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二章 ハーレムルート
痕は考えてから付けましょう
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「あぁぁぁあん……はっんんはぁはぁはぁ」
身体の中に熱いものを感じてパタンとリックに倒れ、優しく抱き締められて頭を撫でられていた。
「気持ち良かった。」
「本当?」
「シャルマンの中はいつだって気持ちいいよ。」
「んへへ。」
中にリックのモノを感じたままリックの身体の上で癒された。
「もうそろそろ朝食だね、風呂行ってから食堂に行こっか?」
「ぅん……ぁんっ」
リックにより起こされただけなのに、感じちゃった。
「そんな声だして誘ってるの?」
「…そう…かも…」
「ふふ」
後頭部を押さえられ貪るようなキスを受けた。
まだ続けたかったが二人でお風呂場に移動し、リックに泡泡にされた身体で抱き付いた。
「そうだ、耳と尻尾出せる?」
「んにゃ?」
「洗ってみたいな。」
「んっ……。」
集中すると耳と尻尾を出すことができた。
「まずは耳からね?」
「んっ。」
泡だらけの手で毛むくじゃらの耳を撫でられ確りと洗われ、尻尾に移り泡だらけにされ僕の黒い尻尾が白くなっていた。
根本から先まで洗われると無自覚に身体をリックに擦り付けエッチを求めていた。
リックを見上げながら誘うような視線を送り続け、首に腕を回して引き寄せ唇を重ねた。
僕の思いが通じたのか泡だらけのリックの指が僕の中に入ってきた。
さっきまでしてたから解さなくてもいいのに、リックは優しい。
抱き付きリックのモノをお腹で感じつつも僕の身体で擦り続け刺激した。
「もう一回していい?」
優しい…。
僕がリックを誘ったつもりなのに、リックは自分が欲情してしまったから誘ったようにしてくれる。
「ぅん…して。リックの…もっと欲しい。」
リックに誘われてじゃなく僕が欲しいと伝えたかったけど…伝わったかな?
「壁に手着いて。」
「んっ」
腰を着き出すように手を付き、熱くて太いリックが再び僕の中に戻ってきた。
戻ってきたのが嬉しくて、動く前から締め付けてしまい腰にリックの腕が回り引き寄せられ、耳元で「今の態と?」と囁かれた。
「うんん、身体がリックの離したくないって…」
「待っててくれた?」
「うん」
「そっか…なら、ただいま。」
「んっおかえりなさい。」
リックが動く度に身体が喜び壁に向かって喘ぎ声をあげ続けた。
ぎゅっと抱き締められ背中にリックを感じる。
「このまま、いられたらいいのに。」
「うん」
振り向いたら僕の望みが伝わったのかリックの唇が触れていた。
本当ならもっと余韻に浸っていたかったが、朝食を遅刻するわけにはいかない。
婚約者の家に挨拶に来て皆との朝食を朝エッチで遅刻なんて絶対ダメ。
淋しいけど繋がりを解いて、泡を流しお風呂を出た。
リックの服を借りて食堂へ目指していたが、ふとリックの首に目が行くと今朝付けたばかりの僕の痕がハッキリと残っていた。
嬉しいけど、焦りだした。
だって、ここは学園でも僕の屋敷でもなく婚約者の屋敷挨拶の為に来たのに…。
家族のご厚意で婚約者と一緒の部屋に泊まらせてもらったのに、首に何個も痕付けるなんて考えが無さすぎる。
僕のバカ。
…あっ、食堂に着いちゃった…。
身体の中に熱いものを感じてパタンとリックに倒れ、優しく抱き締められて頭を撫でられていた。
「気持ち良かった。」
「本当?」
「シャルマンの中はいつだって気持ちいいよ。」
「んへへ。」
中にリックのモノを感じたままリックの身体の上で癒された。
「もうそろそろ朝食だね、風呂行ってから食堂に行こっか?」
「ぅん……ぁんっ」
リックにより起こされただけなのに、感じちゃった。
「そんな声だして誘ってるの?」
「…そう…かも…」
「ふふ」
後頭部を押さえられ貪るようなキスを受けた。
まだ続けたかったが二人でお風呂場に移動し、リックに泡泡にされた身体で抱き付いた。
「そうだ、耳と尻尾出せる?」
「んにゃ?」
「洗ってみたいな。」
「んっ……。」
集中すると耳と尻尾を出すことができた。
「まずは耳からね?」
「んっ。」
泡だらけの手で毛むくじゃらの耳を撫でられ確りと洗われ、尻尾に移り泡だらけにされ僕の黒い尻尾が白くなっていた。
根本から先まで洗われると無自覚に身体をリックに擦り付けエッチを求めていた。
リックを見上げながら誘うような視線を送り続け、首に腕を回して引き寄せ唇を重ねた。
僕の思いが通じたのか泡だらけのリックの指が僕の中に入ってきた。
さっきまでしてたから解さなくてもいいのに、リックは優しい。
抱き付きリックのモノをお腹で感じつつも僕の身体で擦り続け刺激した。
「もう一回していい?」
優しい…。
僕がリックを誘ったつもりなのに、リックは自分が欲情してしまったから誘ったようにしてくれる。
「ぅん…して。リックの…もっと欲しい。」
リックに誘われてじゃなく僕が欲しいと伝えたかったけど…伝わったかな?
「壁に手着いて。」
「んっ」
腰を着き出すように手を付き、熱くて太いリックが再び僕の中に戻ってきた。
戻ってきたのが嬉しくて、動く前から締め付けてしまい腰にリックの腕が回り引き寄せられ、耳元で「今の態と?」と囁かれた。
「うんん、身体がリックの離したくないって…」
「待っててくれた?」
「うん」
「そっか…なら、ただいま。」
「んっおかえりなさい。」
リックが動く度に身体が喜び壁に向かって喘ぎ声をあげ続けた。
ぎゅっと抱き締められ背中にリックを感じる。
「このまま、いられたらいいのに。」
「うん」
振り向いたら僕の望みが伝わったのかリックの唇が触れていた。
本当ならもっと余韻に浸っていたかったが、朝食を遅刻するわけにはいかない。
婚約者の家に挨拶に来て皆との朝食を朝エッチで遅刻なんて絶対ダメ。
淋しいけど繋がりを解いて、泡を流しお風呂を出た。
リックの服を借りて食堂へ目指していたが、ふとリックの首に目が行くと今朝付けたばかりの僕の痕がハッキリと残っていた。
嬉しいけど、焦りだした。
だって、ここは学園でも僕の屋敷でもなく婚約者の屋敷挨拶の為に来たのに…。
家族のご厚意で婚約者と一緒の部屋に泊まらせてもらったのに、首に何個も痕付けるなんて考えが無さすぎる。
僕のバカ。
…あっ、食堂に着いちゃった…。
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