上 下
60 / 177

こんな純粋に育ててくれたおっさんに感謝

しおりを挟む
先っぽを暖かい口に含まれ舌で擽られる。
遠慮がちに舐めるので、擽りに近かった。
時間をかけゆっくりちょっとずつエストレヤの小さな口に収まっていく。
それでも半分も入っていなかった。
俺のを口にしながら、腰を揺れているのには気付いていないんだろうな。
舐めるだけでなく、ちゅぅっと吸ったりと不馴れながらも色んな事をしてくる。

「………。」

口を離したかと思えば、俺をじっと見つめてくる。

「どうした?」

「…まだ、出ない?」

「ふふっ…まだだな。」

「気持ち良くない?」

「俺の全く反応してない?」

「…ぅんん、ちょっとしてる。」

「エストレヤの口、気持ちいいからな。」

「…出ない?」

「我慢してるからな。」

「しなくて良いのに…。」

「エストレヤの口の中にまだ居たいんだよ。」

「…僕…アティランの…飲みたぃ…。」

「俺は長くエストレヤの口に居たい。」

「…むっ…ぁむ」

エストレヤは少し怒ったように再び俺のを口にし、容赦なく持てる技を仕掛けてくる。
エストレヤが怒るのって始めてみたな。
俺のを飲みたくて怒るって、嬉しすぎるわ。
だけど、実際のところエストレヤの技巧ではなかなか…。
俺としても飲んで欲しいんだけどな。
エストレヤの後頭部を見ていると無意識に撫でていた。

「口に含めるだけ含んで、上顎と舌で挟み込んでぎゅぅっと吸って?」

俺の助言に素直に従い行動に移していく。
先程とは違う吸引に圧迫、俺のが容積を増したのを口で感じとり繰り返していく。

「舌先で先端を刺激して…。」

言われた通りに舌を使い始め、俺自身ももうすぐだと悟る。
再び圧迫吸引されエストレヤの頭を押さえつけ放っていた。
俺が出した瞬間エストレヤの頭が離れそうだったのを逃がさず口に出し続けた。
全てをエストレヤの口に出し終え手を緩めた。
その時の俺の表情は冷血だったに違いない。
自分でも分からないが…純粋で穢れのないエストレヤを俺の所まで引きずり込みたかった。

「はぁはぁけほっけほっはぁはぁはぁ」

咳をし呼吸を整えながら涙を流していた。

「エストレヤ」

顔をあげさせ、腰を掴み引き寄せた。

「苦しかったよな?」

「…ぅん」

「悪ぃ…けど、飲んでくれて嬉しかった。」

「…んっ。」

「不味かったろ?」

「………」

嘘が付けないエストレヤを困らせてしまった。

「…それでも飲んでくれて、ありがとう。」

「ぅん」

俺のを飲んだ唇にキスをした。
エストレヤのは抵抗なく飲めるが、自分のだと思うとやっぱり不味いな。
こんなもんを飲ませた罪悪感と、飲んでくれた高揚感で自分が醜い人間であることをを実感する。
エストレヤのズボンとパンツを剥ぎ取り、尻の割れ目に指を這わせた。
今日は準備されてなかった。

「ぁっ、だめ」

「どうして?」

「今日はまだで…」

「俺がする…香油取って」

「んっ」

シャツだけを見に纏った姿てベッド脇に置いてある香油を手に戻ってきた。

「止まって。」

「ふぇ?」

何故、立ち止まらせられたのか分からず首をかしげるエストレヤの姿が可愛かった。

「香油はテーブルに置いて…。」

言われた通りに香油をテーブルに置き、俺の次の指示をまっていた。

「ボタン外して。」

「…っ。」

「ボタン、全部外すの…出来るだろ?」

「……はぃ。」

シャツのみを身に纏い辛うじてモノは見えてはいないが、ボタンを外せばそうはいかなくなる。
エストレヤから急激に不安の色が出始めた。
足は内股になり、ボタンを外すも肌が見えないようにシャツのあわせ握りしめていた。

「シャツをはだけさせて、肘に掛けて。」

「…ぇっ……こっ…こぅ?」

恥ずかしがりながら俺の指示通りに肌を見せる。
何度も裸を見ていると言うのに、こういう状況になると途端に恥ずかしがる。
顔を背けて必死に耐える表情がまたそそる。

「こっちに来て。」

言われるがまま、腕にシャツを引っ掻けた姿で近づき俺の膝の上に座らせた。
座る際、隠すことなく露出している俺のを気にしていたので距離が遠かった。
エストレヤの腰に腕を回し距離を縮め、俺のとエストレヤのが触れる。

「なんでそんなに遠いんだよ。」

「…だって…やぁんっ。」

エストレヤの胸をパクっと食べた。

「胸舐めてる間、頭抱きしめて欲しい。」

「…んっ」

願いを口にすると、抗議していたことを忘れ優しく頭を抱えられた。
エストレヤが他の男のもんになったら俺はこいつを監禁するだろうな…。
ソファに押し倒し、胸に吸い付いた。
最近エストレヤの胸がほんの少し膨らんだんじゃないかと思っている。
唇を離すと俺の頭を抱えていたエストレヤの手も緩み、テーブルの上に先程置いた香油に手を伸ばし液体を手に取る。
俺を受け入れる箇所に流し込みエストレヤのここが良い香になる。
指で解し広げ俺のを捩じ込むと「んぁっ」と苦しい声が出されたがそのまま奥へと進んだ。
エストレヤの中が気持ちいいのを知っているので引き返すことが出来なかった。
全て入ると今度はエストレヤの口を塞いだ。
ゆっさゆっさと揺さぶり刺激を送ればビクビクと身体を反応させる。
次第に奥へ突き刺すように腰を使えば俺に必死にしがみつき快感に耐える。
喘ぎ声をあげているが、全て俺の口の中に消えていく。
突き上げる度にエストレヤのモノからも俺にあわせて吹き出していく。
ぐりっと抉るようにした瞬間、ぎゅっと締め付けられエストレヤは放っていた。
イッている最中も追い詰め続け、唇を離すと「ぁっぁっぁっやっはっらっんっにゃっあっ」と意味の分からない言葉を紡ぎ、エストレヤの中に注ぎ込んだ。

「…風呂行くか。」

「んっ。」

ずるりと引き抜けば「ぁん」と俺を誘惑していた。
やった後のエストレヤは気だるさを身に纏い、色気を放ちながらエロイ表情で誘ってくる。
空腹だからなのかエストレヤの胸にかぶり付いていた。
体力のないエストレヤが必死に抵抗しているのだろうけど、弱々しい抵抗は都合良く解釈してしまいそうになる。

「ぁっんっもぅっだめぇんんんやぁん」

胸から口を離し、エストレヤを確認すれば妖艶な姿を晒していた。
口で呼吸しているのが見て取れるのに、唇を塞いでいた。
抵抗なのかしがみついているのか、俺の肩にそっと手を置きキスを受け入れていた。
唇が離れると、パタッと手が落ちた。
俺に捕まる体力も奪ってしまったらしい。
起き上がりエストレヤの膝裏と背中に手を回し持ち上げ風呂場へと向かった。
俺に身を預け大人しい姿に満足してしまう。
風呂場でも「洗う」という名目で、エストレヤの身体を隅々まで味わった。
泡まみれにした後シャワーで洗い流し、美しいエストレヤの裸体が現れる。
なにも知らなかった無垢な身体は俺の手によく反応するようになった。
毎日のように抱きエロイ事を覚えさせているのに、エストレヤの心は穢れる事はなく未だに清らかなまはまだった。
浴槽に浸かってもエストレヤの身体を離すことは出来ず抱きしめながら湯に沈んでいた。
寛いでいるのか、体力の限界からか俺の胸に凭れていた。
抱きしめる腕に力を込めてもイヤがることなく受け入れる。
俺を信じきっているのは嬉しいことだが、エストレヤの見えないところで俺のは固くなり始めていた。
これだけやっても飽きることなくやり続けるのは、思春期だからなのか?
俺の身体がやべぇのか、エストレヤの無意識の色気がヤバイのかもぅわかんねぇわ。
気持ちの良い拷問を終え二人で食堂に向かい食事をした。
部屋に戻った後もイチャイチャしながら一日を終えた。
しおりを挟む
感想 61

あなたにおすすめの小説

結婚記念日をスルーされたので、離婚しても良いですか?

秋月一花
恋愛
 本日、結婚記念日を迎えた。三周年のお祝いに、料理長が腕を振るってくれた。私は夫であるマハロを待っていた。……いつまで経っても帰ってこない、彼を。  ……結婚記念日を過ぎてから帰って来た彼は、私との結婚記念日を覚えていないようだった。身体が弱いという幼馴染の見舞いに行って、そのまま食事をして戻って来たみたいだ。  彼と結婚してからずっとそう。私がデートをしてみたい、と言えば了承してくれるものの、当日幼馴染の女性が体調を崩して「後で埋め合わせするから」と彼女の元へ向かってしまう。埋め合わせなんて、この三年一度もされたことがありませんが?  もう我慢の限界というものです。 「離婚してください」 「一体何を言っているんだ、君は……そんなこと、出来るはずないだろう?」  白い結婚のため、可能ですよ? 知らないのですか?  あなたと離婚して、私は第二の人生を歩みます。 ※カクヨム様にも投稿しています。

運命の番?棄てたのは貴方です

ひよこ1号
恋愛
竜人族の侯爵令嬢エデュラには愛する番が居た。二人は幼い頃に出会い、婚約していたが、番である第一王子エリンギルは、新たに番と名乗り出たリリアーデと婚約する。邪魔になったエデュラとの婚約を解消し、番を引き裂いた大罪人として追放するが……。一方で幼い頃に出会った侯爵令嬢を忘れられない帝国の皇子は、男爵令息と身分を偽り竜人国へと留学していた。 番との運命の出会いと別離の物語。番でない人々の貫く愛。 ※自己設定満載ですので気を付けてください。 ※性描写はないですが、一線を越える個所もあります ※多少の残酷表現あります。 以上2点からセルフレイティング

「君の為の時間は取れない」と告げた旦那様の意図を私はちゃんと理解しています。

あおくん
恋愛
憧れの人であった旦那様は初夜が終わったあと私にこう告げた。 「君の為の時間は取れない」と。 それでも私は幸せだった。だから、旦那様を支えられるような妻になりたいと願った。 そして騎士団長でもある旦那様は次の日から家を空け、旦那様と入れ違いにやって来たのは旦那様の母親と見知らぬ女性。 旦那様の告げた「君の為の時間は取れない」という言葉はお二人には別の意味で伝わったようだ。 あなたは愛されていない。愛してもらうためには必要なことだと過度な労働を強いた結果、過労で倒れた私は記憶喪失になる。 そして帰ってきた旦那様は、全てを忘れていた私に困惑する。 ※35〜37話くらいで終わります。

ブレスレットが運んできたもの

mahiro
BL
第一王子が15歳を迎える日、お祝いとは別に未来の妃を探すことを目的としたパーティーが開催することが発表された。 そのパーティーには身分関係なく未婚である女性や歳の近い女性全員に招待状が配られたのだという。 血の繋がりはないが訳あって一緒に住むことになった妹ーーーミシェルも例外ではなく招待されていた。 これまた俺ーーーアレットとは血の繋がりのない兄ーーーベルナールは妹大好きなだけあって大いに喜んでいたのだと思う。 俺はといえば会場のウェイターが足りないため人材募集が貼り出されていたので応募してみたらたまたま通った。 そして迎えた当日、グラスを片付けるため会場から出た所、廊下のすみに光輝く何かを発見し………?

私の知らぬ間に

豆狸
恋愛
私は激しい勢いで学園の壁に叩きつけられた。 背中が痛い。 私は死ぬのかしら。死んだら彼に会えるのかしら。

うそっ、侯爵令嬢を押し退けて王子の婚約者(仮)になった女に転生? しかも今日から王妃教育ですって?

天冨七緒
恋愛
目覚めると王妃教育が始まる日。 婚約者の侯爵令嬢から、あの手この手で王子を奪った子爵令嬢に転生してしまいました。 子爵令嬢という立場では婚約者にはなれないので多少の教養を身に付けてから何処かの貴族に養子にという表向きの言葉を信じ今日から王妃教育が施されます。 実際は厳しくされ、逃げ出すよう仕向け王妃に気に入られている侯爵令嬢を婚約者に戻す計画のようです。 その後、子爵令嬢は王子を誑かした罪により自身に見合った職業、娼婦にされるという大人達の思惑。 目覚めるのが早ければ王子なんて手出さないのに。 手を出した後。 このままだと娼婦。 その道を避けるには、出来るだけ真面目に王妃教育をこなし王族の怒りをこれ以上買わないようにし静かに身を引く。 せめて追放ぐらいにしてくれたらその後は一人で生きていきます。 王宮では恥知らずの子爵令嬢を出迎える準備が整っていた。

すべてを奪われた英雄は、

さいはて旅行社
BL
アスア王国の英雄ザット・ノーレンは仲間たちにすべてを奪われた。 隣国の神聖国グルシアの魔物大量発生でダンジョンに潜りラスボスの魔物も討伐できたが、そこで仲間に裏切られ黒い短剣で刺されてしまう。 それでも生き延びてダンジョンから生還したザット・ノーレンは神聖国グルシアで、王子と呼ばれる少年とその世話役のヴィンセントに出会う。 すべてを奪われた英雄が、自分や仲間だった者、これから出会う人々に向き合っていく物語。

とまどいの花嫁は、夫から逃げられない

椎名さえら
恋愛
エラは、親が決めた婚約者からずっと冷淡に扱われ 初夜、夫は愛人の家へと行った。 戦争が起こり、夫は戦地へと赴いた。 「無事に戻ってきたら、お前とは離婚する」 と言い置いて。 やっと戦争が終わった後、エラのもとへ戻ってきた夫に 彼女は強い違和感を感じる。 夫はすっかり改心し、エラとは離婚しないと言い張り 突然彼女を溺愛し始めたからだ ______________________ ✴︎舞台のイメージはイギリス近代(ゆるゆる設定) ✴︎誤字脱字は優しくスルーしていただけると幸いです ✴︎なろうさんにも投稿しています 私の勝手なBGMは、懐かしすぎるけど鬼束ちひろ『月光』←名曲すぎ

処理中です...