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違和感
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目覚めるとエストレヤの後頭部が見えた。
近い距離でも後頭部は寂しく、抱え込むように抱きしめ距離を無くした。
数時間前にも抱いていたエストレヤの身体が恋しい。
下半身も密着させた。
「ふぅんん」
可愛い吐息が聞こえた。
連日で疲れさせてしまったのか、まだ起きる気配はなく肩にちゅっと唇を落としていく。
男なのに細く括れている腰をイヤらしく触り尽くす。
最早痴漢だ。
「んぁあん」
寝ていても気持ち良さには敏感で「もっと」と強請られているようで止められなくなる。
エストレヤと違って、エストレヤのモノはイヤらしく起き上がっていた。
片手で優しく包み込み、揉んだり擦ると「んふぅぁあぁあぁん」と起きているかのように反応を見せる。
悪戯をしながらエストレヤが起きるのを待てば、俺の手にエストレヤの手が重なった。
起きたのかと確認すれば、エストレヤは夢の中でエッチな事をしているらしい。
口が開き甘い吐息と共に胸が上下に動き俺を誘惑している。
俺がそうさせているのだが俺の予想以上に色気を振り撒き、眠っていて無意識にも関わらずストレートに俺を欲情させる。
本当に眠っているのか?
計算じゃなく天然でコレだと小悪魔以上に妖艶で魔性。
俺がこうなるのはエストレヤの所為でもあるような気がする。
勘違い犯罪者みたいな台詞だな。
「ふぇぁ?」
エストレヤの綺麗な背中に何度もキスを贈る。
「ぁっグラキエス様っ……きゃんっ」
起きたのが分かると俺からの返事のようにエストレヤの肩甲骨を噛んだ。
「アティランだ。」
「…アティ…ラン…」
昨日教え込んだ名前を呼ばせた。
「そっ、おはよっエストレヤァ。」
頬にキスをした。
「おはよ…あぁん。」
「気持ちいい?」
肩に口を付け、骨に直接響くよう尋ねた。
「んっ、気持ち…いぃ。」
「ねぇ…また、ここに入って良い?」
尻の谷間に指を這わせぎゅうぎゅうと押し付ければ、パクパクと欲しそうにしてくれる。
「ぇ?…したばっかりだよ…。」
確かに数時間前まで俺は、エストレヤの中にいた。
「あれから何時間も経ってるだろ?」
「ぁっ…ん…だっだめ。」
エストレヤからの初めての拒絶…。
身体の事を考えると当然だが、実際されるとやっぱりツラいな。
「どうしても?」
俺って女々しいな…。
「……今日は…魔法の授業で実習…だから…。」
魔法の授業ね…。
魔力を使うのは体力を消費するのと同じくらい身体への負担がある。
「……わかった…。」
理由を聞いて諦めなきゃいけないのは分かるがエストレヤの身体に触れることを止められなかった。
触れれば触れるだけ自分を追い込むだけなのに離れたくなかった。
ちゅっちゅっちゅっ
未練がましく首筋や肩にキスをしてエストレヤをその気にさせ、足の間に既に反応している俺のを差し込んだ。
「え?やん…なに?」
初めての行為に驚きを隠せずに、エストレヤの太ももには力が入っていた。
「大丈夫、今は入れないから…協力して。」
「…んっ…ぅん。」
エストレヤの太ももも気持ち良く、エストレヤのモノを扱きながら腰を動かした。
やっぱ横向きの体勢は難しく、もどかしいあまりエストレヤのを爪で引っ掻いてしまった。
先端をいじられるのが好きなエストレヤに応えようとしていたのに「やぁんっ」と叫び声と共にイかせ太ももにもより力が込められ俺もイッてしまった。
名残惜しくもエストレヤの太ももから離れ、エストレヤを優しく抱きしめた。
「アティラン?」
「………」
「…入れたかった?」
「うん。」
「ぁっ…ぇっと…本当は僕も…だから、その…夜…して。」
エストレヤからの意外な言葉により身体を密着させた。
「…もう一回言って。」
「…本当は僕も…夜…して…ほしい。」
「あぁ。」
俺って単純だな。
仕方ないと納得していたのに、エストレヤの言葉で簡単に喜んでいる。
それ以上に欲情したりしてるけど。
「エストレヤ、風呂入るか?」
「ぅん。」
布団から出てエストレヤを抱え風呂場に移動した。
いつものようにシャワーで流しながら、エッチな触り方をしていく。
エストレヤの反応が楽しくて追い詰めるが、挿入できないとなると自動的におれ自身も苦しむことになった。
エストレヤの身体に触れるだけで充分なんだが、いつかこのエロイ唇で俺のに触れてくれねぇかな。
汚したくないが欲望は押さえられない。
これが煩悩か…。
意識を逸らしながら、なんとか風呂場を後にし衣服を着た。
近い距離でも後頭部は寂しく、抱え込むように抱きしめ距離を無くした。
数時間前にも抱いていたエストレヤの身体が恋しい。
下半身も密着させた。
「ふぅんん」
可愛い吐息が聞こえた。
連日で疲れさせてしまったのか、まだ起きる気配はなく肩にちゅっと唇を落としていく。
男なのに細く括れている腰をイヤらしく触り尽くす。
最早痴漢だ。
「んぁあん」
寝ていても気持ち良さには敏感で「もっと」と強請られているようで止められなくなる。
エストレヤと違って、エストレヤのモノはイヤらしく起き上がっていた。
片手で優しく包み込み、揉んだり擦ると「んふぅぁあぁあぁん」と起きているかのように反応を見せる。
悪戯をしながらエストレヤが起きるのを待てば、俺の手にエストレヤの手が重なった。
起きたのかと確認すれば、エストレヤは夢の中でエッチな事をしているらしい。
口が開き甘い吐息と共に胸が上下に動き俺を誘惑している。
俺がそうさせているのだが俺の予想以上に色気を振り撒き、眠っていて無意識にも関わらずストレートに俺を欲情させる。
本当に眠っているのか?
計算じゃなく天然でコレだと小悪魔以上に妖艶で魔性。
俺がこうなるのはエストレヤの所為でもあるような気がする。
勘違い犯罪者みたいな台詞だな。
「ふぇぁ?」
エストレヤの綺麗な背中に何度もキスを贈る。
「ぁっグラキエス様っ……きゃんっ」
起きたのが分かると俺からの返事のようにエストレヤの肩甲骨を噛んだ。
「アティランだ。」
「…アティ…ラン…」
昨日教え込んだ名前を呼ばせた。
「そっ、おはよっエストレヤァ。」
頬にキスをした。
「おはよ…あぁん。」
「気持ちいい?」
肩に口を付け、骨に直接響くよう尋ねた。
「んっ、気持ち…いぃ。」
「ねぇ…また、ここに入って良い?」
尻の谷間に指を這わせぎゅうぎゅうと押し付ければ、パクパクと欲しそうにしてくれる。
「ぇ?…したばっかりだよ…。」
確かに数時間前まで俺は、エストレヤの中にいた。
「あれから何時間も経ってるだろ?」
「ぁっ…ん…だっだめ。」
エストレヤからの初めての拒絶…。
身体の事を考えると当然だが、実際されるとやっぱりツラいな。
「どうしても?」
俺って女々しいな…。
「……今日は…魔法の授業で実習…だから…。」
魔法の授業ね…。
魔力を使うのは体力を消費するのと同じくらい身体への負担がある。
「……わかった…。」
理由を聞いて諦めなきゃいけないのは分かるがエストレヤの身体に触れることを止められなかった。
触れれば触れるだけ自分を追い込むだけなのに離れたくなかった。
ちゅっちゅっちゅっ
未練がましく首筋や肩にキスをしてエストレヤをその気にさせ、足の間に既に反応している俺のを差し込んだ。
「え?やん…なに?」
初めての行為に驚きを隠せずに、エストレヤの太ももには力が入っていた。
「大丈夫、今は入れないから…協力して。」
「…んっ…ぅん。」
エストレヤの太ももも気持ち良く、エストレヤのモノを扱きながら腰を動かした。
やっぱ横向きの体勢は難しく、もどかしいあまりエストレヤのを爪で引っ掻いてしまった。
先端をいじられるのが好きなエストレヤに応えようとしていたのに「やぁんっ」と叫び声と共にイかせ太ももにもより力が込められ俺もイッてしまった。
名残惜しくもエストレヤの太ももから離れ、エストレヤを優しく抱きしめた。
「アティラン?」
「………」
「…入れたかった?」
「うん。」
「ぁっ…ぇっと…本当は僕も…だから、その…夜…して。」
エストレヤからの意外な言葉により身体を密着させた。
「…もう一回言って。」
「…本当は僕も…夜…して…ほしい。」
「あぁ。」
俺って単純だな。
仕方ないと納得していたのに、エストレヤの言葉で簡単に喜んでいる。
それ以上に欲情したりしてるけど。
「エストレヤ、風呂入るか?」
「ぅん。」
布団から出てエストレヤを抱え風呂場に移動した。
いつものようにシャワーで流しながら、エッチな触り方をしていく。
エストレヤの反応が楽しくて追い詰めるが、挿入できないとなると自動的におれ自身も苦しむことになった。
エストレヤの身体に触れるだけで充分なんだが、いつかこのエロイ唇で俺のに触れてくれねぇかな。
汚したくないが欲望は押さえられない。
これが煩悩か…。
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