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17の扉 こたえしかない ところ
体感すること
しおりを挟むここまで きて
改めて思うんだ
「感じられること」の 素晴らしさ を。
「おと」を 聞いただけで 涙が出ること
「かおり」を 嗅いだだけで 涎が出そうなこと
「見て」「聞いて」「触れて」「味わい」
感じられて
そして それを 喜べる こと 。
それはやはり「無駄」ではなくて
こうして「ここまできた私」の土台を創り
今尚 「豊かに感じられる感覚」として
私の役に 立ってくれている。
そんな 「かけがえのない」「感覚」
感じられること
感じる こと
そしてそれに触れて 共鳴し
その「響き」が外に現れること
それが「涙」で「笑」で
「悲しみ」でもあり「喜び」で
それはやはり「楽しかったこと」
だからこそ、それを知るわたしは 言うんだ
大きな 声で。
"ぜんぶ やってこい"
"体感してこい"
"味わい尽くして こい"
"惹かれることを やり尽くして いいんだ"
「それ」が 「なに」で あっても。
小さな 日常の幸せから
クソみたいな ドブの底まで味わい
「絶望」と「諦め」を回収してきて。
そこから発するから「意味を持つ」、
この「ことば」
「だから"感じてこい"」
「"感じて いい"んだ」
その 魂の 気の済むまで。
この「境界」に立ち
更にはっきりと視える その「真理」
だって 私達は 結局
その「ぜんぶ」を持って。
また 歩いてゆくのだから
後悔せぬ様に やっていいし
やればいいし
それを 「やりに来たのだから」
自分の好きにやらなければ
「この境界を超えることはできない」。
だから この地点で。
今 改めて
声を 大にして言うんだ
「それでいい」
「ぜんぶ それでいいんだ」
それは「声」としては届かぬけれど
「ふるえ」としては 届くから。
確実に深いところに沁み込んで
「すべてに含まれる私」が 拡大し始める。
その 「深いところに持つ いろ」
それが反応を起こし 「始まる」
『その時』
それは
「どの方向へ向かっている様に見えても」
「確実に辿り着ける スタートの合図」で
「私が吹かすべき風のいろ」
「かおり」
「後押し」で
目には見えない「光の合図」だ。
だから 言うんだ
「感じてこい」
準備が 出来たならば。
私もそれを 自ら伝えに行こう
それを 伝える為に 。
"存在"して いるのだから。
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