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一章 純愛…ルート
ライアン視点
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フィンコックの部屋に訪れ、出迎える姿はやはり緊張しているのが伝わる。
俺の言葉にビクビクと返事をする姿に心が痛む。
俺は俺の気持ちを優先してしまっている…。
フィンコックを大切にしたい気持ちと解消されたくない気持ちで現実を受け入れられずにいる。
本当に俺が嫌なら突き飛ばすなり拒絶するなりはっきりと言ってくれ。
でないと俺はこのままペアが続く限りお前を抱く。
ペアが解消されてもフィンコックを抱きに行くかもしれない。
胸の内の質問の答えが欲しく、服を脱ぐフィンコックを見つめていた。
俺の視線が怖かったのだろう、脱いだばかりの服で身体を隠した。
隠されると余計暴きたくなる人間の心理をフィンコックは巧みに使い、俺は簡単に煽られる。
俺は優しく抱きたいから手加減してくれ。
昨日と同じように俺の顔をみようとしないフィンコックに傷つき始めてる。
俺を見ろよと念じればフィンコックも俺をみた。
こんだけ近くにいてキスできないのは拷問だな。
唇に出来ない分、身体中にキスを贈った。
胸に辿り着けば、唇からフィンコックの鼓動を感じる。
可愛らしい突起を口にすればすぐに反応が帰ってきた。
素直に愛撫に反応する姿を見て昂らない奴はいないだろう。
フィンコックの美味しそうな内太もも食えば、刺激に耐えきれず甲高い声を上げる。
怖がらせたくないのに、フィンコックの様々な顔が見たくて衝動を押さえきれない。
フィンコックの中に入る為に洗浄魔法を掛ければ声をあげ驚いていた。
ローションと指で慣らせばイヤらしい音がフィンコックから生まれ、足を閉じようとするので「閉じるな」と命じ身体をねじ込ませた。
フィンコックは無意識なのか、俺の身体を足で擦りだす。
フィンコックのモノを口に含み力強く吸えば、腰が痙攣し始め、尚も止めずに続けると勢いよくイッた。
数度しか抱いてないが、フィンコックは快感にとてつもなく弱い。
二年なのにここまで慣れていない奴が居るとは驚きだ。
フィンコックの中に入り込む。
すると突然視線が合い、フィンコックの瞳に俺が写った。
見つめあったまま動き出し、フィンコックをもっと乱れさせたかった。
イクのと同時に俺のを締め付けるフィンコックを見て、今日もこのまま眠ってしまうのだろうと理解した。
「……いかないで…。」
今回も一度で意識を手放すと思われたので意外であり「いかないで。」との懇願に、求められているようで心を奪われる。
「………?もう、イッちまったよ。」
イカないでって、辛いのはフィンコックの方だろう?
今のお前の体力では無理だ。
「…そばぁにいてぇ…。」
そばにいて?
今のフィンコックが言ったのか?
「………?」
「…独り…ヤダよ…。」
俺の妄想なのか?フィンコックが俺を求めているように見える。
「………泊まって良いのかよ?」
俺の考えとフィンコックの求めることが一緒なのか確実な答えが欲しかった。
「…ぅん。」
「あぁ、わかった。」
フィンコックは意識を手放した。
俺の返事を最後まで聞いたのかは不明だったが、確かにフィンコックは側にいたいと…。
誰も泊めないフィンコックが泊まることを許可した。
そばにいて?独りはイヤだ?
可愛すぎんだろ?
フィンコックの中の俺を洗浄する事に不満はなかった。
それどころか嬉しすぎて眠れずにいた。
俺の言葉にビクビクと返事をする姿に心が痛む。
俺は俺の気持ちを優先してしまっている…。
フィンコックを大切にしたい気持ちと解消されたくない気持ちで現実を受け入れられずにいる。
本当に俺が嫌なら突き飛ばすなり拒絶するなりはっきりと言ってくれ。
でないと俺はこのままペアが続く限りお前を抱く。
ペアが解消されてもフィンコックを抱きに行くかもしれない。
胸の内の質問の答えが欲しく、服を脱ぐフィンコックを見つめていた。
俺の視線が怖かったのだろう、脱いだばかりの服で身体を隠した。
隠されると余計暴きたくなる人間の心理をフィンコックは巧みに使い、俺は簡単に煽られる。
俺は優しく抱きたいから手加減してくれ。
昨日と同じように俺の顔をみようとしないフィンコックに傷つき始めてる。
俺を見ろよと念じればフィンコックも俺をみた。
こんだけ近くにいてキスできないのは拷問だな。
唇に出来ない分、身体中にキスを贈った。
胸に辿り着けば、唇からフィンコックの鼓動を感じる。
可愛らしい突起を口にすればすぐに反応が帰ってきた。
素直に愛撫に反応する姿を見て昂らない奴はいないだろう。
フィンコックの美味しそうな内太もも食えば、刺激に耐えきれず甲高い声を上げる。
怖がらせたくないのに、フィンコックの様々な顔が見たくて衝動を押さえきれない。
フィンコックの中に入る為に洗浄魔法を掛ければ声をあげ驚いていた。
ローションと指で慣らせばイヤらしい音がフィンコックから生まれ、足を閉じようとするので「閉じるな」と命じ身体をねじ込ませた。
フィンコックは無意識なのか、俺の身体を足で擦りだす。
フィンコックのモノを口に含み力強く吸えば、腰が痙攣し始め、尚も止めずに続けると勢いよくイッた。
数度しか抱いてないが、フィンコックは快感にとてつもなく弱い。
二年なのにここまで慣れていない奴が居るとは驚きだ。
フィンコックの中に入り込む。
すると突然視線が合い、フィンコックの瞳に俺が写った。
見つめあったまま動き出し、フィンコックをもっと乱れさせたかった。
イクのと同時に俺のを締め付けるフィンコックを見て、今日もこのまま眠ってしまうのだろうと理解した。
「……いかないで…。」
今回も一度で意識を手放すと思われたので意外であり「いかないで。」との懇願に、求められているようで心を奪われる。
「………?もう、イッちまったよ。」
イカないでって、辛いのはフィンコックの方だろう?
今のお前の体力では無理だ。
「…そばぁにいてぇ…。」
そばにいて?
今のフィンコックが言ったのか?
「………?」
「…独り…ヤダよ…。」
俺の妄想なのか?フィンコックが俺を求めているように見える。
「………泊まって良いのかよ?」
俺の考えとフィンコックの求めることが一緒なのか確実な答えが欲しかった。
「…ぅん。」
「あぁ、わかった。」
フィンコックは意識を手放した。
俺の返事を最後まで聞いたのかは不明だったが、確かにフィンコックは側にいたいと…。
誰も泊めないフィンコックが泊まることを許可した。
そばにいて?独りはイヤだ?
可愛すぎんだろ?
フィンコックの中の俺を洗浄する事に不満はなかった。
それどころか嬉しすぎて眠れずにいた。
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