風の時代/月の神話 [R 18]

美黎

文字の大きさ
上 下
77 / 86
生まれた 「私」

腰を振る男

しおりを挟む

男は

ぐっ と  差し入れられた ペニス

 その  
      連結部分 を  じっと見て いた


上から 見下ろされる 

           その  ようす


 なんだか それが  心許なく

  少し  不安を 感じる


上から  ヴァギナへ 差し込まれている

     ペニス を 眺めながら


      胸   そして  顔 と


わたしを  辿ってきた  男


  「「 大丈夫。 」」


 再び  わたしの 顔を読んで

          そう  言った


   ギ シ

 
  覆い被さる 男


顔の横に  腕を 立てられ

  囲い込まれる  わたし

      益々の   不安

        なんだろうか この 気持ち は


それを 知ってか

  緩りと  降りて来る と

  ゆっくり わたしの 唇を  食べ 始めた



  「  ん  んん  」


 少し だけ   揺れている 腰

  ふわ  ふわ と

    してくる    頭



もっと  欲しく なってきて

 自然と開く  わたしの 口

 
 「  ふぅ  ん ん 」

     
      ず  ちゅちゅっ


   吸われる  舌


 びり   びり  くる

         なに か    が


 「  んん   んんー  」


わたしの 声に

       応える  腰の うごき


  とん とん  とん    とん


それは

    ゆっくり と   しかし 少しずつ


          早く


  わたしを  突き  はじめ る



ミチ   ミチ に 
 
            嵌る それ   が

  わたしの ヴァギナ  を


   出入りし  こす る


 その  入り口 を  出入りする 感覚

  なか を   突かれる  感触


  程よい   その スピード
   
             それ    が。


 堪らなく
           気持ち  いい



 「 んっ んっ  んっ  んんっ 」


「 は  ぅん んん  あっ  ああっ! 」


 くすり  が

     溢れ出して いるのが  わかる


ペニスの  滑りが よく なり

  
   ぱちゅ  ぱちゅ  と


    わたしを  突く  音がするからだ


 「 んっ!  ふぅんんっ!  ん  あっ!」


それと共に    上がる  スピード


 男の  少し 苦しそう な 顔

   しかし 必死で腰を振る  その さま 

     それは  なかなか 滑稽であり


 わたしの 胸を  温かくも させ る



 「「 ふっ  ふっ    ふっ 」」


 「 ああ!  あんっ!  ん  んっ!」


ギシ ギシ  ギシ ギシ  ギシ ギシ

   ぱちゅ ぱちゅ  ぱちゅ  ぱちゅ


 ギッ ギッ ギッ ギッ ギッ ギッ


まだ

   もっと   はや く

          なる の か



「 あ あ あっ ああ  あ あ  あっ 」


もう  なに  も

    考えられなく  なって き て


 
  じぶん が   やま に

   足をかけた のが    わかる


 「 んん ん  ん  ん  んっ  あ!」


ぐん  と

   激しく  突か れ


  ビクン  と する   からだ


 少し  緩まった


   その  スピード


 男は。



 身体を  起こすと

     腰を  ぐっと  上げ

 ギュッと

      ペニスを  ねじ込み


  より  奥へ  差し込みながら

    
 なん と   クリトリス も 

      弄り  はじ めた


「 ひゃ  ぁ  あ! 」


  ぐっ   と


 ヴァギナ が   ペニスを 締め付け


  そう  それ が   正解なのが

    解る  男


 
そう   や ま  に


     のぼ る    には。


 クリトリス の  助け が

       ひつよう   だ



 トン トン  トン トン   トン トン


  くり くり  くり  くり くりくり



 リズム よく    突かれる  ヴァギナ


  余す事なく  はじかれる  クリトリス


 「  や ああ   あっ ああっ! 」


 「んっ  んっ んんっ!  んっ!」


 わたしを  見て  いる


 その   なんとも言えない  顔


  あえ ぐ   わたし を

 少し   微笑み

    少し  意地の悪い

   
 しかし  なにか  いい ものを  見る 目


 その  色を  確認すると


 わたし は   なぜ か

   安心 して。


  これ で  いい のだと

     喘いで    乱れて
  
  いい の だと     思え て。


  
 「  んん!  もっと!  もっと! 」



 乱れ  なが ら

      喘ぎ  なが ら   

 要求し

  「   んんっ! あ  あ あぁ! 」


大きな  声 を  出して


  快感を  伝 え


  そうして   なに か が

 
   ひと つ  に   なり



 「「 ふっ  ふっ ふっ  ふっ  ん」」


「 はぁっ!  ああ!  あん!  んぅっ!」



 「  や!  ああ!   だ め!」


ギッ ギシ ギッ ギッ ギッ ギッ


  まだ   ひとり  で は


   「  の ぼ   る   い  く?」


ギッ  ギッ  ギッ  ギッ
  

 「  い  く?  」

  
 一緒 が   い い

 
「「  ああ  いいぞ  いこう  」」


その  ことば で

    完全に  やま へ 


 ギッ ギッ ギッ ギッ ギッ!


    あ    ここ   だ



         瞬 間



  「「  ふっ!  うう! 」」


  「  あ あ  ああ!  ああああ!!」


 
  ぎゅうううう   

           ぐっ



 抱きしめられた  わたし

   押し付けられ る   腰


 ビクン  ビクン   と

    脈打つ  ペニス


   ぎゅう   ぎゅ ぎゅうと


    締め付ける  ヴァギナ






  ビクン     ぎゅう


     びく  ビクン
              ぎゅ  ぎゅう





  わたしたち は。


    あそこ で  会話 している よう で。




 とてつもなく  なにか が 


   いっぱいな  感覚


 満たされたのは


   ヴァギナ か   

   それとも   わたしのなか の 何か か



 解らない

 わからない  けど


まだ    抜きたく   ない



 そうして  しばらく。

 ペニス が   縮むまでは

   時折  きゅうう  と 締め付け

   
  「 まだ  いかない で 」


 と  訴える  ヴァギナ  に

 男 も   そのまま。


わたし の   髪を  撫で ながら。


 わたしの 上  で   休んで いた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語

六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

アダルト漫画家とランジェリー娘

茜色
恋愛
21歳の音原珠里(おとはら・じゅり)は14歳年上のいとこでアダルト漫画家の音原誠也(おとはら・せいや)と二人暮らし。誠也は10年以上前、まだ子供だった珠里を引き取り養い続けてくれた「保護者」だ。 今や社会人となった珠里は、誠也への秘めた想いを胸に、いつまでこの平和な暮らしが許されるのか少し心配な日々を送っていて……。 ☆全22話です。職業等の設定・描写は非常に大雑把で緩いです。ご了承くださいませ。 ☆エピソードによって、ヒロイン視点とヒーロー視点が不定期に入れ替わります。 ☆「ムーンライトノベルズ」様にも投稿しております。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

【完結】雨上がり、後悔を抱く

私雨
ライト文芸
 夏休みの最終週、海外から日本へ帰国した田仲雄己(たなか ゆうき)。彼は雨之島(あまのじま)という離島に住んでいる。  雄己を真っ先に出迎えてくれたのは彼の幼馴染、山口夏海(やまぐち なつみ)だった。彼女が確実におかしくなっていることに、誰も気づいていない。  雨之島では、とある迷信が昔から吹聴されている。それは、雨に濡れたら狂ってしまうということ。  『信じる』彼と『信じない』彼女――  果たして、誰が正しいのだろうか……?  これは、『しなかったこと』を後悔する人たちの切ない物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

処理中です...