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二章 ハーレムルート
お兄様の事
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外はまだ明るいがアデルバード様とフランクリン様は帰ることになった。
アデルバード様は「もっといる、僕も叔父様と泊まりたいです。」と言ってくれて嬉しい気持ちだったが仕方がない。
直前までフランクリン様に抱っこされて仲が良さそうにしていたので、僕の事は忘れられてしまったと思っていた。
こういうの何て言うんだろう?ツンデレ?飴と鞭?
やっぱりアデルバード様は小悪魔だ。
「アデルバード、明日は家庭教師の日だ。遅れたらアレクサンダーに怒られてしまうよ?」
「ぇっ…はぃ…」
真面目なアデルバード様はサボるなんて悪い事はしない。
「今度は僕から伺いますから…待っててくださいますか?」
「フィンコック様から?」
「はい」
「フィンコック様は僕の事好きですよね?」
「はい、大好きです。」
「んふふ、分かりました。フィンコック様が来るの待ってます。」
「はい」
良かった。
無事に解決?かなっ。
「フィンコック様?ぎゅってしますか?」
「はい」
アデルバード様は暖かく僕の腕の中に収まってしまう。
成長に連れてぎゅっとするのもいずれは避けられてしまうだろうな…。
そんな日を想像すると寂しくなっちゃう…。
「僕、フィンコック様の方が大好きですよ。」
「ん?」
「僕の一番はフィンコック様です。フィンコック様にぎゅってされると暖かくて柔らかくて良い香りがします。」
「僕もアデルバード様大好きだよっ」
「んふふ、知ってますよっ。」
「そっか。ふふふ」
ちゅっと頬にキスを受けたので僕も柔らかい頬にキスを贈った。
馬車に乗り込むアデルバード様を見送り、フランクリン様とももっとゆっくり話したかったがそれはまた次の機会にと約束した。
二人を見送り談話室に戻った。
あのクッションソファはアドルフの部屋に置くことにしたが、お父様とお兄様が帰ってくるまでは談話室に置いた。
二人にも試して欲しくて…気に入ってくれたら良いな。
夕方になりお父様とお兄様か帰ってきた。
一日逢えなかった寂しさからお父様に飛び付いてしまったが、僕のはしたない行動にもイヤな顔せず受け止めてくれる優しいお父様。
頬にキスを贈りあいお兄様にもお帰りなさいのキスをした。
夕食に間に合うように二人は急いで帰ってきてくれたらしい。
お父様はお母様を見るなり抱きしめてキスをした。
その姿はあの有名な絵画のように美しくお互いに心から愛し合っているのが伝わる。
僕の理想の夫婦だ。
羨ましくてお兄様の腕の中に収まり二人の光景を眺めていた。
「あっそうだお父様にお願いしていたクッションが届きました。」
「おぉ、あれが届いたのか?」
「はいっ今は談話室に置いてあります。皆に見せたあとはアドルフの部屋に置くつもりですっ」
「シャルはクッションが欲しかったのか?」
僕とお父様の会話を聞いていたお兄様は不思議な目をしていた。
確かにクッションと聞けばうちには沢山のクッションがあり、特別なクッションなんて聞いたことがない。
見たらびっくりするかな?
「んふふ。早くっ早くっ」
見て欲しくて談話室に急かしてしまう。
談話室に入れば一際目を引く大きなクッションがあった。
「…クッションとはあれの事か?」
「はいっおっきいクッションが欲しくてお父様にお願いしました。」
「お父様もお母様も早く早くっ」
「あぁ」
皆でクッションの側に集まり見つめていた。
「お父様とお母様早く座ってください。」
「あぁ」
「うん」
お父様とお母様が恐る恐る座った。
「おぉ」
「うわぁはははは、なにこれっ凄い。」
「そうでしょ、そうでしょ?んふふふ」
初めてのソファに二人は驚き何故僕達が興奮しているのかわからないお兄様がいた。
お父様とお母様が立ち上がり場所を譲ってくれた。
「次はお兄様ですよ?」
「シャルは座らないのか?」
「僕はもう座りました、お兄様に座って欲しいです。」
「二人で座れるんだろ?」
「はい、座れます。」
「なら、座ろう。」
「はい」
二人で座ると身体がゆっくり沈み込みクッションに包まれながら座った。
二人だけの世界はとても柔らかくて安心する、互いの温もりを感じで幸せな空間だ。
「お兄様どうですか?」
「これは凄いな。」
「んふふ。」
お兄様の身体に寄り添い腕を組んだ。
「お食事の準備が整いました。」
使用人の声に僕達は食堂に向かった。
食堂には既に皆揃っていて、僕はお兄様にエスコートされながら席についた。
僕から離れる際に頬にキスしてくれたのに浮かれ、皆の感情など分からなかった。
まさか、お兄様が皆を挑発させ試していたなんて。
もしかしたら皆は勘違いしているのかもしれないけど、お兄様と僕は本当にそんな関係じゃない。
お兄様は僕を守ってくれているだけ。
お父様とお兄様がいない時にこっそりとお母様に「何故お兄様に婚約者がいないの?」と尋ねたことがあった。
お母様は困り顔になりながらも教えてくれた。
「シャルは子供だったから忘れちゃったか…。」
えっ?僕が関係有るの?
過去にお兄様にも婚約者はいた…。
貴族の婚約は学園卒業後が多い中、お兄様の婚約は幼い時に決まった。
公爵家の婚約話であればすぐに話題になるので公表にも慎重だった…にも関わらず相手の婚約者が自身の誕生日パーティーで誰の許可もなく発表してしまったのだ。
その婚約は事実であり、婚約証明書にもサインを済ませていたので嘘にはならず、相手も子供なので許された…がそれから問題が生じ始めた。
公爵家の婚約者となり周囲の対応がガラリと変わったことで、相手の性格が激変してしまったのだ。
元々侯爵家出身で作法などは問題がなかったが、下位貴族に対してや商人や平民に対して目に余る行動をとりだした。
侯爵が必死に隠していたが噂は瞬く間に広がり、公爵の耳に届く頃には女王様のような振る舞いが出来上がっていた。
その頃にはお兄様は態度に出さずとも辟易して避け始めていたらしい。
貴族の婚約は簡単には解消できないのを理解していたので我慢していたのだ。
そんな時に一番側にいてお兄様大好きなシャルマンが彼を突き飛ばしてしまった。
なんでも、最近話題のカフェにお兄様とシャルマンの二人で楽しんでいた時に婚約者が現れ「自分も混ぜろ」と許可もなく加わり、「店内がうるさい」「もっと早く出せ」「平民を店から追い出せ」終いには「僕は未来のフィンコック公爵夫人なんだよ、こんな店すぐにでも潰せるんだから」と騒ぎ出し、シャルマンに対しても「婚約者の大事な時間を邪魔してはいけないよ?」と帰らせようとしたらしい。大好きなお兄様との時間を台無しにされ悔しくて突き飛ばしてしまったらしい。
それが切っ掛けで婚約は解消。
相手の行動に原因があるもシャルマンが突き飛ばしたのは事実の為、互いに慰謝料などはなく婚約解消は速やかに行われた。
大人達やお兄様は了承する中、お兄様の婚約者だけは納得できないと暴れ、我が家に乗り込んで来たらしい。
慌てた侯爵が謝罪に来て連れて帰ったがそんな事で大人しくなる相手ではなく、友人達にシャルマンに暴力を振るわれ婚約解消するしかなかったと手紙で訴えていたらしい。
公爵が気付いた頃にはかなりの家門に送られ、侯爵に抗議した。
侯爵の方も相手の家に乗り込んでも婚約が戻らない事を知り大人しくなったので諦めて反省したのだと思い監視を緩めてしまったらしく、その矢先にあのような手紙を贈り続けていた。
事実確認後、侯爵は公爵家に謝罪と慰謝料を払い元婚約者は修道院に入れたらしい。
手紙を送られた家門には侯爵が出向き誤解を解いたが、それでもシャルマンに悪評が残ってしまった。
それからお兄様には婚約者は存在せず、自身の所為でシャルマンに不名誉な噂が残ったことで罪悪感を感じ贖罪なのか更に大事にするようになったらしい。
お兄様の過剰な優しさはそこから生まれたようだった。
僕はもう婚約したから、お兄様にはお兄様の幸せを見つけて欲しい…。
お兄様との時間が減ってしまうのは淋しいが、お兄様にも幸せになって欲しいのは本心だ。
アデルバード様は「もっといる、僕も叔父様と泊まりたいです。」と言ってくれて嬉しい気持ちだったが仕方がない。
直前までフランクリン様に抱っこされて仲が良さそうにしていたので、僕の事は忘れられてしまったと思っていた。
こういうの何て言うんだろう?ツンデレ?飴と鞭?
やっぱりアデルバード様は小悪魔だ。
「アデルバード、明日は家庭教師の日だ。遅れたらアレクサンダーに怒られてしまうよ?」
「ぇっ…はぃ…」
真面目なアデルバード様はサボるなんて悪い事はしない。
「今度は僕から伺いますから…待っててくださいますか?」
「フィンコック様から?」
「はい」
「フィンコック様は僕の事好きですよね?」
「はい、大好きです。」
「んふふ、分かりました。フィンコック様が来るの待ってます。」
「はい」
良かった。
無事に解決?かなっ。
「フィンコック様?ぎゅってしますか?」
「はい」
アデルバード様は暖かく僕の腕の中に収まってしまう。
成長に連れてぎゅっとするのもいずれは避けられてしまうだろうな…。
そんな日を想像すると寂しくなっちゃう…。
「僕、フィンコック様の方が大好きですよ。」
「ん?」
「僕の一番はフィンコック様です。フィンコック様にぎゅってされると暖かくて柔らかくて良い香りがします。」
「僕もアデルバード様大好きだよっ」
「んふふ、知ってますよっ。」
「そっか。ふふふ」
ちゅっと頬にキスを受けたので僕も柔らかい頬にキスを贈った。
馬車に乗り込むアデルバード様を見送り、フランクリン様とももっとゆっくり話したかったがそれはまた次の機会にと約束した。
二人を見送り談話室に戻った。
あのクッションソファはアドルフの部屋に置くことにしたが、お父様とお兄様が帰ってくるまでは談話室に置いた。
二人にも試して欲しくて…気に入ってくれたら良いな。
夕方になりお父様とお兄様か帰ってきた。
一日逢えなかった寂しさからお父様に飛び付いてしまったが、僕のはしたない行動にもイヤな顔せず受け止めてくれる優しいお父様。
頬にキスを贈りあいお兄様にもお帰りなさいのキスをした。
夕食に間に合うように二人は急いで帰ってきてくれたらしい。
お父様はお母様を見るなり抱きしめてキスをした。
その姿はあの有名な絵画のように美しくお互いに心から愛し合っているのが伝わる。
僕の理想の夫婦だ。
羨ましくてお兄様の腕の中に収まり二人の光景を眺めていた。
「あっそうだお父様にお願いしていたクッションが届きました。」
「おぉ、あれが届いたのか?」
「はいっ今は談話室に置いてあります。皆に見せたあとはアドルフの部屋に置くつもりですっ」
「シャルはクッションが欲しかったのか?」
僕とお父様の会話を聞いていたお兄様は不思議な目をしていた。
確かにクッションと聞けばうちには沢山のクッションがあり、特別なクッションなんて聞いたことがない。
見たらびっくりするかな?
「んふふ。早くっ早くっ」
見て欲しくて談話室に急かしてしまう。
談話室に入れば一際目を引く大きなクッションがあった。
「…クッションとはあれの事か?」
「はいっおっきいクッションが欲しくてお父様にお願いしました。」
「お父様もお母様も早く早くっ」
「あぁ」
皆でクッションの側に集まり見つめていた。
「お父様とお母様早く座ってください。」
「あぁ」
「うん」
お父様とお母様が恐る恐る座った。
「おぉ」
「うわぁはははは、なにこれっ凄い。」
「そうでしょ、そうでしょ?んふふふ」
初めてのソファに二人は驚き何故僕達が興奮しているのかわからないお兄様がいた。
お父様とお母様が立ち上がり場所を譲ってくれた。
「次はお兄様ですよ?」
「シャルは座らないのか?」
「僕はもう座りました、お兄様に座って欲しいです。」
「二人で座れるんだろ?」
「はい、座れます。」
「なら、座ろう。」
「はい」
二人で座ると身体がゆっくり沈み込みクッションに包まれながら座った。
二人だけの世界はとても柔らかくて安心する、互いの温もりを感じで幸せな空間だ。
「お兄様どうですか?」
「これは凄いな。」
「んふふ。」
お兄様の身体に寄り添い腕を組んだ。
「お食事の準備が整いました。」
使用人の声に僕達は食堂に向かった。
食堂には既に皆揃っていて、僕はお兄様にエスコートされながら席についた。
僕から離れる際に頬にキスしてくれたのに浮かれ、皆の感情など分からなかった。
まさか、お兄様が皆を挑発させ試していたなんて。
もしかしたら皆は勘違いしているのかもしれないけど、お兄様と僕は本当にそんな関係じゃない。
お兄様は僕を守ってくれているだけ。
お父様とお兄様がいない時にこっそりとお母様に「何故お兄様に婚約者がいないの?」と尋ねたことがあった。
お母様は困り顔になりながらも教えてくれた。
「シャルは子供だったから忘れちゃったか…。」
えっ?僕が関係有るの?
過去にお兄様にも婚約者はいた…。
貴族の婚約は学園卒業後が多い中、お兄様の婚約は幼い時に決まった。
公爵家の婚約話であればすぐに話題になるので公表にも慎重だった…にも関わらず相手の婚約者が自身の誕生日パーティーで誰の許可もなく発表してしまったのだ。
その婚約は事実であり、婚約証明書にもサインを済ませていたので嘘にはならず、相手も子供なので許された…がそれから問題が生じ始めた。
公爵家の婚約者となり周囲の対応がガラリと変わったことで、相手の性格が激変してしまったのだ。
元々侯爵家出身で作法などは問題がなかったが、下位貴族に対してや商人や平民に対して目に余る行動をとりだした。
侯爵が必死に隠していたが噂は瞬く間に広がり、公爵の耳に届く頃には女王様のような振る舞いが出来上がっていた。
その頃にはお兄様は態度に出さずとも辟易して避け始めていたらしい。
貴族の婚約は簡単には解消できないのを理解していたので我慢していたのだ。
そんな時に一番側にいてお兄様大好きなシャルマンが彼を突き飛ばしてしまった。
なんでも、最近話題のカフェにお兄様とシャルマンの二人で楽しんでいた時に婚約者が現れ「自分も混ぜろ」と許可もなく加わり、「店内がうるさい」「もっと早く出せ」「平民を店から追い出せ」終いには「僕は未来のフィンコック公爵夫人なんだよ、こんな店すぐにでも潰せるんだから」と騒ぎ出し、シャルマンに対しても「婚約者の大事な時間を邪魔してはいけないよ?」と帰らせようとしたらしい。大好きなお兄様との時間を台無しにされ悔しくて突き飛ばしてしまったらしい。
それが切っ掛けで婚約は解消。
相手の行動に原因があるもシャルマンが突き飛ばしたのは事実の為、互いに慰謝料などはなく婚約解消は速やかに行われた。
大人達やお兄様は了承する中、お兄様の婚約者だけは納得できないと暴れ、我が家に乗り込んで来たらしい。
慌てた侯爵が謝罪に来て連れて帰ったがそんな事で大人しくなる相手ではなく、友人達にシャルマンに暴力を振るわれ婚約解消するしかなかったと手紙で訴えていたらしい。
公爵が気付いた頃にはかなりの家門に送られ、侯爵に抗議した。
侯爵の方も相手の家に乗り込んでも婚約が戻らない事を知り大人しくなったので諦めて反省したのだと思い監視を緩めてしまったらしく、その矢先にあのような手紙を贈り続けていた。
事実確認後、侯爵は公爵家に謝罪と慰謝料を払い元婚約者は修道院に入れたらしい。
手紙を送られた家門には侯爵が出向き誤解を解いたが、それでもシャルマンに悪評が残ってしまった。
それからお兄様には婚約者は存在せず、自身の所為でシャルマンに不名誉な噂が残ったことで罪悪感を感じ贖罪なのか更に大事にするようになったらしい。
お兄様の過剰な優しさはそこから生まれたようだった。
僕はもう婚約したから、お兄様にはお兄様の幸せを見つけて欲しい…。
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