でアティランとキスすることになるとは思わなかった。
幸せなんて一切感じず苦い思い出となるだろう。
次第にアティランは落ち着き始めるも、アティランの中心が反応を見せてきた。
アティランの身体から力が抜け床に倒れてしまった。
それだけでなく、口を開け私を魅了しだした。
私の事が理解出来たのか、それとも媚薬で誰にでも欲情しているのかキスを求め始めた。
私は誘われるまま、アティランの唇に重なった。
舌を差し出すと抵抗なく私を受け入れ始めた。
私の事が分かっているようだった。
漸く私たちは正直になれるんだな。
窮屈そうにズボンを押し上げているアティランに触れた。
私の手に応えるよう素直に感じ、続きを求めているようだった。
微かに真面目なアティランが見え隠れするも、欲求には抗えないようで可愛かった。
アティランはこんなにも可愛かったんだな。
もっと早くにこうしたかった。
あれとは婚約解消となるだろう。
私がいけなかったばかりに一度婚約解消させ新たな婚約者とも再び婚約解消させてしまうなんて、申し訳ない。
きっと慰謝料など請求されるだろう。
それは、私が肩代わりする。
婚約解消の際も相手はきっとごねるだろうから私が悪者になろう。
アティランの為ならそんなこと何でもない。
アティランの為なら悪者になっても構わない。
熱を持ち始めたアティランが苦しそうで、ボタンを外していく。
私との行為に興奮してか、アティランは更に息を荒くしていた。
私も焦ってアティランを傷つけたくはない。
優しく落ち着かせるように心臓にキスをすれば、私からの快感を噛み締めるように瞼を閉じて感じていた。
「…エストレヤ」
「………」
アティランはきっと彼に申し訳ないと思っているのだろう。
私もその罪を共に償う。
今はその事を忘れ快楽に溺れていろ。
アティランの意識を私に集中させるべく、痛みにも似た刺激を送った。
頭から罪の意識が消えたのだろう、私に意識を向けたのが分かった。
その証拠に素直に快楽を受け入れ出し、気持ち良さそうな表情に変わる。
「はぁはぁんっんふぁんっんふぅっんんっん」
アティランの喘ぎ声は興奮する。
あの真面目で堅物なアティランが私の愛撫に感じでいる。
この可愛らしい胸も私に食べられたくて存在をアピールし「初めまして」とアティランの胸に挨拶をした。
アティランの身体は綺麗だ。
例えあれに汚されていたとしてもアティランは美しかった。
私の愛に応えようと必死に主張するアティランのモノが可愛く、無視することは出来なかった。
私が触れれば「もっとして」「ちゃんと触って」とせがまれた。
アティランは早く私が欲しいようだった。
もしかしたら、アティランは私に初めてを捧げるために、慣れない抱く側を演じていたのかもしれない…。
なんて健気なんだ。
私はそんなにもアティランに愛されていたんだな。
アティラン…私も愛してる。
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