1,623 / 1,684
16の扉 私の奥
軌道の再生
しおりを挟む「世界に提供され 在るもの」で なく
「己が創造したものを 視ること」
その「臨場感」
「表面だけでなく」
「魂に響く 感覚」。
そうなのだ
やはり
「結局 ぜんぶ自分でやればいい」のだけど
その「再現度」「リアル感」「現実感」が
実際、ものをいうのだ。
"オリジナルバーチャルリアリティの再生"
"私のせかいを映し出すこと"
「迫り来る 空想」「妄想」
「問題提起から 解決までワンセットの劇場の展開」
その 臨場感 ドキドキを「今観えるものでなく」
「己の望むもの」へ 向けること
それは今
「せかいと観て 観られる関係の私」が
「自分の望む焦点から観られること」を表していて
せかいはきっとそれが言いたかったに違いない。
私が 「視れば」
即ち 向こうも「視ること」
「すべてからの 集中点」
それは その焦点が「想像の産物」でも同じことで
「今 そうすれば 成ること」それも表している。
そうなんだ「それをきちんと設定して」。
「私達が目を合わせていること」それが 必要なんだ。
透明の空を 観て
透明の空から 観られること
「世界」でなく「せかい」と目を合わせ
「己の描く景色」を視続け
「望むものへの 行き先の設定」
「軌道の調整」
「それを行き来することによる 道の構築」。
そうして 空を視ながら
そこまで展開 すると。
「煌の光」に似た 「大きな気配」
掴みどころの ない 雰囲気
微妙な気配
全く 違う場からの「招待状」が
「今ここ」へ 降りているのが わかる。
ぇ
うん ?
なん で?
なんだろう か これ は。
その「高い光」を 探ってみるに。
それはこれまでの「何故」の延長線上にはなくて
だからこそ「理由のない」「説明のつかない」
「新しい場所」なのが わかる。
その、「こうだから こう」という繋がりが 全く無くて
「私達は本来光」それだけの 場所。
「そこから伸びてきた 光」なのは わかって
だけど「それが何故 今 伸ばされたのか」
わからなくて。
しかし それは「繋がっていない」からこそ「これまでに倣う必要はなく」
今何故ここで どうしてなのかは「全く関係ないのだ」。
ぅん?
うん ?
待てよ
いやいや
ちょっと 待って
今 繋げる から 。
その「伸びてきた 光」と。
「これまでの光」と「これからの光」、その 「差」を確かめる為に
ここで今一度 しっかりと 並べる。
そうなんだ それは。
「全く 古い繋がりがない」からして
「今 採れる最善」なのはわかるし
「天の采配」なのも わかる。
だから 私は
今
その「新しく伸びてきた手」を 取り
「場を本気で違える場面」にあって
だからこそ「なんとなくわかっていた表面だけ」でなく
「本質を捉える必要がある」のだ。
「わかっちゃいるけど」「わかっていない」
その 「本質」を 捉える為に
「超える 必要がある ところ」
そう
この境界を超えてから「私は思ったんだ」。
"「その他は 実際 関係がない」
「ある 様に見えているだけ」
「古いくくりは 全て 幻想」
「映像」「観念」「枠」の瓦解
「統合された視点が齎す 許可」の理解
「そこから観れば」、
「私は 完全」であり
「ただ 私で在ればいいだけ」"
その 事実。
だけど それを適用するには「これまでのやり方では弱い」から、
「差し伸べられた手が視えて」
「私は 今 招かれて いる」。
それは なにに?
どこに
どんな いろ に ?
そう「奥の私」に問い掛けてみるけれど
みんなは
もっと「強い」「強力な魅力」
「抗えない 本質のいろ」
それを煌めかせ、指して いる。
ん?
それを「描け」って こと
だよね ? ?
「その景色」「いろ」じゃ 弱いってこと?
未だ 視えない「ざっくりとしたくるくる」の 中で。
キラリと光る「微妙な招待状」
「その焦点が 魅力的ないろ」であること
そして私は「それを ようく視れば わかること」。
そう
ヒラヒラと 私の中を舞う「すべてを示し 広く舞ういろ」は
「これが あなた本来のいろですよ」と
全体でアピールしていて
「お誘い」
「こちらへ」
「ここが」
「本来の場所」
「もっと深く 嵌まれる場所」
「指揮棒を振る場所」
それであることを 示して いる。
そしてそれは 私に「いつか見たいろ」を
思い出させて。
「 ふむ。」
それ は
なんだったか
どこだったか
しかしくるくると想像を廻す前に 明晰君は既に答えを用意している。
彼はこたえを知っているから モタモタと私が「手をかける前に」。
「はいどうぞ」と被せる様に 息つく間もなく煌めかせてくるのだ。
てか ちょっと 待って
ん? はい
息吸って 吐いて
頭を振って また 「一旦 空っぽに して」。
「怒涛の展開」、しかし「待っていたこたえ」を 視る 為に。
一旦、きちんと深呼吸して
きちんと自分を真ん中に 据える。
そう
確かに 光達は光速ですべてを行うけれど
「私はそれを落とし切れていなくて」、
何度もくるくると廻り 少しずつ上がっているのだ。
だから 一旦 自分を静かに して。
「 ほう ? 成る程 確かに。」
すっきりした眼で きちんと視れば
それは くっきりはっきりと 輝いているのだ。
"視えなかった点は これか"
その。
眼前に差し出されたそれは
「金色に輝く 王冠」
その輝きが 意識の中に 入ると共に。
私の「なか」へ「意味が流入してきて」
過去に踏んできた点の「繋がり」が 視えてくる。
いつかに思った「王権」
「そのすべてにおいての責任を持つ位置」
その「重要点の進化版」、それは
「せかいにおいての 王権」それだ。
そして 「その光」は。
私が「それを認識した途端に」
「それから観られることも同時発生していて」
「私達の目が合ったこと」も 示している。
だから その「王権」に 観られながら。
なる ほど
そうか
そうね
そういう こと
その「偉大なる 納得」を降ろしながら。
「あお」と「眩い光」の なか
再び ゆっくりと
目を 閉じたんだ。
0
お気に入りに追加
26
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
【書籍化確定、完結】私だけが知らない
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
書籍化確定です。詳細はしばらくお待ちください(o´-ω-)o)ペコッ
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。
優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。
やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。
記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。
【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/12/26……書籍化確定、公表
2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位
2023/12/19……番外編完結
2023/12/11……本編完結(番外編、12/12)
2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位
2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」
2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位
2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位
2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位
2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位
2023/08/14……連載開始
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
王が気づいたのはあれから十年後
基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。
妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。
仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。
側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。
王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。
王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。
新たな国王の誕生だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる