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生まれた 「私」
腰を振る男
しおりを挟む男は
ぐっ と 差し入れられた ペニス
その
連結部分 を じっと見て いた
上から 見下ろされる
その ようす
なんだか それが 心許なく
少し 不安を 感じる
上から ヴァギナへ 差し込まれている
ペニス を 眺めながら
胸 そして 顔 と
わたしを 辿ってきた 男
「「 大丈夫。 」」
再び わたしの 顔を読んで
そう 言った
ギ シ
覆い被さる 男
顔の横に 腕を 立てられ
囲い込まれる わたし
益々の 不安
なんだろうか この 気持ち は
それを 知ってか
緩りと 降りて来る と
ゆっくり わたしの 唇を 食べ 始めた
「 ん んん 」
少し だけ 揺れている 腰
ふわ ふわ と
してくる 頭
もっと 欲しく なってきて
自然と開く わたしの 口
「 ふぅ ん ん 」
ず ちゅちゅっ
吸われる 舌
びり びり くる
なに か が
「 んん んんー 」
わたしの 声に
応える 腰の うごき
とん とん とん とん
それは
ゆっくり と しかし 少しずつ
早く
わたしを 突き はじめ る
ミチ ミチ に
嵌る それ が
わたしの ヴァギナ を
出入りし こす る
その 入り口 を 出入りする 感覚
なか を 突かれる 感触
程よい その スピード
それ が。
堪らなく
気持ち いい
「 んっ んっ んっ んんっ 」
「 は ぅん んん あっ ああっ! 」
くすり が
溢れ出して いるのが わかる
ペニスの 滑りが よく なり
ぱちゅ ぱちゅ と
わたしを 突く 音がするからだ
「 んっ! ふぅんんっ! ん あっ!」
それと共に 上がる スピード
男の 少し 苦しそう な 顔
しかし 必死で腰を振る その さま
それは なかなか 滑稽であり
わたしの 胸を 温かくも させ る
「「 ふっ ふっ ふっ 」」
「 ああ! あんっ! ん んっ!」
ギシ ギシ ギシ ギシ ギシ ギシ
ぱちゅ ぱちゅ ぱちゅ ぱちゅ
ギッ ギッ ギッ ギッ ギッ ギッ
まだ
もっと はや く
なる の か
「 あ あ あっ ああ あ あ あっ 」
もう なに も
考えられなく なって き て
じぶん が やま に
足をかけた のが わかる
「 んん ん ん ん んっ あ!」
ぐん と
激しく 突か れ
ビクン と する からだ
少し 緩まった
その スピード
男は。
身体を 起こすと
腰を ぐっと 上げ
ギュッと
ペニスを ねじ込み
より 奥へ 差し込みながら
なん と クリトリス も
弄り はじ めた
「 ひゃ ぁ あ! 」
ぐっ と
ヴァギナ が ペニスを 締め付け
そう それ が 正解なのが
解る 男
そう や ま に
のぼ る には。
クリトリス の 助け が
ひつよう だ
トン トン トン トン トン トン
くり くり くり くり くりくり
リズム よく 突かれる ヴァギナ
余す事なく はじかれる クリトリス
「 や ああ あっ ああっ! 」
「んっ んっ んんっ! んっ!」
わたしを 見て いる
その なんとも言えない 顔
あえ ぐ わたし を
少し 微笑み
少し 意地の悪い
しかし なにか いい ものを 見る 目
その 色を 確認すると
わたし は なぜ か
安心 して。
これ で いい のだと
喘いで 乱れて
いい の だと 思え て。
「 んん! もっと! もっと! 」
乱れ なが ら
喘ぎ なが ら
要求し
「 んんっ! あ あ あぁ! 」
大きな 声 を 出して
快感を 伝 え
そうして なに か が
ひと つ に なり
「「 ふっ ふっ ふっ ふっ ん」」
「 はぁっ! ああ! あん! んぅっ!」
「 や! ああ! だ め!」
ギッ ギシ ギッ ギッ ギッ ギッ
まだ ひとり で は
「 の ぼ る い く?」
ギッ ギッ ギッ ギッ
「 い く? 」
一緒 が い い
「「 ああ いいぞ いこう 」」
その ことば で
完全に やま へ
ギッ ギッ ギッ ギッ ギッ!
あ ここ だ
瞬 間
「「 ふっ! うう! 」」
「 あ あ ああ! ああああ!!」
ぎゅうううう
ぐっ
抱きしめられた わたし
押し付けられ る 腰
ビクン ビクン と
脈打つ ペニス
ぎゅう ぎゅ ぎゅうと
締め付ける ヴァギナ
ビクン ぎゅう
びく ビクン
ぎゅ ぎゅう
わたしたち は。
あそこ で 会話 している よう で。
とてつもなく なにか が
いっぱいな 感覚
満たされたのは
ヴァギナ か
それとも わたしのなか の 何か か
解らない
わからない けど
まだ 抜きたく ない
そうして しばらく。
ペニス が 縮むまでは
時折 きゅうう と 締め付け
「 まだ いかない で 」
と 訴える ヴァギナ に
男 も そのまま。
わたし の 髪を 撫で ながら。
わたしの 上 で 休んで いた。
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