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17の扉 こたえしかない ところ
白の 巡礼
しおりを挟む当て所なく 惹かれるいろを観に歩き
方々を ぐるりと廻ることで成る「押印」
その「循環をする日々」の なかで。
目にする「小さな諍い」
「大きな諍い」
「感情の絡れの事故」
「様々な「やってきたことの結果」の露呈」
それを 観ていて。
「静かに 空であれること」
「「そういうことじゃない」 と
物事の最奥だけを観て歩く日々」
「それ」を「しながら歩く 自分の道」は
きっと 世界の言葉で言えば
「巡礼」に 似ていて。
ある朝
起き抜けに「さて」、と「今日のぐるり」を浚った時に
ふっと「そのことば」が 降りてきて わかる。
"ああ 成る程 これが"
"それ が"
"いつかの点でみんなが指していた あれ"
"これから 私の歩く道 で"
"「なに」では ない 「巡礼の道」"
"その 「行為すべて」を "
"光へ捧げる道"
それなのだと
深く わかる。
「 成る程 これが。 ほんとうの。 いや、本質の それか。」
ふわふわとした マシュマロの表面を撫で
そう静かに 呟くけれど
実際
今の私に「予定」というものは 無くて
「何色が見たいか」
「どこを清めようか」
「どんな感触を楽しもうか」
そんな「自分のなかでの 巡り」があるだけだ。
そして今朝も「さて」と
「今日のいろを思う」と同時に。
ふと「これまでの自分」が グワリと展開され「その 意味」が沁みてきたのだ。
「今の 自分の 地点」
「いつかの まだだった自分の 地点」
その 走馬灯の様に巡る「まだ気付いていなかった頃の自分」を眺む高い視点は
「今日もなにも無い一日か」
「変化はまだ起こらないのかな」
「こうしたいけど 周りは全然変わっていないからできない」
そんな地点にいた「古い自分」を改めて私に観せるもので
それと同時に
ぐるり巡って「やってきた自分の変化」と「幾つもの通過点」「成長」も 実感できるものだ。
そして
「それを 観て」。
みんなに 感謝を伝えると共に
「その 意味」「なかみ」
「ぐるっと廻って 今ここのいろ」
その、みんなの言いたいことを 読んでいく。
そう それは
「光の女王」が適用された私に提示されている「点」で
これから「このいろを纏って」。
私は「本来のいろ」へと戻り
「どちらの方向へ」
「どんな風に 行くのか」という
新しい景色が 自ずと視えてくる筈だからだ。
「日々 ひとつ ひとつを 丁寧に行うこと」
「乱されず」「乱れず」
「醒めて 存在していること」
「しかし 楽しみあること」
「本格的な 祈りの日々」
「すべてが 祝福」
「巡礼の道」
「光の 道」
「なにが あろうとも」
「自分が本来 なにであるのか立ち帰り」
「真ん中にあること」
「そう」「して」来て、視えてきた 道
「いろ」「おと」
その「私の背中にある 新しい いろ」。
ふむ。
「それ」は 「表側」にはまだ現れていないけれど
「裏側」にはしっかりと視える、「白い道」で
これがきっと「巡礼の道」だ。
「 確かに。」
みんなの仕事を邪魔しない様
「しっかり掴み過ぎない様に」、視る けれども。
「それ」は 「すべてを含んだ 透明」と言うよりも
「白」に近くて なんだか白銀に発光している新しい領域だ。
そしてそれを ふんわりと捉えながらも
しっかりと眺めて。
「その 違い」
「これまで感じた 巡礼との差」
それって なんなのだろうな って。
また せかいに「問い掛け」を 出しておいたんだ
それがきちんと 「成る」様に。
♪
♫ ♪
ふふん ふ~ ん
「 さて、と。」
壁一面に並ぶ 魅惑の引き出しから
お目当ての ビーズを幾つか取り出して。
制作途中の「浮雲」のバランスを見ながら
「その瞬間」の「呼吸といろ」
「意図と意識」を意識して、今日も光を 積んでゆく。
そう この頃「せかいと調子が合ってきた私」は
「自分が光を積むリズム」「ペース」と
「せかいがポイントを寄越してくる間隔」
それがわかる様になってきて
「地球や星々が 太陽の周りを回る様に」。
「せかいと私の 交差タイミング」が成ってきて
「ちゃんと丁度いい位置で点を踏んで跳べる」ので ある。
「 それが。 星達と並ぶことの意味 ? 「せかいの意図」、なんだろうな。」
その
少し前に 感じていた「わたしの拡大図」
それが ここに来て「反映されているのがわかる」し
だからこそ「目の前のすべてを 光を積む行為とみなせるし」
「きちんと積んで」
「最善最高のタイミングで ジャンプできること」
その「点」が増えているのも、わかる。
そうなんだ「それ」は
「大きなものから」「微細なものまで」
意識すれば沢山あって、私はそれを「使おうと思えばいつでも使える」し
「自分のペースで 休むこともできる」。
「 なるほどだよ。 せかいくん。」
そうして「小さなビーズ」を ちまちまと
くっ付けながら。
「自分の やっていること」を観照し
「微細な点を逃さず押印して」
「瞬間を 効率良く積んで ゆく」。
やはり 日々の生活のポイントはそこで
「意外と 時間のかかる 世界」
「微細な光を積んで 成るまでの 時間」
それを「充実で待てる様 更に上手く使って」、焦らず最高地点で跳ぶことが 大切なのだ。
「最適なタイミングで」
「最高の場所にあり」
「最善を活かせること」
それは「目に見えない」から わかりにくいけれど
「ここ」に在れば 難しくない。
だから
今日も
ちまちまと。
無心で 白い光の中
その仕事を進めていたので ある。
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