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18の扉 光の領域
休眠状態
しおりを挟む眠い
眠い
ねむい。
なんとなく「体が本調子じゃないこと」に 気付いて。
それが「変容中だから」なのはわかるのだけど
とにかく ふとした瞬間、どうしようもなく 眠い。
「 まあ。 寝ろって、ことだから 別に寝ててもいいんだけど。」
そんなことを 言いながらも
流石にずっと寝ているばかりでは、身体も痛くなるし
逆に具合が悪くなる。
そう
「そもそもがじっとしていられない私」にとって。
適度な運動と気分転換の外出は「必要なこと」でもあり
「軽く体を動かしながら」
「体調を整える」、
それも
ここまで進んできた「経験の蓄積」であり「使える様になった 内包されている知恵」でも あるんだ。
「 さて、じゃあ軽くぐるっと。 廻って 終わりにしときましょうかね。」
そうやって「いつもより 緩やかに過ごしながら」。
体調の変化
いつもと違う感覚や痛み
ちょっとした「不快感」
そこから派生する「小さな心配」
そんな 「過去の色」をすべて
「変態中の私の点」へ移行し
「戻ろうとする軌道を修正して」
「新しく 高い軌道へ自分を乗せてゆく」。
そう
それは「自然な流れ」ではあるがしかし
「勝手に起こること」ではなく
「自らの意思でそこへ軌道を移すことが必要である」。
だから その「新しい流れに慣れる迄の期間」
その「休息」「休耕」「癒しから回復まで」を セットにして。
「肉体」という「時間が必要なパーツ」を休ませている間に
「わたし」は
「これからに必要な種を植える」
「新しい栄養源を創る」
「自分を養うものを育てる為に」
今 私に必要な「それ」は なんなのか
深く 探ってみることにしたんだ。
"そのまんまで 在れば 視えてくる"
それを適用して。
「やりたいことだけ やる」を丁寧に積みながら
潔く
いつもの様に「浄める日々」を 淡々と過ごしてゆく。
そして
時折「浮かんでくる微細な澱」を ポイポイと虚空に投げている間も
御旗に付けた「栄養源」のワードは
私の中をくるくるとただ旋回して 漂っているだけだ。
「 ふぅむ 。」
多分
そう
「この感じ」は。
やはり「それ」は
「探すものではなく」
「そこにあるもので」
「私の中の「なにか」がずれているから 視えないもの」
それを指しているのだろう。
だから 辛抱強く「瞬間を積みながら」。
「それ」が ひょっこりと顔を出すまで
しれっと 常態を貫いていたんだ。
先ずは
静かに。
ただ ただ静かに
「自分の凪で 在ること」
それを常態にしたならばそこから
青い静寂の中 いつもの通りに。
「神具にかかる埃を浄め」
「ここにあるからこそ発生する汚れ」
それを
ひとつひとつ
丁寧に
ただ静かに浄め 「その意味」を自分の内に 落として ゆく。
なんでか 私の中には
"それは 大きな意味があること"
その指針がずっと輝いており
勿論それは「ずっと持っていたもの」でもあるけれど。
ここに 来て
「また 一段と輝くもの」
だからそれは「己の道を示すもの」であると 言えるだろう。
そうなんだ
「ここまで来て」。
「今更 せかいは意味のないことを展開しない」。
そして それは真理で
私はただそれを受け取り「やれば」、その意味が わかる。
だから
「日々を活かして」。
「己の 創造したものを 創造の意図を持ち浄め」
「その効果を上げると共に」
「せかいの流れに乗り 新しい軌道を保つ」。
そして「その心地良さを思い切り感じ」
「絶対領域へ在ったならば」
「必要は創造され」
「再びサイクルは動き始める」。
そしてそこから更に「ぐるり廻った後で」。
私は その景色を観て「せかいの描いていた図」を理解するんだ。
そして 確かに。
大切なのは
「私の時間軸は もう既にこれまでと違っていて」
「その粒子を 的確に積む」
そういう「こと」だ。
まだ 「それ」が
どういう風に作用して
どう 現実として現れてくるのかは わからないけど。
「より 純粋に溜めて」
「それを検証する」
その方程式が視えただけでも 有り難い。
そして「上がったからこそ観える 地上の波」
それは
「私が以前いた位置」であり
「まだ高い視点を得ていない自分がいる地点」
だから「その別の点にある私」も ようく観える。
「まだか まだかと待っていた地点」
「大波が来るタイミングを受けようとしていた自分」
確かに「その地点」では。
私は「受け身」で「誰かの基盤に乗っていて」、
「自らが創り出した「ところ」」にはおらず
全く別の道が紡がれてゆくのが わかる。
「 成る程 ねぇ。」
だから
こうして 眺めて みて。
「きちんと 現在地を認識し」
「今の必要を意識的に積んで」
「着実に新しい道を流れる」。
「 その、為に 「必要な栄養」 か。 確かになるほど? 「降ろした」、からには。 私にも休息は 必要 。 その「休息」が? 「栄養源」って こと? まあ「もの」じゃないから、そうなるのか。成る程。 」
そう
「それ」は 「先頃の「浄める」」も そうだけれど。
「もの」でもなく
「やった方がいいこと」でもなく
「自然と私がやっていること」で
きっと「せかいに自分しかいない私が それでもやること」だ。
「 ああ、だから。 「なに」って、ことじゃ ないんだ。 「それをやっていれば幸せ」って「こと」で、それこそが栄養源。 」
成る程確かに。
まだ「ほんのり囚われていた点」が視えてきたけれど
「栄養は摂取するもの」
「ものであること」
それが邪魔して視えなかった「私独自の栄養源」、それはやっぱり「好きなことをすること」 「自然とそうしていることをやること」
その「状態」を表している。
もし「世界が終わったとしても」。
この世に 一人きりでも「自然とやること」
きっと
「ほんとうの必要」や「栄養源」って 「そういうこと」で
なにも「特別なこと」じゃない。
「 そう なんだよね。 」
それに
ある意味「今の私」は
「世界にひとり」 それは間違いなくて
実際「すべての中には せかいと私」しか ないからして
その中で ゆっくりと休んで。
やりたいことを やれば いいのだ。
「 なるほど、ま。 じゃあ お茶でも飲みましょ。」
そうやって「体のこえを聞き」
「椅子から立ち上がる動き」も「深い呼吸」も
同時に 意識しながら。
"今 ここに 確かに存在していること"
その「不思議な面白さ」と「感謝」を感じ
お茶の支度を 始めたので ある。
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