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17の扉 こたえしかない ところ
ひとではないもの
しおりを挟むなる ほど 。
その 「静けさ」の まんま。
じっと 視る「交点」
それは 翻訳すれば
「私が「その役」をやる為に みんなが演ってくれている 世界」
「全の為の 一の役割」
「サイクル」「節目」「転換点」「緩急」
『全体を底上げする為に 差すべきいろ』
それを表している。
ふむ ?
一旦 くるくると廻る「あたま」を閉じて。
「感覚を体主体に切り替え」
「再び森全体を感じ」
「全身を開いて」
「環境を加味してせかいの言いたいことを 読む」。
そう
「今」
「私がここにいることの意味」
それもまた「この閃きの要素」であり
せかいを感じれば。
私は「その言いたいこと」が わかるからだ。
だから じっと「耳」を澄まして。
せかいのこえに 全身を 預ける。
風の おと
虫の 息づかい
地下水の 動き
森のチカラの流れ
天の星の動き
せかいとリズムが合っている、
その「わたし」の 感覚 。
じっと
ずっと
耳を澄まして。
「おと 以外のこえ」も 聴いてみるけれど
「それ」は「ただ 調和しているおと」で
ただただ静かで。
「ただ 「純粋なおと」だけが 響き渡るところ」
即ち
「わたしのせかい」を表して在り
「自分が 先程までいた世界」とは全く異なる世界を 指している。
そうして
その「おと」に 浸りながら。
巡るは
「すべてで 創る わたしのせかい」
「ひとつ」
その ことばで
「私の役目」は
「その光の展開図」を観て
「成る ものを見る」
「全体像を観ながら育むこと」
「パーツを創る」で なく
「全を 創る」
それは
「圧倒的なバランス感覚」と「持っている数多のいろ」を使い
「すべてのいろが 「己の位置へ収まることを見護るもの」」
そして
「オリジナルであることが最も尊いという意識」
それを示して いる。
「 なるほど 」
確かに 誰も。
他の人の位置には立てないし
己の役を最大でこなすからこそ
「全体は より拡大できる」。
それは 勿論「私の立ち位置にも適用されていて」
「私は今 全力で止まり」
「自分の位置を修正して」
「もっと高いレベルのリズムを刻むタイミングである」。
そう その「止まれ」は
「ストップ」の意味でなく
寧ろ
「もっと丁寧に」「慎重に」
「細部まで意識を通せ」その 意味で
だから それも加味して。
実際に足を止め
ゆっくり じっくりと
「森の濃密度」へ 浸って いたんだ。
静寂と
暗闇
目を瞑っていてもわかる、空気のいろ
夕から宵に転換する「流れ」の中での
「私の好きな 瞬間」。
それは「狭間」から「しっかりと向こう側」
そこへ渡れた様な感覚がして
昔から好きだったもの
その
いつの間にか 夜の気配が満ちてある
「大きなひとつの生命体である 森の中」で。
「呼吸を 揃えること」
「足並みを揃えること」
「リズムを揃える こと」
「お互いの動きを把握して動く こと」。
そう
この 森の中で。
「せかいと リズムが合っていない」のは
私達「人間」だけで
それはやはり「異質」で あり
「自然に存在すること」では ない。
「もの」
「こと」
「ひと」
「とき」
「空間」
「瞬間」、それが「なに」で あっても。
「せかい」は そのすべてを含む「集合体」であるからして
「なにものにも 例外は適用されない」。
「存在」それは
「見えていても」「見えていなくとも」
「せかいの一部」で あり
「私達は切り離せないもので」
「ほんとう」は「自と他」など 「ないもの」
それを正面に置けない私は まだ
自分の立ち位置が「世界寄り」で。
「もっと世界から 撤退していい」
みんなは そう囁いている。
なるほど?
でも
確かにそれは「そう」で
思えば
「自分が まだ 世界に対していい顔をしている」のが視えるし
「本気を出せば もっと裏に寄せられる」、それもわかる。
そして
それは「みんなと交わらない」とか
そういうことではなくて、「もっとせかい視点で動く」そういうことだ。
サワサワと タイミングよく「鳴る 枯葉の揺れる音」
「返事の様に 通り抜ける風」。
そして それを合図に
「醒めている私」が明晰君達を引っ張ってきて
「この頃の私」を明白に 「わたし」の前に展開してゆく。
確かに 。
成る程
そう 「見せられる と」。
それは「納得せざるを得ない展開」で
いつの間にか「私は「醒めている私」を奥に置いてきていて」
「どっちにもいい顔をする私」の上段を 展開している。
そうなんだ
それは 「神に見える私」で。
確かに「遜色ない私」でもあり
「傍目には わからないもの」
だけど
「ほんとうにわたしが納得できる私」では ないんだ。
「 確かに。」
明白な 「事実」を 突きつけられて。
「ぐうの音」をくるりと仕舞って 瞬きするけれど
私はまだ「世界のルールの上で動いていて」
「それはもっと省ける」。
その「極めてゆく隙間」を繊細に
詳細に
丁寧に
もっと 追求してよくて
「それこそが私が要である領域の在り方」であり
「役割なのだ」と。
せかいはここでまた「精度を上げろ」と 言っているのだ。
結局
「ラピスに来て 私は「何役なのか」」、
その視点に立つだけでずれる、自分の位置を再確認すること
そして「本当の自分の場所」で「せかいの流れを観て流すこと」。
そう「せかいの流れ」とは即ち
「裏側」「虚空」「無限」の流れで
「天のエネルギーを降ろすこと」
いつかに思った「Water bearer」、その「水瓶を天地で循環させる役目」
それに 他ならない。
「狭間のいろを齎す」ということの 本質
「表と裏を繋ぐ道管」「触媒」の意味
それを「捉えては いた私」はしかし
まだ「できては いなかった」のだ。
「人間という形 だけを取り」
「その実は本質を顕すこと」
言い換えれば
「器を持ちながら」
「なかみをまるっと入れ替え存在していること」
だから 私はやはり。
「私という皮を被った なにか」で あり
その「これまでにないかたち」を世界へ齎すのが役割のひとつなのだ。
「 えっ やっぱ「宇宙人」じゃん 。」
だから そんな 「間抜けな声」を
出しながら。
とりあえずは
いつの間にか到着していた森の家へ
大きく 息を吸って。
「ただいま」と 宣ったので ある。
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