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二章 ハーレムルート
お母様と
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休暇でアドルフを連れて屋敷に戻ることになり、その間皆と出来なくて不安な部分もあった。
これだけ毎日エッチな事をして、一人になったら僕どうなっちゃうかな?
フェロモンが暴走したりしないよね?
誰か…一緒に来てくれないかな?
エッチのない生活…耐えられるかな?
乳母と共にアドルフを連れ、馬車に乗りフィンコック邸を目指した。
ライ、アレックス、エド、リックの四人に見送られ、騎士に守られながら屋敷を目指す。
アドルフは乳母の腕の中で眠っている。
見れば見るほどライに似ているなぁ。
誰が見てもライの子供だとわかる。
馬車が停車して屋敷に着いたことを知り、窓から確認するとお母様と使用人数名が出迎え扉が開き一歩踏み出せば両脇に騎士が待機して万が一に備えてくれた。
無事に降り立ちお母様と向き合った。
「おかえり。」
「ただいま戻りました。」
「疲れただろ?まずは屋敷に入ろうか。」
「はい」
談話室に案内された。
「アドルフは元気そうだね。」
「はい」
「ライアン様にどんどん似てきたね。」
誰が見てもそうだよね?
ライにそっくりな僕の子。
「そうなんです。」
「きっと逞しい子になるね。」
「んふ。はい。」
「アドルフはあまり泣かないね。」
「そうですか?」
「シャルの時は誰か側にいないと、すぐに泣いていたんだよ。」
「えっ僕そうだったの?」
「そっ、乳母を三人体勢にして僕やデクランも時間があれば側にいたんだ。」
「…ご迷惑を…」
赤ちゃんとはいえ、乳母を増やしてしまうだなんて。
シャルマンは赤ちゃんの頃からワガママだったのかな?
「ふふ、楽しかったよ。当時は大変だって思っていたけど、今じゃいい思い出。」
「本当に?」
「シャルは赤ちゃんの頃から可愛かったんだよ、僕達に笑顔を向けてくれた時はこっちまで笑顔になった。シャルの笑顔は皆を幸せにしてくれたよ。」
「………」
ごめんなさい。
僕は本当のシャルマンでは…本物のシャルマンは…。
本当の事伝えなきゃ…。
「アドルフの世話は大変?」
「へっ?」
「僕は全然、ほとんどを乳母に…」
「卒業するまではね、仕方ないよ。」
「…僕、ちゃんとお母さん出来るかな?」
「してるよ。お母さんに正解もなにもないんだから。アドルフの側にいるだけで充分だよ、今だって幸せそうな顔してる。」
「…ぅん」
お母様の言葉は素直に嬉しかった。
アドルフは…可愛いっ。
「次は誰の子を産むか決まってるの?」
「ふへっ?」
「順番として、ギノフォード先生かな?」
「…ぅん。卒業したらって…。」
「そう?僕はいつでも良いと思っているけどね。」
そうなの?
「学生のうちはってお父様が…」
「デクランはシャルを取られたくないだけ。子供が産まれたら嬉しいものだよ。子供がシャルに似ていたら大騒ぎするだろうね。」
「…怒らない?」
「怒らないよ。その代わり見せに来ないと拗ねちゃうよ。」
「んふ、わかった。お母様もアドルフ抱く?」
「良いの?」
「勿論。」
お母様にアドルフを手渡すと、アドルフは泣くこともなくお母様の顔を目線を逸らすこと無く見続けていた。
これだけ毎日エッチな事をして、一人になったら僕どうなっちゃうかな?
フェロモンが暴走したりしないよね?
誰か…一緒に来てくれないかな?
エッチのない生活…耐えられるかな?
乳母と共にアドルフを連れ、馬車に乗りフィンコック邸を目指した。
ライ、アレックス、エド、リックの四人に見送られ、騎士に守られながら屋敷を目指す。
アドルフは乳母の腕の中で眠っている。
見れば見るほどライに似ているなぁ。
誰が見てもライの子供だとわかる。
馬車が停車して屋敷に着いたことを知り、窓から確認するとお母様と使用人数名が出迎え扉が開き一歩踏み出せば両脇に騎士が待機して万が一に備えてくれた。
無事に降り立ちお母様と向き合った。
「おかえり。」
「ただいま戻りました。」
「疲れただろ?まずは屋敷に入ろうか。」
「はい」
談話室に案内された。
「アドルフは元気そうだね。」
「はい」
「ライアン様にどんどん似てきたね。」
誰が見てもそうだよね?
ライにそっくりな僕の子。
「そうなんです。」
「きっと逞しい子になるね。」
「んふ。はい。」
「アドルフはあまり泣かないね。」
「そうですか?」
「シャルの時は誰か側にいないと、すぐに泣いていたんだよ。」
「えっ僕そうだったの?」
「そっ、乳母を三人体勢にして僕やデクランも時間があれば側にいたんだ。」
「…ご迷惑を…」
赤ちゃんとはいえ、乳母を増やしてしまうだなんて。
シャルマンは赤ちゃんの頃からワガママだったのかな?
「ふふ、楽しかったよ。当時は大変だって思っていたけど、今じゃいい思い出。」
「本当に?」
「シャルは赤ちゃんの頃から可愛かったんだよ、僕達に笑顔を向けてくれた時はこっちまで笑顔になった。シャルの笑顔は皆を幸せにしてくれたよ。」
「………」
ごめんなさい。
僕は本当のシャルマンでは…本物のシャルマンは…。
本当の事伝えなきゃ…。
「アドルフの世話は大変?」
「へっ?」
「僕は全然、ほとんどを乳母に…」
「卒業するまではね、仕方ないよ。」
「…僕、ちゃんとお母さん出来るかな?」
「してるよ。お母さんに正解もなにもないんだから。アドルフの側にいるだけで充分だよ、今だって幸せそうな顔してる。」
「…ぅん」
お母様の言葉は素直に嬉しかった。
アドルフは…可愛いっ。
「次は誰の子を産むか決まってるの?」
「ふへっ?」
「順番として、ギノフォード先生かな?」
「…ぅん。卒業したらって…。」
「そう?僕はいつでも良いと思っているけどね。」
そうなの?
「学生のうちはってお父様が…」
「デクランはシャルを取られたくないだけ。子供が産まれたら嬉しいものだよ。子供がシャルに似ていたら大騒ぎするだろうね。」
「…怒らない?」
「怒らないよ。その代わり見せに来ないと拗ねちゃうよ。」
「んふ、わかった。お母様もアドルフ抱く?」
「良いの?」
「勿論。」
お母様にアドルフを手渡すと、アドルフは泣くこともなくお母様の顔を目線を逸らすこと無く見続けていた。
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