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一章 純愛…ルート
ご褒美
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試験結果が発表されてよく頑張ったってライアン様に誉めてもらった。
フフフ、ご褒美ご褒美っ。
何して貰おうかなぁ。
部屋で浮かれながらライアン様が来るのを待った。
ガチャ
ロックが解除される音を聞き、パタパタと急いで扉を目指せばライアン様が立っていた。
嬉しくてライアン様に手を伸ばせば、ライアン様も僕を受け入れて抱きしめてくれた。
凄く幸せ。
「試験三十八位なんて驚いた、頑張ったんだな。」
「うん。」
「魔法の試験で倒れたって聞いたぞ、大丈夫だったのか?」
「うん、もう大丈夫っ。」
「シャル。」
「ライアン様ぁ。」
「ん?」
「ご褒美ちょーだいっ。」
「あぁ、何して欲しい?」
「………ライアン様…。」
「なんだよ?」
「………僕の事嫌いになら無いで…。」
「…ならねぇよ。」
「どんな僕でも?」
「あぁ、どんなシャルでも嫌わねぇよ。」
「………僕が…エッチで…淫乱でも?」
ライアン様になんて思われるか怖かったけど、本当の僕を知って欲しかった…。
「………」
「や、やっぱりなんでも無いです。」
ライアン様は何も言ってくれなかった。
きっと、僕みたいなやつがそんなこと言っちゃいけなかったんだ。
言うんじゃなかった。
この場から消えちゃいたい。
「シャルっ」
逃げる僕をライアン様から抱きしめてくれた。
「言えよ、何して欲しい?」
耳元で囁かれる声に感じちゃう。
久し振りのライアン様の体温。
香りが鼻腔をくすぐる。
久し振りのライアン様だからかな?
身体がゾワゾワする。
これが興奮してるって事かな?
「………。」
「聞かせろよ、エッチなシャルを。」
「………いっぱい…いろんな事…一緒にしたい…。」
余り考えられなくなってる。
早くライアン様が欲しい。
「いろんな事ってなんだよ?」
「…う…後ろ…からとか…立ったままとか……目隠しとか……縛られるの……。」
恥ずかしい以上に変態な僕を受け入れてくれるのか不安でしかなかった。
やっぱり言わない方が良かったかも…。
こんなの小説の中だけなのかもしれない。
現実でする人なんていないのかも…あぁ、言うんじゃなかった。
変態って思われた…。
嫌われたらどうしよう…。
「ぁんっ」
制服の上からお尻を揉まれた。
お尻というより、ライアン様を受け入れる場所を刺激される。
「それだけか?」
「ぇっ?」
「叶えてやるよ。」
ライアン様に従い導かれるままベッドの上に座らされ、背後から制服を脱がされていく。
ライアン様の温もりや息遣いを耳元や首、背中で感じる。
「…ぼ……」
「ん、なんだ?」
「僕…だけ裸は…。」
「あぁ」
ライアン様が離れていき振り向いて良いのか分からないまま、バサバサと衣服が床に落ちる音が聞こえライアン様が制服を脱いでいるんだと思う。
再び背後から抱きしめられ、ライアン様の素肌を感じる。
この世界には女の子は居ないけど、ライアンは僕の胸をよく触っていると思う。薄くて柔らかくない僕の胸って価値があるのかな?
不安から背中を丸めていき、両手でライアン様の手を抱えるように自身の身体を守っていた。
今までは慣れない行為に付いていくのに必死で、自分の身体でライアン様が気持ちよくなってくれているのかまでは考えたことがなかった。
今だって自分の欲望を押し付けてしまっていたことに漸く気付けたくらいだ。
気付いてしまうと急に不安になってきた。
「シャル」
耳元で名前を呼ばれ振り返れば、心配顔なライアン様と目があった。
「怖いか?」
黙った首を振った。
怖くない、怖くないけど不安に支配されていく。
ギュッと力強くライアン様に抱きしめられる。
「大丈夫だ。」
「ぅん」
首筋に擽ったい優しいキスをしてくれる。
ライアン様の大きな手で身体を支えられ、背中にもキスを沢山受けゆっくりベッドへ沈んでいった。
普通にうつ伏せになるのではなく、腰を高くした状態にされる恥ずかしい体勢をとっていた。
ライアン様はいつものように洗浄魔法を掛け液体を塗り込んでいく。
僕は快感を耐えるようにシーツを握りしめ、枕に顔を埋めて声を掻き消した。
後ろを解されながら前も扱かれ、僕だけ感じたくないのに気持ち良くて涙が出た。
この涙には悲しみも含まれている気がした。
「んっふっんふぅんんっんふっんふぅんん」
気持ちいいのに悲しくなる。
指を増やされていき、クチュクチュという音が聞こえてくる。
「大丈夫か?」
「……んっ…ぁっ」
指が引き抜かれ、僕に確認してからライアン様のが入ってくる。
「…はっふぅっふはぁっ」
今日のライアン様はいつもよりゆっくり入って来ているように感じる。
きっと僕が怖がっていると思い気遣ってくれていた。
その優しささえ今は苦しく、シーツを握る手に力が入る。
「シャルっ」
名前を呼ばれてもどう反応して良いのか分からなかった。
背中全体に温もりを感じ、シーツを握りしめている手にライアン様の手が重なった。
手を緩めライアン様の指に指を絡める光景を、枕から顔を上げ見ていた。
「シャルなに考えているんだ?」
「………ん……っく……ひっく」
「…怖かったのか?」
初めて聞く、焦ったようなライアン様の声だった。
僕は首を振った。
「…ラ、ライアン様は…気持ちいい?……僕だけ…気持ちいいの…ヤダ…よぉっ…」
「気持ちいいに決まってんだろっ。」
「ぁっん゛っ…。」
僕の腰を引き寄せ奥まで入った。
「んっふぅんん………本当…に、気持ちいい?ぼくの、身体っ。」
「わかんねぇのかよ、俺の身体がどうなってんのか?」
「はぁっはぁっんっんっふぅんっ……お、おっきくなってる」
「ははっ、そうだよシャルが俺をそうさせてる…わかんだろ?何でこうなるのか。」
「………んん」
「シャルの身体…気持ち良すぎんだよ……なぁもう、動いて良いか?」
「………んっ」
「なぁ、もう良いよな?」
ライアン様は動き出しながら確認してくる。
「…ん?はぃ」
「シャルが何も知らなそうだから、あんましなかったがこれからいろんな事して良いんだよな?」
「えっ?」
「そろそろ加減しなくて良いよな?」
…今まで僕の事を考えて加減をしてくれてていたのはなんとなく知っている。
最近結構…激しかったと思ってたけど、まだ上があるの?
ぼ、ぼく、間違っちゃったかも…。
「ぁっら、ライアン様っ。」
「んー」
「か、加減は…」
「いらないよなぁ?」
初めて見るライアン様の悪い顔。
…ど、どうしよう…。
不安に思っていればライアン様の動きが激しくなり、ライアン様も気持ち良くなってくれてるって分かった途端、僕の身体は今まで以上に感じてる。
「シャル…気持ちいい。」
ライアン様の言葉に余計感じた。
僕も伝えた方がいい?
「む゛む゛む゛む゛む゛あ゛あ゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん」
気持ち良すぎて枕から顔を上げられない。
「きゃぁあぁ……あああぁん゛」
予告無く抱き起こされ悲鳴のような声をあげたかと思えば、ライアン様の膝の上で勢いよく貫かれ奥まで入った。
背中が反り、ライアン様の手を強く握りしめしまい白くなり始めていた。
バランスを崩してライアン様の大きな手によって僕が倒れないよう支えられている。
貫かれている衝撃が強すぎて言葉が出てこない。
「んあっ…あっあっあっあっあっ…」
ライアン様の身体に凭れながら、息を吸おうにも呼吸の仕方を忘れたように呼吸が浅くなっていく。
「シャル」
顎を取られ、ライアン様の人差し指が口の中に入ってきた。
舌を撫でられているのか、僕が指を舐めているのかわかんない。
だけど、いつの間にか呼吸が出来るようになっていた。
「ん゛ぁっ」
指に夢中になっていると、うなじを噛まれ連鎖的に僕もライアン様の指を噛んでいた。
うなじを噛まれた事に全身に衝撃が走った。
「あっんっんっんっんっやぁっんっん」
下から突き上げられ声が勝手に漏れ、口を押さえた。
言葉を忘れたように喘ぎ声だけしか出てこない。
加減しないって言ったけど、僕にはまだ早かったみたい。
もう、限界かもっ。
初めての後ろから座った体勢は、下から突き刺され重力も関係しているのか奥深くに感じた。
その後も体勢を変えてするも、やっぱり途中で意識を失った。
僕がちゃんとライアン様のお相手が出来る日がくるのはいつだろう…。
フフフ、ご褒美ご褒美っ。
何して貰おうかなぁ。
部屋で浮かれながらライアン様が来るのを待った。
ガチャ
ロックが解除される音を聞き、パタパタと急いで扉を目指せばライアン様が立っていた。
嬉しくてライアン様に手を伸ばせば、ライアン様も僕を受け入れて抱きしめてくれた。
凄く幸せ。
「試験三十八位なんて驚いた、頑張ったんだな。」
「うん。」
「魔法の試験で倒れたって聞いたぞ、大丈夫だったのか?」
「うん、もう大丈夫っ。」
「シャル。」
「ライアン様ぁ。」
「ん?」
「ご褒美ちょーだいっ。」
「あぁ、何して欲しい?」
「………ライアン様…。」
「なんだよ?」
「………僕の事嫌いになら無いで…。」
「…ならねぇよ。」
「どんな僕でも?」
「あぁ、どんなシャルでも嫌わねぇよ。」
「………僕が…エッチで…淫乱でも?」
ライアン様になんて思われるか怖かったけど、本当の僕を知って欲しかった…。
「………」
「や、やっぱりなんでも無いです。」
ライアン様は何も言ってくれなかった。
きっと、僕みたいなやつがそんなこと言っちゃいけなかったんだ。
言うんじゃなかった。
この場から消えちゃいたい。
「シャルっ」
逃げる僕をライアン様から抱きしめてくれた。
「言えよ、何して欲しい?」
耳元で囁かれる声に感じちゃう。
久し振りのライアン様の体温。
香りが鼻腔をくすぐる。
久し振りのライアン様だからかな?
身体がゾワゾワする。
これが興奮してるって事かな?
「………。」
「聞かせろよ、エッチなシャルを。」
「………いっぱい…いろんな事…一緒にしたい…。」
余り考えられなくなってる。
早くライアン様が欲しい。
「いろんな事ってなんだよ?」
「…う…後ろ…からとか…立ったままとか……目隠しとか……縛られるの……。」
恥ずかしい以上に変態な僕を受け入れてくれるのか不安でしかなかった。
やっぱり言わない方が良かったかも…。
こんなの小説の中だけなのかもしれない。
現実でする人なんていないのかも…あぁ、言うんじゃなかった。
変態って思われた…。
嫌われたらどうしよう…。
「ぁんっ」
制服の上からお尻を揉まれた。
お尻というより、ライアン様を受け入れる場所を刺激される。
「それだけか?」
「ぇっ?」
「叶えてやるよ。」
ライアン様に従い導かれるままベッドの上に座らされ、背後から制服を脱がされていく。
ライアン様の温もりや息遣いを耳元や首、背中で感じる。
「…ぼ……」
「ん、なんだ?」
「僕…だけ裸は…。」
「あぁ」
ライアン様が離れていき振り向いて良いのか分からないまま、バサバサと衣服が床に落ちる音が聞こえライアン様が制服を脱いでいるんだと思う。
再び背後から抱きしめられ、ライアン様の素肌を感じる。
この世界には女の子は居ないけど、ライアンは僕の胸をよく触っていると思う。薄くて柔らかくない僕の胸って価値があるのかな?
不安から背中を丸めていき、両手でライアン様の手を抱えるように自身の身体を守っていた。
今までは慣れない行為に付いていくのに必死で、自分の身体でライアン様が気持ちよくなってくれているのかまでは考えたことがなかった。
今だって自分の欲望を押し付けてしまっていたことに漸く気付けたくらいだ。
気付いてしまうと急に不安になってきた。
「シャル」
耳元で名前を呼ばれ振り返れば、心配顔なライアン様と目があった。
「怖いか?」
黙った首を振った。
怖くない、怖くないけど不安に支配されていく。
ギュッと力強くライアン様に抱きしめられる。
「大丈夫だ。」
「ぅん」
首筋に擽ったい優しいキスをしてくれる。
ライアン様の大きな手で身体を支えられ、背中にもキスを沢山受けゆっくりベッドへ沈んでいった。
普通にうつ伏せになるのではなく、腰を高くした状態にされる恥ずかしい体勢をとっていた。
ライアン様はいつものように洗浄魔法を掛け液体を塗り込んでいく。
僕は快感を耐えるようにシーツを握りしめ、枕に顔を埋めて声を掻き消した。
後ろを解されながら前も扱かれ、僕だけ感じたくないのに気持ち良くて涙が出た。
この涙には悲しみも含まれている気がした。
「んっふっんふぅんんっんふっんふぅんん」
気持ちいいのに悲しくなる。
指を増やされていき、クチュクチュという音が聞こえてくる。
「大丈夫か?」
「……んっ…ぁっ」
指が引き抜かれ、僕に確認してからライアン様のが入ってくる。
「…はっふぅっふはぁっ」
今日のライアン様はいつもよりゆっくり入って来ているように感じる。
きっと僕が怖がっていると思い気遣ってくれていた。
その優しささえ今は苦しく、シーツを握る手に力が入る。
「シャルっ」
名前を呼ばれてもどう反応して良いのか分からなかった。
背中全体に温もりを感じ、シーツを握りしめている手にライアン様の手が重なった。
手を緩めライアン様の指に指を絡める光景を、枕から顔を上げ見ていた。
「シャルなに考えているんだ?」
「………ん……っく……ひっく」
「…怖かったのか?」
初めて聞く、焦ったようなライアン様の声だった。
僕は首を振った。
「…ラ、ライアン様は…気持ちいい?……僕だけ…気持ちいいの…ヤダ…よぉっ…」
「気持ちいいに決まってんだろっ。」
「ぁっん゛っ…。」
僕の腰を引き寄せ奥まで入った。
「んっふぅんん………本当…に、気持ちいい?ぼくの、身体っ。」
「わかんねぇのかよ、俺の身体がどうなってんのか?」
「はぁっはぁっんっんっふぅんっ……お、おっきくなってる」
「ははっ、そうだよシャルが俺をそうさせてる…わかんだろ?何でこうなるのか。」
「………んん」
「シャルの身体…気持ち良すぎんだよ……なぁもう、動いて良いか?」
「………んっ」
「なぁ、もう良いよな?」
ライアン様は動き出しながら確認してくる。
「…ん?はぃ」
「シャルが何も知らなそうだから、あんましなかったがこれからいろんな事して良いんだよな?」
「えっ?」
「そろそろ加減しなくて良いよな?」
…今まで僕の事を考えて加減をしてくれてていたのはなんとなく知っている。
最近結構…激しかったと思ってたけど、まだ上があるの?
ぼ、ぼく、間違っちゃったかも…。
「ぁっら、ライアン様っ。」
「んー」
「か、加減は…」
「いらないよなぁ?」
初めて見るライアン様の悪い顔。
…ど、どうしよう…。
不安に思っていればライアン様の動きが激しくなり、ライアン様も気持ち良くなってくれてるって分かった途端、僕の身体は今まで以上に感じてる。
「シャル…気持ちいい。」
ライアン様の言葉に余計感じた。
僕も伝えた方がいい?
「む゛む゛む゛む゛む゛あ゛あ゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん」
気持ち良すぎて枕から顔を上げられない。
「きゃぁあぁ……あああぁん゛」
予告無く抱き起こされ悲鳴のような声をあげたかと思えば、ライアン様の膝の上で勢いよく貫かれ奥まで入った。
背中が反り、ライアン様の手を強く握りしめしまい白くなり始めていた。
バランスを崩してライアン様の大きな手によって僕が倒れないよう支えられている。
貫かれている衝撃が強すぎて言葉が出てこない。
「んあっ…あっあっあっあっあっ…」
ライアン様の身体に凭れながら、息を吸おうにも呼吸の仕方を忘れたように呼吸が浅くなっていく。
「シャル」
顎を取られ、ライアン様の人差し指が口の中に入ってきた。
舌を撫でられているのか、僕が指を舐めているのかわかんない。
だけど、いつの間にか呼吸が出来るようになっていた。
「ん゛ぁっ」
指に夢中になっていると、うなじを噛まれ連鎖的に僕もライアン様の指を噛んでいた。
うなじを噛まれた事に全身に衝撃が走った。
「あっんっんっんっんっやぁっんっん」
下から突き上げられ声が勝手に漏れ、口を押さえた。
言葉を忘れたように喘ぎ声だけしか出てこない。
加減しないって言ったけど、僕にはまだ早かったみたい。
もう、限界かもっ。
初めての後ろから座った体勢は、下から突き刺され重力も関係しているのか奥深くに感じた。
その後も体勢を変えてするも、やっぱり途中で意識を失った。
僕がちゃんとライアン様のお相手が出来る日がくるのはいつだろう…。
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