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生まれた 「私」
わたしの ゆび と 男の ゆび
しおりを挟む何が違うのだろうか。
一度上り 下りた あと
わたしのゆびを 見て 考えていた。
あの ときは。
確かに 在った 気がした なにか。
今は ただ。
何かが 足りない。
ぽっかりと 空いた 穴
それは わたしの 脚の間では なく
どうやら 胸の あたり
そこいら辺が なんだか もや もや
もう一度 クリトリスへ 手を伸ばし
確かめる
「 気持ち いい 」
「 で も? 」
なにか が 足りない。
もう 一度?
既に 溢れているくすり
ぬる ぬる として
すぐに 入る ゆび
「 ん ふぅ っ 」
つ ぷ
ぬち ぬち ぬち ぬち
まだ。 もっと だ。
3本 入れる か。
ぬ ちょ
く ぷっ
「 は ぁ 」
くっちゅ くっちゅ くっちゅ くっちゅ
「 ん んん 」
なか なか だ ぞ
もっと
よ く
クリトリス も
そうして 3本の ゆび と
同時に クリトリス を くり くりくり
「 はっ はっ はっ 」
いい い い ぞ
しかし もっと
もっと よく なかったか?
あの とき は。
もっと なに か
ぐうっ と
こみ 上げるような
つき 上げるような
な に か
「 んっ っつ んっ 」
「 はぁっ はぁ はぁ んん 」
まだ だ なん だ
もっと
もっと
良かった だろう???
ぐっちゅ ぐっちゅ ぐっちゅ くっちゅ
必死で 擦る ヴァギナの 入り口
たしか ここ この へん
クリトリスも もう ぐり ぐりと
激しく しげ き して
「 んん もっと もっとだ 」
どこ だ?
ほか に
もっと よく なる
とこ ろ は???
3本の指 そして クリトリス を
片手 に 委ね
もう一方の 手は
乳首 を 転がす
腕で もう 片方も くり くり
「 ん んんっ! 」
これ で
ヴァギナ クリトリス 乳首
ぜん ぶ を 刺 激 して。
こう すれ ば。
あの 男 より
よ く な る はず
だ な ?
「 あっ んん! んぅ! 」
まだ もっと
いけ る ま だ
の ぼ りたく
な い
グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュくりくりくりくりくりくりくりくり
「 はっ はっ はっ はっ!」
もっと まだ
いける もっと
うえ へ
あの ゆび より
あの ペニス より も。
「 ん! ふぅっ!!んん、、、っ!!!!」
あ あ
ん っ
上って しま った
あ あ
やは り
なに か 。
足りない かも しれない。
この 虚無感
この 急に さめ た 気配。
ここ に。
あの
が
いれ ば。
やはり 足りなかった。
気持ち 良かった。
とても。
しかし。
あの 男 が。
上手かった のか なんなのか。
そう
決定的に 足りない もの
それに 気が 付いて しまったのだ。
「 ふむ。 試して みる か? 」
そう
あの 男 「だから」
なのか
それは
試してみなければ 解らないから な。
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