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二章 ハーレムルート
不安を感じると猫化は戻りにくいらしい
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落ち着きを取り戻し体勢を変えて皆と話すも、僕はアレックスに身を寄せ離れることはなかった。
僕の非常識な行動にもお義兄様はなにも言わずに許してくれてる…呆れられたかな?
だけど今はアレックスと離れることが出来ないんです。
分かんないけど少しでも離れると不安で押し潰されそうで、気持ちに引っ張られているのか猫化もなかなか戻らなかった。
僕の状態もあり夕食はアデルバート様とは別にした。
先程気付かれたかは分からないが、万が一僕の耳や尻尾の事を屋敷以外の人に話してしまい、情報が漏れてしまうのは危険と考えてのことだった。
アテルバード様はまだ子供だから悪気はなくとも素直に話してしまう可能性がある。
僕だけならまだしも、僕に危害を加えるためにアデルバード様にも被害が及ばないためだった。
そうとは知らないアデルバード様は、僕に会いたそうにし悲しげな表情だったと使用人が教えてくれた。
そんなことを聞いてしまったら今すぐにでも会いに行きたい程、僕も会いたかったよ。
アレックスと二人だけの夕食を終え、部屋に戻れば入った瞬間に僕はアレックス抱き寄せられた。
夕食は食堂でアレックスと二人きりでも使用人はいる。
完全に二人だけの空間に戻り僕の方も心が落ち着いた。
「大丈夫ですか?」
「んにゃぁ」
「大丈夫ですよ?兄さんももう反対はしてませんから。」
「にゃん」
「猫…戻りませんね…。」
「にゃぁん」
アレックスの胸にグリグリとおでこを押し付ければ、お返しのように背中をポンポンと撫でてくれる。
「んにゃっ」
「ん?」
勢いよく顔を上げベッドのある方へと進み、アレックスを押し倒し覆い被さった。
鼻を押し付けてクンクンと匂いを嗅ぎ、衣服の上からより肌を直に嗅ぎたくなる。
「臭いですか?」
フワッ
「ふにゃ?にゃ゛ー」
なんでそんなことするの?
洗浄魔法で綺麗にされ香りも薄まってしまった。
再びクンクンするも先程よりも全然しなくなってしまった。
「なんでぇ…ん~バカバカバカ」
「そのままがよかったですか?」
「にゃん」
「次からはそうします、そんなに怒らないでください。」
アレックスの身体の上で抱き締められる。
重くないかな?
「…にゃん」
背中をポンポンと撫でていた手が移動していきズボンとパンツの中に潜っていった。
エッチな手付きを感じその先を待った。
尻尾の更に先のアレックスを受け入れている場所を撫でられ、その手付きを優しいと今までなら表現していたかもしれないが、今は焦らされて辛い。
「もぅ欲しいよ…アレックス頂戴?」
「ふふっ、良いですよ。」
ズボンとパンツを先に脱がされ身体を触りながら上の服も脱がされキスされていく。
「やっぱり痩せましたね。」
アレックスは僕の体重なんて気にすることなく、起き上がった。
僕の手を取りキスしていくのを僕も視線で追う。
ん~確かに手とか少し骨が分かりやすくなったかも…。
キスで確認され僕も認識していく。
「アレックスはどのくらいの僕が好き?」
「どんなルゥでも好きですが、今は心配になります。」
心配されてしまう程痩せたのか…。
「…うん。わかった、気を付けるね。」
「そうしてください。」
唇が重なりうっとりしてしまう。
気持ちよくアレックスの唇を堪能していると移動した先できつく吸われ痕が色濃く残る。
もう…皆同じ所に痕付けたがるから、なかなか消えてくれない。
消えて欲しくないんだけど、僕の身体には至るところに痕があり消える気配がなかった。
プールなんてものはないから人前で服を脱ぐことはないから良いんだけど、ふとした時に見付けてしまうと嬉しくあるが恥ずかしさもほんの少しあった。
ヤバイかも…恥ずかしさが薄れているような…。
あぁ、僕ってどんどん破廉恥になっていく…。
アレックスのが今すぐにでも欲しいのに今日はとても丁寧だ。
もしかして僕の身体って僕が思っている以上に痩せてエッチに支障を来たすレベルだったりして?だから、こんなもどかしい抱き方されてるの?
そんなの嫌っ。
求められてるって分かるような、もっと激しいのが好きなのっ。
これから僕も皆みたいに鍛えるべきかも…エッチの為に鍛えるぞっおー。
「ルゥ?考え事ですか?」
「にゃっ…」
「余裕があるみたいなんで、大丈夫ですね?」
笑顔で聞かれるもちょっぴり怖くてその後は、僕の好きな激しめなエッチが始まった。
アレックスの動きに身体がずり上がったり、勝手に声が出ちゃうやつ。
奥の奥まで届いてしまいそうな抱き方は、涙が出るほど身体は喜んでいた。
僕の非常識な行動にもお義兄様はなにも言わずに許してくれてる…呆れられたかな?
だけど今はアレックスと離れることが出来ないんです。
分かんないけど少しでも離れると不安で押し潰されそうで、気持ちに引っ張られているのか猫化もなかなか戻らなかった。
僕の状態もあり夕食はアデルバート様とは別にした。
先程気付かれたかは分からないが、万が一僕の耳や尻尾の事を屋敷以外の人に話してしまい、情報が漏れてしまうのは危険と考えてのことだった。
アテルバード様はまだ子供だから悪気はなくとも素直に話してしまう可能性がある。
僕だけならまだしも、僕に危害を加えるためにアデルバード様にも被害が及ばないためだった。
そうとは知らないアデルバード様は、僕に会いたそうにし悲しげな表情だったと使用人が教えてくれた。
そんなことを聞いてしまったら今すぐにでも会いに行きたい程、僕も会いたかったよ。
アレックスと二人だけの夕食を終え、部屋に戻れば入った瞬間に僕はアレックス抱き寄せられた。
夕食は食堂でアレックスと二人きりでも使用人はいる。
完全に二人だけの空間に戻り僕の方も心が落ち着いた。
「大丈夫ですか?」
「んにゃぁ」
「大丈夫ですよ?兄さんももう反対はしてませんから。」
「にゃん」
「猫…戻りませんね…。」
「にゃぁん」
アレックスの胸にグリグリとおでこを押し付ければ、お返しのように背中をポンポンと撫でてくれる。
「んにゃっ」
「ん?」
勢いよく顔を上げベッドのある方へと進み、アレックスを押し倒し覆い被さった。
鼻を押し付けてクンクンと匂いを嗅ぎ、衣服の上からより肌を直に嗅ぎたくなる。
「臭いですか?」
フワッ
「ふにゃ?にゃ゛ー」
なんでそんなことするの?
洗浄魔法で綺麗にされ香りも薄まってしまった。
再びクンクンするも先程よりも全然しなくなってしまった。
「なんでぇ…ん~バカバカバカ」
「そのままがよかったですか?」
「にゃん」
「次からはそうします、そんなに怒らないでください。」
アレックスの身体の上で抱き締められる。
重くないかな?
「…にゃん」
背中をポンポンと撫でていた手が移動していきズボンとパンツの中に潜っていった。
エッチな手付きを感じその先を待った。
尻尾の更に先のアレックスを受け入れている場所を撫でられ、その手付きを優しいと今までなら表現していたかもしれないが、今は焦らされて辛い。
「もぅ欲しいよ…アレックス頂戴?」
「ふふっ、良いですよ。」
ズボンとパンツを先に脱がされ身体を触りながら上の服も脱がされキスされていく。
「やっぱり痩せましたね。」
アレックスは僕の体重なんて気にすることなく、起き上がった。
僕の手を取りキスしていくのを僕も視線で追う。
ん~確かに手とか少し骨が分かりやすくなったかも…。
キスで確認され僕も認識していく。
「アレックスはどのくらいの僕が好き?」
「どんなルゥでも好きですが、今は心配になります。」
心配されてしまう程痩せたのか…。
「…うん。わかった、気を付けるね。」
「そうしてください。」
唇が重なりうっとりしてしまう。
気持ちよくアレックスの唇を堪能していると移動した先できつく吸われ痕が色濃く残る。
もう…皆同じ所に痕付けたがるから、なかなか消えてくれない。
消えて欲しくないんだけど、僕の身体には至るところに痕があり消える気配がなかった。
プールなんてものはないから人前で服を脱ぐことはないから良いんだけど、ふとした時に見付けてしまうと嬉しくあるが恥ずかしさもほんの少しあった。
ヤバイかも…恥ずかしさが薄れているような…。
あぁ、僕ってどんどん破廉恥になっていく…。
アレックスのが今すぐにでも欲しいのに今日はとても丁寧だ。
もしかして僕の身体って僕が思っている以上に痩せてエッチに支障を来たすレベルだったりして?だから、こんなもどかしい抱き方されてるの?
そんなの嫌っ。
求められてるって分かるような、もっと激しいのが好きなのっ。
これから僕も皆みたいに鍛えるべきかも…エッチの為に鍛えるぞっおー。
「ルゥ?考え事ですか?」
「にゃっ…」
「余裕があるみたいなんで、大丈夫ですね?」
笑顔で聞かれるもちょっぴり怖くてその後は、僕の好きな激しめなエッチが始まった。
アレックスの動きに身体がずり上がったり、勝手に声が出ちゃうやつ。
奥の奥まで届いてしまいそうな抱き方は、涙が出るほど身体は喜んでいた。
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