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二章 ハーレムルート
婚約は…
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「なぁ、キスして良いか?」
「…だっ…だめ…」
「そのダメは俺が嫌いのダメなのか?」
「嫌い…?じゃないと思う…。」
「なら…」
「ぁっ…だめ…んふっん」
分かってる…。
このキスは…無理矢理じゃない。
だって僕…目を瞑っちゃってるから…。
「…ふぅん、答えは出たみたいだね?」
「?」
談話室には僕達しかいないはずなのに…誰の声?
「お…お母様っ」
「ん~仲が良いなぁとは思っていたけど~んふふ」
「いやっこれはそのっ…」
だめだ言葉が出てこない。
抵抗を見せるどころかキス受け入れちゃった…。
「シリクレッチ様はシャルの五番目の旦那になるけど、その辺理解してる?」
「はい、勿論。」
「シャルの独占は出来ないよ?」
…そう。
僕には既に婚約者が四人居ます。
「二人きりの時には独占するんで。」
「そう。シャル、僕は彼を認めるよ。あとの皆は自分で説得するんたよ?」
お母様が認めてしまったので僕も…もう覚悟するしかないよね。
「…はぃ。」
「アドルフおいでぇ、僕とお散歩しようね?」
シリクレッチ様の腕にいたアドルフを連れてお母様は談話室を出ていってしまい僕達二人きりになった。
「フィンコックは俺を婚約者の一人にしてくれるのか?」
「ぅん…ねぇ…本当に僕で良いの?」
「あぁ、フィンコックがいい。」
「…僕の…何処が?特別なことは出来ないし…僕には四人の婚約者がいる…もし僕が獣人だからって理由ならあまり期待しないで欲しいの…魔力もないし、出来ることって…まだ分かってないから…。」
「そんなのはどうでもいいんだ…フィンコックは婚約者を平等に愛してくれんだろ?」
「…ぅん」
皆の事大好きっ。
ライ一人に片寄ってはいけないって思っていたけど、最近では誰か一人って決められなくなってきてる。
「赤ん坊も魔力なんて関係ないんだろ?」
「ぅん」
魔法は使えたら楽しいなって思うけど、魔力がないからって子供を嫌ったりはしない。
「…フィンコックは…婚約者を何で選定する?」
何で?
「ん~、相手の事が大好きかどうか?」
「…ふふ、そう言うところ。」
「ん?」
シリクレッチ様の表情が一段と優しくなった。
僕は普通の事をいってるよね?
変わったことは何一つ…ん?
「そういうフィンコックに惹かれた。」
「ん?僕みたいな人は沢山いるでしょ?」
「フィンコックって愛されて育ったんだな?」
過去の僕はいてもいなくても分からないくらい存在感がなく家族も…僕じゃなければもっと幸せだったのかもと思うことがあった。
シャルマンがどう感じていたかは分からないが、家族の反応を見ると、とても愛されて育っていたと思う…。
それはシャルマンが愛されていることで僕は…どうなんだろう…。
「………。」
「そんなフィンコックに愛されてぇ。子育ての仕方も貴族では珍しいしな…。」
珍しい…確か全てを乳母に任せるっていうのが貴族なんだよね。
それだと僕がお母さんって忘れられそうだったから…。
アドルフに捨てられたくない…それだけ…。
「…ぅんん…違うの。」
「ん?何が違うんだ?」
「僕がアドルフの傍にいるのは、アドルフに忘れられたくないだけなの…」
「それでも子供にとっては、すげぇ幸せなことだと思う。」
「…だと良いけど…。」
「俺の理想だった。」
「だった?」
「…ふっ、俺の母さんは…愛人だったんだ。」
「えっ?」
愛人?
「本妻に子供が出来なかったんだ…。お…貴族様にとって子供が出来ないのは問題だ。そんな時に俺の母さんに白羽の矢がたったんだ。そして母さんは俺を身籠った…けど半年後には本妻にも子供が出来た。きっと本妻の執念だったんだろうな、自身より下の貴族に子が出来るなんて…父さんは魔力が高い方を後継者にと平等に俺達に接した。そんで俺達が七歳の時に魔力量検査を実施した。魔力量検査は成長過程で多少の誤差は有るが大体の器、許容量が分かるんだ。検査結果は俺の魔力はほぼ平均的で、本妻の方は魔力量が平均以上であり繊細な魔力と判断された。必要がなくなった俺と母さんはそれから直ぐに追い出され、離縁となって実家に戻された。それから母さんは俺を一切見ようとせず俺の存在を否定した…俺の姿を少しでも視界にいれると情緒不安定になるって事で俺は一人別邸を与えられていた。その頃の母さんは次第に衰弱していき…。その後俺は親戚に当たるシリクレッチ侯爵に引き取られた。彼らのところには子供がいなかったからな…。」
シリクレッチ様は言葉を濁したがきっとお母様は…。
僕が想像もしていなかった内容になんて声をかけて良いのかも分からない事を語られた…。
シリクレッチ様が僕に質問したこと…皆を平等に愛せるのか…、子供に魔力がなくても愛せるか…。
それはシリクレッチ様が欲しかったものなんだと思う…今でもお母さんに愛されたいと悲しみに囚われている…。
そんな話を聞いてしまったら尚更僕で良いのか不安になってしまう。
「僕で良いの?五番目の旦那様じゃなくて、シリクレッチ様ならたった一人の旦那様になれるよ?」
「ふふ、フィンコックを独り占め出来たら良いんだけどな…出来ないなら五番目で構わない。」
「………。」
どうして…。
「なぁ、婚約したら俺の事もあいつらと同じくらい愛してくれんだろ?」
「…ぅん」
「俺達に子供が出来て魔力がなくても捨てたりしないだろう?」
「捨てないっそんなこと絶対にしない。」
もしかして…シリクレッチ様も誰かに捨てられるのが怖いのかな…。
子供を捨てるなんて僕には考えすら無い。
「そんなフィンコックに惚れたんだ。」
「…僕みたいな人は沢山いるよ?」
僕は特別なんかじゃないのに…。
「俺の傍には居なかった…」
「これから…現れるかも…。」
沢山の人に会えば…。
「かもな…けど、フィンコックに愛されたい。」
「僕…に?」
どうして僕なんだろう…嬉しいけど、あまり僕を過大評価してほしくない。
「あぁ。」
「本当に僕で良いの?」
「あぁ」
「僕は欲張りだから…婚約したら離してあげないよ?」
「いいなそれっ」
嬉しそうに笑うシリクレッチ様が僕には分からない。
「良いの?僕の我が儘知ってるでしょ?他の人と…そういう事したら怒るよ?」
僕には沢山の婚約者がいるのに相手にはそれを許さない僕なんだよ?
「フィンコックに怒られたいなっ。」
「怒るだけじゃなく暴れちゃうよ?」
今なら婚約を考え直すこと出来るよ?
「暴れるくらい俺の事を見てくれんだろ?」
どうして楽しそうなの?
「…後悔…しない?」
するよ?絶対…。
僕は…そうだから。
「フィンコックと婚約できない方が後悔だな。」
「…良いの?本当に良いの?」
「あぁ、フィンコックがいい…俺を…フィンコックの家族にしてくれないか?」
「…か…ぞく?」
「…俺も…家族が欲しい…。」
シリクレッチ様の目から視線をそらすことが出来ない…。
「…ぅん…僕…シリクレッチ様の…婚約者になる。」
「…ありがとう…。」
「…だっ…だめ…」
「そのダメは俺が嫌いのダメなのか?」
「嫌い…?じゃないと思う…。」
「なら…」
「ぁっ…だめ…んふっん」
分かってる…。
このキスは…無理矢理じゃない。
だって僕…目を瞑っちゃってるから…。
「…ふぅん、答えは出たみたいだね?」
「?」
談話室には僕達しかいないはずなのに…誰の声?
「お…お母様っ」
「ん~仲が良いなぁとは思っていたけど~んふふ」
「いやっこれはそのっ…」
だめだ言葉が出てこない。
抵抗を見せるどころかキス受け入れちゃった…。
「シリクレッチ様はシャルの五番目の旦那になるけど、その辺理解してる?」
「はい、勿論。」
「シャルの独占は出来ないよ?」
…そう。
僕には既に婚約者が四人居ます。
「二人きりの時には独占するんで。」
「そう。シャル、僕は彼を認めるよ。あとの皆は自分で説得するんたよ?」
お母様が認めてしまったので僕も…もう覚悟するしかないよね。
「…はぃ。」
「アドルフおいでぇ、僕とお散歩しようね?」
シリクレッチ様の腕にいたアドルフを連れてお母様は談話室を出ていってしまい僕達二人きりになった。
「フィンコックは俺を婚約者の一人にしてくれるのか?」
「ぅん…ねぇ…本当に僕で良いの?」
「あぁ、フィンコックがいい。」
「…僕の…何処が?特別なことは出来ないし…僕には四人の婚約者がいる…もし僕が獣人だからって理由ならあまり期待しないで欲しいの…魔力もないし、出来ることって…まだ分かってないから…。」
「そんなのはどうでもいいんだ…フィンコックは婚約者を平等に愛してくれんだろ?」
「…ぅん」
皆の事大好きっ。
ライ一人に片寄ってはいけないって思っていたけど、最近では誰か一人って決められなくなってきてる。
「赤ん坊も魔力なんて関係ないんだろ?」
「ぅん」
魔法は使えたら楽しいなって思うけど、魔力がないからって子供を嫌ったりはしない。
「…フィンコックは…婚約者を何で選定する?」
何で?
「ん~、相手の事が大好きかどうか?」
「…ふふ、そう言うところ。」
「ん?」
シリクレッチ様の表情が一段と優しくなった。
僕は普通の事をいってるよね?
変わったことは何一つ…ん?
「そういうフィンコックに惹かれた。」
「ん?僕みたいな人は沢山いるでしょ?」
「フィンコックって愛されて育ったんだな?」
過去の僕はいてもいなくても分からないくらい存在感がなく家族も…僕じゃなければもっと幸せだったのかもと思うことがあった。
シャルマンがどう感じていたかは分からないが、家族の反応を見ると、とても愛されて育っていたと思う…。
それはシャルマンが愛されていることで僕は…どうなんだろう…。
「………。」
「そんなフィンコックに愛されてぇ。子育ての仕方も貴族では珍しいしな…。」
珍しい…確か全てを乳母に任せるっていうのが貴族なんだよね。
それだと僕がお母さんって忘れられそうだったから…。
アドルフに捨てられたくない…それだけ…。
「…ぅんん…違うの。」
「ん?何が違うんだ?」
「僕がアドルフの傍にいるのは、アドルフに忘れられたくないだけなの…」
「それでも子供にとっては、すげぇ幸せなことだと思う。」
「…だと良いけど…。」
「俺の理想だった。」
「だった?」
「…ふっ、俺の母さんは…愛人だったんだ。」
「えっ?」
愛人?
「本妻に子供が出来なかったんだ…。お…貴族様にとって子供が出来ないのは問題だ。そんな時に俺の母さんに白羽の矢がたったんだ。そして母さんは俺を身籠った…けど半年後には本妻にも子供が出来た。きっと本妻の執念だったんだろうな、自身より下の貴族に子が出来るなんて…父さんは魔力が高い方を後継者にと平等に俺達に接した。そんで俺達が七歳の時に魔力量検査を実施した。魔力量検査は成長過程で多少の誤差は有るが大体の器、許容量が分かるんだ。検査結果は俺の魔力はほぼ平均的で、本妻の方は魔力量が平均以上であり繊細な魔力と判断された。必要がなくなった俺と母さんはそれから直ぐに追い出され、離縁となって実家に戻された。それから母さんは俺を一切見ようとせず俺の存在を否定した…俺の姿を少しでも視界にいれると情緒不安定になるって事で俺は一人別邸を与えられていた。その頃の母さんは次第に衰弱していき…。その後俺は親戚に当たるシリクレッチ侯爵に引き取られた。彼らのところには子供がいなかったからな…。」
シリクレッチ様は言葉を濁したがきっとお母様は…。
僕が想像もしていなかった内容になんて声をかけて良いのかも分からない事を語られた…。
シリクレッチ様が僕に質問したこと…皆を平等に愛せるのか…、子供に魔力がなくても愛せるか…。
それはシリクレッチ様が欲しかったものなんだと思う…今でもお母さんに愛されたいと悲しみに囚われている…。
そんな話を聞いてしまったら尚更僕で良いのか不安になってしまう。
「僕で良いの?五番目の旦那様じゃなくて、シリクレッチ様ならたった一人の旦那様になれるよ?」
「ふふ、フィンコックを独り占め出来たら良いんだけどな…出来ないなら五番目で構わない。」
「………。」
どうして…。
「なぁ、婚約したら俺の事もあいつらと同じくらい愛してくれんだろ?」
「…ぅん」
「俺達に子供が出来て魔力がなくても捨てたりしないだろう?」
「捨てないっそんなこと絶対にしない。」
もしかして…シリクレッチ様も誰かに捨てられるのが怖いのかな…。
子供を捨てるなんて僕には考えすら無い。
「そんなフィンコックに惚れたんだ。」
「…僕みたいな人は沢山いるよ?」
僕は特別なんかじゃないのに…。
「俺の傍には居なかった…」
「これから…現れるかも…。」
沢山の人に会えば…。
「かもな…けど、フィンコックに愛されたい。」
「僕…に?」
どうして僕なんだろう…嬉しいけど、あまり僕を過大評価してほしくない。
「あぁ。」
「本当に僕で良いの?」
「あぁ」
「僕は欲張りだから…婚約したら離してあげないよ?」
「いいなそれっ」
嬉しそうに笑うシリクレッチ様が僕には分からない。
「良いの?僕の我が儘知ってるでしょ?他の人と…そういう事したら怒るよ?」
僕には沢山の婚約者がいるのに相手にはそれを許さない僕なんだよ?
「フィンコックに怒られたいなっ。」
「怒るだけじゃなく暴れちゃうよ?」
今なら婚約を考え直すこと出来るよ?
「暴れるくらい俺の事を見てくれんだろ?」
どうして楽しそうなの?
「…後悔…しない?」
するよ?絶対…。
僕は…そうだから。
「フィンコックと婚約できない方が後悔だな。」
「…良いの?本当に良いの?」
「あぁ、フィンコックがいい…俺を…フィンコックの家族にしてくれないか?」
「…か…ぞく?」
「…俺も…家族が欲しい…。」
シリクレッチ様の目から視線をそらすことが出来ない…。
「…ぅん…僕…シリクレッチ様の…婚約者になる。」
「…ありがとう…。」
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