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一章 純愛…ルート
騎士様に奪われたい 前編
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物語の主人公は男爵家の令息ケイテット リュックビーソン。
数週間後には学園に入学し寮に入らなければならない。
一ヶ月後の父親の誕生日に帰ってくることは出来ないので寮に入る前に直接祝いたいと思い、贈り物を選びに彼一人で王都に買いに行く所から物語は始まる。
父への贈り物に何を選べば良いのか分からず王都の店を彷徨っていた。
身なりは平民に近くとも高そうな店を行き来していた事と無防備にフラフラと歩く姿を良からぬ男達に目をつけられていることに全く気付いていなかった。
僕は男爵家で、貴族とはいえ平民に近い存在である。
狙われるのはもっと爵位が高く、見目麗しい人だと認識していた。
なので護衛も着けずに一人能天気に歩いていた。
父親へ贈り物の事で悩みながら歩いていると突如路地に引きずり込まれてしまった。
助けを呼ぼうにも口を塞がれ羽交い締めにされ、僕は命の危険というものを初めて感じた。
僕はここで死ぬの?
怖いっやだ…死にたくないっ。
覚悟を決めた訳ではないが、恐怖で目を閉じた。
殺されるっ。
………?
「死にたくなければ、その汚い手を離せ。」
恐る恐る瞼を開ければ騎士様の制服を着た人達が立っていた。
僕を捕らえていた手が緩められ、その場から離れるも数步の距離で座り込んでしまった。
僕が犯人達から離れると、犯人達は走って逃げ騎士達も僕を通り過ぎ彼らを追った。
へたり込む僕に一人の騎士様が手を差しのべてくれた。
騎士様の手を取ろうとした時に僕の手が震えていることに気付いた。
僕は僕が考えている以上に恐怖を感じていたみたいで、怖くて騎士様の手にさえ触れることが出来なくなっていた。
騎士様は僕を助けてくれて、悪い人じゃないのは理解しているのに…。
「いつまでもここに座ってるつもりか?」
いくら疎い僕でも理解できる。
ここにいれば別の悪い人たちに同じことをされる。
早く立ち去らなければと…だけど、まだ怖くて立つことも騎士様の手を取ることも出来ない。
「うわぁっ」
中途半端に伸ばしている手を掴まれ、勢い良く立たされた。
立った事で騎士様がとても大きい人だと把握した。
近くで見る騎士様は髪も瞳も濃い青でタンザナイトのように美しかった。
「…貴族だろ?護衛は?」
「…ぼ、僕は男爵家で…ね…狙われるなんて思ってなくて…ひ、一人で…」
言い訳をする僕は子供のようだった。
「どれだけ無防備なんだっ平民にとっては男爵だろうと貴族は貴族だ。襲ってくれと言っているようなもんだろう。」
僕の愚かさに騎士様を怒らせてしまった。
「……ご…ごめんなさい…。」
僕の行動で騎士様に余計な仕事をさせてしまったことに謝罪した。
「男爵家ではなんの教育も受けていないのか?」
「違っ、今日は父の誕生日に贈るものを探しに…誰にも言わずに来ました。…父は悪くありません、全ては僕の浅はかな行いが原因です。」
「……そうか、なら男爵家まで送ろう。その前に贈り物は買ったのか?」
「…いえ、まだです。何にしようか悩んでいたら…あんなことに…。」
「なら、付き合う。」
付き合う?
騎士様が態々僕の買い物を?
ダメダメそんな事はさせられない。
「そっそんな、悪いです。僕一人で…」
「一人にしたらまた同じことが起きる可能性がある、私の事は護衛だと思え」
「いやっあのっ」
そうですよね…一人でいれば、また襲われる可能性は考えられる…だからって騎士様を護衛だなんて…。
「悪いと思うならさっさと買って男爵家まで送らせろ。」
「ぁっ…はい」
騎士様の迫力に押され「はい」と返事をしてしまった。
護衛を買って出てくれた騎士様に悪く、僕は慌てて贈り物を選んだ。
騎士様は宣言通り僕の屋敷まで送ってくれた。
屋敷に着けばお礼をする暇もなく騎士様は去ってしまった。
「あっ…名前…聞くの忘れちゃった…」
それが騎士様との出会いだった。
その後無事に父に誕生日の贈り物を渡すことが出来、僕は学園に入学し寮に入った。
学園は貴族四割、平民六割の割合で在籍しいる。
僕は貴族とはいえ男爵なので目立たずに学園生活を送っていた…はずだったのに…。
「ねぇ、そこの男爵家のぉ…」
後ろから大きな声が響いた。
男爵家と言われたので振り向けば有名な伯爵家の令息エバロック イノーマンがいた。
どう有名なのかと言えばワガママで高慢、身分差別が激しく下位貴族や平民にはとても厳しいというキツイ目が特徴の伯爵家次男。
彼に目をつけられないよう静かに暮らしていたのに、突然声をかけられ驚きと同時に体が震えだした。
「学園入学前にルーエンティ様と出掛けた貴族って君の事?」
「えっあのっぇっと…」
思いがけない人に声を掛けられ頭が混乱してしまった。
「何?喋られないの?」
僕の反応の悪さにイノーマン様が不機嫌になっていくのを感じた。
「ぃえ、あの誰かとお間違えでは?」
「誤魔化す気?調べてあるんだからね」
本当に身に覚えがないです。
「ぁ、ぁの本当に…ルーエンティ様とは誰の事でしょうか?」
「え?ルーエンティ様の事知らないの?本気で言ってるの?」
イノーマン様は求めている返事ではない僕の返事に驚いているようだった。
「…は…ぃ。」
ルーエンティ様という人を本当に知らなかった。
「学園入学前に背の高い、髪と瞳が濃紺の騎士様に逢わなかった?」
「…あっ、助けて頂いた騎士様ですか?」
名前は知らないが助けて貰った騎士様の事は覚えていた。
「…そうやってルーエンティ様に近付いたの?」
「…え?」
「そんなことやってもルーエンティ様は君みたいな男爵風情が近付いていい人じゃないから、勘違いしないで。二度とルーエンティ様に近付くなっ」
何が起きたのか理解できないまま彼は去っていき僕は廊下に一人取り残された。
呆然とする僕に子爵家の人が教えてくれた。
イノーマン様はルーエンティ様にずっと想いを寄せており、一度婚約の話を申し込むも断られている。それでも諦めることなくルーエンティ様に近付く者には伯爵家の立場を使い相手を追い込むのだとか。
ルーエンティ様は侯爵家嫡男でありながら未だに結婚どころか婚約者もいない状況らしい。
年齢は二十四歳で王宮の副騎士団長を勤めるほど優秀な男。
その為イノーマン様が諦めきれずにいるのは多くの貴族が知っている事らしい。
僕は男爵家でお茶会なども呼ばれることが少なく貴族の噂に疎くいたため全く知らなかった。
あの騎士様にお礼を、なんて考えていたが名前すら知らなかった。
いざ知ってしまえば僕みたいな男爵家が近づいていい相手ではなく、簡単に会える相手でもないことを理解した。
「騎士様も騎士としての仕事をしただけで僕が特別な訳じゃない。」と自分に言い聞かせた。
あの一件もあり騎士様の事を考えないように過ごし、イノーマン様の方もあの一度だけで僕に何かをしてくる事はなかった。
なんの取り柄の無い男爵家に構う程暇ではないらしい。
社交シーズンになり、あまり乗り気でない僕も王宮主催のものは気を引き締めて参加した。
男爵令息程度の僕に誰も気にしないが僕にとっては緊張でしかなかった。
パーティーが始まる前も始まってからもずっと緊張し続けた。
貴族の…僕も貴族だけど皆さんの邪魔にならないよう気を付けながら外へ逃げていった。
王宮の広い庭にあるガゼボでひっそり休憩と言う名の隠れるために。
控え室やテラスは人が来る可能性が高いので、僕みたいな男爵程度は近付かないことにしている。
のんびり一人を満喫するにはガゼボが一番。
暗いし肌寒い今の季節は高貴な方達が来る事がないだろうと推測して向かった。
何も気にせず散歩するように歩いていると微かに会話が聞こえた。
パーティーの最中こんな所て誰かと遭遇するのは珍しい事で、ガゼボは諦め静かに来た道を戻る事にした。
「あっんっんっはっんんぁんぁあんん゛ん゛」
男性の艶かしい声に体が硬直してしまった。
「はぁぁあん、もっとぉ」
あぁいう時の声だと認識してしまうと、金縛りに合ったように動けなくなってしまった。
万が一動いて物音を立てたりしたらどうなるのか、考えても全くわからなかった。
今すぐにでも離れたいのに動けない。
普段の息遣いさえ出来なくなり始めた。
「おい、何している?」
突然の背後からの他人の声に驚いて振り向きながら尻餅を着いた。
叫び声を出さなかったのは奇跡だった。
「………」
口をパクパクするも驚きすぎて声がでない。
「また、お前か…。」
また?だ、誰?
大きな体格のシルエットが見えるも、顔は暗くて良く見えない。
数週間後には学園に入学し寮に入らなければならない。
一ヶ月後の父親の誕生日に帰ってくることは出来ないので寮に入る前に直接祝いたいと思い、贈り物を選びに彼一人で王都に買いに行く所から物語は始まる。
父への贈り物に何を選べば良いのか分からず王都の店を彷徨っていた。
身なりは平民に近くとも高そうな店を行き来していた事と無防備にフラフラと歩く姿を良からぬ男達に目をつけられていることに全く気付いていなかった。
僕は男爵家で、貴族とはいえ平民に近い存在である。
狙われるのはもっと爵位が高く、見目麗しい人だと認識していた。
なので護衛も着けずに一人能天気に歩いていた。
父親へ贈り物の事で悩みながら歩いていると突如路地に引きずり込まれてしまった。
助けを呼ぼうにも口を塞がれ羽交い締めにされ、僕は命の危険というものを初めて感じた。
僕はここで死ぬの?
怖いっやだ…死にたくないっ。
覚悟を決めた訳ではないが、恐怖で目を閉じた。
殺されるっ。
………?
「死にたくなければ、その汚い手を離せ。」
恐る恐る瞼を開ければ騎士様の制服を着た人達が立っていた。
僕を捕らえていた手が緩められ、その場から離れるも数步の距離で座り込んでしまった。
僕が犯人達から離れると、犯人達は走って逃げ騎士達も僕を通り過ぎ彼らを追った。
へたり込む僕に一人の騎士様が手を差しのべてくれた。
騎士様の手を取ろうとした時に僕の手が震えていることに気付いた。
僕は僕が考えている以上に恐怖を感じていたみたいで、怖くて騎士様の手にさえ触れることが出来なくなっていた。
騎士様は僕を助けてくれて、悪い人じゃないのは理解しているのに…。
「いつまでもここに座ってるつもりか?」
いくら疎い僕でも理解できる。
ここにいれば別の悪い人たちに同じことをされる。
早く立ち去らなければと…だけど、まだ怖くて立つことも騎士様の手を取ることも出来ない。
「うわぁっ」
中途半端に伸ばしている手を掴まれ、勢い良く立たされた。
立った事で騎士様がとても大きい人だと把握した。
近くで見る騎士様は髪も瞳も濃い青でタンザナイトのように美しかった。
「…貴族だろ?護衛は?」
「…ぼ、僕は男爵家で…ね…狙われるなんて思ってなくて…ひ、一人で…」
言い訳をする僕は子供のようだった。
「どれだけ無防備なんだっ平民にとっては男爵だろうと貴族は貴族だ。襲ってくれと言っているようなもんだろう。」
僕の愚かさに騎士様を怒らせてしまった。
「……ご…ごめんなさい…。」
僕の行動で騎士様に余計な仕事をさせてしまったことに謝罪した。
「男爵家ではなんの教育も受けていないのか?」
「違っ、今日は父の誕生日に贈るものを探しに…誰にも言わずに来ました。…父は悪くありません、全ては僕の浅はかな行いが原因です。」
「……そうか、なら男爵家まで送ろう。その前に贈り物は買ったのか?」
「…いえ、まだです。何にしようか悩んでいたら…あんなことに…。」
「なら、付き合う。」
付き合う?
騎士様が態々僕の買い物を?
ダメダメそんな事はさせられない。
「そっそんな、悪いです。僕一人で…」
「一人にしたらまた同じことが起きる可能性がある、私の事は護衛だと思え」
「いやっあのっ」
そうですよね…一人でいれば、また襲われる可能性は考えられる…だからって騎士様を護衛だなんて…。
「悪いと思うならさっさと買って男爵家まで送らせろ。」
「ぁっ…はい」
騎士様の迫力に押され「はい」と返事をしてしまった。
護衛を買って出てくれた騎士様に悪く、僕は慌てて贈り物を選んだ。
騎士様は宣言通り僕の屋敷まで送ってくれた。
屋敷に着けばお礼をする暇もなく騎士様は去ってしまった。
「あっ…名前…聞くの忘れちゃった…」
それが騎士様との出会いだった。
その後無事に父に誕生日の贈り物を渡すことが出来、僕は学園に入学し寮に入った。
学園は貴族四割、平民六割の割合で在籍しいる。
僕は貴族とはいえ男爵なので目立たずに学園生活を送っていた…はずだったのに…。
「ねぇ、そこの男爵家のぉ…」
後ろから大きな声が響いた。
男爵家と言われたので振り向けば有名な伯爵家の令息エバロック イノーマンがいた。
どう有名なのかと言えばワガママで高慢、身分差別が激しく下位貴族や平民にはとても厳しいというキツイ目が特徴の伯爵家次男。
彼に目をつけられないよう静かに暮らしていたのに、突然声をかけられ驚きと同時に体が震えだした。
「学園入学前にルーエンティ様と出掛けた貴族って君の事?」
「えっあのっぇっと…」
思いがけない人に声を掛けられ頭が混乱してしまった。
「何?喋られないの?」
僕の反応の悪さにイノーマン様が不機嫌になっていくのを感じた。
「ぃえ、あの誰かとお間違えでは?」
「誤魔化す気?調べてあるんだからね」
本当に身に覚えがないです。
「ぁ、ぁの本当に…ルーエンティ様とは誰の事でしょうか?」
「え?ルーエンティ様の事知らないの?本気で言ってるの?」
イノーマン様は求めている返事ではない僕の返事に驚いているようだった。
「…は…ぃ。」
ルーエンティ様という人を本当に知らなかった。
「学園入学前に背の高い、髪と瞳が濃紺の騎士様に逢わなかった?」
「…あっ、助けて頂いた騎士様ですか?」
名前は知らないが助けて貰った騎士様の事は覚えていた。
「…そうやってルーエンティ様に近付いたの?」
「…え?」
「そんなことやってもルーエンティ様は君みたいな男爵風情が近付いていい人じゃないから、勘違いしないで。二度とルーエンティ様に近付くなっ」
何が起きたのか理解できないまま彼は去っていき僕は廊下に一人取り残された。
呆然とする僕に子爵家の人が教えてくれた。
イノーマン様はルーエンティ様にずっと想いを寄せており、一度婚約の話を申し込むも断られている。それでも諦めることなくルーエンティ様に近付く者には伯爵家の立場を使い相手を追い込むのだとか。
ルーエンティ様は侯爵家嫡男でありながら未だに結婚どころか婚約者もいない状況らしい。
年齢は二十四歳で王宮の副騎士団長を勤めるほど優秀な男。
その為イノーマン様が諦めきれずにいるのは多くの貴族が知っている事らしい。
僕は男爵家でお茶会なども呼ばれることが少なく貴族の噂に疎くいたため全く知らなかった。
あの騎士様にお礼を、なんて考えていたが名前すら知らなかった。
いざ知ってしまえば僕みたいな男爵家が近づいていい相手ではなく、簡単に会える相手でもないことを理解した。
「騎士様も騎士としての仕事をしただけで僕が特別な訳じゃない。」と自分に言い聞かせた。
あの一件もあり騎士様の事を考えないように過ごし、イノーマン様の方もあの一度だけで僕に何かをしてくる事はなかった。
なんの取り柄の無い男爵家に構う程暇ではないらしい。
社交シーズンになり、あまり乗り気でない僕も王宮主催のものは気を引き締めて参加した。
男爵令息程度の僕に誰も気にしないが僕にとっては緊張でしかなかった。
パーティーが始まる前も始まってからもずっと緊張し続けた。
貴族の…僕も貴族だけど皆さんの邪魔にならないよう気を付けながら外へ逃げていった。
王宮の広い庭にあるガゼボでひっそり休憩と言う名の隠れるために。
控え室やテラスは人が来る可能性が高いので、僕みたいな男爵程度は近付かないことにしている。
のんびり一人を満喫するにはガゼボが一番。
暗いし肌寒い今の季節は高貴な方達が来る事がないだろうと推測して向かった。
何も気にせず散歩するように歩いていると微かに会話が聞こえた。
パーティーの最中こんな所て誰かと遭遇するのは珍しい事で、ガゼボは諦め静かに来た道を戻る事にした。
「あっんっんっはっんんぁんぁあんん゛ん゛」
男性の艶かしい声に体が硬直してしまった。
「はぁぁあん、もっとぉ」
あぁいう時の声だと認識してしまうと、金縛りに合ったように動けなくなってしまった。
万が一動いて物音を立てたりしたらどうなるのか、考えても全くわからなかった。
今すぐにでも離れたいのに動けない。
普段の息遣いさえ出来なくなり始めた。
「おい、何している?」
突然の背後からの他人の声に驚いて振り向きながら尻餅を着いた。
叫び声を出さなかったのは奇跡だった。
「………」
口をパクパクするも驚きすぎて声がでない。
「また、お前か…。」
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