120 / 414
二章 ハーレムルート
エッチ禁止令の三日間
しおりを挟む
エッチ禁止令一日目。
服はちょっとずらして尻尾を自由にさせ、だらしない格好にも慣れてきた。
早く試験終わらないかなぁと、暇があれば思っている。
勉強してご飯を食べてまた勉強。
皆が試験をしているんだから僕も真面目にならないと。
少し外の空気を感じて一人の時間を過ごしていく。
試験中だから、食事を運んでくれる先生はキスもしてくれなくなった。
ライアン様に気を使っての事らしい。
日が落ちて夕暮れ時になって、人々の輪郭をぼやかしてくれるのに…先生は僕に触れることは無かった。
それよりも…
怒られた。
僕が先生の服のポケットにパンツを隠したのがバレた。
何故入れたのかと聞かれ「ちょっとした出来心で」と正直に答えた。
何故か分からないが、この棟にいると普段と違う思考になる。
ずっとここから出られなくなるんじゃないかって不安が僕を支配する。
僕を忘れて欲しくなくてイタズラのつもりだったの…ずっと部屋でライアン様は試験のために来られないし、先生もすぐに居なくなるから…。
抱き寄せられズボンが落ちた。
エッチ禁止は中止?
エッチ禁止だから頑張って考えないようにしていたが、エッチな事されるのかな?と思うと身体が疼き出す。
ぱん
「ひゃん」
お尻がお尻が。
「悪い子にはお仕置きです。」
ぱんぱんぱん
お尻を直接叩かれた。
「ひゃんひゃぁんあぁん」
ふぇえん、ただイタズラしただけなのに…。
う゛う゛ぇん…ごめんなさいぃ…。
ヒリヒリするよ…なんだか最後知りたくないものにも気付いたような気がしたけど、気付かない振りをして痛いお尻を労った。
これはきっと欲求不満から来るもので僕の性癖じゃない…きっと。
「もうしないから許ちて。」
これからはちゃんとパンツ履きます。
先生からお尻を解放され、その後はちゃんとパンツを履いてからズボンを履いた。
座る時に痛くて「ふぇっ」と変な悲鳴をあげてしまい、先生にも確り聞かれた。
お尻…痛いよぉ。
エッチ禁止令二日目。
朝からなんだかどんよりしてる。
これは天気の所為ではない。
お尻ムズムズしてる気がする。
誰も僕に触れてくれないから…。
朝食でも先生は穏やかな笑みだけですぐに部屋を出ていってしまった。
部屋で一人だとどうしてもだらけてしまい、勉強にも身が入らない。
椅子に座っているとあの事を思い出してしまう。
ライアン様に勉強を教わりながら、気持ちいいことされたのを。
ライアン様の香りに胸板の感触を思い出し、大きな手で胸や僕のモノに触られたことも。
「はぁっんっんライアン様っんっんふっんんっ」
ライアン様の手を思い出しながら無意識のうちに自分のモノに手を伸ばし一人エッチしていた。
だけど、なかなかイケない。
「ライアン様…ライアン様っライアン様っライアン様ぁ」
何度呼んでも気持ちよくイケなかった。
「ふっふぇっんんっんすんすんっすんっ」
どうすれば良いの?
恐る恐る指を奥に宛がった。
うまく出来ず先生とした時のように足を開いた。
こんな格好恥ずかしくて、今は勉強に集中しなきゃいけないのに止められなかった。
「んっんっふっんっあっんふぅんっんっあっんっせんせっんん゛ん゛」
なんとかイッた…けど、なにか足りない。
二人の手じゃないから淋しい。
ドロドロになった僕の手。
徐に手を舌を出してペロッと舐めた。
「美味しくない…。」
先生はどうしてこんなものを?
はぁ…二人が欲しい…。
まだ、お昼だけど気分転換にお風呂に入った。
泡風呂で長湯してしまい、ちょっと逆上せてしまったが気分転換にはなった。
後一日、後一日を頑張れば…。
エッチ禁止令三日目。
今日が終われば今日さえ終わればエッチできる。
少し長めのお風呂に入り念入りに体を洗った。
柑橘系の香りを身に纏い、早くライアン様が来ないかとそわそわしていた。
「ふふふ~ん」
鼻唄を歌うほど僕は思いっきり浮かれていた…食事を運んでくれた先生の言葉を聞くまでは。
「今回の試験はかなりの難易度であり、疲労もかなりのものだったと。なので今日は彼は来ることはできないてしょう。」
「ふぇっ…ライアンさまこないの?…せんせいは?」
「私も試験の採点など有りますから…。」
「えっえっえっ…だって…」
ライアン様が来ると思って…。
沢山エッチしてもらおうって…エッチな事いっぱい考えちゃって…。
「…フィンコック、サンチェスターに明日来るよう伝えます。」
「ぅ゛ぅ゛っ…はぃ゛っ」
大人しく食事を始めた。
身体の奥がウズウズしているのがちょっと不安だった。
まだ、大丈夫だよね?
服はちょっとずらして尻尾を自由にさせ、だらしない格好にも慣れてきた。
早く試験終わらないかなぁと、暇があれば思っている。
勉強してご飯を食べてまた勉強。
皆が試験をしているんだから僕も真面目にならないと。
少し外の空気を感じて一人の時間を過ごしていく。
試験中だから、食事を運んでくれる先生はキスもしてくれなくなった。
ライアン様に気を使っての事らしい。
日が落ちて夕暮れ時になって、人々の輪郭をぼやかしてくれるのに…先生は僕に触れることは無かった。
それよりも…
怒られた。
僕が先生の服のポケットにパンツを隠したのがバレた。
何故入れたのかと聞かれ「ちょっとした出来心で」と正直に答えた。
何故か分からないが、この棟にいると普段と違う思考になる。
ずっとここから出られなくなるんじゃないかって不安が僕を支配する。
僕を忘れて欲しくなくてイタズラのつもりだったの…ずっと部屋でライアン様は試験のために来られないし、先生もすぐに居なくなるから…。
抱き寄せられズボンが落ちた。
エッチ禁止は中止?
エッチ禁止だから頑張って考えないようにしていたが、エッチな事されるのかな?と思うと身体が疼き出す。
ぱん
「ひゃん」
お尻がお尻が。
「悪い子にはお仕置きです。」
ぱんぱんぱん
お尻を直接叩かれた。
「ひゃんひゃぁんあぁん」
ふぇえん、ただイタズラしただけなのに…。
う゛う゛ぇん…ごめんなさいぃ…。
ヒリヒリするよ…なんだか最後知りたくないものにも気付いたような気がしたけど、気付かない振りをして痛いお尻を労った。
これはきっと欲求不満から来るもので僕の性癖じゃない…きっと。
「もうしないから許ちて。」
これからはちゃんとパンツ履きます。
先生からお尻を解放され、その後はちゃんとパンツを履いてからズボンを履いた。
座る時に痛くて「ふぇっ」と変な悲鳴をあげてしまい、先生にも確り聞かれた。
お尻…痛いよぉ。
エッチ禁止令二日目。
朝からなんだかどんよりしてる。
これは天気の所為ではない。
お尻ムズムズしてる気がする。
誰も僕に触れてくれないから…。
朝食でも先生は穏やかな笑みだけですぐに部屋を出ていってしまった。
部屋で一人だとどうしてもだらけてしまい、勉強にも身が入らない。
椅子に座っているとあの事を思い出してしまう。
ライアン様に勉強を教わりながら、気持ちいいことされたのを。
ライアン様の香りに胸板の感触を思い出し、大きな手で胸や僕のモノに触られたことも。
「はぁっんっんライアン様っんっんふっんんっ」
ライアン様の手を思い出しながら無意識のうちに自分のモノに手を伸ばし一人エッチしていた。
だけど、なかなかイケない。
「ライアン様…ライアン様っライアン様っライアン様ぁ」
何度呼んでも気持ちよくイケなかった。
「ふっふぇっんんっんすんすんっすんっ」
どうすれば良いの?
恐る恐る指を奥に宛がった。
うまく出来ず先生とした時のように足を開いた。
こんな格好恥ずかしくて、今は勉強に集中しなきゃいけないのに止められなかった。
「んっんっふっんっあっんふぅんっんっあっんっせんせっんん゛ん゛」
なんとかイッた…けど、なにか足りない。
二人の手じゃないから淋しい。
ドロドロになった僕の手。
徐に手を舌を出してペロッと舐めた。
「美味しくない…。」
先生はどうしてこんなものを?
はぁ…二人が欲しい…。
まだ、お昼だけど気分転換にお風呂に入った。
泡風呂で長湯してしまい、ちょっと逆上せてしまったが気分転換にはなった。
後一日、後一日を頑張れば…。
エッチ禁止令三日目。
今日が終われば今日さえ終わればエッチできる。
少し長めのお風呂に入り念入りに体を洗った。
柑橘系の香りを身に纏い、早くライアン様が来ないかとそわそわしていた。
「ふふふ~ん」
鼻唄を歌うほど僕は思いっきり浮かれていた…食事を運んでくれた先生の言葉を聞くまでは。
「今回の試験はかなりの難易度であり、疲労もかなりのものだったと。なので今日は彼は来ることはできないてしょう。」
「ふぇっ…ライアンさまこないの?…せんせいは?」
「私も試験の採点など有りますから…。」
「えっえっえっ…だって…」
ライアン様が来ると思って…。
沢山エッチしてもらおうって…エッチな事いっぱい考えちゃって…。
「…フィンコック、サンチェスターに明日来るよう伝えます。」
「ぅ゛ぅ゛っ…はぃ゛っ」
大人しく食事を始めた。
身体の奥がウズウズしているのがちょっと不安だった。
まだ、大丈夫だよね?
32
お気に入りに追加
2,864
あなたにおすすめの小説
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
俺は北国の王子の失脚を狙う悪の側近に転生したらしいが、寒いのは苦手なのでトンズラします
椿谷あずる
BL
ここはとある北の国。綺麗な金髪碧眼のイケメン王子様の側近に転生した俺は、どうやら彼を失脚させようと陰謀を張り巡らせていたらしい……。いやいや一切興味がないし!寒いところ嫌いだし!よし、やめよう!
こうして俺は逃亡することに決めた。
やめて抱っこしないで!過保護なメンズに囲まれる!?〜異世界転生した俺は死にそうな最弱プリンスだけど最強冒険者〜
ゆきぶた
BL
異世界転生したからハーレムだ!と、思ったら男のハーレムが出来上がるBLです。主人公総受ですがエロなしのギャグ寄りです。
短編用に登場人物紹介を追加します。
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
あらすじ
前世を思い出した第5王子のイルレイン(通称イル)はある日、謎の呪いで倒れてしまう。
20歳までに死ぬと言われたイルは禁呪に手を出し、呪いを解く素材を集めるため、セイと名乗り冒険者になる。
そして気がつけば、最強の冒険者の一人になっていた。
普段は病弱ながらも執事(スライム)に甘やかされ、冒険者として仲間達に甘やかされ、たまに兄達にも甘やかされる。
そして思ったハーレムとは違うハーレムを作りつつも、最強冒険者なのにいつも抱っこされてしまうイルは、自分の呪いを解くことが出来るのか??
✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎
お相手は人外(人型スライム)、冒険者(鍛冶屋)、錬金術師、兄王子達など。なにより皆、過保護です。
前半はギャグ多め、後半は恋愛思考が始まりラストはシリアスになります。
文章能力が低いので読みにくかったらすみません。
※一瞬でもhotランキング10位まで行けたのは皆様のおかげでございます。お気に入り1000嬉しいです。ありがとうございました!
本編は完結しましたが、暫く不定期ですがオマケを更新します!
悪役側のモブになっても推しを拝みたい。【完結】
瑳来
BL
大学生でホストでオタクの如月杏樹はホストの仕事をした帰り道、自分のお客に刺されてしまう。
そして、気がついたら自分の夢中になっていたBLゲームのモブキャラになっていた!
……ま、推しを拝めるからいっか! てな感じで、ほのぼのと生きていこうと心に決めたのであった。
ウィル様のおまけにて完結致しました。
長い間お付き合い頂きありがとうございました!
嫌われ者の長男
りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる