141 / 414
二章 ハーレムルート
朝のお風呂タイムは危険です
しおりを挟む
ばたん
お風呂場の扉の閉まる大きな音が、僕の心臓を早めた。
後ろにいるギノフォード先生に上の服を脱がされ、ズボンとパンツはライアン様に脱がされた。
二人はこれ以上僕には触れず、浴室に一人追いやられた。
僕はどうしたら良いのかわからない不安な気持ちのまま、二人が来るのを待った。
不安な時に胸の前で手を組んでしまうのは多分僕の癖で、その体勢で二人を出迎えた。
緊張しながら僕は二人に一切逆らうことせず、邪魔にならないようにお人形になった。
二人はエッチな事はせず、僕の身体を隅々まで洗ってくれる。
指の間も丁寧に泡だらけにされた。
恥ずかしという感情は消え去り、黙々と作業する二人に申し訳なくなってくる。
確り洗われエドバルド様を受け入れていた箇所も泡だらけの指で出し入れされた。
エッチな雰囲気ではないのに、僕のイヤらしい身体は反応してしまう。
「洗ってるだけだろ?」
低いライアン様の声にびくんと身体が恐怖を感じた。
「ご、ごめんなさぃ。」
その後もライアン様もギノフォード先生も淡々と僕の弱い箇所を清潔さを取り戻す為に泡まみれにしていく。
「ごめんなさぃ…ごめんなさい…ごめんにゃしゃぃ。」
二人の怒りが怖くて何度も謝った。
二人が待っていたのに、二人の目の前でエッチな行為をしてしまった事。
二人は僕の身体を綺麗にしてくれようとしているのに、僕の身体がイヤらしく反応している事。
きっと、まだ反省しなきゃいけないこと沢山有るんだと思う。
それらを考えると二人に嫌われてしまうのではと不安になっていく。
「フィンコック…良いですか?」
ギノフォード先生が僕に許可を尋ねるので無言で頷いた。
何が?なんて聞かなくても分かる。
ギノフォード先生のモノが当たり「来る」と感じると息を吸い先生を待った。
伏せていた目線をライアンに向ければ、目があったと同時に先生が入り込んできた。
僕はライアン様の目を見ながら、ギノフォード先生を受け入れていた。
ライアン様を求め、キスを強請った。
ゆっくりライアン様の顔が近づき唇を待つも、一向に唇が触れなかった。
瞼を開ければ目の前にライアン様がいた。
「キス…してやんねぇ。」
「えっ」
ライアン様は僕の首に唇を落とし、胸や臍に降り僕のモノに触れた。
後ろからのギノフォード先生の突き上げと、ライアン様の口の温もりに喘ぎ声が止まらない。
中でギノフォード先生のを感じると僕もライアン様の口に出してしまった。
立ったまま二人同時って普段の僕にはレベルが高かったみたいで足に力が入らなくなり、ギノフォード先生に支えられていた。
僕の中に放ったばかりのモノが、太ももを伝う感覚があった。
涙目でライアン様を見上げても何時もと違って冷たいように見える。
「ラ、ライアン様?」
全身をシャワーで流され痕跡が消えていく。
エドバルド様のもフレデリック様のも…そしてギノフォード先生さえも。
洗浄魔法を掛け、消したのはライアン様だった。
僕達は浴室を出て風魔法で水気を飛ばし、再び服を着た。
部屋に戻るとソファには何も気にしていない二人が寛ぐように座っていた。
僕はソファまで歩くのに苦労して、無言でライアン様に支えられた。
ソファに座っても気まずい空気のままだった。
したばっかりのライアン様とギノフォード先生より、エドバルド様の方が余裕そうに見える。
空気を読んで、ギノフォード先生とエドバルド様が皆の分の朝食を取りに行き、部屋にはライアン様とフレデリック様と僕の三人が残った。
僕はライアン様の機嫌が悪いままなのが気になって仕方がない。
お風呂場の扉の閉まる大きな音が、僕の心臓を早めた。
後ろにいるギノフォード先生に上の服を脱がされ、ズボンとパンツはライアン様に脱がされた。
二人はこれ以上僕には触れず、浴室に一人追いやられた。
僕はどうしたら良いのかわからない不安な気持ちのまま、二人が来るのを待った。
不安な時に胸の前で手を組んでしまうのは多分僕の癖で、その体勢で二人を出迎えた。
緊張しながら僕は二人に一切逆らうことせず、邪魔にならないようにお人形になった。
二人はエッチな事はせず、僕の身体を隅々まで洗ってくれる。
指の間も丁寧に泡だらけにされた。
恥ずかしという感情は消え去り、黙々と作業する二人に申し訳なくなってくる。
確り洗われエドバルド様を受け入れていた箇所も泡だらけの指で出し入れされた。
エッチな雰囲気ではないのに、僕のイヤらしい身体は反応してしまう。
「洗ってるだけだろ?」
低いライアン様の声にびくんと身体が恐怖を感じた。
「ご、ごめんなさぃ。」
その後もライアン様もギノフォード先生も淡々と僕の弱い箇所を清潔さを取り戻す為に泡まみれにしていく。
「ごめんなさぃ…ごめんなさい…ごめんにゃしゃぃ。」
二人の怒りが怖くて何度も謝った。
二人が待っていたのに、二人の目の前でエッチな行為をしてしまった事。
二人は僕の身体を綺麗にしてくれようとしているのに、僕の身体がイヤらしく反応している事。
きっと、まだ反省しなきゃいけないこと沢山有るんだと思う。
それらを考えると二人に嫌われてしまうのではと不安になっていく。
「フィンコック…良いですか?」
ギノフォード先生が僕に許可を尋ねるので無言で頷いた。
何が?なんて聞かなくても分かる。
ギノフォード先生のモノが当たり「来る」と感じると息を吸い先生を待った。
伏せていた目線をライアンに向ければ、目があったと同時に先生が入り込んできた。
僕はライアン様の目を見ながら、ギノフォード先生を受け入れていた。
ライアン様を求め、キスを強請った。
ゆっくりライアン様の顔が近づき唇を待つも、一向に唇が触れなかった。
瞼を開ければ目の前にライアン様がいた。
「キス…してやんねぇ。」
「えっ」
ライアン様は僕の首に唇を落とし、胸や臍に降り僕のモノに触れた。
後ろからのギノフォード先生の突き上げと、ライアン様の口の温もりに喘ぎ声が止まらない。
中でギノフォード先生のを感じると僕もライアン様の口に出してしまった。
立ったまま二人同時って普段の僕にはレベルが高かったみたいで足に力が入らなくなり、ギノフォード先生に支えられていた。
僕の中に放ったばかりのモノが、太ももを伝う感覚があった。
涙目でライアン様を見上げても何時もと違って冷たいように見える。
「ラ、ライアン様?」
全身をシャワーで流され痕跡が消えていく。
エドバルド様のもフレデリック様のも…そしてギノフォード先生さえも。
洗浄魔法を掛け、消したのはライアン様だった。
僕達は浴室を出て風魔法で水気を飛ばし、再び服を着た。
部屋に戻るとソファには何も気にしていない二人が寛ぐように座っていた。
僕はソファまで歩くのに苦労して、無言でライアン様に支えられた。
ソファに座っても気まずい空気のままだった。
したばっかりのライアン様とギノフォード先生より、エドバルド様の方が余裕そうに見える。
空気を読んで、ギノフォード先生とエドバルド様が皆の分の朝食を取りに行き、部屋にはライアン様とフレデリック様と僕の三人が残った。
僕はライアン様の機嫌が悪いままなのが気になって仕方がない。
32
お気に入りに追加
2,876
あなたにおすすめの小説
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

嫌われ者の長男
りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....


【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺
福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。
目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。
でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい…
……あれ…?
…やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ…
前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。
1万2000字前後です。
攻めのキャラがブレるし若干変態です。
無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形)
おまけ完結済み

十二年付き合った彼氏を人気清純派アイドルに盗られて絶望してたら、幼馴染のポンコツ御曹司に溺愛されたので、奴らを見返してやりたいと思います
塔原 槇
BL
会社員、兎山俊太郎(とやま しゅんたろう)はある日、「やっぱり女の子が好きだわ」と言われ別れを切り出される。彼氏の売れないバンドマン、熊井雄介(くまい ゆうすけ)は人気上昇中の清純派アイドル、桃澤久留美(ももざわ くるみ)と付き合うのだと言う。ショックの中で俊太郎が出社すると、幼馴染の有栖川麗音(ありすがわ れおん)が中途採用で入社してきて……?

鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる