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二章 ハーレムルート
エドとの結婚
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エドの領地へ向かう馬車内で一人戦っていた。
領地に向かう前にアレックスに沢山飲んで貰ったのに、僕の胸からはミルクが垂れていた。
服にシミを作りながら耐えるも次第に張ってきて苦しくなる。
早くエドの領地に着いて欲しい…。
誰でも使える洗浄魔法さえ使えない僕は胸の辺りがくっきりと分かるほど湿らせていた。
こんな姿でエドの家族に会えないよ…助けてエド……。
こんこんこん
「…着いた?」
施錠を解いた。
「よお?長旅だったな…どうした?」
「…エ…ド?」
「大丈夫か?」
「…ぅん」
「服が濡れてるな?」
「ぅん…助けて…」
「どうした?」
「胸…苦しいの…」
「胸かっ?」
エドは慌てて僕の胸を服の中から解放した。
外気に晒され、ミルクで濡れきっていた胸はひんやりとする。
「………。」
「エド助けて、胸…張って苦しいの…。」
「わかった。」
エドは苦しみから解放してくれる。
搾り取るように揉まれ吸われると楽になった。
「はぁんっんっんぁん…エドォ…」
「楽になったか?」
「ぅん…」
「アリエルを生んだからか胸少し大きくなったな、揉みやすい。」
「…そうなの?」
「あぁ」
エドは僕の胸から手を離さず揉み続け最後の一滴まで飲もうと吸い取ってくれ、両方の胸が少し軽くなりエドも口を離した。
「そろそろ降りるか?皆待ってる。」
「ぁっはい。」
服を洗浄してもらいエドに抱っこされて馬車から降りた。
久しぶりのエドの家族に緊張してしまう。
「ぁっあの…遅れて申し訳ありません…」
「いえ、長旅で疲れたのでしょう。」
「屋敷へどうぞ。」
「ありがとうございます。」
伯爵と夫人に笑顔で迎え入れられたが、エイダン様だけは目が合うことはなかった。
何かしてしまったかと思い返せば、僕は確かエドとエッチしてるの観られてんだよね?
うわぁ、恥ずかしい。すっかり忘れてたけど、恥ずかしくてもうエイダン様と顔会わせらんないよ。
エドに抱っこされたまま談話室に案内される。
運動しなきゃいけないのに移動が抱っこはダメだよね?
禁欲期間はちゃんと身体動かさないとって思ってるのにお茶の準備がされて、クッキーをエドに食べさせられちゃってる。
目の前に出されると美味しくて食べちゃうけど、運動不足はこれも原因だよね?
食べるくらい自分でしなきゃ筋肉が消えちゃうよ。
「エド?僕、自分で…食べられるよ?」
「なら、俺に頂戴?」
「うん…どれが良い?」
「ルマンが選んで。」
「うん」
僕はチョコが好きだからどうしてもチョコが入っていそうなクッキーを選んでしまう。
「はい、あーん」
「…ぁーん」
「んふ」
「もう新婚だね。」
「ぁっ」
イチャイチャするつもりはなかったが、きっとイチャイチャしていたのだろう。
お義母様に言われ二人きりでないことを思い出した。
ソファにエドの膝に横抱きで座っていたので、僕の視界にはエドしかいなくてつい…。
「俺達もうすぐ新婚になるんだから良いだろ、なぁ?」
エドに見つめられて同意を求められたが答えられずいたら唇を塞がれてしまった。
エドの胸を押しダメって思っていても本気の拒絶が出来なかった。
キス…止めたくない…。
「そうだな、フィンコック様は今日疲れたろ?部屋で休みなさい。」
「ぁっはい、ありがとうございます。」
伯爵様の優しさにより僕は部屋で休むことにしたが、あの言葉の裏に「二人きりでしなさい」という意味が隠れているなんて未だに気付けないでいる。
僕に与えられた部屋でエドと二人きりで休んだ。
禁欲期間に入る日まで僕達はほぼ部屋で過ごすことに…。
獣人になってから匂いフェチ?になったのか、エドが脱いだ服をずっと嗅ぎ続けていたらしい。
自分でも驚いたが、エドが奪おうとした時絶対に離したくなくてエドが根負けした戦いがあったらしい。
その後も人前に出る時はけエドの服を着ていたが、いつも蕩けた目をして偶然目撃してしまった使用人達は逃げるように僕から離れてしまっていた。
嫌われたのかエドに相談したら「あれは仕方がない」と、遠い目をされた。
それは禁欲期間に入るとなくなった。
何故なら、エドの服を着ているとエッチな気分になるので禁欲期間に着ていたら禁欲出来ないと判断されてエドに奪われた。
それだけじゃなく、エドは常に洗浄魔法を掛けて極力匂いを消していた。
それはありがたい事だが…淋しくて、禁欲期間は散歩ばかりして運動不足解消に性欲発散を心掛けた。
それでも危険なので、禁欲期間はお義母様と一緒に過ごすようにした。
だって、お義父様もエイダン様もエヴァン様もエドに似てるからエッチな妄想しちゃう…。
漸く結婚式当日になり気分は二人きりで過ごす初夜に意識があった。
結婚式には純白の衣装が用意され清廉潔白を表すが、僕の頭の中は誰にも知られたくないようなエッチな事で一杯。
欲望丸出しだったのか「もう少しだから我慢しろよ?」とエドに耳打ちされてしまった。
その後も必死に気を引き締めるがいつの間にか思考はエッチな方向になり、ついに僕は「我慢できないっ」てエドに囁いてしまった。
キスで宥められ何とか式を終え僕達は初夜を迎えることが出来た。
そして、僕は三人目を身籠りエドから魔力を貰う変わりに母乳を沢山飲まれ続けた。
アレックスの魔力は膨大で赤ちゃんに魔力を与えるだけで疲労し身動きが取れなくなったが、エドはエッチな事を考えるくらいは出来た。
エドの魔力が少ないわけじゃない、魔力別の学園でAクラスなんだから魔力はある方。
アレックスが特別だっただけ、そんなんアレックスを経験したのでエドの魔力の流れは身体の中を活性化されているようでエッチな気分になった。
僕がエッチな雰囲気を出しすぎてしまったからか赤ちゃんが生まれるまでエッチを再び禁止されたけど、その代わりエドが手で気持ち良くしてくれた。
そっか…手でして貰えば良かったんだ…。
エドの手気持ちいい。
数日後には赤ちゃんが無事に生まれ、再び集まった皆に紹介できた。
赤ちゃんの名前はエドガー グレモンド。
幸せすぎる。
領地に向かう前にアレックスに沢山飲んで貰ったのに、僕の胸からはミルクが垂れていた。
服にシミを作りながら耐えるも次第に張ってきて苦しくなる。
早くエドの領地に着いて欲しい…。
誰でも使える洗浄魔法さえ使えない僕は胸の辺りがくっきりと分かるほど湿らせていた。
こんな姿でエドの家族に会えないよ…助けてエド……。
こんこんこん
「…着いた?」
施錠を解いた。
「よお?長旅だったな…どうした?」
「…エ…ド?」
「大丈夫か?」
「…ぅん」
「服が濡れてるな?」
「ぅん…助けて…」
「どうした?」
「胸…苦しいの…」
「胸かっ?」
エドは慌てて僕の胸を服の中から解放した。
外気に晒され、ミルクで濡れきっていた胸はひんやりとする。
「………。」
「エド助けて、胸…張って苦しいの…。」
「わかった。」
エドは苦しみから解放してくれる。
搾り取るように揉まれ吸われると楽になった。
「はぁんっんっんぁん…エドォ…」
「楽になったか?」
「ぅん…」
「アリエルを生んだからか胸少し大きくなったな、揉みやすい。」
「…そうなの?」
「あぁ」
エドは僕の胸から手を離さず揉み続け最後の一滴まで飲もうと吸い取ってくれ、両方の胸が少し軽くなりエドも口を離した。
「そろそろ降りるか?皆待ってる。」
「ぁっはい。」
服を洗浄してもらいエドに抱っこされて馬車から降りた。
久しぶりのエドの家族に緊張してしまう。
「ぁっあの…遅れて申し訳ありません…」
「いえ、長旅で疲れたのでしょう。」
「屋敷へどうぞ。」
「ありがとうございます。」
伯爵と夫人に笑顔で迎え入れられたが、エイダン様だけは目が合うことはなかった。
何かしてしまったかと思い返せば、僕は確かエドとエッチしてるの観られてんだよね?
うわぁ、恥ずかしい。すっかり忘れてたけど、恥ずかしくてもうエイダン様と顔会わせらんないよ。
エドに抱っこされたまま談話室に案内される。
運動しなきゃいけないのに移動が抱っこはダメだよね?
禁欲期間はちゃんと身体動かさないとって思ってるのにお茶の準備がされて、クッキーをエドに食べさせられちゃってる。
目の前に出されると美味しくて食べちゃうけど、運動不足はこれも原因だよね?
食べるくらい自分でしなきゃ筋肉が消えちゃうよ。
「エド?僕、自分で…食べられるよ?」
「なら、俺に頂戴?」
「うん…どれが良い?」
「ルマンが選んで。」
「うん」
僕はチョコが好きだからどうしてもチョコが入っていそうなクッキーを選んでしまう。
「はい、あーん」
「…ぁーん」
「んふ」
「もう新婚だね。」
「ぁっ」
イチャイチャするつもりはなかったが、きっとイチャイチャしていたのだろう。
お義母様に言われ二人きりでないことを思い出した。
ソファにエドの膝に横抱きで座っていたので、僕の視界にはエドしかいなくてつい…。
「俺達もうすぐ新婚になるんだから良いだろ、なぁ?」
エドに見つめられて同意を求められたが答えられずいたら唇を塞がれてしまった。
エドの胸を押しダメって思っていても本気の拒絶が出来なかった。
キス…止めたくない…。
「そうだな、フィンコック様は今日疲れたろ?部屋で休みなさい。」
「ぁっはい、ありがとうございます。」
伯爵様の優しさにより僕は部屋で休むことにしたが、あの言葉の裏に「二人きりでしなさい」という意味が隠れているなんて未だに気付けないでいる。
僕に与えられた部屋でエドと二人きりで休んだ。
禁欲期間に入る日まで僕達はほぼ部屋で過ごすことに…。
獣人になってから匂いフェチ?になったのか、エドが脱いだ服をずっと嗅ぎ続けていたらしい。
自分でも驚いたが、エドが奪おうとした時絶対に離したくなくてエドが根負けした戦いがあったらしい。
その後も人前に出る時はけエドの服を着ていたが、いつも蕩けた目をして偶然目撃してしまった使用人達は逃げるように僕から離れてしまっていた。
嫌われたのかエドに相談したら「あれは仕方がない」と、遠い目をされた。
それは禁欲期間に入るとなくなった。
何故なら、エドの服を着ているとエッチな気分になるので禁欲期間に着ていたら禁欲出来ないと判断されてエドに奪われた。
それだけじゃなく、エドは常に洗浄魔法を掛けて極力匂いを消していた。
それはありがたい事だが…淋しくて、禁欲期間は散歩ばかりして運動不足解消に性欲発散を心掛けた。
それでも危険なので、禁欲期間はお義母様と一緒に過ごすようにした。
だって、お義父様もエイダン様もエヴァン様もエドに似てるからエッチな妄想しちゃう…。
漸く結婚式当日になり気分は二人きりで過ごす初夜に意識があった。
結婚式には純白の衣装が用意され清廉潔白を表すが、僕の頭の中は誰にも知られたくないようなエッチな事で一杯。
欲望丸出しだったのか「もう少しだから我慢しろよ?」とエドに耳打ちされてしまった。
その後も必死に気を引き締めるがいつの間にか思考はエッチな方向になり、ついに僕は「我慢できないっ」てエドに囁いてしまった。
キスで宥められ何とか式を終え僕達は初夜を迎えることが出来た。
そして、僕は三人目を身籠りエドから魔力を貰う変わりに母乳を沢山飲まれ続けた。
アレックスの魔力は膨大で赤ちゃんに魔力を与えるだけで疲労し身動きが取れなくなったが、エドはエッチな事を考えるくらいは出来た。
エドの魔力が少ないわけじゃない、魔力別の学園でAクラスなんだから魔力はある方。
アレックスが特別だっただけ、そんなんアレックスを経験したのでエドの魔力の流れは身体の中を活性化されているようでエッチな気分になった。
僕がエッチな雰囲気を出しすぎてしまったからか赤ちゃんが生まれるまでエッチを再び禁止されたけど、その代わりエドが手で気持ち良くしてくれた。
そっか…手でして貰えば良かったんだ…。
エドの手気持ちいい。
数日後には赤ちゃんが無事に生まれ、再び集まった皆に紹介できた。
赤ちゃんの名前はエドガー グレモンド。
幸せすぎる。
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