【完結】ハーレムルートには重要な手掛かりが隠されています

天冨七緒

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二章 ハーレムルート

ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい

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皆で談話室に行くのかなと思ったけど、僕の部屋に向かっていた。
その道中誰一人言葉を発する事なく歩き続け、僕の肩や腰に回るライとエドの腕は力強く逃げられないように捕まれているという感覚だった。

もしかして二人…三人は怒っているのかな?

なんだか怖くて部屋について欲しくないのに、ライとエドの歩幅が広く腰や肩を持たれているのでかなりの早さで進んでいた。
部屋に着くや否やエドによって服のボタンが外されていく…先程アレックスに留めてもらったばかりなのに…。
ライはソファに座り僕達を眺め、リックは後ろから僕のズボンとパンツをストンと落としてしまった。
瞬く間に僕だけが裸にされ、二人に快感を高められていく。

「みんなっ…どうしっ…むっあむっんん」

エドにキスされたというより言葉を封じられてしまい、お尻はリックの指を待ち望んでいたかのように受け入れていた。
抵抗を示していた腕は縋り付くようにエドを離すことができず、お尻も指だけでは物足りなくなり始める。
こんな状況でも僕の身体は快楽を求め喜び、指が引き抜かれ次に来るであろうリックのモノに期待していた。

「リックの期待してんのか?」

「…へっ?……んっんっむっんん」

エドの鋭い視線に射ぬかれ答えることが出来ずいると、唇を塞がれ余計な言葉は聞きたくないというエドの気持ちが伝わってきた。
なんて答えれば良かったのか答えが出ないまま、エドのキスに応えていた。
腰を抱えられリックのモノが僕の中に入ると足が浮いてしまい、必死に背伸びをしてバランスを保とうとすると自然とエドを掴む手に力が入る。

「ぁっんんっんエッドォんっ…んぁんんやぁんんっあっあっあんっん」

唇が離されるとエッチな声が止めどなく溢れ自分の声を聞きたくなくて唇を塞いで欲しいのに、エドは唇から離れていきリックの突き上げが激しくなった。
エドは既に僕の唇より胸に興味を持っていかれ、大きな口で胸を食べられ遠慮なく吸われていく。
折角アレックスが残してくれたモノがエドによって全てを空にされる勢いだった。
「だめ」と抵抗したいのにリックから後ろから突き上げられると、必然的にエドに胸を押し付けてしまう。
アドルフの分が~と言いたいのに、口からは「あっあんっんっあっんぁっぁあんっんあ゛っんん゛あ゛っ」としか喋れない。
言葉を忘れてしまうほど快楽に支配されていた。
視界の角にライが映るも、助けてくれる様子もなくソファに座り続けていた。

「ふっ、もう出ないな…アドルフに怒られなっ。」

「…ぁっ……」

耳元で囁くエドの言葉で意識をエドに戻すと、胸についた母乳一滴さえも残さないエドにより綺麗に舐め取られていた。
僕の母乳は全てエドに飲まれてしまった…エドによる計画的犯行。

「んぁっエドォ…」

どうしてそんなことするの?と視線で訴えてもエドの目は笑っていなかった。
リックと繋がったままで、必死に背伸びをしていた僕の両膝を抱え完全に宙に浮かされてしまった。

「フレデリック、両膝抱えてくれるか?」

「あぁ」

エドに言われリックが僕の膝を抱えた。
エドに見せ付けるように開かれている姿は羞恥心しかない。

恥ずかしい…こんな姿見ないで…。

リックのを受け入れているところにエドの指が入り込み更に広げられていく。
何故そんなことをするのかなんて考えられず、言葉を忘れ獣のように喘ぎ声をあげ続けていた。
イヤらしい姿をこんな間近に誰かに見られるなんて、僕の知識にはない。
皆でしてもこんな変態プレイなんて縁がないと思っていた。
なんとなく、綺麗な顔の人はそんなことをしないし考えたりもしないだろうって決めつけていた。
エドとの距離が縮まりリックを受け入れているところに指とは別の何かが触れた。
指が引き抜かれるのと入れ替わりに、抉じ開けられるように何かが入ってくる。
僕は声も出せず口をパクパクさせることしかできず、自分が泣いていることにも気付かない程の強烈な刺激だった。

僕は今、二人のを受け入れている。

呼吸さえ出来なくなる刺激に意識が遠退きそうになる。
許容範囲を越える二人の行為は僕の中を壊すのではないかという恐怖と苦しみを植え付けていき、無意識にエドに助けを求めた。

「やっ…助けっエド…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…」

「大丈夫だ、俺のを受け入れただけだ。」

おかしくなったように謝罪を口にする僕に、エドは優しく頬に触れキスで安心をくれる。
リックも異様な僕の状態に気付き首筋へのキスで落ち着かせてくれるが、それでも身体の痙攣は治まらなかった。
二人のモノを同時に受け入れるなんてあり得ないことだと思う。

お尻壊れちゃう。

二人は動かずいてくれているけど、優しさとは思えなかった。
様々な感情や二人の行為を頭が受け入れ始めると、僕のお尻は二人を感じたくてきゅっと締め付けていた。
僕の意思とは別に身体が勝手に二人を離さない。
そんなことをしてしまえば二人がこの後どうするかなんて考えなくても分かるからぁ…。

ほらっ…んっんぁっ。

少しでもバラバラな動きをされると、僕の身体は快感を見逃さなかった。
僕が獣人だからてはなく、二人が僕を獣にしていく。
言葉を忘れ本能だけの生き物になってしまった。
言葉を発したいのに獣のような鳴き声しか出せない現実が恐ろしくて、再び涙が溢れていく。
二人は僕の中が狭く思うように動けないにも関わらず、それでもバラバラな動きをしようとしている。
僕はもう強烈な快感に耐えられずされるがままで、二人が僕の中に放つ頃には意識を手放していた。
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