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二章 ハーレムルート
皆を大人しく待ちます
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皆のキスが気持ちよすぎるからだめなんだよ。
だけど気持ち良くないキスは嫌だしなぁ。
学園に戻ったらキスも出来ないのか…。
「…やだな。」
待ってるだけってすること無い。
はぁ、つまんないよぉ。
さっき寝ちゃったからなぁ眠くないよぉ。
眠く…にゃぃ…。
僕が悪いんじゃない、ソファに座っていると暖かい日差しに包まれぬくぬくと…。
かちゃ
扉が開くと同時にパチッと目が覚めた。
あたかも眠ってませんでしたよぉ、と言うように彼らを出迎えた。
急いで駆け寄り抱きついた。
「大人しくしてたか?」
「にゃん」
「まだ猫なのか?」
「もう大丈夫だよん…んふふ。」
ライの大きい身体に収まるの好き安心する。
ライの全部が好きすぎて困る。
「ラァイ」
僕の甘えた声で何を求めているのかすぐに気付いて欲しいものをくれる。
今は勿論気持ちの良いキスしてる。
身長差がありすぎて、もう爪先は床に着いておらずライに持ち上げられていた。
唇が離れても床には下ろして貰えず、ソファに座るライの膝の上に股がって座っていた。
「待ったか?」
「ぅん待ってた…んふふ」
ライの首に腕を回して安心しきっていた。
「お前ら二人で楽しんでんなよ。」
忘れてた。
ライの他にもエドとリックも一緒だった。
「……ぁっん」
振り向こうと身体を捩ると、服の上から胸を揉まれた。
ライの腕は先程から僕の腰にある…ということは…エド?
「んっやぁんっエッドォ」
胸の突起を摘ままれて、こんな意地悪な触り方はエドだと分かる。
近くにある顔がエドだった。
「もぅ、エ…むっんんぁんんっん」
抗議しようとするも呆気なく唇を塞がれてしまい言葉を飲み込まれていく。
服が捲られ唇が離れた瞬間脱がされてしまった。
なんだろう、すごく恥ずかしい。
学園だから?皆に見られてるから?
「シャルマン」
名前を呼ばれ声のした方を見ると、熱に浮かされたような表情のリックがいた。
「僕もしたい。」
「んっ」
胸をライにしゃぶられ、背中をエドに噛まれながら僕は今横にいるリックとエッチなキスをしている。
もう腰がムズムズしちゃう。
これ絶対耳も尻尾も出ちゃうと確信した。
案の定僕の耳は毛むくじゃらになり尻尾も現れていた。
「おっ出たな。」
「へ?」
「触っても良いですか?」
「ん?ぅん」
エドもリックも冷静になり僕の耳と尻尾に夢中だった。
突然放り出されたように二人の興味はそちらに向いてしまい、淋しくなり胸にしゃぶりついているライの頭をさらに抱き締めてた。
「ぁっんんやぁんんぁっんんふ…二人とも…それ…ぁっんん気持ちよすぎてフェロモン出ちゃいそっ。」
二人の動きが止まった。
耳を触っていたリックも尻尾の付け根から先っぽまでを何度も撫でるエドの手も気持ちよすぎてムズムズしちゃう。
「両方とも性感帯らしい、やり過ぎるとフェロモンを暴走させるから加減しろよ。」
胸から離れたライが説明してくれた。
僕が言うべきなんだろうけど、気持ち良くて伝えるのを躊躇ってしまった。
だって…流れで皆とエッチ出来るから…。
「危ねぇ。」
「…教えておいて欲しかった…。」
「……ライのバカッ」
「「「………」」」
僕の言葉で何を求めていたのか多分三人共気付いたはず。
僕のフェロモンが暴走したら一日は記憶を失うエッチになる。
以前経験済みなので明日が休みでない限りしようとは思わないし、させてくれない。
僕のフェロモンに耐性が出来ているとは言え、我慢できるのは数分。
その後には理性ぶっ壊しての激しいエッチになる。
皆に記憶が残っているのかは分からないけど、気持ち良かったのだけは覚えてる。
皆のエッチな顔も少しだけ記憶にある。
あれもう一度体験したいな…。
「フェロモン出して良い?」
「「「ダメだっ」」」
三人に強めに拒絶されてしまった。
「ふぇぇん…」
ライに抱き付きながら尻尾でパシパシと抗議した。
「休憩時間には限度があるからな。」
「ん゛~」
分かってる…分かってるけど…。
皆で気持ち良くさせといてパッと止めちゃうのって酷い。
「ルマン、服着ようぜっ。」
「…ふんっ」
素直になるタイミングがわからない。
どうしよう…。
「…そんな怒んなよ、今日は俺だろ?いっぱいしようぜ。」
「…いっぱい?」
「あぁ、だから機嫌直せよ…なっ。」
「…んっ……ゃっん…」
服を着せられながら、するりと大きいズボンの隙間に手が入り握られた。
袖から腕を出す前にエドの手を止めにはいった。
こんなにされてもしてくれないんだもん、辛いよぉ。
「エドバルド、ずるいぞっ」
リックの言葉でエドの手が残酷にもするりと僕から離れていった。
「ん゛~皆酷ぃ」
「悪い…」
項にお詫びの印をエドがくれた。
「それじゃ足りない…もっと…」
エドは僕の項、首、肩と唇が触れ大きめの服を指でずらされながら沢山印をくれた。
背後からのエドの唇に感じすぎたのが原因なのか、目の前にいたライの手が僕の服の中に。
また皆が気持ち良くするのに、最後までしてくれない拷問。
僕がちゃんと拒絶できれば良いんだけど、流されちゃうというか受け入れてしまう…自ら望んで自身を追い詰めてしまう。
現在進行形の快楽にとてつもなく弱い僕だった。
二人の愛撫が気持ち良すぎる中、リックだけが側にいてくれない。
袖から腕を通しリックに手を伸ばした。
僕の大好きな手に触れると胸が熱くなる。
頬まで導きリックの手を慈しむように抱き締めた。
だけど気持ち良くないキスは嫌だしなぁ。
学園に戻ったらキスも出来ないのか…。
「…やだな。」
待ってるだけってすること無い。
はぁ、つまんないよぉ。
さっき寝ちゃったからなぁ眠くないよぉ。
眠く…にゃぃ…。
僕が悪いんじゃない、ソファに座っていると暖かい日差しに包まれぬくぬくと…。
かちゃ
扉が開くと同時にパチッと目が覚めた。
あたかも眠ってませんでしたよぉ、と言うように彼らを出迎えた。
急いで駆け寄り抱きついた。
「大人しくしてたか?」
「にゃん」
「まだ猫なのか?」
「もう大丈夫だよん…んふふ。」
ライの大きい身体に収まるの好き安心する。
ライの全部が好きすぎて困る。
「ラァイ」
僕の甘えた声で何を求めているのかすぐに気付いて欲しいものをくれる。
今は勿論気持ちの良いキスしてる。
身長差がありすぎて、もう爪先は床に着いておらずライに持ち上げられていた。
唇が離れても床には下ろして貰えず、ソファに座るライの膝の上に股がって座っていた。
「待ったか?」
「ぅん待ってた…んふふ」
ライの首に腕を回して安心しきっていた。
「お前ら二人で楽しんでんなよ。」
忘れてた。
ライの他にもエドとリックも一緒だった。
「……ぁっん」
振り向こうと身体を捩ると、服の上から胸を揉まれた。
ライの腕は先程から僕の腰にある…ということは…エド?
「んっやぁんっエッドォ」
胸の突起を摘ままれて、こんな意地悪な触り方はエドだと分かる。
近くにある顔がエドだった。
「もぅ、エ…むっんんぁんんっん」
抗議しようとするも呆気なく唇を塞がれてしまい言葉を飲み込まれていく。
服が捲られ唇が離れた瞬間脱がされてしまった。
なんだろう、すごく恥ずかしい。
学園だから?皆に見られてるから?
「シャルマン」
名前を呼ばれ声のした方を見ると、熱に浮かされたような表情のリックがいた。
「僕もしたい。」
「んっ」
胸をライにしゃぶられ、背中をエドに噛まれながら僕は今横にいるリックとエッチなキスをしている。
もう腰がムズムズしちゃう。
これ絶対耳も尻尾も出ちゃうと確信した。
案の定僕の耳は毛むくじゃらになり尻尾も現れていた。
「おっ出たな。」
「へ?」
「触っても良いですか?」
「ん?ぅん」
エドもリックも冷静になり僕の耳と尻尾に夢中だった。
突然放り出されたように二人の興味はそちらに向いてしまい、淋しくなり胸にしゃぶりついているライの頭をさらに抱き締めてた。
「ぁっんんやぁんんぁっんんふ…二人とも…それ…ぁっんん気持ちよすぎてフェロモン出ちゃいそっ。」
二人の動きが止まった。
耳を触っていたリックも尻尾の付け根から先っぽまでを何度も撫でるエドの手も気持ちよすぎてムズムズしちゃう。
「両方とも性感帯らしい、やり過ぎるとフェロモンを暴走させるから加減しろよ。」
胸から離れたライが説明してくれた。
僕が言うべきなんだろうけど、気持ち良くて伝えるのを躊躇ってしまった。
だって…流れで皆とエッチ出来るから…。
「危ねぇ。」
「…教えておいて欲しかった…。」
「……ライのバカッ」
「「「………」」」
僕の言葉で何を求めていたのか多分三人共気付いたはず。
僕のフェロモンが暴走したら一日は記憶を失うエッチになる。
以前経験済みなので明日が休みでない限りしようとは思わないし、させてくれない。
僕のフェロモンに耐性が出来ているとは言え、我慢できるのは数分。
その後には理性ぶっ壊しての激しいエッチになる。
皆に記憶が残っているのかは分からないけど、気持ち良かったのだけは覚えてる。
皆のエッチな顔も少しだけ記憶にある。
あれもう一度体験したいな…。
「フェロモン出して良い?」
「「「ダメだっ」」」
三人に強めに拒絶されてしまった。
「ふぇぇん…」
ライに抱き付きながら尻尾でパシパシと抗議した。
「休憩時間には限度があるからな。」
「ん゛~」
分かってる…分かってるけど…。
皆で気持ち良くさせといてパッと止めちゃうのって酷い。
「ルマン、服着ようぜっ。」
「…ふんっ」
素直になるタイミングがわからない。
どうしよう…。
「…そんな怒んなよ、今日は俺だろ?いっぱいしようぜ。」
「…いっぱい?」
「あぁ、だから機嫌直せよ…なっ。」
「…んっ……ゃっん…」
服を着せられながら、するりと大きいズボンの隙間に手が入り握られた。
袖から腕を出す前にエドの手を止めにはいった。
こんなにされてもしてくれないんだもん、辛いよぉ。
「エドバルド、ずるいぞっ」
リックの言葉でエドの手が残酷にもするりと僕から離れていった。
「ん゛~皆酷ぃ」
「悪い…」
項にお詫びの印をエドがくれた。
「それじゃ足りない…もっと…」
エドは僕の項、首、肩と唇が触れ大きめの服を指でずらされながら沢山印をくれた。
背後からのエドの唇に感じすぎたのが原因なのか、目の前にいたライの手が僕の服の中に。
また皆が気持ち良くするのに、最後までしてくれない拷問。
僕がちゃんと拒絶できれば良いんだけど、流されちゃうというか受け入れてしまう…自ら望んで自身を追い詰めてしまう。
現在進行形の快楽にとてつもなく弱い僕だった。
二人の愛撫が気持ち良すぎる中、リックだけが側にいてくれない。
袖から腕を通しリックに手を伸ばした。
僕の大好きな手に触れると胸が熱くなる。
頬まで導きリックの手を慈しむように抱き締めた。
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